今日は、悲しいことが2つ。
まず、職場でのお別れがありました。同僚が、退職したのです。
私が異動してからですから、たった3ヶ月という短い時間でしたが、いろいろと助けて頂きました。前向きで見習うことも多い方だっただけに、非常に残念です。
お別れを言うのはつらかったですけれど、きっとまたどこかで、一緒になることもあるかと。
-------------------------------------------------
そして。
ほぼ書きあがったいた、この投稿がぶっ飛んだのです!
このBloggerは自動バックアップを取ってくれるので大丈夫、と思っていたのですが。
画像アップロードに失敗して、原稿が白紙に。
慌ててバックアップを開こうとした瞬間、無情にも自動バックアップが、その状態を保存・・・!1時間かけて書いた原稿が・・・!
今、書き直しをしていますが、さすがに一からまともに書く元気が出ません。
今日は、お手軽レポートでご容赦ください。
もう今日は、画像のアップロードだけはしないぞ・・・。(涙)
27日(土)、大図研兵庫支部の例会で、神戸大学附属図書館海事科学分館を見学してきました。神戸大学附属図書館海事科学分館は、2003年に前身の神戸商船大学と神戸大学が合併し、その翌年に現在の神戸大学附属図書館海事科学分館として位置付けられました。
-------------------------------------------------
まず図書館の周りを一周させてもらいましたが、敷地に何と港が。さすがに、海事科学部。ちゃんと神戸大学と書かれた船が、何隻か泊まっていました。
<本当なら、ここに港の写真が・・・。(涙)
館内で驚かされたのは、開架ゾーンではなく、書庫の方でした。
船舶の設計図や図面、海洋図、関連法規などが、所狭しと並べられていました。さすがに海事だなあ、と感心させられました。
<ここにも、図面等の写真が。(再び涙)。
-------------------------------------------------
今日はもう、やめておきます。書けば書くほど、そこはかない無常観が・・・。
さっきまで、長い時間をかけて書いていただけでに・・・もうええわって感じです。
当日いろいろとお世話くださった支部長、ありがとうございました。
例のオフレコ話の続きが、すごく気になっています。また聞かせてください。
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<どうでもいい独り言>
昨日から、息子が自然学校に行っています。
私やヨメはんの実家を除くと、初めての経験です。今頃、遊び疲れてぐっすり眠っているんだろうな・・・などと、考えています。
それにしても、一人いないと静かなこと!
下の子は、実は寂しいらしく、「これお兄ちゃんへのプレゼント」と言って、折り紙を折ったりして遊んでいます。親2人と下の娘で、静かな日々を過ごしています。
いつになく、平穏。そして、幾許かの寂しさも。
今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。
井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。
(旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記)
2009-06-30
2009-06-27
青山七恵さん、第35回川端康成文学賞贈呈式
いささか古い情報ですが、下記のニュースをご存じでしょうか?
青山七恵さんが第35回川端康成文学賞受賞(筑波大学ウェブサイト)
http://www.tsukuba.ac.jp/topics/20090410140925.html
第三十五回 川端康成賞(新潮社ウェブサイト)
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/kawabatasho/index.html
この青山七恵さんは、平成17年「窓の灯」で文藝賞を受賞し、平成19年には「ひとり日和」で芥川賞まで受賞した実力派作家です。
青山七恵・著 「ひとり日和」
-------------------------------------------------
そして、何より!
青山さんは、筑波大学図書館情報専門学群=旧・図書館情報大学の卒業生、要するに私の同窓(遠い後輩)なのです!
<もちろん、彼女は私のことなど、知っちゃあいませんが。(笑)
芥川賞を受賞したとき、筑波大学生としてテレビで紹介されていたのを見ました。そのとき、直感的に、「あ!この子、図情大ちゃうん!?」と思いましたねー。いや、ホントに。何と言おうか、ブラウン管越しにも、図情大っぽい。(笑)
<後輩の受賞でしたから、すぐ注文して、買って読みましたよ~。
-------------------------------------------------
そして、先日。
上記のとおり、「かけら」が第35回川端康成文学賞を受賞したわけです。
今日26日(正確には、もう昨日)は、青山さんが、川端康成文学賞の贈呈式に出席!・・・したはず。
が、残念ながら、贈呈式が報道された様子はないようです。うーん、マスコミには、ぜひぜひ取り上げて欲しかったのですが。無念。
いずれにせよ、青山七恵さん、おめでとうございます!
