2010-07-19

お越しください! ダイトケン全国大会 in 大阪へ!(特に「図書館システム分科会」へ!)

  
ようやく、各地で梅雨明けの様子。今年は本当に、よく降りました!

先日雨の合間に、家族で焼き鳥を食べに行ってきました。近所で評判の良い鳥居(阪急小林駅)という店で、美味しくて安い店です。私は、もう15年以上前から通っています。(笑)


娘は、こんなご機嫌な様子。いつもながら、男前なわが家のお譲ちゃん。惚れるわ~。

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<●「大学図書館問題研究会全国大会 in 大阪」のご案内>

さて今日は、「大学図書館問題研究会全国大会 in 大阪」のご案内です。

 大学図書館問題研究会(略称「大図研」=ダイトケン)
 大学図書館問題研究会全国大会 in 大阪 公式サイト 
 Twitter 大会公式アカウント

ダイトケンについては、今まで何度もこの場でもご紹介していますので、会員でない方も、聞き覚えだけはあるのではないでしょうか。
そのダイトケン、毎年夏に3日間に及ぶ全国大会を開催しており、今年は大阪での開催となります!


せっかく大阪での開催ですから、お隣の兵庫県民としては、ぜひ一緒になって盛り上げていきたいところ。
これを読んでくださっている方の多くは、京阪神の方でしょうし、ぜひ一緒に勉強してみませんか?

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初めて参加する方は、初日の「ウェルカム・ガイダンス」がお薦めです。

このガイダンスは、初日の一番早い時間に設けられていて、ダイトケン全国大会について、スタッフから説明があります。初めて参加の人が集まるので、ここで初参加どうしの仲間ができたりします。

もし初めてで参加しにくいようでしたら、私にご一報くだされば、ご案内します!ダイトケンにお知り合いがあまりいらっしゃらない方には、いろいろな方をご紹介できると思います。

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さて、全国大会の全体の構成は、以下のとおりです。
  • 8月28日(土)
    12:30~ 受付開始
    12:45~13:00 ウェルカム・ガイダンス
    13:00~14:50 全体会
    15:00~16:00 研究発表
    16:20~17:50 記念講演「本の虫と本のカビ(仮題)」
    18:30~20:30 懇親会+自主企画「地酒の会」

  • 8月29日(日)
    9:00~12:00 課題別分科会(午前の部)
    1. 第1分科会 大学図書館史
    2. 第2分科会 コレクション構築
    3. 第3分科会 リカレント教育
    4. 第4分科会 図書館システム

    14:00~17:00 課題別分科会(午後の部)
    1. 第5分科会 機関リポジトリ
    2. 第6分科会 利用者支援
    3. 第7分科会 出版・流通
    4. 第8分科会 図書館経営

  • 8月30日(月)
    9:00~12:00 オープンシンポジウム「大学図書館員は消耗品か? -業務委託・市場化テストをめぐって」

    公式行事は、この日の午前で終わりですが、オープンシンポジウム終了後は、自主企画があります。こちらも、ぜひ!

    • エル・ライブラリー見学会 (先着20名)
    • 大阪屋関西ブックシティ見学会 先着30名
    • 国立民族学博物館図書室見学会

個人的には、エル・ライブラリーがお薦めです!
エル・ライブラリーは、ライブラリアンの気合いと根性だけで、どこまでやれるかを実践研究している図書館・・・というのは冗談ですが。
ですがその重要性、特殊性、職員の熱意、どれをとっても半端なものではありません。

私自身、ここを初めて訪れて以来、すっかり惚れこんで、現在はサポート会員にもなっています。まだの方には、強く訪問をお薦めします!
そうそう、Twitter公式アカウント@Libraryosakaもありますよ~。

そうそう、取次の大阪屋さんも、以前見学させて頂き、とてもいい勉強になりました。よろしければ、過去のエントリー「取次の大阪屋さんを見学 」をご覧ください。

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さて、脱線しましたが、公式プログラムの話に戻って。

初日28日(土)は、全員一緒のプログラムなので、迷うこともありませんね。問題は、日曜の課題別分科会に、何を選ぶか、です。
課題別分科会は、午前午後それぞれ1つずつ、自分の希望するテーマに参加することができます。公式サイトで内容を確認の上、関心のあるテーマを選んで頂けます。

そして!

