2013-05-30

【お誘い】ラーコモ見学会@兵庫(ダイトケン兵庫支部6月例会)

今日は、お誘いがあります。
私が支部長をしています、ダイトケン(大学図書館問題研究会)兵庫支部にて、ラーコモ見学会を開催します。


例によって、まったく関係のないれいこの写真。

どなたでも歓迎ですので、ぜひ気軽にご参加ください。


○ラーコモ見学会へのお誘い

●ドライブで訪ねる、関学アカデミックコモンズ&兵庫教育大学PAO

昨年から今年にかけて、兵庫県下に新たな施設がオープンしました。今回は、そのうちの2館をドライブで訪ねてみたいと思います。
新しいコンセプトの学びの場を、一緒に訪ねてみませんか?

  • 関西学院大学アカデミックコモンズ図書メディア館
    この4月に、関西学院大学神戸三田キャンパスにオープンしたばかりのアカデミックコモンズ。「学習×憩い×学生活動」をコンセプトとした新しい学習支援スタイルに注目です。
    また、2008年にオープンしている同キャンパスの図書メディア館も併せて見学したいと思います。(いずれも、神戸三田キャンパス)



  • 兵庫教育大学附属図書館ラーニングコモンズPAO
    昨秋、兵庫教育大学附属図書館にオープンした、ラーニングコモンズPAO(パオ)。県下では珍しいラーニングコモンズであることに加え、ユニークなコンセプトで大いに注目を集めています。こちらも、ぜひ行ってみたい図書館です。



○開催要領

  • 【主催】ダイトケン兵庫支部
  • 【日時】2013年6月29日(土)午前8:30頃集合(予定)
  • 【集合場所】三宮、西宮、宝塚近辺(参加者によって調整します)
  • 【参加資格】ダイトケン会員だけでなく、どなたでも歓迎。

  • 【募集人数】15名(ただし、兵庫支部で8名の参加を見込んでいるため、外部で最大7名)。車の都合により、募集人数を減らす可能性あり。

  • 【参加費】無料。ただし、ガソリン代・高速代を人数割で実費負担。
  • 【お申込み】daitoken.hyogo@gmail.com宛にメールにて。6月16日(土)締切。


参加される方のご都合で出発地を決めますが、現時点では三宮付近と西宮・宝塚付近から出発する方向で検討しています。
出発地によりますが、8:30時頃に出発する予定です。

10:00から関西学院大学アカデミックコモンズ・図書メディア館を見学後、懇親ランチ会を行ってから、14:30から兵庫教育大学を見学し、夕方出発地にて解散予定です。

参加者により、車の台数や人数・出発地を調整します。
今回は参加希望者を募る形となっており、お申し込み時点で参加が確定する訳ではありません。

車の台数・人数・出発地により、ご参加になれない場合がありますので、あらかじめご了承ください。車を出して頂ける方、ぜひお知らせください。

お気軽に、ご参加くださいね〜!よろしくお願いします。


○(ご参考)最近のダイトケン@関西の活動

ご参考までに、今月関西で開催されたダイトケンの活動を紹介しておきましょう。
(手前味噌ながら、自分のブログへのリンクでご紹介します)

まず、5月18日(土)に大阪支部例会「新学期ガイダンス」が開催されました。
各図書館における、新学期ガイダンスのノウハウを紹介し合う、とても素晴らしい会でした。

続いて25日(土)には、京都支部ワンデイセミナー「『図書館活用法』授業評価活動~明治大学図書館におけるリテラシー教育評価の実践」が開催されました。
図書館が開催する授業について、突き詰めて評価し改善に繋げる明治大学さんのお話は、非常に勉強になるものでした。

翌26日(日)には、私たち兵庫支部の5月例会「図書館員行饂飩乃国讃岐(ライブラリアンが行く!香川うどんの旅)」 が開催されました。
こちらは懇親企画でしたので、前の2つと少し違う趣きでしたが、大勢のライブラリアンが大いに交流を深める素晴らしい場となりました。

どの活動も魅力的で、楽しいものでした。いや〜、ダイトケンって、ホントにいいな〜。(ステマ)



●れいこと

いよいよ近づいてきた、「れいこパーティー!」。
・・・と言っても、特別なことをするでもなく、れいこを囲んでお話でもしよう、といった主旨です。

「れいこパーティー!」のためにと、友人夫妻がリラックマのお菓子を送ってくれました。いつも応援してくれる友人がいるのは、本当に嬉しいことですね。


お菓子を狙う、うそれいこ。

「れいこパーティー!」については、先日の記事をご覧ください。今週末2日(日)と、れいこのセカンド・バースデーの6日(木)に開催します。
お時間に余裕のある方、よかったらぜひれいこに会いに来てやってください。


それでは、押忍!

2013-05-29

図書館員のうどんツアー!
ダイトケン兵庫支部例会開催報告

突然ですが、皆さん、うどんはお好きですか?
私は、大好きです。

そんな私が支部長を務めるダイトケン兵庫支部で、5月26日(日)に例会「図書館員行饂飩乃国讃岐(ライブラリアンが行く!香川うどんの旅)」 を企画しました。



とてもうどんが美味しく、何より仲間と楽しい1日を過ごすことができましたので、簡単にレポートしておきましょう。


○今日一番、伝えたいこと

  • やっぱり、仲間がいることってスバラシイ!図書館のことでも、それ以外のことでも、付き合える友人をつくろう!
  • うどん、うま!


○ドライブでうどんツアー

とても気持ちのいい、晴れた日でした。
兵庫からお隣の香川まで、11人のメンバーでドライブを楽しみながらの旅となりました。

兵庫支部員はもとより、京都・広島など遠方の支部からも参加者があり、おおいに交流を深めることができました。


うどんを楽しむ企画でしたが、それ以上に仲間との交流を楽しんだ一日でした。極端な話、うどんがなくても十分に楽しいツアーになったでしょうね。


ちくせいのうどんと、うそれいこ。

この日は、うそれいこも一緒に連れて行きました。いろんなうどんを食する、れいこです。


ガールズトーク@うどん屋



図書館員は、記録写真のアーカイブも怠らない



謎の微笑み三人衆



ことでん(琴平電鉄)萌えライブラリアンズ


あまりに楽しかったので、予定外の高松市内散策などもしてしまいました。おかげで予定よりもずっと長引いて、帰宅したのは午前様でした。(笑)

ドライブ中も、停車するごとに乗る車をシャッフルして、いろいろな組み合わせでずっと話をしていました。
図書館の話はもちろん、趣味の話や思い出話、辛かったこと、あげくに支部長による若手への説教に至るまで、いろんな話をしました。図書館を離れても付き合える仲間がいること、その喜びを感じた1日でした。

参加くださった皆さん、お疲れさまでした〜。みんな、ありがとう!


○予告:ラーコモ見学ツアー

ちょっとだけ、予告しておきましょう。
今回の5月例会うどんツアーに続き、ダイトケン兵庫支部では6月例会として、ラーコモ見学ツアーを予定しています。
詳しくは、このブログで追ってアナウンスしますので、ぜひご参加ください!

