今までの振り返りと、何度もお話ししてきた「研修仲間でメーリングリスト(ML)を作ろう!」という話について、書いてみます。
★振り返り
今回も担当は、「大学図書館職員のスキルアップと法」でした(スライドは後日こちらで公開)。
4年に渡り、東西会場ともこの講義を担当しました。
自分としては何度でもやりたいですが、さすがに今度こそ最後かも。(笑)
これまで300名以上の全国の若手に、自分なりのメッセージを送ることができました。
目を輝かせて聞いてくださった方々がいらしたことは、私にとっても本当に励みになりました。今回が最後でも、大満足で引退できます。(笑)
貴重な機会を与えてくださった東京大学・京都大学・国立情報学研究所の皆さん、本当にありがとうございました!
★MLを作ろう!
近年短期研修でお話をする際、「研修仲間でMLを作ろう!」という話をします。せっかくの一期一会を、大切にして欲しいのです。
この短期研修のように、同世代の全国の仲間が集まり4日間も一緒に過ごす機会は、まずありません。しかも講演あり、グループワークあり、懇親会あり。短期研修は、全国に仲間をつくる最高のチャンスです。
その仲間との研修後もやり取りをするために、MLが有効です。MLには、以下の長所もあります。
- 受講生全員が参加しやすい
- 無料サービスだけで運営できる
- 特定インフラに依存しないため長期活用できる
- 異動による登録アドレス変更に伴い、異動報告しやすい
- 管理者がいることが、同期の中で取りまとめ的な人をつくることになる
このような訳で、毎回講義中にMLを作るよう、勧めています。
講義中に「どなたか管理者になってMLを立ち上げませんか?」と言っても、さすがに大抵誰も挙手しません。
ですが懇親会などで再度この話を切り出すと、どなたかが立候補くださるものです(笑)。年度によっては、講師や事務局まで登録くださいます。
MLを作るべきなのは、短期研修に限りません。参加者同士のつながりが密な場であれば、研修に限らず、どんな機会でもいいでしょう。
★本当に大切なもの
ここまで、MLを作ろうという話をしてきました。
ですが本当に重要なことは、MLを作ることではありません。
一番重要なのは、仲間とのつながりを大切にすることです。
MLは、単なる手段です。一緒に研修を受けた仲間と日頃からやり取りし、一緒に図書館のこれからを考えられること、それが大切だと考えます。
せっかくの一期一会です。出会えた仲間とずっと一緒に頑張っていけたら、素晴らしいですよね。自分たちの手で、図書館や大学、ひいては社会をより良いものにしていきましょう!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、雨の休日はきょーこと二人で、「ぼうけん」に出かけています。
(と言っても、きょーこの気の向くまま、雨の中を好きに歩かせるだけ)
こんなことでも、楽しみはいっぱいです。
誰もいない公園で地面に大きな絵を描いたり、木をゆすってしずくのシャワーを降らせたり、大きな木の枝で濡らし合ったり。
もちろん、きょーこだけでなく、私も心から楽しんでいます。
ですので帰る頃には、二人ともビチャビチャです。(笑)
思えばれいことも、こうして雨の日を楽しんだものです。
きょーこにも、同じことをしてやりたいのかもしれません。