この会の主旨等は、前回のエントリーをご覧ください。
東京・名古屋など各地のライブラリアンらが、何と43名(!)も集まり、谷合館長とエル・ライブラリーを祝ってくださいました。
これだけでも、いかにエル・ライブラリーが愛され、大勢に支えられているかが伺えるというものでしょう。
○一番印象に残ったこと+考えたこと
- 谷合館長はじめエル・ライブラリーは、日本中のライブラリアンたちから愛され、応援されている!
- でも、極度の貧乏。このままでは、日本中でここにしかない多数のレアもの資料が散逸してしまう恐れ大。
- 貴重な資料を守るためにも、みんなの継続的な支援が必要。自分自身、今まで以上にエル・ライブラリーを応援!皆さんも、ぜひご支援ください!
○(第1部)見学会@エル・ライブラリー
当日は2部構成となっており、まずは第1部として、エル・ライブラリーの見学会を行いました。
見学に先立ち、まず谷合館長から、簡単にお話を頂きました。
受賞の経緯や授賞式の様子などについてはもちろん、エル・ライブラリーを巡る状況などについても、お話くださいました。
お話の後は、二手に別れて見学会を行いました。
他館ではあまり所蔵がない社史など、ユニークな資料を中心に受け入れをしていることなどが、エピソードを交えて説明されました。
エル・ライブラリーには、ここにしかないレアもの資料が、山ほどあります。それらを実際に見せて頂き、詳しい説明も頂きました。
労働組合の資料などもきちんと後世へ引き継がれれば、単なる社史を超えて社会状況を読み取れる資料になる、といったお話には注目です。
谷合館長のお話とエル・ライブラリー見学会は、予定どおり1時間で終了し、懇親会場へ移動となりました。
この1時間のためだけに、愛知など他府県から駆け付けてくださった方々が、4名もいらっしゃいました。皆さんのお気持ちに、感謝です!
○(第2部)お祝い+応援会
続いて、エル・ライブラリーの近くの飲食店で、お祝い+応援会を開催しました。
冒頭のご挨拶は、昨年度の図書館サポートフォーラム賞受賞者・稲葉さんから頂きました。稲葉さんからは、「関西の女性が元気を出していかないと!」という強いエールを頂きました。
(みんながみんな稲葉さんや谷合館長みたいに元気やったら、それはそれでコワい・・・と思ったことは内緒)
乾杯後に改めて谷合館長から、今回の受賞のこと、エル・ライブラリーの発足の経緯や今後の活動などについて、プチ講演を頂きました。
活動予定の中で、計画中の「れいこ記念文庫」についてもお話を頂きました(これについては、後日改めてアップします)。
会の半ばにはサプライズで、エル・ライブラリーを支えてくれたボランティアさんお二人、千本(ちもと)館長補佐に、谷合館長から感謝状などが贈られました。この皆さんのご活躍がなければ、今のエル・ライブラリーは決してありませんでした。
そしてこれもサプライズ!参加者からエル・ライブラリーへ、お祝いの花束とケーキが贈られました!
サプライズ企画で千本さんたちへの感謝状を作っていた谷合館長でしたが、今度はご自分が驚かされる番に!
参加者には、谷合館長から一人ずつ、記念品が贈られました。
記念品は、この日のためにわざわざ作成された、エル・ライブラリーとsaveMLAKのコラボしおりです!デザインはもちろん、kumoriの渡辺ゆきのさんです。
一枚ずつに手書きされた感謝の言葉が、エル・ライブラリーらしくて嬉しいです。
私的な話をすれば、ずっとれいこの応援をしてくださったkumori×エル・ライブラリーというのは、とても胸に響くものでもありました。
こうして大盛況のうちに、お祝い+応援会は終了しました。
もちろんこの後も、有志は谷合館長と千本さんを囲んで、お祝いは深夜まで続きました。(笑)
当日の写真については、近々皆さんに見られる形にしますので、少々お待ちください。用意ができましたら、このブログやfacebookのイベントページでお知らせしますね。
2013.5.18追記 写真を公開しました。こちらからご覧になれます。
○感謝
この日、改めて確信しました。
エル・ライブラリーは日本一貧乏ですが(キッパリ!)、日本一愛され、応援されている図書館でもあります。
今回このような会を主催して、本当に良かったと思います。
常日頃から応援する、谷合館長とエル・ライブラリーの図書館サポートフォーラム賞受賞をお祝いすることができ、本当に嬉しく思っています。
エル・ライブラリーの皆さん、お忙しい中このような企画にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。日曜なのに仕事もさせ、終電まで飲ませてしまって、すみませんでした。(笑)
でも、私たちはこうした場を共有することができて、本当に嬉しかったんですよ〜!