なお、6月例会はMAX15名しかご参加になれませんので、お早めにお申し出ください。
(さらに言えば、定員の半分以上すでに兵庫支部員で埋まっています・・・)



●れいこと

この日うそれいこは一緒に連れて行きましたが、それはそれとして、子どもたちにもお土産を買いました。
やっぱりれいこにはリラックマかなと思い、ご当地リラックマグッズにしました。


この日修学旅行だったお兄ちゃんも、月曜に帰ってくると、ちゃんとれいこへのお土産を買ってきてくれていました。


れいこもそうですが、息子も真っすぐ育ってくれました。ありがとう、シューイチロー。
今や私よりも背が高くなったシューイチローを、「れいこパーティー!」で見てやってください(当日も遊びに出ている可能性大ですが)。


それでは、押忍!

2013-05-28

自分たちを見つめ直すということ。
ダイトケン京都支部ワンデイセミナー「『図書館活用法』授業評価活動~明治大学図書館におけるリテラシー教育評価の実践」

怒濤の週末3連発図書館イベント。
昨日ご紹介した「まわしよみ新聞ワークショップ」に続く第2弾は、ダイトケン京都ワンデイセミナーでした。


全く関係ないですが、なみはやドームの某大会で準優勝した、れいこ。

この日は、明治大学和泉図書館の矢野恵子さんを講師にお迎えし、「『図書館活用法』授業評価活動~明治大学図書館におけるリテラシー教育評価の実践」と題して、講演を頂きました。


○今日一番、伝えたいこと

  • 自分たちの活動を客観的に見直し、評価することは、本当に大事。
  • 一方で、先駆的な事例をそのまま自館に適応することがベストとは限らない。最適な形にカスタマイズして、やれることを探っていくのが、いいのだろう。
  • 一生懸命な人と話し、感化されることで、自分のレベルアップに繋げていきたい。


○明治大学の「図書館活用法」とその評価

この日の矢野さんのお話を一言にまとめれば、こんな感じ。

明治大学では、図書館が中心になって「図書館活用法」という授業を行っている(半期・2単位、全キャンパスで全学年が受講可能)。
これらをどのように目標を設定し、評価し、改善してきたかという取り組みを紹介。

お話自体は、とてもシンプルで、議論の方向性が見えやすいですね。
ですがさすがは明治大学さん、非常にしっかりした議論を丁寧に重ねられている様子が見てとれました。

この日の様子は、きっとダイトケンの会誌「大学の図書館」にレポートも載せられると思います。
そのため私は、最も印象的だった点、つまり評価活動を選択する行為そのものに絞って、感想を書くことにします。

お話に先だって、明治大学図書館のことを知りたい方は、まず同館の公式サイトをご覧ください。
1年ほど前にオープンしました、講師がお勤めの和泉図書館のプロモーションビデオなどもありますよ。


○評価活動を行うということ

明治大学さんの直接のきっかけは、「図書館活用法」の授業を中心にした活動を特色GPに申請し、不採択となったことです。
その際に、どれくらいの効果が出ているのか明らかではない、という指摘があって議論が始まり、2年後の採択を機に組織的なプログラム評価に取り組まれたそうです。

結論的に言えば、この評価活動に取り組んだことそのものが、一番の成功要因になったと言えるでしょう。

この評価活動により、学習達成目標の明示、それに伴うカリキュラム内容の改善、そして大学全体における図書館の役割の再定義、といったテーマについて、図書館を挙げて取り組まれたようです。


講師のいらっしゃる明治大学和泉図書館

この日のポイントは、ここに尽きると断言できます。
自分たちが、何を目指すのか。ゴールは、どこにあるのか。大学全体の中で、大学の教育の中で、自分たちがなすべきことは何なのか。
この点について本気で議論し、自分たちの強みや弱みを考え直したことが、今のプログラムにつながっていると思えました。

「何を教えるかではなく、学生さんたちが何をできるようになるか」といった考え方などがとても印象的でしたが、これもこうした検討の中で生まれたものなのでしょう。


個別の評価項目や、学生の満足度の把握方法なども非常に練られているのですが、それについては詳しく説明する余裕がありません。
むしろ、いくら素晴らしいものであってもそれらは枝葉であり、幹になる部分はこうした自分たちの立ち位置や目標、ゴールを設定することにあると言えるでしょう。

その点においても、明治大学さんが組織的にこうした取り組みをされたこと自体が非常に素晴らしいことであり、高く評価されてしかるべきだと思います。


○あえて、難癖

感心してばかりでもいけませんので、あえて難癖もつけてみましょう。(笑)
それは、授業そのものやこの評価活動が、図書館中心の議論で終わっているのではないか、という危惧です。

質疑応答の際に伺ってみたところ、図書館の行う活動が大学全体の中でどういう位置づけになっているのか、全学的なコンセンサスとまでは至っていないように思えました。

もちろん正規の授業で、半期に渡って組み込まれていますので、きちんとした位置づけにはなっています。
ただ、大学全体の教育を考えたときに、この授業がどういった役割を果たしているのか、といった点については、まだ明確になっていない様子でもありました。

この評価活動を含め、もう一度大学の教育と図書館の行う授業との関連性を議論し、それを明らかにできれば、さらに素晴らしいものになるのではないかと思えました。


もっとも、これはホントに難癖をつけているだけで。(笑)
ここまでの体系的な評価活動をしている例は、ほとんどないでしょう。この難癖は、明治大学さんがここまでされているからこそ、言えることです。たぶん、99%の大学図書館においては、こうしたことを言えるレベルに達していません。

むしろ、講師を含め、ここまで図書館活動を高めて来たライブラリアンの皆さんの思いと行動力に素直に感心しています。

「枝葉」などと言ってしまいましたが、個々の評価活動も素晴らしく、本当に勉強になりました。個々の内容は、当日のTwitterのまとめを作成しましたので、そちらをご覧ください。


○聞き手はこれを、どう活かすか?

今回のように、お話が面白ければオモシロイほど、考えることがあります。
それは、聞き手がこれをどう活かしていくのか、ということです。

「いい話を聞いたなあ」「いっぱい勉強できたなあ」では、それで終わりです。
せっかくの充実した内容、ほんのちょっとでも、自館にフィードバックしなければいけませんよね。

私のような小さな短大図書館では、聞いた先進的な事例を、そのまま右から左へ流用することはできません。
そのエッセンスをどう咀嚼し、どこへどう落としていくのか・・・いつも考えさせられます。

ご参加の皆さんは、どうですか?
何を持ち帰り、何を職場へフィードバックされますか?

こうして考えることは、聞き手の責務だと思います。
自分が学んだことを現場に還し、ユーザーのために少しでもよい図書館をつくっていきましょう!


