★わずか2%だけ!
さて、いよいよ年末年始ですね。
すでに連休に入った方もいらっしゃるでしょう。今年は土日との組み合わせがよく、9連休の方も多いでしょうね。
せっかくの9連休ですので、ゴロゴロもいいですが…このブログをご覧くださっている方々は、ほとんど図書館関係者ですよね。プロらしく、少しだけ年末年始の時間を、有効に使ってみませんか?
…と言っても、話は簡単です。
私が提案するのは、1日1本だけ論文を読もう、というものです。
論文も1本だけなら、おおむね30分程度で読めますよね(精査等すれば別ですが、そこまで頑張らなくていいことにしましょう)。
負担に感じるかもしれませんが、30分と言っても1日のうちわずか2%に過ぎません。帰省中であっても、十分に割ける時間ですよね?
★まとめて読み込むからには
さて取り組むのであれば、せっかくのまとめ読みの機会ですから、1つのテーマに絞ることを薦めます。
経験上、1つのテーマについて短期間に学べば、自分の整理や体系化が格段に進みます。
9連休なら9本読めますから、コアな定番論文やレビュー、事例報告、新しい論考をそれぞれ3本ずつ、などとプラン立てもできます。
大切なことは、「時間が取れる範囲で読む」といった曖昧な努力目標にしないことです。具体的に「年末年始に、毎日1本ずつ論文を読む」ことを、自分に義務づけることです。
仮にも専門職を自認する図書館員であるからこそ、こうした誘惑の多い時期であっても(笑)、時間のあるときに研鑽に励む必要があります。
たった2%の時間であっても、来年業務で取り組むテーマや深掘りしたいテーマを学んでおけば、きっと自分自身の成長や成果につながります。この2%の時間は、翌年の自分のみならず、利用者さんやコミュニティのための投資です。
誰しもがのんびりする時季に努力を怠らないマインドと行動力、そして積み重ねられた知見。こうしたものが揃えば、利用者さんの信頼も得られるのではないでしょうか?
★今です、今!
「じゃあ、自分も頑張ってみようかな」と思った方に、お願いです。
読むのは後でも構いませんが、「今」お手元の論文のコピーや雑誌を、取り出してください。始めるのは明日ではなく、「今」です。
「明日から頑張る」は、ダイエットと同じです。明日という日は、絶対に来ません。(断言)
「今」ならまだ勤務先や近隣の図書館も開いていて、読むべき論文を追加できるかもしれません。
皆さんご自身の成長のためにも、利用者さんやコミュニティのためにも、この年末年始に少しだけ頑張ってみませんか?
怠惰な私がこんな話をするのもおこがましいのですが、何人かの方々の学び等につながればと思い、書きました。意図を汲んで頂ければ幸いです。
(余力がありましたら、併せてこちらもおススメします)
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
きょーこ、6歳半を過ぎ、ようやく乳歯が抜けました。
口を開けると、↓みたいな感じ。(笑)
こんなことの一つ一つが、何にも代えがたい喜びです。
こうした日常の大切さを、れいこが教えてくれました。
これからも、もっともっと、こんな平凡な喜びが続いていきますように!
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