★「探究的な学びと学校図書館の活用」キックオフミーティング
先日お誘いを受け、学校図書館勉強会(神戸)が企画・運営された標記ミーティングに、参加してきました。開催主旨等は、こちらをご覧ください。
今回こうして他館種の集まりに参加してみようと思ったのは、先日参加した日本図書館研究会 研究大会の影響です。
あの場で学校図書館について学び、関心を深めたことが、今回の参加につながりました(その意味でも、日本図書館研究会事務局やご発表された皆さんには、感謝しています)。
★雑感
以下、雑感を数点だけ述べたいと思います。
私は今までこの勉強会が積み重ねてきた議論やその文脈を知りませんし、それ以上に学校図書館のことをほとんど知りません。それゆえ、勉強不足で中途半端なレポートとなりますこと、ご容赦ください。
- 「探求的な学び」に関する話は学校図書館に限らず、大学図書館でも共通の課題だと思えた。もっと言えば、教育機関だけにも留まらず、社会全体の課題として捉えるべきテーマなのだろう。
- 天野さんからの「情報を活用するとは、本来どういうことなのか。もう一度考えなければ」、「学校として、どういう教育をするのか。その中で、学校図書館が何をするのか」という問いかけが、この日の議論の本質だったのだろう。
恥ずかしながら、私はその答えを持ち合わせていないし、多くのライブラリアンや学校関係者もその答えを模索している段階ではないか。
- フロアから出された「学校図書館にできないものって何だ」という切り口は、ある種のアプローチを提案するものと言えるだろう。図書館がすべての社会的ニーズに応えることはできない中で、私たちは何を担い、そして何を他者に任せるのか。天野さんの問いかけと、同じ答えに辿り着く質問かもしれない。
- 司書教諭の先生方が多いせいか、探求的な学びをどう評価するか、という話が討論の大きなウェイトを占めて驚いた。大学図書館員が、アクティブ・ラーニングなどに対して見ているものと全く違い、新鮮だった。
「探求的な学び」イコール「アクティブ・ラーニング」ではないが、私たちは常に違う立ち位置から図書館や教育について考えていることを忘れてはいけない。違う観点を尊重し合いながら、学び合っていくべき。
この日の討論を経て、改めて他館種から学ぶべきことが多いこと、そして館種は違えど根底にあるものは同じだと再認識しました。
貴重な場を与えてくださった皆さん、ありがとうございます。今後の学校図書館勉強会(神戸)の活動が深みを増し、より良い教育に発展していくことを願っています。
なお、当日のツイートのまとめを作成しましたので、議論の様子はそちらでご覧ください。
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
今週末、また妻の実家に帰省していました。れいことお別れして以来、季節に1度くらいは実家にも顔を出すようにしています。
お盆やお正月は、よくお母さんの実家で過ごした、れいこ。
お兄ちゃんと二人で新幹線で帰ったり、親が帰るのに実家に残ったりして、よく爺婆に甘えたものです。
妻の実家で過ごすのはリラックスもできて楽しいですが、れいこのことを思い出して、悲しくもなります。
でも、れいこはきっと今回も、私たちのそばにいて、実家ライフを楽しんでくれたのでしょう。悲しむのではなく、れいこと一緒に、楽しく過ごさないといけませんよね。
れいこ〜、わしらはどこへ行っても、いつでもお前と一緒やけんね!
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