○感謝

最後になりましたが、講師の矢野さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。

お若いのに似合わず、落ち着いたお話ぶり、整理されたポイントとスライド、身振り手振り、話のスピード。聞き手のことを意識された、素晴らしいご講演でした。
時間いっぱいまで、質疑応答が途絶えなかったのは、そのお話が魅力的だったからですね。もっともっと、いろんなお話をお聞きしたいところでした。

また、ご講演の後に図書館見学をさせて頂いた池坊短期大学のMさん、ありがとうございました。
そして貴重な機会を提供してくださったダイトケン京都支部の皆さん、このご講演についてお知らせくださいました明治大学のSさん、ありがとうございました。

この日のお話で、前々から伺ってみたいと思っていました和泉図書館に、改めてぜひとも伺ってみたいと思うようになりました。
熱心にご紹介くださる方もいらっしゃるようですので(笑)、機会がありましたらぜひお邪魔したいと思います(と一方的に宣言)。


○(おまけ)私のミッションカード登場!

先日つくってみた、私のミッション
名刺以上に自分を語るものでもありますので、早速カードにしてみました。これを、あの恥ずかしい2枚折の空手家図書館員名刺と一緒に、配ろうと思います。


表・裏を並べてみました

せっかくつくったミッションカード、記念すべき1枚目はブログを読んですぐに温かいメールをくださった、京都支部のYさんにお渡ししました。

「正気か・・・?」と思われるのはコワいですが、今後名刺交換の際には配っていこうと思っています。
この日も講師にもお渡ししましたし、お世話になっているその上司さんの分まで託してしまいました。(笑)

まあ、自分のことを覚えてもらい、認知してもらうためにはいいですよね・・・?(汗)


それでは、押忍!

2013-05-27

いつもと違う、新聞の読み方
「まわしよみ新聞ワークショップ」がオモシロイ!

先週末は、怒濤の図書館イベント3連発でした。
今日は、24日(金)にBiz Libraryで開催されました「まわしよみ新聞ワークショップ」について、ご報告しましょう。


土曜に行われましたダイトケン京都支部ワンデイセミナー「『図書館活用法』授業評価活動」や、日曜に主催しましたダイトケン兵庫支部5月例会「図書館員行饂飩乃国讃岐(ライブラリアンが行く!香川うどんの旅)」も、大盛況でした。
これからについても、明日以降レポートをしていきますので、ぜひ改めてこのブログをご覧ください。


○今日一番、伝えたいこと

  • Webでの情報発信が中心となっている時代だからこそ、際立つ紙メディアの特性がある。
  • 新聞は、大衆向けに書かれたメディア。読み手が受け止め、自分の言葉にすることで活きたメディアになる。


○「まわしよみ新聞ワークショップ」って?

「まわしよみ新聞」については、公式サイトをご覧頂くのがいいでしょう。とても面白い試みですよ!


この日、ワークショップで講師になってくださったのは、まわしよみ新聞実行委員会 オーナーのむつさとしさんでした。
むつさんのアドバイスのもと、いろいろな個性豊かなメンバーが、あれこれと語り合いながらワークショップを楽しみました。


やってみて気付かされたのは、いつも読み流している新聞には、いくつものユニークな記事があるということです。

一方で、それらは大衆向けに書かれた、生命感のない記事でもあります。
しかしそれをお互いに紹介し合うことで、他人の活きた言葉でもって介され、記事に血肉が備わるように思えます。


Webで必要な記事をパッと探せる時代だからこそ、このように非デジタルの紙媒体の良さを見直すことに価値があるのでしょう。
図書館員にとっては身近な新聞というメディア、意識していないその新たな一面を垣間みた思いでした。


私が持って来た、90年代の新聞から野茂英雄さんの写真が。

そして大切なことは、これが楽しいワークショップであったということです。
あまり難しいことを考えるのではなく、みんなが楽しんでこうしたことに気付く、という方法が素晴らしいですね。

また、この「まわしよみ新聞」は、誰でも自由にワークショップをやって欲しいとのことでした。許可も要らないのでどんどん試して欲しい、というのがむつさんのお気持ちです。

貴重な機会をくださいましたむつさとしさん、Biz Libraryの福岡さん、ありがとうございました!


○NHKラジオ第1で放送されます

この日は、NHKラジオ第1の取材が入っていました。
私もちょっとだけ、インタビューに答えましたよ〜。名前などは出ませんけれど。(笑)

今回の取材の放送日は、NHKラジオ第1で、27日(火)17時10分~30分の間の約10分の予定とのことです。よろしければ、ぜひ視聴してくださいね。

先日はれいこと私たちが取り上げて頂きましたし、NHKラジオ第1さんとは、ご縁がありますね。



●れいこと

いよいよ今週末の「れいこパーティー!」が迫ってきました。


2日(日)と6日(木)に行いますので、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
大勢来てくださると、れいこもきっと喜ぶと思います。れいこを囲んで、気軽にお話をしませんか?


それでは、押忍!

2013-05-24

【開催直前!】
図書館総合展フォーラムin伊勢&ライブラリーキャンプへのお誘い!

一昨日つくってみた、自分のミッション
自分にとっては、図書館活動の今後の人生を左右する大きな話だったのですが・・・予想どおり、皆さんの反応はそれほどでもなく。


この大風呂敷に、みんな苦笑したでしょうね。
・・・と言うより何より、そもそも他人のミッション見ても、どうしようもないですよね。(苦笑)

でも、ダイトケンで一緒に頑張っている仲間からのメールは、嬉しかったな〜。


○今日一番、伝えたいこと



○図書館総合展フォーラム2013in伊勢に、行こう!

まずは、直近の図書館総合展フォーラム2013in伊勢です。
詳細は、公式サイトからご覧ください。プレイベントであるバスツアーや前夜祭は、もう明後日に迫ってきました。本番は、27日(月)になります。


図書館総合展の魅力は、やはり全国各地から集まってくるライブラリアンとの交流に尽きるでしょう。
講師・来場者とも、いろいろな立場の方々が遠方からいらっしゃいますので、とてもいい交流の場になります。

私の話で言えば、昨年はトサケンフォーラムとライブラリーキャンプ報告会で登壇の機会を頂き、本当に貴重な場となりました。


そして地方で開催される図書館総合展フォーラムは、一つ違った魅力があります。
それは、ご当地の魅力が満載なことです!

今回で言えば、注目はやはり皇學館の岡野裕行さんの基調講演でしょう。
文学館への造形が深い若手の気鋭・岡野さんですから、ユニークなお話をお聞かせくださると思います。ぜひご注目ください!

また、お近くの愛知・岐阜からは、豊田高広さん(田原市図書館 館長)と熊谷雅子さん(多治見市図書館 館長)が、パネリストとして登壇されます。
精力的な活動で知られるお二人のお話も、ぜひお楽しみください!

私としては、岡野さんを含めてこのお三方のお話は、カネを払って聞く価値があると思います。
ぜひ、こうした方々ともこのフォーラムを含めて、お近づきになってください。来場される皆さんも、わざわざ時間を割いて集まる方ばかり。この場でネットワークをつくっておくことは、絶対に後で生きてきます。


そんな訳で、直前ではありますが、図書館総合展フォーラム2013in伊勢のご案内でした。皆さん、ぜひご参加を!
(ちなみに私はどうしても外せない会議があるため、泣く泣く欠席します・・・)


ところで、先日ご案内しましたように、私は図書館総合展運営協力委員になりました。
私以外には、shibureさんyashimaruさんなど錚々たるメンバーのようですので、一緒に図書館総合展を盛り上げていきたいと思います。
皆さんも、ぜひ気軽に声をお聞かせください!



