そして昨日が、5年間勤めた職場の最後の一日でした。
書きたいことは前回書いてしまっているので、もうあまり書き足すこともありません。
今はただ、5年間支えてくださった皆さんへの感謝と、今後のこの図書館への希望や期待ばかりです。
曲がりなりにも5年間、ボス的な立場でやらせてもらった図書館は、いい面でも悪い面でも井上カラーに染まっています。それを今後、次のリーダーやみんなの色に上書きすることで、さらに魅力的な図書館になってくれることでしょう。
★先生方に惜しまれて
この数日、異動でこのキャンパスを離れることを、大勢の方々に惜しんでもらいました。
今回は、多くの先生方にも異動を残念がられました。今までの異動で感じたことがないほど、先生方が私を惜しんでくださる気持ちを感じています。
何人もの先生方が図書館まで挨拶にお越しくださいましたし、メールも10通以上頂きました。
図書館がキャンパスの教育・研究に根ざしてきたことは、私自身も手応えを感じていました。私だけでなく、先生方も同じ思いを持ってくださっていたのであれば、これに勝る喜びはありません。
手前味噌ですが、入館者は初年度の2.2倍になり(2013年度はそこからさらに11%増加)、入館するすべての学生さんたちと挨拶を交わし、図書館外でもライブラリアンが学生さんに声をかけられるようになりました。こうした結果が先生方にも響いているとしたら、本当に嬉しいことです。
★同僚たちと
先生方以上に私を惜しんでくださったのは、同僚たちです。夕方、職場で渡された寄せ書きやプレゼントには、いささかグッときました。
みんなが明るく楽しく働くことのできる職場をつくることこそが、学生さんや先生方に喜ばれる図書館サービスに繋がると思い、頑張ってきました。こうしてみんなに送られ、自分の取り組みが間違えていなかったことを確信できました。
この図書館がここまで利用されるようになってきたのは、多くの先生方、館長、関連他部署の皆さん、そして何より現場スタッフのおかげです。皆さん、本当にありがとうございました。
今日からは、また新しい図書館で頑張りたいと思います。
新しい職場をよりよい図書館にすることで、立派な人材を社会に送り出し、「世界をもっと幸せに」していきたいと思います。
新しい職場で頑張ることで、先生方や仲間たちへの恩返しにしたいと思います。
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
すくすくと元気に育っているきょーこは、明日で丸8ヶ月になります。
このところ、ズリズリ這って進むのが猛烈に速くなり、床の上にはうかうか物を放置できない状況です。机の端を持って、もうすぐ立ち上がりさえしそうな勢いで、日々成長を感じています。
れいこも、こうして一日一日成長を重ねていったものです。
きょーこの成長を見るにつけ、嬉しさの反面、れいこのことを思い出してはため息をつく毎日です。
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