頑張れ、図情大の星~!!応援してますよ~!!
-------------------------------------------------
<どうでもいい独り言>
私はちょいだけ皮膚が弱くて(デリケート?)、定期的に皮膚科に通っています。地元・宝塚にある評判の皮膚科に通っているのですが、何しろ評判のいい医者で、深夜まで!待たされます。今日も、さっき帰宅したところ。
<日付変わって、1時20分ですよ?
こんな状況ですので、通院の度にいつも気合いを入れて、長い時間を費やすだけの本を吟味して持って行きます。今日お供に持って行った本が、下記の本。
印刷史研究会編 「本と活字の歴史事典」
前からずっと手元には置いていて、ようやく腰を据えて、手に取ることができました。
・・・が、結果は惨敗。
いや、内容が悪いのではありません。
悪いのは、読み手である私。どうやら、まだこの本を満喫するだけの基礎知識に欠けていたようです。充実した内容に、私の理解が追い付かず、30分ほどで断念(涙)。
いつかきっと、この本をゆっくり味わおう、と思いながらカバンにしまう私。
しかも、その後取り出すのが、T社の新刊全点案内。待合室で、深夜に選書するライブラリアンとは如何に。
青山七恵さんが第35回川端康成文学賞受賞(筑波大学ウェブサイト)
http://www.tsukuba.ac.jp/topics/20090410140925.html
第三十五回 川端康成賞(新潮社ウェブサイト)
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/kawabatasho/index.html
この青山七恵さんは、平成17年「窓の灯」で文藝賞を受賞し、平成19年には「ひとり日和」で芥川賞まで受賞した実力派作家です。
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そして、何より!
青山さんは、筑波大学図書館情報専門学群=旧・図書館情報大学の卒業生、要するに私の同窓(遠い後輩)なのです!
<もちろん、彼女は私のことなど、知っちゃあいませんが。(笑)
芥川賞を受賞したとき、筑波大学生としてテレビで紹介されていたのを見ました。そのとき、直感的に、「あ!この子、図情大ちゃうん!?」と思いましたねー。いや、ホントに。何と言おうか、ブラウン管越しにも、図情大っぽい。(笑)
<後輩の受賞でしたから、すぐ注文して、買って読みましたよ~。
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そして、先日。
上記のとおり、「かけら」が第35回川端康成文学賞を受賞したわけです。
今日26日(正確には、もう昨日)は、青山さんが、川端康成文学賞の贈呈式に出席!・・・したはず。
が、残念ながら、贈呈式が報道された様子はないようです。うーん、マスコミには、ぜひぜひ取り上げて欲しかったのですが。無念。
いずれにせよ、青山七恵さん、おめでとうございます!
頑張れ、図情大の星~!!応援してますよ~!!
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<どうでもいい独り言>
私はちょいだけ皮膚が弱くて(デリケート?)、定期的に皮膚科に通っています。地元・宝塚にある評判の皮膚科に通っているのですが、何しろ評判のいい医者で、深夜まで!待たされます。今日も、さっき帰宅したところ。
<日付変わって、1時20分ですよ?
こんな状況ですので、通院の度にいつも気合いを入れて、長い時間を費やすだけの本を吟味して持って行きます。今日お供に持って行った本が、下記の本。
印刷史研究会編 「本と活字の歴史事典」
前からずっと手元には置いていて、ようやく腰を据えて、手に取ることができました。
・・・が、結果は惨敗。
いや、内容が悪いのではありません。
悪いのは、読み手である私。どうやら、まだこの本を満喫するだけの基礎知識に欠けていたようです。充実した内容に、私の理解が追い付かず、30分ほどで断念(涙)。
いつかきっと、この本をゆっくり味わおう、と思いながらカバンにしまう私。
しかも、その後取り出すのが、T社の新刊全点案内。待合室で、深夜に選書するライブラリアンとは如何に。
2009-06-24
「第5回学術情報ソリューションセミナー in 大阪」に参加!
