2013-04-22

【参加報告】
「図書館の自由の『理念』と『現実』?ー伝家の宝刀を研ぐことは可能かー」

4月19日(金)に、トークセッション「図書館の自由の『理念』と『現実』?ー伝家の宝刀を研ぐことは可能かー」に参加してきました。

これは、連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」のプレ企画として、開催されたものです。自由セミナー実行委員会・主催、日本図書館協会・後援とのことです。


さて、最初に断っておきましょう。
この日、私の体調は最悪でした・・・風邪で半分朦朧としながらの参加で、いろんなところに頭が回りませんでした。何しろこの日は、この私が(!)懇親会に行かずに帰宅(!!)したほどの体調でしたから。

ボーッと聞いていただけですので、ほとんどレポートできませんが、まあ形ばかり。


○一番印象に残ったこと+考えたこと

  • (議論の内容そのものよりも)「図書館の自由」を巡る認識が、このようにバラついていることに、改めて驚き。
    自分のイメージで言えば、大学図書館員はほとんど、「図書館の自由」を意識することすらなく、仕事をしているが・・・?
  • 狭い図書館界ながら、その動向に関する事実すらきちんと業界内部で共有されていない。思い込みや「都市伝説」がたくさん。
    当事者の話に耳を傾け、きちんと聞くことは、いつの時代にも欠かせない。


○当日の議論

この日の講師は、岡部晋典氏(同志社大学学習支援・教育開発センター助教)岡本真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)西河内靖泰氏(多賀町立図書館館長)という豪華っぷり。

体調不良の中、豪華講師陣につられて無理に参加しましたが・・・当日のやり取りは、全然追うことができませんでした。やっぱり、健康であることは全ての基本です。(涙)

・・・というわけで当日の議論については、Twitterのまとめを作成しましたので、そちらをご覧ください。
このまとめ、すでに3,500ビューを突破していますね。いかにこの講師陣が魅力的であったか、いかにこのテーマが関心を持たれているのかを示している、とも言えるでしょう。


それにしても。
自分の不明ぶりを晒すようでアレですが、やっぱり「図書館の自由」を巡る議論って、いつも温度差を感じてしまいます・・・。
公共図書館寄りの議論、ということはないはずなのですが、大学/短大図書館であまりに議論されていない感じ??

いえ、だからどうだとか、どうすべきとか、何もないのですが・・・こんなモヤッとした感を持っている大学図書館員って多いんだろうなあ、と。


失礼ながら、この日のやり取りはほとんど頭に入らなかったので、今日はもうこれくらいで。Twitterのまとめでご容赦ください。


●れいこと

れいこが星になって、今日で321日目。
相変わらず、気持ちの整理が付かないまま、日々を過ごしています。

日曜は、少しれいこの部屋の整理をしました。
ちょっと辛かったのだけれど、バブーちゃんのタンスの用意だとか、いろいろとしなければいけなかったので、頑張りました。
私は体調不良でヨレヨレだったのですが、妊婦ちゃんと頼もしい息子が働いてくれたので、何とかなりました。



れいこの残したものを整理するのは、かなりの苦痛を感じます。れいこがいなかったことになるかのような思いで、何とも言えず苦しいことです。

家族を失った人が部屋を片付けられない、という話はよく耳にしますが、それが自分の娘のことになるなんて・・・未だに、長い長い悪夢の中にいるようです。

もう一度、れいこに会いたいな。
詮無いことと思いつつ、毎日そればかり願わずにはいられません。

2 件のコメント:

  1. 4/26金曜、今朝のNHKラジオをききました。
    れいこさんの御冥福をおいのりいたしますとともに「世界中がここと同じであるように」という思いを微弱ながらも何かの形でサポートしていきたいとおもいます。自分の二人の子供は無事に成人し学生であったり社会人になったりしておりますがそれも世の中のみなさんのおかげです。図書館大好きです。これからもがんばってください。

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  2. >匿名さま、

    コメントをありがとうございました。また、れいこへのお心遣い、ありがとうございます。

    お子さんの成長は、何よりですね。
    わが子が元気に育ってくれさえすれば、平凡な日々も宝のような毎日です。
    恥ずかしながら、それを知ったのは、れいこの闘病が始まってからでした。

    たった1日でいい、元気な井上家が揃って過ごせる日に戻れれば・・・毎日、そんなことばかり考えます。

    取り留めがないコメントで、失礼しました。今後とも、よろしくお願いします。

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