2013-06-14

図書館員のスキルアップ × マイ・ミッション × セルフブランディング~図書館の魅力を伝えよう!~

昨日記した、「強く共感!『会員制図書館から何かくみ取るべし会』」。
とても楽しく、いい刺激を受けた場だったのですが、1点書き忘れがありました。

それは、この企画が「自由なるライブラリーフィールド」番外編として開催された、ということです。

例によって本文とは関係ない、れいこの写真

「自由なるライブラリーフィールド」は、大阪市立大学のNさんとEBSCOのHさんが開催されていて、魅力的なテーマと行き届いた運営で、関西では知られる勉強会です。

ソーシャルメディアなどによる発信をそれほどされていないせいか、知る人ぞ知る人気コンテンツです。クチコミで行列ができる店、みたいな(笑)。関西の方、ぜひチェックしておいてください。


○講師@8月23日(金)inナゴヤ

さて今日は、8月23日(金)にナゴヤで講師にお招き頂きました件、最終のご案内です。冒頭の長いタイトルも、ようやく決まりました私の発表テーマです(長!)。

公式な案内としては、幹事校・名古屋柳城短期大学図書館さんの公式サイト今回の案内を掲載頂きましたので、そちらをご覧ください。
ここでは、概略だけまとめておきましょう。

●私立短期大学東海・北陸地区図書館協議会 研修会
  • 【日時】2013年8月23日(金)14:00-16:45
  • 【場所】愛知県産業労働センター(ウインクあいち)(JR名古屋駅から徒歩5分)
  • 【テーマ】「短大図書館の進む道―今日からできる自館のアピールとスキルアップ―」

  • 【内容】講演2本+グループ討議等
    • (講演1)「先生、なんかええ本ない?」(仮)
      講師:大阪信愛女学院図書館 濱岡賢二氏
    • (講演2)「図書館員のスキルアップ×マイ・ミッション×セルフブランディング~図書館の魅力を伝えよう!~」
      講師:井上昌彦(私)

  • 【加盟館以外の方の参加】可能(短期大学図書館員に限らず)
  • 【懇親会】あり(加盟館以外の方の参加歓迎)
  • 【申込み方法】幹事校・名古屋柳城短期大学図書館(lib1@ryujo.ac.jp)へメールにて。折り返し、手続きをお知らせします。
    7月上旬には締切予定ですので、初回のメールはできるだけ6月20日頃までにお願いします。
  • 【参加費】研修会のみに参加の場合2,000円、懇親会と両方参加の場合5,000円

【注】上記の説明は、加盟館以外の方へのお知らせとして記載しています。加盟館の方は、各機関宛に送られます案内をご覧ください。申込み方法や懇親会参加費などが異なります。



○このテーマへの思い

今回の私の演題は、「図書館員のスキルアップ×マイ・ミッション×セルフブランディング~図書館の魅力を伝えよう!~」で、お伝えしたいことは、このタイトルそのままです。(笑)

言ってみれば、私自身のミッションをつくるにあたって考えたことを、そのままお伝えしようと考えています。

図書館が良くなれば、社会が良くなり、世界をもっと幸せなものになる、というのが私の信念です。たった一館でもよりよい図書館に近づけば、ほんの僅かでも社会や世界が良いものに近づきます。

そのために、私が最も注目するのは「人」です。
ライブラリアンがその技量や見識を高めることはもちろんですが、そうして得たものを利用者に伝える必要があります。

単なるスキルアップ・キャリアアップだけでなく、自分自身がどのようなベクトルを持って活動し、どう成長していくか。
ライブラリアンの成長は、図書館の成長です。ライブラリアンが魅力的になれば、図書館は魅力的になります。魅力的になった図書館を、利用者など周りの人たちにどう伝えていけばいいか。

そうしたことを、参加された方々がご自身で考えて頂くためのヒントを差し上げられたら、と思います。

(2013年6月14日19:13追記)
「宣伝しても、会員館以外の方がわざわざ2,000円払ってまでは来てもらえないだろう・・・」と思っていたのですが、予想に反して好評のようです。
会員館以外の方には10名程度の枠があるそうなのですが、現在すでに会員館以外の方が7名いらっしゃいます。つまり、あと3名程度しか受け付けられないようです。

このような事情ですので、参加をお考えの方は、急ぎお申し込みください。万一満員の際は、お断りせざるを得ませんが、どうぞご容赦ください。



○私自身のモチベーションに

こうした貴重な場にお招き頂き、皆さんの前でお話する機会を得たことは、私自身のモチベーションになっています。
ミッションをつくるときに、それなりに一生懸命考えたことなどを整理し、見つめ直し、当日に臨みたいと思います。

今回の研修会は、協議会の研修会であるのにも関わらず、会員外にも門戸を開いています。
今回はあえてオープンにするよう、私から依頼したものです。それは当日の話でもある、ライブラリアン同士がつながり、図書館を魅力的にしていくための貴重な機会になると思うからです。
それを受け止め、すぐにご対応くださった協議会の皆さんには、感謝しています。

お聞きしたところでは、すでに協議会の会員でない方々からも、お申し込みを頂いているそうです。
会員でない方々がわざわざ、しかも参加費を払ってまでお越しくださることが、また自分のモチベーションを強くします。

お越しくださる皆さんが何かを得られるよう、いい研修会にしていきたいと思います。参加される皆さま、よろしくお願いいたします。



●れいこと

このところあちこちで、私自身のミッションの話をします。
このミッションの根っこにあるのは、れいこへの気持ちです。


れいこの闘病を通じ、「情報」の持つ重さに気付いた、私。
大勢の人たちに支えられ、励まされたことが、「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」という気持ちに繋がっています。

ミッションがようやく完成したのも、れいこのおかげだと思います。ありがとう、れいこ!



それでは、押忍!

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