○ライブラリーキャンプ2013in淡路島にも、行こう!

続いてご紹介したいのが、ライブラリーキャンプです!
次回は兵庫・淡路島で6月9日(日)〜10日(月)にかけて開催されます!詳しくは公式サイトでご覧ください。


ライブラリーキャンプのコンセプトは、「創る図書館を創る、未来の図書館を創る」です。
このコンセプトに、すべてが含まれているように思います。一泊して、それぞれが様々なテーマで自分の想いや気持ちをぶつけ語り合う、そんな素晴らしい場です。


私も第1回で、山中湖情報創造館まで行ってきました。
片道7時間をかけてのハードなスケジュールでしたが、それだけの甲斐があったというものです。いろいろな分野の人が集まり、とても楽しく気付きのある機会となりました。

正直に言っておけば、参加費が高いです。宿泊費・食事代等全て込みですが、50,000円かかります。
しかし、見合うだけの価値はあります。何しろ、50,000円を払ってでも図書館のことを考えよう、他の人たちと交流しよう、という人たちばかりが集まるのです。その意味を、お察し頂けますよね?


ライブラリーキャンプは少人数で開催されますので、その密度や交流の深さは、図書館総合展以上と言えるでしょう。
私の経験からすると、同じキャンプを過ごした方々はただの知人ではなく、仲間になります。ぜひ、ライブラリーキャンプに参加して、仲間をつくりましょう!


ちなみに今回、私は車で宝塚から淡路に行きます。先着3名まで、同乗可能ですよ〜。
皆さま、ライブラリーキャンプでぜひご一緒しましょう!


○仲間をつくる!

繰り返しになりますが、これらのイベントに共通していることは、仲間をつくることができる、ということです。
もちろん、直接的な知識を得たり、スキルを学んだりすることもあるでしょう。

しかしそれ以上に重要なのが、ヨコのつながりをつくり、仲間を得るということだと思います。前向きで目線の高い仲間がいれば、きっと自分を高めてくれます。
私のミッションをつくらせてくれたのも、こうした仲間たちとの交流だったと思います。

皆さん、ぜひ仲間をつくりましょう!
それには、図書館総合展とライブラリーキャンプはうってつけです。ぜひご参加を!


それでは、押忍!

2013-05-22

自分のミッションをつくってみた。

(2019.1.2追記 ミッションを全面的に改定し、下記のミッションはビジョンとして再定義しました。詳しくは、こちらをご覧ください)

(2016.9.18追記 先日の日経新聞に、私のミッションとれいこのことを取り上げた記事を掲載頂きました。詳しくは、こちらをご覧ください)

今日は、昨日「自分の成長戦略?」と題して書いた話の続きです。


写真は、またもや全然関係のないれいこ。

思い切って、この数ヶ月くらい考えてきたことを、まとめてみました。ちょっと恥ずかしいですが、ここに宣言しておきましょう。


○空手家図書館員のミッション

私の図書館活動におけるミッションを、以下のように定めました。
これが私の図書館活動における理念であり、決してぶれない軸になるものです。

【ミッション】
  情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!

【行動指針】
  1. 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、そのスペシャリストであるライブラリアンも含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。
  2. 情報に携わる人と人とを、とりわけライブラリアン同士をつなげる。
  3. やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる。

う〜ん、言っちゃったな・・・。(苦笑)
でも、自分がずっと思ってきたことが、ようやく整理できとてもスッキリした感じです!


○ミッションについて

このミッション、そしてそれにもとづく「行動指針」について、説明をしておきましょう。

【ミッション】
  情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!

大言壮語、とはこのことでしょう。(笑)
でも言わば自分の憲法ですから、きちんと理念を掲げませんとね!


たぶん私は、「情報」の持つチカラやその意味を、他の人よりも深く感じているのではないかと思います。
それは、図書館員としての知識や能力ではありません。

「情報」とは、文献などの学術情報に限りません。
様々な知見のみならず、日常の中のささいな事柄、そして伝え合うお互いの気持ちでさえも「情報」だと思います。

そして私は、れいこの闘病を通じ、多くの「情報」に接してきました。

私自身、ブログやTwitterなどで、れいこの闘病に関する「情報」を発信しました。
そしてそれ以上に、多くの方々が様々な「情報」をくださいました。医学雑誌の文献を送ってくださった方もいらっしゃれば、病院での入院体験を聞かせてくださった方もいらっしゃいますし、そして応援する気持ちやメッセージを寄せてくださいました。

れいこの闘病中、皆さんの応援に支えられ、頑張ることができました。
それは言ってみれば、自分が情報を発信した結果であり、そして皆さんが発信してくれた情報を受け取ったからです。

れいこの闘病に加え、図書館員という立場とあいまって、私は「情報」の持つ意味やチカラを、さらに強く感じるようになりました。
この「情報」が持つチカラで、世界をもっと幸せにしたいと思います。



ときには、治療方法など「情報」が直接役立つこともあるでしょう。
みんなの気持ちが伝われば、私たちのように支えられることもあるでしょう。

大きな視点でみれば、貧困などの社会的病理やイデオロギーの対立も、「情報」が不足しているからと考えることもできるでしょう。

逆にマクロにみれば、自分の図書館が必要としているものは、まさに直接的な「情報」そのものです。必要な「情報」を集め提供することは,ダイレクトに自分のミッションを果たすことでもあるでしょう。


情報のチカラで、世界はもっともっと良くなり、幸せになれるのではないか・・・真剣に、そう考えます。

そして、自分がそれに僅かでも貢献できたら、と思います。
このミッションは、そんな気持ちを綴ったものです。


○行動指針について

このミッションにもとづき、具体的な行動に方向性を与えるための「行動指針」を作成しました。ミッションが憲法なら、行動指針は基本法にあたるものでしょうか。
以下、一項目ずつ説明しましょう。

  1. 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、そのスペシャリストであるライブラリアンも含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。

図書館とWebを、ミッションで定めた「情報」の最大リソースとします。そして、それら両方に長じた存在であるライブラリアン(ですよね?)に注目します。
図書館、Web、そしてライブラリアンの持つチカラや魅力をPRし、伝えていきたいと思います。

図書館総合展でお話しました図書館員のセルフブランディングも、この文脈で読み取って頂ければと思います。

図書館ってオモシロイ、Webってスゴい、ライブラリアンってカッコいい!・・・そう思ってもらえるように頑張ります。


  1. 情報に携わる人と人とを、とりわけライブラリアン同士をつなげる。

情報を使う人と提供する人が、つながるサポートをしたいと思います。
幸い図書館界を中心に知人・友人にも恵まれましたので、まずはライブラリアンどうしのつながりを広げることでお役に立ちたいと思っています。

また、今後も各種図書館業界的なイベントを開催することで、そうした機会を提供したいと思っています。

ライブラリアンがどんどんつながれば、社会に情報を提供する枠組みが出来ていくことになりますよね。ほんのちょっとですが、そうしたところにも貢献できれば、と思います。


  1. やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる。

私はこの点に関しては色気を隠しませんが(笑)、どうせやるなら、自分のプレゼンス(存在感のようなもの)を向上させたいです。
こうしてそれなりに広く頑張って、自分の商品価値(?)も高めたいですし、みんなから一目置かれ信頼される存在になりたいと思います。

