図書館という場の意味、可能性を考えれば考えるほど、中にこもって「図書館の専門性」ばかり語っていてもいけないのだろうな、と思うようになってきました。
★「中堅職員Meetup Osaka」に参加
そんなワケで、7月25日(土)に大学行政管理学会 大学改革研究会による「中堅職員Meetup Osaka」に参加してきました。
これは「常に悩み多き『中堅』による『中堅』のためのしゃべり場」をうたったもので、いかにも私にピッタリ(笑)。開催主旨等は、こちらをご覧ください。
余談ながら、会場は阪南大学さんが提供くださった、あべのハルカス23階に位置するキャンパスでした。上の写真はそこから撮影したもので、素晴らしい景色と施設でした!阪南大学さん、ありがとうございました。
★考えたこと
参加者は、30代が最多だったような印象です。上の開催主旨等からすると、課長補佐クラスが一番多いような気がしましたが、意外にも。
そのためか、議論は若々しくとても活発でした。以下は、その議論を通じ考えたこと。
- (いつも言っていることながら、)図書館員は職場にこもっていてはダメ。大学図書館員であれば大学、公共図書館員であれば自治体といった母体となる親組織(?)と交流しないと。彼らとともに感じ、学ぶことで、親組織のことを理解できるようになる。
(ちなみにこの日も20人余りの参加者中、ライブラリアンは私一人・・・)
- 中堅職員は、いろんな思いを溜め込んでいる。10年20年と重ねてきた思いを、もっともっと吐き出したらいい。自分がその思いを出すことが、きっと若手に影響を与える。
- 多かれ少なかれ、ほとんどの人が組織の中で不満や閉塞感のようなものを感じている。それをどう解決するかは結局のところボス(=管理職者)の仕事だが、それを補佐する中堅職員ができることも少なくない。
- とどのつまり、組織の問題の多くは、コミュニケーションの問題。おそらくそれは、図書館であっても同じこと。
ゆえに、図書館組織の諸問題においてはコミュニケーション能力が求められる。「本が好きだから」で仕事をできる世界ではないはずで、一番求められる能力は、本や資料を知っていることや検索方法に通じていることなどではないのだろう。
素晴らしい場を提供くださった大学改革研究会有志のIさん、Tさん、Uさん、ご一緒くださった皆さん、ありがとうございました!
このご縁を大切にしていきたいと思いますので、これからもお付き合いくださいね〜。
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
この日曜で、きょーこは2歳になります。健やかな成長が、嬉しい限りです。
れいこが星になって、はや3年あまり。
1年の闘病中も、ずっと応援くださった皆さんへの感謝の気持ちは、忘れていません。
よくきょーこの写真を載せるのも、皆さんにれいこの妹の成長を届けたいからに他なりません。ずっとずっときょーこが健やかに成長し、その報告を届けることができればと思います。
れいこ〜、これからもずっときょーこを見守ってやってな!