★オンライン研修講師に初チャレンジ
今年もSPODフォーラムにて、講師の機会を頂きました(前回記事)。
私にとって、初のオンライン研修講師です。コロナ禍以来、何か所かから講師依頼を頂いていたのですが、中止になったり事情でお断りしたりと、ご縁がありませんでした。
今回は初のオンライン研修講師、しかもSPODとあって、その分も頑張りました!
開催前に危惧していたのは、「オンラインは難しいな」ということでした。
普段私は台本は作らず、スライドもポイントを箇条書きにする程度です。話は骨子だけ固める程度で、後は当日聞き手の反応を見ながらお話をします。
聞き手が関心を持ったことは予定にないことまで話したり、知っていそうなことは飛ばしたり。聞き手の表情、頷き加減など、その場の空気を見て適当に。(笑)
ですがオンラインは、どうしても参加者とのコミュニケーションが難しく、 一方通行になりがちです。
しかも今回は聞き手が(反応を予想できる図書館員ではなく、)若手大学事務職員や若手研究者とあって、どうコミュニケーションをとるかが最大の課題でした。
★自分のスタイルを崩さないこと
私のスタイルは、上述のとおりです。私の信条は「プレゼンは、コミュニケーションである」ですから。
悩んだ挙句、オンライン研修であっても、そこは変えないこととしました。特に意識したのが、以下の3点です。
- 自分の言葉で
オンラインだからと台本を読み上げるのではなく、できるだけ受講者の様子を見ながら、自分の言葉で伝えるようにしました。地味ながら、これは大切ですよね!
- サブモニターを用意
受講される皆さんの反応が見えるよう、サブモニターを用意しました。メインモニターはパワポの操作だけにし、サブモニターには参加者をギャラリー表示しました(頷いている人が多い、といった様子は十分把握できます)。
予想以上に効果的で、講師をする人にはお薦めです。
- 問いかけ、質問の多用
いつも以上に、問いかけや質問を多用しました。スライドの中にクイズを入れたり、「〇〇を知っている人、手を上げてください」、「このこと、どう思いますか?」などと、頻繁に投げかけました。
これによって反応が見られることはもちろん、単調になりがちなオンラインでも、メリハリを付けられました。聞き手も、受け身になりにくいと考えます。
これらがどれほど効果的だったかは、正直判りません。ですがサブモニターで見ていた感じでは、最後までしっかりと聞いてくださった方が多かったように思えました。
ともあれ、頑張りましたたー。いいぞ、わし!w
ちなみに、講演のスライドは以下です(開催趣旨等はシラバスp.10にて)。
★SPODについて
このSPODフォーラムは、 「職場で使える実践型プログラム」であることを大切にしています。講義内容を作成する段階でも、受講対象者や到達目標などを明確にすることが求められます。
私も書類を提出した後、事務局から修正の提案があり、到達目標を一部修正したほどです。(笑)
SPODフォーラムは、私の知る限り最も強くFD/SDの研修効果を高めようとしている場です。四国の大学によるものですが、どなたでも参加可能ですので、ご関心があれば、来年ぜひ!
★感謝
このような場でお話しする機会を与えてくださった先生方には、 深く感謝しています。また、事務局の皆さんには、諸連絡や事前打合せなどで細やかなお心遣いを頂きました。
私の話が何かのお役に立ったとしたら、先生方や事務局の皆さんのおかげです。
最後にご参加くださいました皆さん、ありがとうございました。ご自分の大学について考えるヒントにして頂ければ、この上ない喜びです!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
早いもので、先日は私たち夫婦の銀婚式でした…と言っても、コロナで外出もできず、家でビールを呑む程度に。(笑)
25年もの間、子どもたちを産み育ててくれただけでなく、れいこの闘病のときは一緒に必死で戦ってくれた妻に、感謝するばかり。
れいこが一緒におったら、こんな日を祝ってくれとったやろうなあ。
れいこ、お父ちゃんたちはお前のことを、一日だって忘れたことないけんな。ずっとずっと、愛しとるけんねー!
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