巷で噂の、エコポイント。
どうやら、図書カードと交換も可能のようですね。
iPhone買って、古いケータイと交換したら、エコポイントくれないかなー。<幻想。
-------------------------------------------------
さて今日は、サンメディアさんの開催する「第5回学術情報ソリューションセミナー in 大阪」に参加してきました!今日は、自腹参加ではなく、ちゃんとした出張で。(笑)
「第5回学術情報ソリューションセミナー in 大阪」
http://www.sunmedia.co.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=109
株式会社サンメディアさん(トップページ)
http://www.sunmedia.co.jp/
サンメディアさんは、いつもながら、いろいろと頑張っておいでですね!あちこちでの活動ぶりが、キラリと光ります。
今回も大阪の他にも、複数の会場を設けておいででしたが、メンバー調整をされたり、大学を主催の形にして自らは後援となるなど、いろいろとご配慮の様子。さすがだなあ。
-------------------------------------------------
さて、今日のプログラムは、上記HPでご覧頂くとして。
第一部は、正直、イメージしていたものと違っていました。「講演とアップデートセッション」となってはいましたが、実質的には、商品紹介のような形でした。
まあ考えてみれば、ご所属等からも明らかで、もう少し私が行間を読んでおくべきだったのでしょう(笑)。
講演タイトルからして、もっと大きなお話かと意気込んでしまっていたので、いささか肩透かしにはなってしまいましたが(笑)。いろいろと、勉強にはなりました。
(予想と違っていただけで、サンメディアさんや講師を、非難するものではありません)
-------------------------------------------------
午後の第二部が、メイン企画のパネルディスカッションでした。
「学術情報流通の未来-出版社、利用者の語る10年後」と題した講演は、以下の豪華なメンバー。
コーディネーター:宇陀則彦氏
(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科准教授)
パネリスト:小島陽介氏(ProQuest日本支社長)
松田真美氏(医学中央雑誌刊行会 部長)
久保山健氏(大阪大学情報推進部)
お題として冒頭で宇陀先生から提示されたのが、10年後に図書予算が半額になったらどうするか、というテーマ。
この日のパネルディスカッションは、システムの話にからめて、どのように対応するかという議論になりました。
久保山氏からは、カスタマイズを減らす/オープンソースを使う(氏は、オープンソースを導入することには、否定的でしたが)ことで圧縮した資源を何に充てるのか、それが重要だろうというご指摘をされました。
久保山氏のご意見は正しいと思いますが、一方で、否応なしに、すべての図書館関連予算を半減されるような事態になったらどうしよう・・・とも、懸念してみたり。
<この問いかけに、私自身、全く答えを用意していませんが。
-------------------------------------------------
宇陀先生からは他にも、図書館は利用者を見ているか、というご指摘もありました。「数年に一度取るアンケートなどは、全く役に立たない」と先生はバッサリ。
図書館を使っていて、図書館に好意的なユーザーの回答ではなく、「図書館は役に立たない!」と思っているユーザーの声を、少しでも吸い上げているか、というご発言は、私の胸にグサリ。
また、「図書館は、自分たちが大学の教育・研究の中心だと思っているが、大学からすると単なる一部署に過ぎない」というお話もありました。
これはまさに、宇陀先生がおっしゃる通り!
私は前に図書館にいたとき、何のかんの言っても、図書館はずっと教育・研究のインフラで、全学(少なくとも教員)から、ある種のリスペクトは得ているのだと思っていました。
しかし、異動で図書館を離れてみると!
