2016-09-04

教員と一緒に学んで考えた3つのこと
(SPODフォーラム参加報告:その1)

(2016.9.15 この記事の続編を書きました。その2その3

皆さん、夏はどう過ごされていますか?
私はお盆休み後、愛媛でSPODフォーラム(後述)、大学図書館問題研究会 全国大会@広島図書館総合展フォーラムin大分と外泊続きです。

そしてこれから年末までは、人生最大のモテ期に。
またこのブログでもご報告しますが、講師予定が5件ほど入っていて、忙しい秋冬になりそうです。大変ですが、やる以上は前向きに頑張ります!

イメージ画像:背の高い木



★SPODフォーラム


さて先日、愛媛大学で開催された、SPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)フォーラムに行ってきました。
これは主に大学教職員の能力開発を図る FD(Faculty Development)、SD(Staff Development)に即したものです。

このフォーラムの特徴の一つは、参加者の半数が教員だということです。私にとっても先生方と一緒に3日間も学んだことはなく、その点からも考えさせられるところが多かったです。

以下のレポートも、大学図書館員はもちろん、ぜひ他館種で働く皆さんにもご覧頂きたいと思います。
(ここで言う「大学」を自分の自治体や学校などに置き換えてもらえれば、他館種の皆さんにもかなり当てはまる話だと思います)

SPODフォーラム立て看板



★全体を通じてのまとめ


いろいろなことを感じ学んだのですが、ここではそれらを(ムリヤリ)以下の3つに纏めました。

  • 大学図書館員は、こうした場に積極的に出て来るべき
    自ら研鑽を積む図書館員は少数派である上、その研鑽も図書館業務に直結したものばかり。 このフォーラムのように高等教育のあり方を議論する場に出て、まずは今何が模索されているのか、大学図書館はそれに対してどのような寄与ができるのか(=図書館にどういう可能性があるのか)、認識するべき。

  • 大学職員にとって、教員は仲間
    大学教員は、目上で距離を置く存在ではなく、同じ大学で同じミッションを持ち、よりよい教育を目指す仲間だと再認識。
    このSPODフォーラムには、そう思わせる先生方が多くいらしたし、そういう先生方は各大学にも少なくないはず。こうした教員とであれば、大学職員も対等に自分の考えをぶつけ、教育のあり方を議論できる。
    ただし当然ながらそのためには、職員が自らこうした場で学び、教員と対等に議論できるだけの論理展開力や伝えるチカラを身に付ける必要がある。

  • 授業はテクニカルに
    教育現場、少なくとも授業や学生指導には、一定のスキルやテクニックがある。例えば教員が授業で使っているスキルや学生さんへのアプローチの仕方を、知っておくことが望ましい。また、図書館員がガイダンスや授業を実施するとき、それらはきっと役立つ。


SPODは実践的であることをその特長としており、すぐに使えるテクニックはもちろん、考えるヒントが山ほどありました。本当に参加して良かった、と思えるフォーラムでした。
(個々の分科会については、次回記そうと思います)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

3歳になってはや1ヶ月、きょーこは元気に毎日を過ごしています。
最近は、自分が3歳のお姉ちゃんになった気でいるので、「お姉ちゃんなら、できるわいね?」といった殺文句にコロリと。(笑)

何かと積極的にもなっていて、お箸を使う練習にも励んでいます。


きょーちゃん、毎日頑張ることがあって、嬉しいね!
れいこ姉ちゃんみたいな頑張りさんになれたらええね!

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