そして、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
これだけ大勢の皆さんが駆け付けてくださったからこそ、エル・ライブラリーの皆さんにも喜んで頂くことができましたし、対外的なPR効果も充分にあったと思います。
当日ご参加くださった方々には、サポート会員になってもらったり、多くのカンパを頂いたり、古本やCDなどをお持ちくださったりしました。受付や写真撮影で協力くださった方々もいらっしゃいました。
Twitterやfacebookで拡散に協力してくださったり、エル・ライブラリーに関する書き込みをしてくださった方も、いらっしゃいました。
当日のツイートのまとめを@ARGこと岡本真さんが作成してくださいましたので、そちらもぜひご覧ください。
また、工房レストアさん、マンボウさんもブログに書いてくださっていますので、ぜひご覧ください。
望外だったのは、直接エル・ライブラリーと接点がなかった方々まで、ご参加くださったことでした。
エル・ライブラリーに来たことがない、谷合館長に会ったことがない方々までがお祝い+応援に来てくださいましたこと、エル・ライブラリーの皆さんにも本当に喜んで頂くことができました。
もう一点特筆すべきは、当日来られなかった方々からのお祝い+応援です。
当日は続々と、お花やプレゼント、メッセージが寄せられました。個別にご紹介はしきれませんが、お祝いの品の山とともにお二人が写った記念写真を掲載しておきましょう。
お祝いは、物品だけではありません。私のところへ寄せられたメールやメッセージ、お祝いの言葉も20件以上ありました。この日来られなかった方々からも、このようにたくさんのお心遣いを頂いたこと、とても嬉しく思っています。
それと、今回実質的に幹事をしてくれたのは、@swimlibrarianさんでした。若さに似合わず、細やかな気遣いぶりは、本当に素晴らしかったです。花束やケーキなどのサプライズやお店の手配等、すべて彼女が動いてくれました。
今回の大盛況ぶりは、彼女の力があってのことです。@swimlibrarianさん、本当にありがとう!
エル・ライブラリーの皆さんと応援してくださるすべての皆さんのおかげで、このような大盛会となりました。
皆さんのお気持ちに、エル・ライブラリー公認(!)広報大臣として、改めてお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました!
○継続支援のお願い
最後に、改めてエル・ライブラリーへの支援のお願いです。
この日ご覧頂いたようにエル・ライブラリーには、ここにしかないレアもの資料がたくさん所蔵されています。公的資金が全廃された中でも、こうした資料を守るためには、私たちの支援が必要です。
改めて、ぜひエル・ライブラリーへのご支援をお願いします。
谷合館長は、おっしゃいます。100年後、200年後の人が資料を利用することを想像する、と。
そして、こうもおっしゃいます。エル・ライブラリーを信じ、資料を託してくれた方々のためにも、絶対にこの宝の山を残さなければならない、と。
その思いに、私の胸は熱くなります。
ぜひその気持ちを支え、貴重な資料を後世に残すために、【継続的に】エル・ライブラリーをご支援ください。
今、エル・ライブラリーが最も必要としていることが、2つあります。
それは、応援の裾野を広げること、そして継続的な支援です。応援の裾野は広がりつつありますが、継続的な支援がまだまだ不足しています。継続的支援のために、ぜひサポート会員になってください。
以下、応援キャンペーンを再掲します。
- ソーシャルメディアで、エル・ライブラリーを応援しましょう!
(Twitterの@Llibraryosakaのフォロー、エル・ライブラリーのfacebookに「いいね!」をお願いします) - 1度だけで構いません。エル・ライブラリーについて、当日までに周りに広報してみましょう!
(TwitterなどWeb上での発信はもちろん、パンフレットを職場で回覧したり、誰かにこの会のことを話すだけでもOKです) - エル・ライブラリー支援のページを読んで、一つだけ何かできることをやってみましょう!
- サポート会員へのお申し込みを、この機にご検討ください!
- 当日参加される方は、古本・書き損じハガキ・バザー用品をぜひ持参ください!
また、当日設置するお祝いご祝儀カンパ(ワンコイン程度)ボックスも、ご活用ください!
この日の谷合館長のメッセージで共感された方、それをぜひ行動に移してください。
一人でも、多くの方がエル・ライブラリーを応援してくださいますことを、願ってやみません。
●れいこと
ずっと、れいこを応援くださっていた、エル・ライブラリーの皆さん。
この日、うそれいこをこの会に連れて行きました。
こうしてこの日、お祝い+応援会を実施できたことは、れいこも喜んでくれていることと思います。
谷合館長のことを、「たにあん」呼ばわりしていた、れいこ。
エル・ライブラリーを応援することは、きっとれいこの願いでもあるはず・・・そう信じています。
それでは、押忍!
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