「図書館」という言葉すら、滅多に耳にすることがない日々。こんなに、フツーの部署なのか・・・と驚かされました。
おそらく、図書館を離れたことのない方々の多くには、本質的には理解できないことだと思います。私も、判ってはいるつもりでいたのすが、判っていませんでしたので。(笑)
こうした状況を考えるに、学内(とりわけ法人/大学執行部)に対し、どのように図書館の重要性を訴えるか、予算措置をさせるか、ということについては、宇陀先生のご発言を待つまでもありません。
<・・・と言いつつ、やはり答えのない私。
-------------------------------------------------
この挑戦的なコーディネーターに対し、フロアの図書館員は無言。
恥ずかしながら、私も、そう。
「セミナーや勉強会に行ったら、絶対何か質問しちゃる!(愛媛風に)」と思っている私ですが、今日は考えが全然まとまりませんでした。明快な答えを出せず、返すべき質問もまとまらず。フロアの一員として、あるべき姿ではなかったです・・・。
<猛省。
フロアから発言されたうち、刺激的だったのは、前にこのブログで紹介させて頂いた、某印刷のN氏。
曰く、「印刷業界は20年前に、活版印刷から電子写植へ、大規模な変革をせざるを得なかった。図書館は、本当に危機感を持っているのか!?」、「1000年後に、電子リソースを読めるよう、集中して考えるのは図書館を置いてないだろう!?」。
う~ん、耳に痛い・・・。
図書館が、本当に危機感を持っているのかどうか・・・おそらく、大半の図書館/図書館員にとって、そこまで切実な危機感を持っていないというのが、現実でしょう。
この日の宇陀先生、そしてN氏のご発言をお聞きして、何かヒントを頂いた気がします。
<この段階で「ヒント」などと言っていることが、すでに危機感欠如の表れなのでしょうけれど・・・。
また、こうした挑戦的なお言葉に、フロアからどんどん異論・反論が出ない状況も、やはり危機感を欠いていることの証左なのでしょう。
これから本腰入れて、考えてみなければ・・・と思いつつ、今日のところは結論の出せない私。
それにしても、いろいろと、勉強になりました。
現時点で答えは持っていませんが、グサリとくるご指摘も2,3頂くことができ、貴重な場となりました。
パネリストの皆さんももちろんですが、サンメディアさん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
サンメディアさんは、進行にもいろいろとお気遣いくださって、感謝感激です。
数年前からお世話になっている方もいらっしゃって、ようやく今の部署の名刺をお渡しすることができ、一安心。
また明日から、日常業務に復活。また頑張ろ~。
-------------------------------------------------
<どうでもいい独り言>
今日は、出張で早く帰れたので、道場に行って空手の稽古。
図書館に復帰後は、少しずつ稽古に通えるようになりました(前部署にいたときは、ほとんど稽古に行けませんでしたので・・・)。
稽古も一時期は週3回、痛みが引く間もないくらい、道場に通っていましたが。
最近は少しずつ、長い間稽古をじっくり重ねて、じわじわと武を練ることの意味を考えるようになってきました。
時間をかけて、それなりの時間をかけて、判るようになることもあるのでは。
例えるなら、木が長い年月を経て、年輪を重ねるように。
私自身、薄紙を1枚1枚重ねるように、武を練っていきたいなあ、と思う次第。
押忍!
どうやら、図書カードと交換も可能のようですね。
iPhone買って、古いケータイと交換したら、エコポイントくれないかなー。<幻想。
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さて今日は、サンメディアさんの開催する「第5回学術情報ソリューションセミナー in 大阪」に参加してきました!今日は、自腹参加ではなく、ちゃんとした出張で。(笑)
「第5回学術情報ソリューションセミナー in 大阪」
http://www.sunmedia.co.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=109
株式会社サンメディアさん(トップページ)
http://www.sunmedia.co.jp/
サンメディアさんは、いつもながら、いろいろと頑張っておいでですね!あちこちでの活動ぶりが、キラリと光ります。
今回も大阪の他にも、複数の会場を設けておいででしたが、メンバー調整をされたり、大学を主催の形にして自らは後援となるなど、いろいろとご配慮の様子。さすがだなあ。
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さて、今日のプログラムは、上記HPでご覧頂くとして。
第一部は、正直、イメージしていたものと違っていました。「講演とアップデートセッション」となってはいましたが、実質的には、商品紹介のような形でした。
まあ考えてみれば、ご所属等からも明らかで、もう少し私が行間を読んでおくべきだったのでしょう(笑)。
講演タイトルからして、もっと大きなお話かと意気込んでしまっていたので、いささか肩透かしにはなってしまいましたが(笑)。いろいろと、勉強にはなりました。
(予想と違っていただけで、サンメディアさんや講師を、非難するものではありません)
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午後の第二部が、メイン企画のパネルディスカッションでした。
