facebookでも「いいね!」を200以上頂きましたし、図書館ネタよりもよほど反応があったりして。(苦笑)
そうそう、その前回の記事で書きました東京の交流会、引き続き幹事を募集していますので、よろしければぜひ!
★(概要)新春セミナー&交流会「資料デジタル化の基礎と実際 〜凸版印刷の事例から〜」
さて、本題です。
先日ご案内しましたとおり、1月13日(火)に新春セミナー&交流会「資料デジタル化の基礎と実際 〜凸版印刷の事例から〜」を開催しました。
私が支部長をしていますダイトケン兵庫支部と、エル・ライブラリーによる主催で、凸版印刷株式会社さんに協賛頂いたコラボイベントでした。
定員30名で募集していたところ満席となり、さらに10枠増やしたのですが、それでもまた満員になるという盛況ぶりでした。
★雑感
メインの講演として、資料のデジタル化を受託し実施するスペシャリストの立場から、凸版印刷株式会社の大橋秀亮さんからお話を頂きました。その後、今度は委託する視点からエル・ライブラリーの谷合佳代子館長からお話を頂きました。
いずれも満員の来場者の期待を上回る魅力的なお話で、私自身が聞き入ってしまうほどでした。
詳しい様子は、エル・ライブラリーのブログにアップされていますので、そちらでご覧ください。私は、雑感を少しだけ。
- 京都府立総合資料館をLibrary of the Year 2014に押し上げた原動力は、もちろん東寺百合文書のデジタル化事業なのだけれど、突き詰めればそれは人のチカラ、情熱のチカラ。国宝をデジタル化+公開しようという思い、そしてそれに応えようという思い。
- 資料はデジタル化して閲覧できるだけではなく、CC-BYのような使いやすい形で公開することに、一段と大きな意義。
- 凸版印刷さんの骨っぽさが印象的。
- カネを出すから適当にやっといて、という委託はして欲しくない。何をしたいのかとことん考えてくれれば、それに見合った最善の技術を提供する
- 大切なのは、パートナーシップ。信頼関係を構築し、率直に意見を交わし提案することが、よりよいデジタル資料の提供につながる
- 単にスキャンをするのではなく、資料を知った上でそれに臨みたい。今回もスタッフは、東寺百合文書に関心の高い人材を募り、資料について勉強しながらデジタル化を行った
- 谷合館長のお話にもあったように、委託側も丸投げするべきでもない。何をしたくて、そのために何をどう委託するかが、双方にとって大切。これは、窓口業務などを委託するときにも通じる、パートナーシップの本質。委託側と受託側は、対等なパートナーとして認め合い、努力すべき。
- (運営サイドとして)こうしたイベントはチームみんなで取り組むことが大切。ダイトケン兵庫支部も、支部長である私のワンマンチームにならないよう、ずっと意識しているのだけれど、それが定着してきた感。当日来られないメンバーも含めて、事務局長を中心にみんなが取り組んでくれた。こうしたチーム運営がよりよいイベントをつくり、参加者はもちろん、スタッフまで成長させる。
★感謝
このイベントは、凸版印刷株式会社さんの協賛を頂き、会場を含めもろもろのご尽力を頂きました。講師の大橋さん、そして運営にあたってくださった皆さん、ありがとうございました!
一緒にこの企画を開催くださったエル・ライブラリーの皆さん、ありがとうございました!(「日本一貧乏だけど、気合と努力と根性だけで頑張るエル・ライブラリー」と私が呼ぶ同館へのご支援は、こちらから)
また、身内ながら、エル・ライブラリーと一緒に頑張ってくださったダイトケン兵庫支部・D-ヒョーゴの皆さんも、ありがとうございました〜。
そして何より、忙しい時期にこのイベントにお越しくださった皆さま、ありがとうございました!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
きょーこは、来週1歳半になります。ここまで、本当に元気に育ってくれました。
最近はますます意思疎通ができるようになってきて、自己主張もするようになりました。ごはんも好きなものばかり食べて、嫌いなものはこうしてお父さんに。(笑)
きょーこの日々の成長を見守ることが、今の私たちの一番の喜びです。
どうかこのまま、元気に育ってくれますように。
他の誰よりも、れいこがそれを願っていることでしょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