2011-07-08

病気と明るく強く闘う、れいこ
(第10日目: 7月7日)

6月28日に始まったれいこの闘病記、10日目です。

○今日のれいこ

今日は、1日ゆっくりと自宅療養しながら、家族との時間を過ごすことができました。

朝ご飯は、お父さん特製チーズ&はちみつトースト


家の裏手のインド・ネパール料理でランチ


マンガ読みながら寝落ち


お父さんから、お礼の耳かき


親は転院手続きなどでバタバタしていましたが、久しぶりに家でのんびりと過ごすことができました。いい一日だったね、れいこ!



○転院先が決定しました

いろいろと悩んだ末、転院先を大阪市立総合医療センターに決めました。れいこにとって、最良の機関であることを、確信しています。


転院先の決定にあたっては、皆さんから頂いた情報が、本当に役立ちました。このブログやTwitterで募集したところ、非常に多くの方々から、情報を頂きました。

身内が入院された体験談、知人の医学関係者にアドバイスをもらってくださった方、それらの病院の文献調査を行ってくださった方・・・本当に、感謝してもしきれません。
皆さん、本当にありがとうございました。


また、急遽ブログとTwitterでドライバー募集をしたところ、大学院の後輩であり、友人でもある@taniwataruさんが、協力を申し出てくれました。
@taniwataruさん、本当にありがとうございます!



○今後のスケジュール

今日、つまり8日(金)の朝から、入院します。初日から早速、造影剤を入れたMRI検査などが待っているようです。

土日で予備検査をして、月曜に手術する予定です。
れいこの腫瘍は脳幹付近に出来ており、手術による外科的な摘出はできません。月曜に行う手術は、腫瘍の組織を摘出し、それを分析するための診断の手術です。
この手術結果により、腫瘍の性質が判明し、治療方法が確立することになります。

この手術は、早ければその日に、おおむねの結果が判る場合もあります。通常ですと来週中、判りにくい腫瘍でも翌週末頃までには、結果が出ます。

良くも悪くも、この診断結果で、すべてが決まります。



○胸中

1日も早く治療をしてやりたい。
その思いで、予定を何度も変更して、大阪市立総合医療センターへの急な入院・手術も決めました。
宝塚市立病院・大阪市立総合医療センターの先生方が、努力してくださったおかげで、月曜には生検手術をしてもらえることになりました。

しかし、怖いです。

現在の見立ては非常に厳しいものですが、まだ一縷の望みも持っています。
しかし今回の手術で、最悪の事態であることが、明らかになるかもしれません。


怖いです。
最悪の診断になることが。れいこを、失うことが。


本音を言うと、不安でたまりません。
毎日毎日、れいこを失った後のことを考えてしまいます。昨日も一緒にお風呂に入りながら、「これがれいこと一緒に入る、最後の風呂になったら、どうしよう」などと考えてしまいました。

今、何をしても、そんな不安でいっぱいです。
これが最後になるんじゃないか・・・その不安が、胸を締め付けます。


一方で、どこか楽観的な自分もいます。
「れいこは、きっと大丈夫」。そう思ってもいますし、皆さんからの後押しも頂いています。最高の病院も選びました。

きっと、大丈夫。

そんな気持ちも、確かに持っています。
今はただただ、そうなることを願っています。



<●最後に、れいこへ。>

れいこへ。

今日は、一日一緒に家で過ごせて、本当に良かったね。
外では遊べないけれど、自分の家は、最高やろ?

一緒に食べるお母さんのごはんは、最高やね。リクエストのコロッケも、ちゃんと作ってくれたね。
お父さん特製のチーズ&はちみつトーストも、久しぶりやったろ?元気になったら、また作ろうわいね。

れいこと一緒にやってみた、DSのマリオブラザースも面白かったよ。お父さんは、中学校のときに、元のバージョンをだいぶやり込んだけんなあ。初めてにしては、すごい上手やったろ?


ビールを注いでくれたとき、約束したね。
早く元気になって、必ずまたお父さんにビールを注いでくれるって。

ビールも注いでくれました

絶対に、約束守ってや、れいこ!

 

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