「学術情報流通の未来-出版社、利用者の語る10年後」と題した講演は、以下の豪華なメンバー。
コーディネーター:宇陀則彦氏
(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科准教授)
パネリスト:小島陽介氏(ProQuest日本支社長)
松田真美氏(医学中央雑誌刊行会 部長)
久保山健氏(大阪大学情報推進部)
お題として冒頭で宇陀先生から提示されたのが、10年後に図書予算が半額になったらどうするか、というテーマ。
この日のパネルディスカッションは、システムの話にからめて、どのように対応するかという議論になりました。
久保山氏からは、カスタマイズを減らす/オープンソースを使う(氏は、オープンソースを導入することには、否定的でしたが)ことで圧縮した資源を何に充てるのか、それが重要だろうというご指摘をされました。
久保山氏のご意見は正しいと思いますが、一方で、否応なしに、すべての図書館関連予算を半減されるような事態になったらどうしよう・・・とも、懸念してみたり。
<この問いかけに、私自身、全く答えを用意していませんが。
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宇陀先生からは他にも、図書館は利用者を見ているか、というご指摘もありました。「数年に一度取るアンケートなどは、全く役に立たない」と先生はバッサリ。
図書館を使っていて、図書館に好意的なユーザーの回答ではなく、「図書館は役に立たない!」と思っているユーザーの声を、少しでも吸い上げているか、というご発言は、私の胸にグサリ。
また、「図書館は、自分たちが大学の教育・研究の中心だと思っているが、大学からすると単なる一部署に過ぎない」というお話もありました。
これはまさに、宇陀先生がおっしゃる通り!
私は前に図書館にいたとき、何のかんの言っても、図書館はずっと教育・研究のインフラで、全学(少なくとも教員)から、ある種のリスペクトは得ているのだと思っていました。
しかし、異動で図書館を離れてみると!
「図書館」という言葉すら、滅多に耳にすることがない日々。こんなに、フツーの部署なのか・・・と驚かされました。
おそらく、図書館を離れたことのない方々の多くには、本質的には理解できないことだと思います。私も、判ってはいるつもりでいたのすが、判っていませんでしたので。(笑)
こうした状況を考えるに、学内(とりわけ法人/大学執行部)に対し、どのように図書館の重要性を訴えるか、予算措置をさせるか、ということについては、宇陀先生のご発言を待つまでもありません。
<・・・と言いつつ、やはり答えのない私。
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この挑戦的なコーディネーターに対し、フロアの図書館員は無言。
恥ずかしながら、私も、そう。
「セミナーや勉強会に行ったら、絶対何か質問しちゃる!(愛媛風に)」と思っている私ですが、今日は考えが全然まとまりませんでした。明快な答えを出せず、返すべき質問もまとまらず。フロアの一員として、あるべき姿ではなかったです・・・。
<猛省。
フロアから発言されたうち、刺激的だったのは、前にこのブログで紹介させて頂いた、某印刷のN氏。
曰く、「印刷業界は20年前に、活版印刷から電子写植へ、大規模な変革をせざるを得なかった。図書館は、本当に危機感を持っているのか!?」、「1000年後に、電子リソースを読めるよう、集中して考えるのは図書館を置いてないだろう!?」。
う~ん、耳に痛い・・・。
図書館が、本当に危機感を持っているのかどうか・・・おそらく、大半の図書館/図書館員にとって、そこまで切実な危機感を持っていないというのが、現実でしょう。
この日の宇陀先生、そしてN氏のご発言をお聞きして、何かヒントを頂いた気がします。
<この段階で「ヒント」などと言っていることが、すでに危機感欠如の表れなのでしょうけれど・・・。
また、こうした挑戦的なお言葉に、フロアからどんどん異論・反論が出ない状況も、やはり危機感を欠いていることの証左なのでしょう。
これから本腰入れて、考えてみなければ・・・と思いつつ、今日のところは結論の出せない私。
それにしても、いろいろと、勉強になりました。
現時点で答えは持っていませんが、グサリとくるご指摘も2,3頂くことができ、貴重な場となりました。
パネリストの皆さんももちろんですが、サンメディアさん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
サンメディアさんは、進行にもいろいろとお気遣いくださって、感謝感激です。
数年前からお世話になっている方もいらっしゃって、ようやく今の部署の名刺をお渡しすることができ、一安心。
また明日から、日常業務に復活。また頑張ろ~。
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<どうでもいい独り言>
今日は、出張で早く帰れたので、道場に行って空手の稽古。
図書館に復帰後は、少しずつ稽古に通えるようになりました(前部署にいたときは、ほとんど稽古に行けませんでしたので・・・)。
稽古も一時期は週3回、痛みが引く間もないくらい、道場に通っていましたが。
最近は少しずつ、長い間稽古をじっくり重ねて、じわじわと武を練ることの意味を考えるようになってきました。
時間をかけて、それなりの時間をかけて、判るようになることもあるのでは。
例えるなら、木が長い年月を経て、年輪を重ねるように。
私自身、薄紙を1枚1枚重ねるように、武を練っていきたいなあ、と思う次第。
押忍!
