2016-10-22

情熱ある非正規の方こそ、打って出るべき!
(シダックスさん「自分の商品価値を高める!」研修報告)

シダックスさん図書館と地域をむすぶ協議会さんにお招き頂き、東京で講師をしてきましたので、そのレポートを。

イメージ画像:紅葉



★「自分の商品価値を高める!」研修


今回の研修は主に非正規の方に、「自分の商品価値を高める!」ことを考えてもらうためのものでした。
(「非正規」という言い方は上から目線に感じられて好きではありませんが、今回はこれで統一しました)

前半は私の講演、後半はパネルディスカッションでした。
私の話は(転職も含めた)キャリアアップのススメでしたが、こうした話を自由にさせてくださるシダックスさんは太っ腹ですね!こうした社風が、伸びやかな人材育成には大切ですね。

会場外観
(会場のシダックス・カルチャーホール)


★私の講演


私のスライドは、以下の通りです(公開用に一部修正加筆)。




ポイントは、以下の通りです。

  • プロのライブラリアンとして活躍したいのであれば、自己研鑽を重ね、自分の商品価値を高めていくべき。見合った処遇と、大きな仕事を手にしよう!

  • そのために、「つながり」、「マイ・ミッション」、「セルフ・ブランディング」という3つのアクションを提案する。

  • 情熱ある非正規の方こそ、打って出るべき。自分のため、まちのため、自らが成長し、よりよい図書館を作ろう!


私の話は、ご自身で考えるためのヒントに過ぎません。研修に参加された皆さんがご自分で考え、最初の一歩を踏み出してくだされば、講師冥利に尽きます。

私の話を受けて、早速ご自分なりの一歩を踏み出してくださった方々もいらして、本当に嬉しいことです。
情熱と前向きマインドを併せ持つライブラリアンが、よりよい処遇と、大きな文脈を持った仕事を手にすることを、願っています!

会場ホール



★パネルディスカッション


慶應の太田先生をコーディネーターに、シダックスの笹沼館長、垰下館長、大山さん、前田さんという豪華メンバー+私で討論しました。それぞれの立場から様々な意見が出され、とても興味深いものでした。

一言だけ言うなら、とにかくもっと時間が欲しかったです。
このメンバーにそれぞれの思いを存分に語ってもらうには、倍は時間が要りました。私も企画検討に加わっていましたので、大いに反省です。



★管理・営業部門にも研修を


講演後、(現場スタッフではなく)管理・営業といった部門の方々が何名も、名刺交換に来てくださいました。
皆さんに私の話が響くとは意外でしたが、このテーマに強い関心を持っておいででした。

こうした管理・営業部門の方と話をしていると、彼らを対象に「ライブラリアンをどう成長させるか」といった研修が必要だと思いました。
現場スタッフを活かすも殺すも、支援次第です。管理・営業部門こそ、しっかりした学びが必要ですね。

講演の様子


私自身、いろいろと考えさせられる研修でした。
ご参加くださった皆さん、シダックスさん、図書館と地域をむすぶ協議会さん、ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

20日は、れいこのバースデーでした(セカンド・バースデーではなく、本当の誕生日)。主役のいないバースデーも、もう5回目です。
本当だったら16歳になっていた、れいこ。


(大好きなお母さん特製アップルパイで祝ってもらう、うそれいこ&きょーこ)

5回目というのが、節目のように思えるのでしょうか。このところ連日、れいこのことを何度も何度も思い出します。毎日毎日、ついホロリ。

れいこ〜、お父さんはお前のことを、いつまでも大好きやけんね!!

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