正直、初めてお会いした方がこちらのことを知ってくださっていると嬉しいですし、それが次への励みにもなっています。

要は、目立ちたがり屋なだけ。(苦笑)


○自分のミッションを、どう活かすか

何はともあれ、この数ヶ月考えていたことを形にできたのは、一つの成果だと思います。
後はこれをどう活かすか、ですね。


声高に宣言しておいて何ですが、ミッションは不変のものとは考えていません。そのときどき、自分の価値観に応じて軌道修正をしていくつもりです。
今の段階では、まずはやってみた、でOKかな、と。

昨日書いたとおりですが、自分がこれを明らかにしておくことで、いろいろなメリットがあると思います。

前述のセルフブランディングなども自分の主要テーマとして位置づけられますし、度々のイベント開催も自分のポリシーに沿ったものであることを明らかにできます。
何より、自分のアイデンティティーを確立したことが、自分の気持ちの上でとても重要なことです。


このミッションで、今日からの活動が劇的に変わるものではありません。
ですが、自分の中に軸ができたことを意識し、いろいろな活動にベクトルを持たせていきたいと思っています。

さあ、これから頑張るぞ〜!

(2019.1.2追記 ミッションを全面的に改定し、下記のミッションはビジョンとして再定義しました。詳しくは、こちらをご覧ください)



●れいこと

れいこが星になって、まもなく1年。
こうした時期に、自分がミッションをつくろうと思い、まとめられたことが不思議な気がします。もしかすると、れいこが後押ししてくれたのかな?


上のミッションには入れていませんが、私にとって、とても大事なモットーがあります。
それは、「れいこが惚れる男になる!」ということです。(笑)

れいこが惚れるような、真っすぐな男でありたいと願います。
れいこの頑張りに負けないような、強い男でありたいと思います。

まあ、もともとれいこと僕はラブラブなんですけどね!(妄想)


それでは、押忍!

2013-05-21

自分の成長戦略?

大学院を修了してはや2月、シューロンを書き上げてからは4ヶ月が経とうとしています。


写真は全然この話と関係のない、れいこ。

・・・が、ここで強い危機感。
それ以降、自分は何をできただろう・・・?


○自分の成長のために

上で「危機感」と書きましたが、むしろ焦燥感のようなものかもしれません。

大学院を出ても、結局何も変わっていないんじゃないか、何も次に繋げられていないんじゃないか、という焦りです。
(実際は得たものも多く、そんなことはないとも思っているのですが)

大学院を出たからといって、職場での人事評価に繋がることもありません。研究者になろうと思っている訳でもありません。

私の場合は、あくまで図書館員としての自分の能力を高め、図書館は何をするべきか、情報とは何か、といったことを考えるために、大学院に入学しました。
であれば、やはり何か今後図書館の現場にフィードバックし、自身のスキルアップも継続的に図っていく必要があります。
もともと非常に怠惰な私、常に自分のお尻を叩いておかなければいけません。

自分のお尻を叩くために、どうすればいいか・・・最近ようやく出せた答えの一つは、自分のミッションを作ることです。


○自分のミッションにむけて

このところ毎日、自分のミッションのことを考えています。

皆さんの組織にも、ミッションがあるのではないでしょうか。
ミッションという言葉をどう定義するかにもよるでしょうけれど、組織の存在目的や活動の理念のようなものですね。

言葉はどうあれ、図書館員としての私自身の活動にも、ミッションを持っておこうと考えつきました。
せっかく大学院も修了したのに、このままズルズルと自分の成長を途絶えさせてはいけませんよね。



ここで、まず自分の図書館に関する活動を振り返ってみます。

  • 職場の一ライブラリアン(管理職ではありませんが、現実的にはボス的な立場)
  • ダイトケン(大学図書館問題研究会)兵庫支部長・全国委員・D-ヒョーゴ代表
  • トサケン(図書館サービス計画研究所)幹事長・運営委員
  • エル・ライブラリー広報大臣・サポート会員
  • 図書館総合展運営協力委員
  • Code4Lib Japan個人サポーター
  • 日本図書館研究会、日本出版学会、マイニング探検会、Lifo会員
  • 各種ML等(上記の会の他、sp-lib、sl-shock、版元ドットコムなど)


それなりに図書館活動を広げている、と言っていいでしょう。
一方で、これだけの活動をしながらも、自分の一本通った軸が無い、といったことも自覚しています。

そして今回、作ろうとしているミッションは、これらの活動の軸にするためのものです。
このミッションを掲げることで、行動が劇的に変わるとは思いませんし、その必要もありません。

ただ、自分の目指す姿を明確にすることで、自分自身の成長戦略やそのベクトルもまた明確にできるのではないかと思います。


○イメージづくりとプレゼンス

ミッションのもう一つ大きな目的は、私の得意分野を作り、それを目に見えるようにする、ということです。

「著作権の話で言えば、○○館の○さんだよね」、「○○さんと言えば、○○が詳しいよね」といったような具合に言われる方が、いらっしゃいますよね?

残念ながら、現時点では自分にはそのようなイメージはありません。
ミッションを策定することで、その辺のイメージづくりにも役立つのではないかと思います。

「○○と言えば、空手家さんやね」と言われるようになれば、イメージアップを超えたプレゼンスに繋がると思います。
その分野はそのまま自分の得意分野であり、武器でもありり、それはそのままアドバンテージにもなります。

これは自分が差別化され、認知してもらい、自分のみならず図書館員全体のステータスアップにも繋がる重要なポイントだと考えています。


○・・・で、どうするん?

勢いに乗っていろいろ言ううちに、ちょっと取り返しがつかなくなりつつあります。ちょっと風呂敷を広げ過ぎました。(汗)

正直、ミッションだけで劇的に何かが変わる訳ではないのですが・・・肯定的に考えて行くと、上に書いてきたような話になるのかな、と。

偉そうには書きましたが、ようは個人の目標みたいなものですから、そんな大それたものであるはずがありません。(大汗)
では、どういうテーマをミッションとして策定するのかと言えば・・・それは、また明日続きを書きましょう。


軽く触れつつ乱暴に括れば・・・私のミッションは、情報のチカラで社会に資する、といった方向でしょうか。
その実現手段として、情報の持つチカラやその魅力を、伝えていきたいと思います。

より具体的な行動指針として言えば、図書館とWebという2つの情報源、そしてそれを司るライブラリアンの魅力を伝えることが、何かしら社会に役立つことになるのではないか・・・と考えています。


まあ、続きはまた明日にしましょう。
大風呂敷を広げましたが、くれぐれも壮大なものを想像されませんよう。あくまで、私の個人的なミッションですので。(笑)



●れいこと

先日からご案内しています、「れいこパーティー!」
すでに何名かの方々から、ご連絡を頂いています。


れいこのために、私たちのためにこうしてお声がけ頂き、本当に嬉しいことです。改めて、応援くださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

事前アポは不要ですので、当日どうぞ気軽にお立ち寄りください。
お気遣いなく、どうぞ【手ぶらで】お越しくださいね〜。


それでは、押忍!