私が個人的に一番お勧めするのは、第4分科会「図書館システム」です!
これはもう、ぜひともご参加頂きたいです!


・・・実を言うと、私、この分科会を運営しています。
ぶっちゃけ、「自分が運営するので、多くの人に来て欲しい!」というのも、ホンネです。
でもそれ以前に、この分科会に対し、自分自身が大いに期待しているのです!以下、公式サイトにも載せていますが、案内文です。まずは、こちらを。

------------------(以下、案内文)-----------------------
第4分科会 図書館システム

 今回のテーマは、「2010年代の図書館サービス ~貸出履歴活用の次へ~」です。

 本分科会では、参加者からの調査、研究、実践等の報告を素材としつつ、図書館システムに係わる事項について、意見を交換し、もって各館におけるサービスの向上と業務の改善に資したいと思います。
 今回は、利用者の行動記録の活用やコンテンツの分析など、近年の情報サービスにおいて一般的に用いられている情報活用技術や情報学的知見の実用化という点について、特に考えてみたいと思います。
 まずは、メイン講演を行います。

 【テーマ】  「(調整中)」
 【講師】 小野 永貴さん (つくば大学大学院図書館情報メディア研究科 / 株式会社しずくラボ代表取締役社長)

 小野さんは、つくば大学大学院図書館情報メディア研究科で大学院生として研究される傍ら、株式会社しずくラボの代表取締役としても活躍されておいでです。
 株式会社しずくラボの「ProjectShizuku」では、電子化により失われた図書館内での本を媒介とした人のつながりを復活させることを目標とし、新たな図書館システムの機能を提案されています。

 「ProjectShizuku」は、貸出履歴の活用などで、広く図書館界の話題になりましたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 また、小野さんは、「情報管理」Vol. 53 (2010) , No. 4に、「Web時代にあるべき未来の図書館サービスの胎動 貸出履歴の議論を超えたShizuku2.0の実現へ」を投稿されました。
 当分科会では、この論文をベースにお話しいただき、参加者の皆さんとディスカッションで深めたいと考えています。
 Web時代の図書館の先駆者として活躍される小野さんの講演、そして小野さんとのディスカッションを、どうぞお楽しみに!

 なお、さらにサブトピックとして、他の発表・質疑応答も、予定しています。決まり次第、こちらにアップしますので、ご注目ください。

<担当>
 大綱浩一(国立民族学博物館) tsuna [at] sky.plala.or.jp
 井上昌彦(関西学院 聖和短期大学図書館) inoue [at] kwansei.ac.jp
---------------------(案内文、終わり)--------------------


「図書館システム」というと、何だか難しそうですよね。
でも、この場では、技術的なハウツーを学ぶのではなく、どうやって情報を実用化していくのか、という意見交換をしたいと思っています。
言わば、これからどういったことを私たちが考えていかなければいけないのか、そのヒントを探ってみたい、と。

私自身、図書館システムの業務を行ったこともありませんし、特別な知識は持っていません。
そんな私が企画しているのですから、「システムなんて、分からない・・・」と遠慮する必要はありません。どうぞお気軽に、ご参加ください。
私も皆さんと一緒に、いろいろと考えてみたいと思っています。そのためにも、ぜひ多くの方々に、ご参加頂きたいと思っています。

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こんなヒトに、図書館システム分科会がお薦め!(私の独断)
  • 「これから、2010年代にどんな図書館サービスを行っていけばいいのかなあ?」と悩んでおいでの方。
  • 「システムで、何か面白いことができるだろうか?」と思っておいでの方。
  • かの小野永貴さんを囲んで、お話を伺ったり、意見交換をしたりしたい方。
  • 現在・過去に図書館システムを担当されたり、担当する予定と思い込んでいる方。
  • 「ずっとご無沙汰じゃけん、たまには井上の様子を見に行っちゃろうかの~」または「隠れ井上ファンとして、ぜひご一緒したいわ!」と思っておいでの方。

