2014-10-13

「大学図書館研究会誌」と「図書館界」に私の駄文が

わざわざ、記事にするほどの話ではないのですけれど。
最近2本ほど、私の書いたものが雑誌に載りましたので、一応ご報告しておきます。




★大学図書館研究会誌


一つ目の記事は、私が所属していますダイトケンの研究会誌に、掲載頂きました。
「図書館における利用者とのコミュニケーションツールとしてのソーシャルメディア活用 ~大学図書館問題研究会 関西3支部新春合同例会開催報告~」と題したものです。

タイトルのとおり、ダイトケンの関西3支部新春合同例会について、開催に至る経緯からその日話し合われた内容までまとめたものです。
ちなみにこの合同例会は、私が支部長を務める兵庫支部が担当開催したもので、このブログでも報告しています。遠方から来てくださった方もいらして、非常に充実した学びの場となりましたので、ぜひご一読ください。


★図書館界


もう一つは、日本図書館研究会の「図書館界」に掲載頂きました書評です(書評というのも烏滸がましい感想文)。
取り上げさせてもらったのは、尼川洋子先生・石川敬史先生による力作・「図書館の現場力を育てる」です。

現場のスタッフに向けて、というコンセプトが非常に明快です。「人材育成研修」と「活性化戦略づくり」に焦点を合わせて解説したもので、例えば職場研修を任されたもののどうやっていけばいいか判らない、という人にとても役立つ1冊です。
徹底的に現場のライブラリアンを意識して書かれたものですので、そうしたニーズを持った人には最高の1冊であり、強くおススメします。


★ご感想を


私の文章は、いずれもアカデミックなものでも何でもなく、感想文程度のものではあるのですが、よろしければぜひご一読ください(それよりも、石川さんたちの「図書館の現場力を育てる」を読むことを薦めたいですが)。


我ながら駄文ですので、わざわざ探して読むようなものではありません。・・・が、たまたま目にした方は、良かったら感想をお聞かせください。罵詈雑言にならない程度に、控え目に(笑)。
Twitterなら@karatelibrarian、facebookなら@井上昌彦をつけて書いてくだされば、私にも伝わります。

それにしても!
どちらも刊行されてから、もう一月以上経つのですが、ほとんど誰からも反応もなく・・・(涙)。感想を伝えるに値しない駄文だったのか、図書館員は専門誌も読まないのか、あるいはその両方なのか・・・?いずれにしても、悲劇。(笑)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、どんどんお利口さんになる、きょーこ。
親のすることをよく見ていて、いろいろと真似をするようになりました。

髭剃りを使ってみたり(もちろん電源は切っています)


お父さんのお髭を剃ろうとしたり


真似をする仕草に愛嬌があり、笑いが絶えない井上家です。

ここにれいこがいてくれたら、本当に心の底から笑えるのになあ・・・。もう二度と自分が心の底から笑う日は来ないのだろうな、とも感じています。
たった一度だけでも、れいこにきょーこを抱かせてやりたかったなあ・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

遅まきながら…、2誌拝読いたしました!

拝読してみて、
2つの稿の根底にある思いは同じで、
図書館をよりよくするのは、
"館員が自ら考え、具体的に行動すること"
であると伝えようとなさっているのではないかと感じました。

まず、「大学図書館問題研究会誌」では、
「自館でソーシャルメディアをどう使うのか(使わないのか)
使って何をしたいのか、考え抜くことが何よりも重要。」
「それぞれの考えをもとに一人ひとりが考えるということが何よりも重要。」
と、館員が自ら考えることの大切さを、

続いて参加者への3点のお願いとして
「1.新たな出会いを大切に、2.各自で発信し、
3.具体的なアクションにつなげる」
と、館員が行動することの大切さを述べられ,

さらに「図書館界」では、
「著者が最も伝えたいことは、
そのスキルやノウハウではないのかもしれない。
著者が最も私たちに求めるものは、
図書館や社会のあるべき未来を考え実現していくマインドではないか」
とあり、書評のかたちを通じて、館員が自ら考え、実現していくことの大切さを同書から読み取ってほしいと伝えようとされているのではないかと思いました。

(私流の解釈ですみません…)

いずれの原稿にも
図書館をよりよくしたいという井上さんの熱意があふれていますね!

次回のご投稿も楽しみにしています!

井上@空手家図書館員 さんのコメント...

匿名さん、コメントをありがとうございました。
こうしてご意見をお聞かせ頂けるのは、とても嬉しいことです。

・・・なのに、見落としていてレスが遅くなり、申し訳ありません。失礼いたしました。

これほど丁寧なコメントを頂き、恐縮です。おっしゃるように、いずれの原稿にも、「一人ひとりが考えて活動することの大切さを訴えたい」という思いがあります。
それを汲んで頂き、感謝します。

及ばずながら、何かの参考にでもなれば幸いです。ありがとうございました!