2013-05-19

教える、ということ。
(ダイトケン大阪支部例会「新学期ガイダンス」参加報告)


久しぶりに、ちょっとした衝撃を受けました。
ダイトケン(大学図書館問題研究会)で、お隣の大阪支部の例会「新学期ガイダンス」に参加してきたのですが・・・衝撃的でした。


久しぶりに、高揚感を感じた勉強会となりました。簡単にですが、レポートしておきましょう。


○一番印象に残ったこと+考えたこと

  • 私たちライブラリアンは、人に何かを教えるということを、どこまでも突き詰めて考えないと!
  • 考えたことは、少しずつでも実行に移そう。改善の余地は、いくらでもある。
  • 自分のガイダンスが完成形に近づいたと思ったら・・・それは思考停止であり、ユーザーにとって最大の不幸。


○反省

白状しましょう。
私は、自分のやっているガイダンスがそれなりのクオリティーを持っていて、とても判りやすいつもりでいました。しっかり練っていて、ある程度実情に適合した完成形に近づきつつある・・・とまで思っていました。
(実際、参加者アンケートでも、そこそこ胸を張ることができる評価を頂いてきました)

・・・が!
その認識を改めなければいけない、とこの日はっきりと感じることができました。

この日の例会では、何人かの図書館員が、自館のガイダンスを紹介しました。それぞれが自館 や大学の状況に合わせ、学生さんたちに何を伝えるべきか、どうすればそれを伝えられるか、真剣に考えて続けていることが伺えました。

私には、いささかの慢心があったように思います。反省。


○大阪大学附属図書館の事例

各図書館の事例報告はユニークなものでしたが、もっとも印象的だったのが、大阪大学の2つのご発表でした。

1つ目は、大阪大学附属図書館が授業の中で、ほぼ全新入生に実施している「情報活用基礎」の報告で、お話は関西期待の若手・S田さんでした。

このガイダンスでは、教材を(パワーポイントではなく)Webサイトの形にしていて、学生さんにブラウザで見せるようにしています。まず印象的だったことは、学生さんたちが、抵抗なく使うと思われるインターフェースでした。




この資料は、大阪大学附属図書館公式サイトに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
(時間割スケジュール等を設定しないと見られないようですので、リンク先のページ下部にあるサイトマップからご覧になるといいでしょう)

資料を見ると、文字は極力減らし、ゆったりとした配置になっています。
ほどよいイラスト、多用されているクイズ・問題。しかも、クイズがブラウザ上でドラッグ&ドロップしたり、どのように調べていくかをラジオボタンで選ばせたりするなど、心にくいほどです。

デモ画面を拝見して、「この画面なら、学生さんたちも抵抗なく使えるよな〜」と感心すること、しきりでした。

もちろん画面のデザインだけではなく、構成もよく練られています。
冒頭に出てくる「大学での学びとは」・「レポートとは」といったことや、レポートの構成・作成プロセスなどは、利用者アンケートでは上位に評価されている項目とのことです。


このように、内容+インターフェースともに優れた大阪大学さんの授業用サイト、とても優れたものだと感じました。
国立大学さんなどであれば、こうしたガイダンスや利用者教育(私はこの言葉が嫌いですが)のためのチームがあることが多いですね。

せいぜい1〜2名が兼務で実施する短大図書館などと違い、チーム内でしっかりと議論し、特技を活かし合ってこうしたコンテンツを作成できていることが、事例報告からも伺えました。


○大阪大学生命科学図書館の事例

そしてさらに印象的だったのが、この生命科学図書館の事例です。
この図書館で、何と15年も勤務されたSさんによるご報告でした(国立大学では、普通ないですよね?)。

まず驚かされたのが、冒頭で説明された「カウンターこそが教育サービスの中核的な場」という位置づけでした。


この考えには、非常に驚かされました。
わが国においては1990年前後から授業との連携・教員とのタイアップが叫ばれ、金科玉条のごとく唱えられてきました。それと齟齬は来さないまでも、明らかに志向が異なります。

今や、カウンターの重要さを否定するライブラリアンはいないでしょう。
しかし、ここまでカウンター重視の姿勢を持ち、しかもそれを基本スタンスとして鮮明にするライブラリアンもまた、ほとんどいないと思います。

Sさんは、「高々1.5〜3時間の授業の教育効果を過信しない」とまで断言されていました。
授業などで行うガイダンスはすべてオマケ(?)的なもので、日々カウンターで対面して直接ニーズを掘り起こすこと、それを繰り返し継続的に学生に学ばせることが教育である、と言わんばかりでした。

お聞きすると、Sさんの信条が浸透し、それが生命科学図書館のポリシー(?)となっているご様子。
この信条自体の評価は意見が分かれるかもしれませんが、それを明らかにし、チームとして取り組んでいること自体に組織としての強さやビジョンの存在を感じました。


Sさんのお話には、もう一つ刺激的な部分がありました。
それは、「OPACの使い方」のような情報提供マターは、「教育」とは言わないというご意見でした。

そうした検索スキルなどはパンフレットで読めばいいのであって、講習会などで伝えるのは「教育」に値するものだけ、とのことでした。
その人を人として、研究者として成長させる知識や、教えなければ分からない知識を教えることが図書館の使命である、とお考えのようでした。

「教育」に値する知識として例に挙げられていたのは、以下のようなものです。

  • 先行研究調査は、発見的ではなく系統的な探索を。
  • 雑誌論文は局所的に探せず、グローバルに探さなければならない。
  • レビュー対象文献の年代を区切るのも根拠が必要。 などなど。

残念ながら、これらについて一つ一つ詳細には伺う時間がありませんでした。
Sさんはいろいろと論文などを書かれている上、ちょうど今年本を執筆されたばかりとのことで、この辺りを読んで勉強したいと考えています。



ともあれ、Sさんのお話は魅力いっぱいでした。久しぶりに、衝撃を受けたと感じています。
この日お聞きした内容を咀嚼し、自分のガイダンスにフィードバックしていきたいと思っています。

最近ちょうど考えていたのが、ガイダンスなどで細かい検索方法を教えるのは枝葉の話であり、もっと幹の部分を伝えていかなければいけないと感じていました。
その幹の部分というのが、Sさんのおっしゃる「教育」と言えるような内容なのだと思います。
これについては、また後日改めて触れたいと思います。

発表をお聞かせくださったS田さん、Sさん。それに幹事のTさん、大阪支部の皆さん、ありがとうございました!


○改めて反省

この日は本当に、いい刺激を受けて帰ることができました。
改めて、人に教えるとはどういうことか、という問いに立ち返ったような気がします。

振り返ってみれば、私も図書館勤務歴だけは長くなり、多少の思い上がりがあったのかもしれません。初心を忘れず、前を向いて頑張っていきたいと思います。


ついでに、宣伝です。
この日の例会を企画してくださったのは、ダイトケン(大学図書館問題研究会)大阪支部でしたが、どの支部も常時新入会員を募集しています。
一緒に他大学・短大の図書館員と勉強してみよう、仲間を作ってみよう、という方、ぜひお気軽にお声がけください。

私は兵庫支部の支部長をしていますので、兵庫にお住まい・お勤めの方には、特にアピールをしておきたいです。兵庫の皆さん、いつでもお待ちしています!