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関連して。
この分科会で、私たちを「個人的に」サポートしてくださる方を募集しています。大学図書館問題研究会の会員/非会員は、問いません。

【お断り】
このサポーターは、(公式な)分科会担当者である、国立民族学博物館・大綱さんと私を、あくまで「個人的に」助けて頂きたいというものです。大学図書館問題研究会と、公式な関係が発生するものではありません。
大会自体への参加も、個人の立場でお願いすることになります。

現在、大阪の久保山さんが私たちをサポートしてくださっていて、本当に助かっています。
この「個人的」サポーター募集については、久保山さんのブログをご覧ください。

久保山さんブログ:「システム担当ライブラリアンの日記」
(募集)大図研の大会の分科会、個人的サポーター

ご協力頂ける場合は、私か久保山さんまでご連絡ください。

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・・・というワケで。
よろしければ、ぜひダイトケン全国大会 in 大阪へご参加ください!
私たちは、本気で!ダイトケン全国大会を、盛り上げていこうと思っています!よろしければ、ぜひぜひ、ご参加ください!(ペコリ)

なお、最新情報はこのブログでもアップしていこうと思いますので、よろしければときどきこのサイトか公式サイトを、チェックしてみてくださいね~。

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<●勉強会情報>

関西圏で開催される勉強会で、私が参加予定のものです。よかったら、ご一緒にどうでしょう?

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<●どうでもいい独り言>

空手の選手復帰宣言をして、はや10日あまり。

予想はしていましたけれど・・・全然、カラダが付いて来ないです!

今日も仕事後に、走ったりミットを打ったりしたのですが、昨日子どもらとさんざんプールで遊んだダメージが残っていて、本当に足が上がりませんでした。
こんなことで、大丈夫なのかなあ・・・??

突然明日の大学院の授業がなくなったので、明日も道場に行こうと思っています。
自主稽古と違って、道場はやはり身も入りますし、直接組手もできます。気合いを入れて、あと2ヶ月半、頑張りたいと思います。

押忍!
 

4 件のコメント:

  1. 谷合@エル・ライブラリー2010年7月26日 11:34

     気合いと根性だけで図書館を運営しているエル・ライブラリーの谷合です。
     いつもご声援ありがとうございます。

     個人的には大阪屋さんの見学会がおもしろそうだな、そっちへ行きたい…w とか思ってますが、エル・ライブラリーへもぜひ皆さんお越しくださいませ! 狭い小さい貧乏な図書館なのでびっくりされるでしょうが、心をこめて皆様をお迎えします!

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  2. >谷合@エル・ライブラリーさん、

    コメントありがとうございました。
    勝手に「気合いと根性だけで・・・」と書いたのを、読まれてしまうとは。(汗)
    いえ、もちろん、最上級の褒め言葉のつもりなんですけれど。(笑)

    以前、大阪屋さんを見学させてもらったときも、とても良かったです。
    見学対応の方が親切・丁寧で、いろいろと勉強にもなりました。

    ですが、全国から来られる方へのイチオシは、やっぱりエル・ライブラリーかなあ、と。
    まだ訪問されたことのない皆さん、よろしければ、ぜひ!
     

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  3. 谷合です。

    井上様、もちろん、最上級のほめ言葉と喜んでいますよ~。

    しかし、加筆訂正させてください。

    「気合と根性だけではありません。ボケとツッコミもあります。」

     毎日、館長補佐チモトに突っ込まれてるボケボケの館長谷合でした♪

     みなさま、ぜひエル・ライブラリーにお越しくださいませ。

     

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  4. >谷合@エル・ライブラリー さま、

    >しかし、加筆訂正させてください。
    >「気合と根性だけではありません。ボケとツッコミもあります。」

    う~ん、参った!
    ・・・それにしても、初めてエル・ライブラリーを訪れる人が、ちょっと不安になるんじゃないかと、危惧。(笑)

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