2014-03-09

今までやってきた情報リテラシー教育、今までやってこなかったその評価

今日は、第19回図書館利用教育実践セミナー in 京都「情報リテラシー教育と評価」のレポート後半です。
前回の「図書館は、レポートを完成させるためだけの施設ではない! 」当日のツイートのまとめも作成してありますので、ぜひご覧ください。




★利用教育の成果をどう評価するか


この日2本目のプログラムは、帝京大学・上岡真紀子先生による、上記タイトルの講演+ワークショップでした。
結論的に言えば、いわゆる情報リテラシー教育をやってきたものの、その評価をやってこなかったことを痛感したワークショップでした。

このワークショップは、"インストラクショナル・デザイン"の手法をもとにしたものでした。"インストラクショナル・デザイン"とは、学習プロセスを支援するためのもので、開発・実施のみならず、評価までデザインしようというものです。
上岡先生の説明後、学生の声の分析・課題の分類・到達目標の設定などについて、グループで討論しました。

学習が、学習者の認知・行動を変化させることを目的にするものであれば、その到達目標の設定や評価が必要になることは、当然のことです。この日のワークショップでは、それを学ぶことができました。

例えば、図書館でガイダンスを行う場合、私たちは漠然と「文献の探し方を教える」程度の意識で実施しがちです。
ですがそこには、いくつかのことが欠けていることが多いのす。
  • 何をどこまでできるようになるのか
  • どうやって到達レベルを確認するのか
  • どのような方法で教えるのか
  • どこやって実施内容を評価するのか

自分に照らして考えれば、やはりこうした点について、考えが不十分だったと言わざるを得ません。自分なりに考え、ガイダンスを充実させてきたつもりでしたが、まだまだ考える余地が残っているようです・・・。(ガクリ)

前回ご紹介した有吉先生のお話とともに、上岡先生のワークショップから、自分自身が考えるためのヒントを頂くことができました。先生方、それにJLAの利用教育委員の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。


ちなみに。
この上岡先生には、2009年にもお話をお聞かせ頂いています。そのときに書いた記事を読むと、改めてなるほど〜と思ったり、自分の成長してなさ加減に愕然としたり・・・。


★この日の夜に・・・


ちなみにこの日の夜は、先日ご案内しましたトサケン企画を開催しました。
オトナの事情により、ご案内していましたものと少し違う形にはなったのですが、こちらも非常に楽しく有意義な場となりました。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

Twitterで@fight_Reikoをフォローくださっている方々は、ご存じでしょう。
きょーこの髪型、とどまるところを知りません。(笑)


「山」の字ヘア?



イソギンチャク?



何だ、コレ?

今までも無数のアート髪型を提供してくれた、きょーこ。今回も、前衛的なヘアスタイルを次々と披露してくれました。これはもはや、天賦の才としか思えません。

れいこのことがあって、今もなお日々涙にくれる井上家。
ですがきょーこのおかげで、涙だけでなく笑顔の絶えることもありません。
ありがとう、きょーこ!

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