そうそう、兵庫支部の懇親企画「図書館員行饂飩乃国讃岐(ライブラリアンが行く!香川うどんの旅)」も、あと若干名だけ募集しています。まもなく締め切りますので、お早めに!
<あ、宣伝の方が長くなっちゃった・・・。(汗)



●れいこと

最後に、れいこの話を。

先日ご案内しました、「れいこパーティー」
1日目が6月2日(日)ですから、開催まであと2週間ちょうどになりました。


2日目は、れいこのセカンド・バースデーになる6月6日(木)です。
しんみりせず、みんなで明るくれいこを囲んで、楽しく過ごしたいと思います。皆さん、よかったらぜひ気軽にお立ち寄りくださいね!


それでは、押忍!

2013-05-18

記録写真@エル・ライブラリーお祝い+応援会を公開!

今日は、ご報告だけ。
先日、このブログでご報告しました「谷合館長とエル・ライブラリーを祝い、応援する会」。大盛況のうちに終了しました。



先日予告していましたとおり、その写真を公開しますので、ご覧ください。
写真掲載をご了承くださった皆さま、撮影に協力くださった皆さま、ありがとうございました〜。


こうした楽しい写真を見ることで、またエル・ライブラリーへのご支援の気持ちを思い起こして頂けると幸いです。
このイベントの2日後には、朝日新聞にも取り上げて頂きましたし、これらをエル・ライブラリーへの追い風にしていきたいですね!

先日のエントリーにも書きました、応援キャンペーンもぜひよろしくお願いします!
このブログの↓にある「ツイート」や「いいね!」、「f」(フェイスブックのシェア)ボタンなどでも、エル・ライブラリーのことをご周知頂けますので、ぜひご協力ください!

2013-05-16

日本一貧乏な図書館、朝日新聞に!

私が広報大臣を拝命し、常々応援していますエル・ライブラリー。
はっきり言って、日本一貧乏な図書館です。(笑)

ですが、先週末の「谷合館長とエル・ライブラリーを祝い、応援する会」には43名ものライブラリアンが集まるなど、日本一愛されている図書館でもあります。
<主催して良かった・・・みんな、来てくれてありがとう〜!(感涙)

そのエル・ライブラリーと谷合館長が、朝日新聞に登場しましたので、今日はご紹介しておきましょう!


○エル・ライブラリー@朝日新聞

お祝い+応援会からわずか3日、エル・ライブラリーと谷合館長が、朝日新聞に登場しました!
「図書館魂 逆境に負けぬ」、「『エル・ライブラリー』谷合館長に賞」といった見出しが躍ります。

これについては、エル・ライブラリーのブログをご覧頂くのが一番いいでしょう。


この新聞記事では、エル・ライブラリーの成り立ちからその重要性・窮状まで、判りやすく書いてくださっていますね。
谷合館長がお祝い+応援会でおっしゃっていた、「振り込め詐欺かと思った」というエピソードも、しっかりと掲載されています。(笑)
まだご覧になっていない皆さま、ぜひお目通しください。

大阪地域版ですので、原紙は読みにくい方が多いでしょうね。
朝日新聞DIGITALにて、本文を読むことができます。会員でない方も、無料で一部の記事を読める無料登録だけすれば(ほんの1〜2分)、すぐに記事を読めますよ〜。


広報大臣として、一人のライブラリアンとして、こうした図書館に注目が集まるのは、本当に嬉しいことです。朝日新聞さん、ありがとうございます!

皆さん、今後もエル・ライブラリーへのご支援をよろしくお願いします!



●れいこと

思えば、エル・ライブラリーはずっとれいこを応援くださっていました。
れいこの闘病中も何度もお見舞いに来てくださったり、saveMLAKのTシャツを贈ってくださったりしました。


贈られたsaveMLAKの真っ赤なTシャツ

れいこの応援をテーマの一つにして、大阪マラソンを走ってくださったこともありました。

どこにもない、貴重なレアもの資料を持つエル・ライブラリー。一ライブラリアンとして、この貴重な資料を、失くしてはならないと思います。

しかしそうした図書館的な価値観とは別に、私にはエル・ライブラリーを応援する理由があります。
エル・ライブラリーの掲げる「支え合う社会」という理念に、今度は私が応える番だと思っています。


それでは、押忍!

2013-05-15

日本一貧乏で、そして日本一愛される図書館。(エル・ライブラリーお祝い+応援会、大盛況!)

先日ご案内しましたとおり、5月12日(日)に「谷合館長とエル・ライブラリーを祝い、応援する会」を主催しました。
この会の主旨等は、前回のエントリーをご覧ください。


東京・名古屋など各地のライブラリアンらが、何と43名(!)も集まり、谷合館長とエル・ライブラリーを祝ってくださいました。
これだけでも、いかにエル・ライブラリーが愛され、大勢に支えられているかが伺えるというものでしょう。


○一番印象に残ったこと+考えたこと

  • 谷合館長はじめエル・ライブラリーは、日本中のライブラリアンたちから愛され、応援されている!
  • でも、極度の貧乏。このままでは、日本中でここにしかない多数のレアもの資料が散逸してしまう恐れ大。
  • 貴重な資料を守るためにも、みんなの継続的な支援が必要。自分自身、今まで以上にエル・ライブラリーを応援!皆さんも、ぜひご支援ください!


○(第1部)見学会@エル・ライブラリー

当日は2部構成となっており、まずは第1部として、エル・ライブラリーの見学会を行いました。

見学に先立ち、まず谷合館長から、簡単にお話を頂きました。
受賞の経緯や授賞式の様子などについてはもちろん、エル・ライブラリーを巡る状況などについても、お話くださいました。



お話の後は、二手に別れて見学会を行いました。
他館ではあまり所蔵がない社史など、ユニークな資料を中心に受け入れをしていることなどが、エピソードを交えて説明されました。



エル・ライブラリーには、ここにしかないレアもの資料が、山ほどあります。それらを実際に見せて頂き、詳しい説明も頂きました。
労働組合の資料などもきちんと後世へ引き継がれれば、単なる社史を超えて社会状況を読み取れる資料になる、といったお話には注目です。



谷合館長のお話とエル・ライブラリー見学会は、予定どおり1時間で終了し、懇親会場へ移動となりました。
この1時間のためだけに、愛知など他府県から駆け付けてくださった方々が、4名もいらっしゃいました。皆さんのお気持ちに、感謝です!


