2013-08-15

行ってきました!ダイトケン全国大会@つくば(その1)

きょーこが生まれて以来、慌ただしい毎日が続いています。
毎日毎日、おむつを換えたり泣くのをあやしたり、おむつを換えたり泣くのをあやしたり、おむつを換えたり泣くのをあやしたり。(笑)

例によって関係ない、れいこときょーこ。

そんな中、8月10日(土)〜12日(月)にかけて、ダイトケン(大学図書館問題研究会)全国大会に参加してきました。今日はその報告をしておきましょう。一度には書ききれませんので、今日は「その1」として、初日のご報告です。


○今日一番、伝えたいこと

  • 専門職として、勉強は大事。文献だけでも読み取れない部分もあり、こうした研究大会の意味合いは年々高まっている。
  • ライブラリアン同士のネットワークは、とても大事。横の繋がりをつくるのに、ダイトケンは最高の場の一つ。
  • ダイトケンの会員は、審議されているいろいろな課題について、まずはよく知ることが大事。


○会員総会

初日は、会員総会から始まりました。昨年までは、これを「全体会」と呼んでしましたが、より実態を表す名称に改めたものです。

会員なら、近年のダイトケンが、さまざまな課題に直面していることをご存じでしょう。減少する会員、会費の未納・納入遅延などにもよる財政状況、(主に東日本を中心にした)活動の停滞・・・。
そうした数々の課題に、現在の委員長のもと、ここ数年ダイトケンとして検討を続けてきました。

今回、会員総会でこれらについてさらに議論され、評議会が開催されることが決定しました。有志メンバーによる評議会にて、これから1年間かけて諸問題への対応を検討し、来年の全国大会で会員総会に提案があります。
また、ダイトケンのあり方を明らかにするために、会のミッション・ステートメントを策定しました。

会場のつくば国際会議場


ここで、会員の皆さんに、一言お願いしておきたいことがあります。
これらの課題を他人事と思わず、関心を持ってもらいたいと思います。まずは会報「大学の図書館」をご覧になり、ダイトケン活性化のために何が必要か、考えてもらえればと思います。

現在のダイトケンは、西日本の活動は比較的盛んですが、東日本は東京を含め、活動が停滞気味です。どうすればダイトケン自体が活性化し、ミッション・ステートメントに掲げられたような活動をできるか、(評議員や各種委員だけでなく)会員全体で考えていく必要があります。

手前味噌ながら、私が支部長をしている兵庫支部は、ここ数年大勢のルーキーを得て、非常に元気がある支部の一つだと思います。
こうした元気な支部が、その活気を全国に広めていけるように、より積極的な活動をできればとも思っています。


○研究発表

今年は、2本の研究発表が行われました。それぞれの概要については、こちらを。

  • 「アメリカの大学図書館における学生アシスタントの変遷」(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科・羅秋芬氏)

    アメリカにおいて、学生アシスタントが量的に増えない一方で、その意義が大きくなっていることについて、発表がありました。人数・比率的には増えていないものの、非正規職員への業務の幅・依存度が高まっている様子が伺えました。
    落ち着いた発表ぶり、図表を多様した資料、質問への回答用に準備していたグラフの提示等、好感が持てるものでした。

  • 「書誌データベースの異体字処理-谷と穀は同じ字か」(京都大学工学研究科桂化学系図書室・長坂和茂氏)

    「谷」と「穀」は同じ字か、という投げかけどおり、データベースの異体字処理について、お話をくださいました。
    私たちが日頃意識せず(あるいは判らないままになっている?)部分について、ヒントになるお話でした。CiNiiやNDLサーチといったDBでも検索結果に違いがあり、私たちライブラリアンとしては、DB検索時のヒントになる発表でした。

いずれも例年以上に興味深く、魅力的なお話でした。質疑応答を含めてフロアも盛り上がり、とてもいい研究発表でした。
ご発表くださった羅さん、長坂さん、ありがとうございました!


○懇親会

初日の夜は、お決まりの懇親会です。
会場に併設されているレストランで、多くの参加者が集まって大いに交流を深めました。私も今回、この懇親会を中心にいろいろな方とご挨拶をすることができ、新たに20名ほどの方々とのご縁ができました。

懇親会後、有志でさらに近くの居酒屋にて二次会にも行きました。兵庫県から来られていた方々など、大勢の方々と親しくなり、楽しい時間を過ごしました。


では、初日のレポートは、これくらいで。また明日にでも、2日目以降のレポートをしますね。
なお、今回のダイトケン全国大会@つくばに関する、ツイートのまとめを作成しました。この大会の雰囲気などがよく伝わると思いますので、併せてぜひご覧ください。


○番外編

●15年ぶりのつくばライフ

私は、図書館情報大学在籍時に、今回の開催地であるつくばで、4年間を過ごしました。今回つくばを訪れたのは、実に15年ぶりといったところでしょうか。
当時は、つくばエクスプレスもありませんでした。今つくば駅のある場所は、元のバスセンターでよく知った場所だったのですが様変わりしていて、電車から降りたときにはどこにいるか判りませんでした。

これが、つくば・・・!?

あちこち歩いてみたのですが、右を見ても左を見ても、景色が変わっていました。他にも、図情大の恩師のところに行ったり、ラーメンを食べに行ったりするなど、楽しい3日間のつくばライフを楽しみました。


●兵庫支部自主企画アクティブ・ランニング

私のいる兵庫支部の事務局長と編集部長の呼びかけで、突然無断自主企画「アクティブ・ランニング」(命名・空手家図書館員)が開催されました。
これは、早朝にランニングで一汗かいてから全国大会に臨もう、というものです。会期中2日に渡って開催したのですが、突然企画にも関わらず、何人もの参加があり、大いに嬉しいことでした。

一部には、来年度以降きちんと事前予告して、正式な自主企画とする案も・・・?もしそうなったら、ぜひ皆さま、前夜の深酒を抜きに(笑)、ご参加を!



●れいこと

最後にまた、れいこの話を。
このところ盆休みに入って、一家で過ごすことが多い井上家。れいこも、いつもきょーこと過ごしていることでしょう。


夏はいつも、れいこがビールを注いでくれていました。この写真の頃も、麻痺した手でビールを注いでくれたなあ・・・。

今も誰かにビールを注いでもらうとき、よくれいこのことを思い出します。
そのせいか、最近ビールがちょっと、しょっぱいなあ・・・。


それでは、押忍!

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