2011年6月28日に始まったれいこの闘病記、315~318日目です。
(初めての方は、まず初日・2011年6月28日のエントリーをご覧ください)
<●お願い>
このブログには、れいこの病状に関する情報を、ほぼそのまま掲載しています。
一方で、れいこの回復が厳しいこと、余命まで告げられたことは、本人には伝えていません。
れいこに話しかけて頂く際はもちろんですが、れいこに接する可能性のあるお子さん方にお話される際、ご配慮をお願いします。
お子さん方には、「れいこが頭にできた、悪いできものと闘っている。治るまでには、まだだいぶかかりそう」といった言い方にして頂ければ、幸いです。
「命が危ない」、「余命1~2年」といった部分については、特に配慮ください。れいこのためにも、お子さん方のためにも。
このような危惧をしつつも、あえてブログでの情報発信を行っています。皆さまのご配慮・ご協力をお願いいたします。
このブログには、れいこの病状に関する情報を、ほぼそのまま掲載しています。
一方で、れいこの回復が厳しいこと、余命まで告げられたことは、本人には伝えていません。
れいこに話しかけて頂く際はもちろんですが、れいこに接する可能性のあるお子さん方にお話される際、ご配慮をお願いします。
お子さん方には、「れいこが頭にできた、悪いできものと闘っている。治るまでには、まだだいぶかかりそう」といった言い方にして頂ければ、幸いです。
「命が危ない」、「余命1~2年」といった部分については、特に配慮ください。れいこのためにも、お子さん方のためにも。
このような危惧をしつつも、あえてブログでの情報発信を行っています。皆さまのご配慮・ご協力をお願いいたします。
○れいこ、再々入院
予定どおり、5月7日(月)かられいこは、入院しました。
これで、3度目の長期入院。今回は、1~2ヶ月程度の予定です。
今回の入院については、先日のエントリーをご覧ください。
入院初日から、予定どおり抗癌剤治療を開始しました。危惧された発熱等の副作用もなく、今のところ極めて順調なスタートです。
2日目には、病室の移動がありました。
私たちがいないときは、れいこは何をするにしても、ナースコールで看護師さんを呼ばなければいけません。
ですが私たちがいないときに、ナースコールのスイッチを押せず、看護師さんを呼べなくて困ったらしいのです。右手すらあまり動かなくなっている上に、声もほとんど出ないれいこは、スイッチを押せなければ、大声で看護師さんを呼ぶこともできません。
そのため、2日目にはナースステーション横の病室へ、引越しとなったのです。ここは、看護師さんたちのすぐ横で、一番目が届きやすい部屋なのです。
しかし裏を返せば、この部屋は重度の障がいを持つなど、目を離せない患者さんが入る部屋でもあります。今のれいこは、当然それに該当するのですが、やはりその事実を目の当たりにすると、いささか辛い心もちになりますね・・・。
とは言え、ここは看護師さんたちのお心遣いを、素直に受け止めておきましょう。これで、ますます安心してれいこをお願いすることができます。
病院の皆さん、またれいこがお世話になりますが、よろしくお願いいたします。
○ビーズ・オブ・カレッジ・プログラム
入院と言うと、どうしても辛いイメージがありますが、れいこにとって嬉しい話もありました。
以前もこのブログでご紹介しました、タイラー基金によるビーズ・オブ・カレッジ・プログラム。
病院の子どもたちは、辛い治療などで頑張ったときに、1つずつビーズをもらいます。れいこのビーズは、今回また増えることになりました。
大阪市立総合医療センターにもスタッフがいて、この日も、ろくに目も見えず、手も動かないれいこの横でずっと、一緒にビーズ選びに付き合ってくださっていました。
(この方は、ビーズプログラムに限らず、いつもれいこを気遣って支えてくださいます。本当に、いつもありがとうございます)
この日れいこがもらったビーズは、3月の退院以来続けていた外来治療の分でした。れいこが集めたビーズは、これで400個を突破しました!
このビーズの一つ一つが、手術や放射線治療、抗癌剤治療に耐えた証です。れいこの勇気の証でもあり、努力の軌跡でもあります。れいこがこの病気を乗り越えた後も、一生れいこにとって、井上家にとって、宝となることでしょう。
れいこのビーズは、まだまだ増えるかもしれません。
でもいつか、このプログラムも終わり、次はれいこや私たちが応援する番になることでしょう!
○大好きな担当看護師さんと
今回の入院に際し、実は親子で願っていたことがありました。
入院期間中は、れいこを担当するメインの看護師さんが置かれます。
大阪市立総合医療センターの看護師さんは優しい方ばかりで、れいこはどの看護師さんも好きなのですが・・・特にれいこが大好きなのが、看護師のNさん。
Nさんは、れいこが昨年夏に初めて長期入院したときに、担当くださった看護師さんです。最初の入院で不安な中、2ヶ月近い間、ずっとれいこの面倒を見てくださいました。れいこが退院するときには、お手製のカードまで作って持たせてくださいました。
そして今回、そのNさんが、れいこの担当をしてくださることになったのです!
これには、一家で大喜び!
今回の入院は今までと違い、れいこは一人では何もできません。
そんな中ですから、本当にれいこのことを思ってくださるNさんにお世話になれることを、親子ともども嬉しく思います。
Nさん、また1~2ヶ月お世話になりますので、よろしくお願いします!
○小学校&病院との打ち合わせ
10日(木)には、地元の小学校から、先生方が来てくださいました。担任の先生はもちろん、校長先生、保健の先生、同じ学年の先生まで。
今回も前回同様、小学校からのお申し出により、実現したものです。今回は主に、今月末の修学旅行について、主治医と相談を行うためです。
約1時間、小学校と病院の先生方の打ち合わせを行いました。
私たち両親が同伴する方向で調整をしていますが、れいこにとって、一番いい形にしてあげたいと思っています。
たった一度の修学旅行、 楽しもうな、れいこ!
<●最後に、れいこへ。>
れいこへ。
また入院生活が始まったね。
毎日点滴やリハビリがあって大変やけど、頑張りよるなあ。
この生活は1~2ヶ月続くけん、いろいろと大変やけど、頑張ろな。
それにしても、れいこは頑張り屋さんやね。
いつでも前向き、一生懸命。
一生懸命リハビリをしたり、院内学級に通ったり。
お前の前向きな姿を見ると、お父ちゃんはときどきホロリとしてしまうんよ。
まだ小学生やのに、こんな重い病気を持って、辛いやろうなあ。
もう1年経つのに、症状は悪くなる一方。
お前は、どんな思いで、おるんかなあ・・・?
れいこの胸の中を考えると、本当にお父さんらも胸が痛む。
そうそう。
この前、脳の薬師如来さんで知られる志明院に、お参りに行ってきたんよ。
お前を治してくださるようにお願いもして、お守りも買ってきたんよ。
きっと、ご利益があるけんな。
どれだけ時間がかかっても、お前はきっと元気になれる。
わしらもそうやし、大勢の人たちがお前のことを応援してくれとるけんな。
その気持ちが、絶対に伝わるけん。
元気になったお前と、また普通の生活を送れることを信じとるよ。
どれだけ時間がかかってもええけん。
その代わり、絶対に元気になれや、れいこ。
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