○(第2部)お祝い+応援会

続いて、エル・ライブラリーの近くの飲食店で、お祝い+応援会を開催しました。

冒頭のご挨拶は、昨年度の図書館サポートフォーラム賞受賞者・稲葉さんから頂きました。稲葉さんからは、「関西の女性が元気を出していかないと!」という強いエールを頂きました。
(みんながみんな稲葉さんや谷合館長みたいに元気やったら、それはそれでコワい・・・と思ったことは内緒)



乾杯後に改めて谷合館長から、今回の受賞のこと、エル・ライブラリーの発足の経緯や今後の活動などについて、プチ講演を頂きました。


活動予定の中で、計画中の「れいこ記念文庫」についてもお話を頂きました(これについては、後日改めてアップします)。

会の半ばにはサプライズで、エル・ライブラリーを支えてくれたボランティアさんお二人、千本(ちもと)館長補佐に、谷合館長から感謝状などが贈られました。この皆さんのご活躍がなければ、今のエル・ライブラリーは決してありませんでした。





そしてこれもサプライズ!参加者からエル・ライブラリーへ、お祝いの花束とケーキが贈られました!




サプライズ企画で千本さんたちへの感謝状を作っていた谷合館長でしたが、今度はご自分が驚かされる番に!


参加者には、谷合館長から一人ずつ、記念品が贈られました。
記念品は、この日のためにわざわざ作成された、エル・ライブラリーとsaveMLAKのコラボしおりです!デザインはもちろん、kumoriの渡辺ゆきのさんです。

一枚ずつに手書きされた感謝の言葉が、エル・ライブラリーらしくて嬉しいです。
私的な話をすれば、ずっとれいこの応援をしてくださったkumori×エル・ライブラリーというのは、とても胸に響くものでもありました。


こうして大盛況のうちに、お祝い+応援会は終了しました。
もちろんこの後も、有志は谷合館長と千本さんを囲んで、お祝いは深夜まで続きました。(笑)

当日の写真については、近々皆さんに見られる形にしますので、少々お待ちください。用意ができましたら、このブログやfacebookのイベントページでお知らせしますね。

2013.5.18追記 写真を公開しました。こちらからご覧になれます。


○感謝

この日、改めて確信しました。

エル・ライブラリーは日本一貧乏ですが(キッパリ!)、日本一愛され、応援されている図書館でもあります。

今回このような会を主催して、本当に良かったと思います。
常日頃から応援する、谷合館長とエル・ライブラリーの図書館サポートフォーラム賞受賞をお祝いすることができ、本当に嬉しく思っています。

エル・ライブラリーの皆さん、お忙しい中このような企画にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。日曜なのに仕事もさせ、終電まで飲ませてしまって、すみませんでした。(笑)
でも、私たちはこうした場を共有することができて、本当に嬉しかったんですよ〜!


そして、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
これだけ大勢の皆さんが駆け付けてくださったからこそ、エル・ライブラリーの皆さんにも喜んで頂くことができましたし、対外的なPR効果も充分にあったと思います。

当日ご参加くださった方々には、サポート会員になってもらったり、多くのカンパを頂いたり、古本やCDなどをお持ちくださったりしました。受付や写真撮影で協力くださった方々もいらっしゃいました。

Twitterやfacebookで拡散に協力してくださったり、エル・ライブラリーに関する書き込みをしてくださった方も、いらっしゃいました。
当日のツイートのまとめを@ARGこと岡本真さんが作成してくださいましたので、そちらもぜひご覧ください。
また、工房レストアさんマンボウさんもブログに書いてくださっていますので、ぜひご覧ください。


望外だったのは、直接エル・ライブラリーと接点がなかった方々まで、ご参加くださったことでした。
エル・ライブラリーに来たことがない、谷合館長に会ったことがない方々までがお祝い+応援に来てくださいましたこと、エル・ライブラリーの皆さんにも本当に喜んで頂くことができました。


もう一点特筆すべきは、当日来られなかった方々からのお祝い+応援です。
当日は続々と、お花やプレゼント、メッセージが寄せられました。個別にご紹介はしきれませんが、お祝いの品の山とともにお二人が写った記念写真を掲載しておきましょう。



お祝いは、物品だけではありません。私のところへ寄せられたメールやメッセージ、お祝いの言葉も20件以上ありました。この日来られなかった方々からも、このようにたくさんのお心遣いを頂いたこと、とても嬉しく思っています。


それと、今回実質的に幹事をしてくれたのは、@swimlibrarianさんでした。若さに似合わず、細やかな気遣いぶりは、本当に素晴らしかったです。花束やケーキなどのサプライズやお店の手配等、すべて彼女が動いてくれました。
今回の大盛況ぶりは、彼女の力があってのことです。@swimlibrarianさん、本当にありがとう!


エル・ライブラリーの皆さんと応援してくださるすべての皆さんのおかげで、このような大盛会となりました。
皆さんのお気持ちに、エル・ライブラリー公認(!)広報大臣として、改めてお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました!


○継続支援のお願い

最後に、改めてエル・ライブラリーへの支援のお願いです。

この日ご覧頂いたようにエル・ライブラリーには、ここにしかないレアもの資料がたくさん所蔵されています。公的資金が全廃された中でも、こうした資料を守るためには、私たちの支援が必要です。
改めて、ぜひエル・ライブラリーへのご支援をお願いします。


谷合館長は、おっしゃいます。100年後、200年後の人が資料を利用することを想像する、と。
そして、こうもおっしゃいます。エル・ライブラリーを信じ、資料を託してくれた方々のためにも、絶対にこの宝の山を残さなければならない、と。

その思いに、私の胸は熱くなります。
ぜひその気持ちを支え、貴重な資料を後世に残すために、【継続的に】エル・ライブラリーをご支援ください。

今、エル・ライブラリーが最も必要としていることが、2つあります。
それは、応援の裾野を広げること、そして継続的な支援です。応援の裾野は広がりつつありますが、継続的な支援がまだまだ不足しています。継続的支援のために、ぜひサポート会員になってください。

以下、応援キャンペーンを再掲します。

  • ソーシャルメディアで、エル・ライブラリーを応援しましょう!
    Twitterの@Llibraryosakaのフォロー、エル・ライブラリーのfacebookに「いいね!」をお願いします)
  • 1度だけで構いません。エル・ライブラリーについて、当日までに周りに広報してみましょう!
    (TwitterなどWeb上での発信はもちろん、パンフレットを職場で回覧したり、誰かにこの会のことを話すだけでもOKです)
  • エル・ライブラリー支援のページを読んで、一つだけ何かできることをやってみましょう!
  • サポート会員へのお申し込みを、この機にご検討ください!
  • 当日参加される方は、古本・書き損じハガキ・バザー用品をぜひ持参ください!
    また、当日設置するお祝いご祝儀カンパ(ワンコイン程度)ボックスも、ご活用ください!


この日の谷合館長のメッセージで共感された方、それをぜひ行動に移してください。
一人でも、多くの方がエル・ライブラリーを応援してくださいますことを、願ってやみません。



●れいこと

ずっと、れいこを応援くださっていた、エル・ライブラリーの皆さん。
この日、うそれいこをこの会に連れて行きました。
こうしてこの日、お祝い+応援会を実施できたことは、れいこも喜んでくれていることと思います。


谷合館長のことを、「たにあん」呼ばわりしていた、れいこ。
エル・ライブラリーを応援することは、きっとれいこの願いでもあるはず・・・そう信じています。


それでは、押忍!