★図書館協議会って?
「図書館協議会」と言っても、公共図書館関係者でなければ、馴染みがないかもしれませんね。
協議会は図書館法で、「図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関」(14条)と定められています。
多くの自治体では協議会が設けられ、様々な立場の住民が図書館運営等について議論しています。
★協議会へ傍聴に行こう!
多くの場合、協議会は開かれていて、希望すれば傍聴できます。
ですが、どの自治体でも傍聴は多くないようです。せっかくの機会ですのに、勿体ないですね。
そこで、提案です。
図書館員の皆さん、自分のまちの協議会を一度傍聴に行ってみませんか?
傍聴することで、自分のまちの図書館について、よく知ることができます。同じ世界のプロとして、自分のまちの図書館を知ることはプラスになります。
傍聴は、まちにとってもプラスです。
協議会には、社会教育関係者や有識者、立候補した市民らが参加しています。こうした方々に、市民が図書館活動に関心を持っていることを、直接伝えられます。いい意味で緊張感も生まれるでしょう。
自分のためにもまちのためにも、ぜひ協議会を傍聴しましょう!
★私も初傍聴
私も先日、地元の図書館協議会を初めて傍聴してきました。
皆さん、傍聴人に対してとても親切で丁寧でした。協議会が市民に開かれ、誰もが参加しやすい空気感を持っていることは、大切です。
議論を聞く中で、委員や図書館員が他館を見に行ったり、調査・研究したりするなど、努力されていることも理解できました。
今回の傍聴は、20年以上利用している図書館のことを改めて考えるきっかけになり、とても貴重な機会になりました。
★より良い協議会のために
協議会をより良い場とするため、一般論として3点ほど要望します。
- 資料の事前公開
資料を、Webで事前公開するべきです。委員には事前に送付しているケースが多いように聞きますが、傍聴人のためにも、ぜひ(プライバシーに関わるもの等は別として)。
- 図書館Webサイトでの案内
協議会が自治体サイトだけで案内され、図書館サイトに掲載されていないことが多いようです。市民の積極的な参加を促すため、図書館サイトでもぜひ。
- 理念の共有
図書館の運営について議論するのですから、図書館の理念やあるべき姿を、委員や図書館員で共有しておくべきです。各論の検討に先立ち、何を目指すのかを委員・図書館員、そして市民が共有しておくべきでしょう。
より良い協議会が運営されることは、より良い図書館づくりであり、より良いまちづくりです。図書館員の皆さん、一緒にこの場を作っていきましょう!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
先日の記事でも書きましたが、「れいこパーティー!」の開催が迫っています。皆さん、ぜひ気軽にいらしてください。
れいこの闘病時代を知らない方、最近お知り合いになった方も大歓迎です。
私は、この日をしんみりとした一日にしたくありません。れいこの前で、一家が笑って過ごす、そんな一日にしたいのです。
ですのでご友人の皆さんは、気軽に遊びに来てもらうだけで構いません。きょーこも交えて、気軽なパーティーができればと思っています。
皆さんと、明るく騒いで過ごす両日となりますように。
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