2014-03-05

ポジティブ&つながり研修会(講師もしてきました)

2月28日(金)に、私立短期大学図書館協議会 近畿地区研修会に参加してきました。司会・進行・講師にもご指名頂きましたので、頑張ってきました〜。




★図書館見学バスツアー


研修会は、バスツアーの形で行われました。参加館の一つである滋賀文教短期大学図書館さんを訪問し、見学してきました。
写真掲載の許可を頂くのを失念しましたので、外観だけ掲載します。


図書館は、小さいながらもアットホームな感じがする居心地のよいものでした。
採光のよい館内は、オブジェや写真などが満載で、温かみのある空間でした。大学図書館よりも、(いい意味で)学校図書館に近いような図書館でした。ここが大好きで、毎日通う学生さんがいるんだろうな・・・といった感じでした。

自分も小さな図書館をつくりあげる立場ですので、随所に見られる小さな工夫や努力に共感させられました。ここの職員や先生方の気持ちが伺えるような、そんなぬくもりを持った素晴らしい図書館でした。
同館の皆さま、本当にありがとうございました!


★ワークショップ


この研修会は、受け身での見学だけが目的ではありません。加盟館の皆さんに主体的に参加してもらい、そして交流を深めてもらう仕掛けをいろいろと考えました。

見学後も先方で部屋をお借りし、ワークショップを行いました。
グループ討論で、同館の魅力的だったところを3つにまとめてもらい、それを発表してシェアしました。また、残念だった点もあえて発表し、同館での今後の改善へのヒントとして頂きました。


館内だけではありません。バス内も、学びと交流の場として位置付けました。
最初にネガティブな発言を一切禁止した上で、自分と自館の紹介を行いました。いいところを、それぞれ3つずつ入れることがルールで、自分・自館の長所に目を向け、それをメッセージにするのです。自分たちの魅力を積極的に捉えていこう、というユニークな試みでした。

ポジティブ自己紹介後も、くじを引いて別の参加者を指名し、その方から質問・コメントを頂くルールとしました。これにより、参加者はお互いの自己紹介に耳をすまし、その後の会話が生まれます。

こうしたワークショップは、関西の短大図書館界で知られる濱岡さんが、ほとんど仕切ってくださいました(私は本当にオマケ)。
いろんな意味で「大阪のおっちゃん」な濱岡さんの司会・進行により、バスや先方でのワークショップは大いに盛り上がり、参加者同士の交流も深めることができました。濱岡さん、ありがとうございました!


★講演「短大図書館員の学びとヨコのつながり」


私も講師として、お話の機会を頂きました。
この研修会のテーマであった、学びとヨコのつながりについて、思っていることを40分ほどお話ししました。


質疑応答は、こうした場で挙手したことのない方々に限定しました。
自分が挙手し、主体的に討論に加わることは、とても重要です。今までそれができなかった参加者の皆さんにそうした経験をして頂くには、20人足らずのこの小さな研修会が最適と考えたからです。

濱岡さんの名司会もあって、5〜6名の方々に、初めて人前で挙手・質問する経験をして頂くことができました。私の話は拙いものでしたが、この点ではとても良い講演になったと感じています。我ながら、いいアイディアでしたね!(笑)


★まとめ


ごく少人数のスタッフと限られた予算の中で運営されている、短期大学図書館。そうした性格であるからこそ、大学図書館以上にライブラリアンの学びとヨコのつながりが重要だと考えています。

講演でもお話しましたが、いろいろな方々と交流し学び合うことで、自分自身の目線が高くなり、成長することができます。図書館員がつながり高め合い、魅力を持つことは、そのまま図書館のチカラ・魅力・可能性を示していると言えるでしょう。

この日は、司会・進行・講演を通じ、その意味と楽しさをお伝えしたいと考えました。少しでも、参加者の皆さんの学び・つながりに役立てば、本当に嬉しいことです。

ご参加くださいました皆さま、一緒にこの日の司会・進行をしてくださった濱岡さん、このような場を与えてくださいました役員館の皆さま、ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

3月3日は、きょーこの初節句でした。学生時代からお世話になっている先輩が、小さなひな人形とお菓子を送ってくれました。きょーこは、それを抱えて大喜び。


れいこのときも、こうして日々の成長を喜んだものです。
きょーこが何かするたび、何かの節目のたびに、思い出しては笑ったり涙を拭ったり。

れいこ、きょーこのことを、これからも見守ってやってな〜!

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