2014-10-17

NIIさんの大学図書館職員短期研修でお話ししてきました!

ライブラリアンならどなたでもご存じ、かの国立情報学研究所(NII)さん。
先日ご報告しましたが、そのNIIさんが開催される大学図書館職員短期研修に講師としてお招き頂きました。
今回はその1回目として、10月9日(木)に京都大学でお話をしてきましたので、そのご報告です。




★大学図書館職員短期研修@京都大学


この研修の目的は、「大学図書館等の活動を活性化するため、大学図書館等の職員が、今後の図書館の企画・活動を担う要員となる上で必要な、図書館業務の基礎知識・最新知識を修得する」ことです(充実のプログラムはこちら)。

全国から集まる35歳以下の若手ライブラリアン約80人に対し、自分の思いや考えを直接伝えられる機会など、なかなかありません。今回もご指名を頂き、私のお話が僅かながらでもお役に立つならと思い、お引き受けした次第です。

ちなみに今回は1回目で、来月も東日本会場(東京大学)でお話する機会を頂いています。




★大学図書館員のスキルアップ法


指定頂いたテーマは、「大学図書館員のスキルアップ法」です。
なかなかに奥深く、大勢に役立つようにお話するのは難しいテーマでした。本来であれば「こんな文献やサイトがあるよ」、「こんな勉強法があるよ」といった内容がスタンダードなのかもしれません。

ですがこの際思い切って、スキルの獲得手段・方法などは最低限としました。知識・スキルの取得よりも、自身が成長するためにライブラリアン・マインドを持って取り組んで欲しい、という話にしました。
(ここで言うライブラリアン・マインドとは、本や図書館が好きで、それを通じて大学や社会をより良いものにしていきたい、という気持ちのことです)

スライドはNIIさんがまだ公開されていませんし(後日Webサイトにて公開されます)、このブログでは東日本会場が終了したときにアップすることにします。話の主なポイントは、以下のとおりです。

  • 自分に必要なスキルは何か、スキルアップには何が必要か。それは、自館や大学の状況に応じて、自分で考えるべき
  • 目線の高い仲間と一緒に頑張ることで、いろいろな気付きがあり、それが成長につながる。大勢の仲間とつながろう!
  • 伝統的サービスで、高い評価を勝ち取れなかったライブラリアン。では、これからは?

これから受講する東日本会場の方もいらっしゃいますので、ネタばらしはこれくらいで。(笑)

この研修を通じ、自分自身もずいぶんといろいろ考え直すところがあり、私自身の成長にもなりました。貴重な機会を与えてくださったNIIの皆さん、京都大学の皆さん、ありがとうございました!




★出会いの場


こうした研修は、貴重な出会いの場でもあります。研修は4日間にもなりますし、グループ討論などもありますので、ヨコの繋がりもずいぶんと広がったようにお聞きします。
私が話した内容もまさにその点ですが、ヨコの繋がりをつくることが、こうした研修の隠れた主要目的であることは言うまでもありません。

大きかったのは、講演当日の夜、「井上さんを【迎え撃つ】会」を開催頂いたことですね。あの場で、大勢の交流がとても深まった気がします。開催くださったNさん、Iさんはじめ京都大学の皆さん、ありがとうございました!

私自身、当日の発表と懇親会にて、大勢の方々と出会うことができました。もともと受講生には知人が多かったこともあり、この2日間で受講生の大半とお近づきになることができました。このご縁を大事にしたいと思います。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
今、ミスドでリラックマケットがもらえるキャンペーンをしています。

れいこが大好きだった、リラックマ。こうしたキャンペーンがあると、れいこのためにポイントを集めに走ってしまいます。今回もポイントを集めて、しっかりともらってきました。


れいこの闘病中、大勢の皆さんがリラックマを贈ってくださるので、れいこの部屋はリラックマ御殿でした。(笑)
ローソンのキャンペーンなどでもいつもポイントを集めてくれる友人もいて、今もれいこのためにリラックマグッズは増え続けています。

れいこ、喜んでくれているかな〜?リラックマ、大好きやったもんね!
お父さんたちの気持ち、れいこに届いたらいいな!

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