2009-06-20
「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」
最近、ブログに(そこそこ)力を注いでいる私。
レイアウトを変更して、何だか新鮮で嬉しいです。勢いに乗って、アクセスカウンターも設置してみました(このページ右上です)。FLFの後のせいか、意外にアクセスが多いのに吃驚。
(FLFについては、下記の投稿をご覧ください。)
6月20日投稿 自由なるライブラリーフィールド」
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/06/618.html
誰も読んでいないのだろう・・・と確信していたのですが(笑)、アクセスカウンター設置後40時間弱で58アクセス!
<もっとも、そのうち5カウントくらいは、自分。
正直、こんなにアクセスされているとは、予想もしていませんでした。イメージは、1日5アクセスとか、そんな程度かと。
週末だから、かえって多いのでしょうか?今まで相互リンクも貼っていませんし、ここを狙ってみてくださっている方が、いらっしゃるのでしょうか・・・??やっぱり、FLFメンバーが読んでくださっているから???(謎)
-------------------------------------------------
さて、今日の本代・・・もとい、本題に。
20日(土)の朝日新聞(朝刊、25面「オピニオン」)に、佐野眞一さんの記事「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」が掲載されていました。
ご存じかと思いますが、佐野眞一氏は「だれが「本」を殺すのか」や「だれが「本」を殺すのか 延長戦」といった力作で知られているとおり、出版や図書館といった世界について、非常に造詣の深い方です。
「だれが「本」を殺すのか」
(通称:「本コロ」)
(お薦めです!!)
今回の記事は、図書館界では定番的な論点となった、ベストセラーの複本大量購入に関するご意見です。いわゆる図書館貸本屋論争の、一方の主張ということになるでしょうか。
私は、公共図書館に関する知識もなく、図書館貸本屋論争にも詳しくありませんが、判らないなりに、少しだけご紹介を。
まず、氏の主張のうち、ポイント(たぶん)を、以下に抜粋します。
・「利用者に言われた通りやってりゃいいの?」
・「時には『そんな本くらい自分でお買いなさい』と言ってもらいたい。」
・「ポピュリズムの果ての、金太郎飴のような図書館のいかに多いことか。」
・「図書館も判断停止しちゃってるんじゃないか」
・「欲しい本がタダで読めますよ、で利用者を集めるなら、図書館が知を高める場所ではなく、知のレベル低下に手を貸す空間になりかねない」
・「売れ筋本には、館内の活性化、知への入り口として一定の役割がある。だけど蓄積としての蔵書が充実していないと、図書館の強みである『閲覧』という機能が働かない。」
・「本そのものの文化的価値を生かす企画は、いくらでも考えられる。企画力で利用者を引きつけることが、図書館により多くの人を集める核になるべきなんだ」
-------------------------------------------------
上記「本コロ」からもよく読み取れますが、氏は図書館におけるベストセラー本の大量購入に対し、明確に反対の立場を取っています。今回の投稿も、内容自体は目新しいものではなく、以前からの主張に基づくものです。
ベストセラー本の大量購入を非難する立場は、大きく2種類のスタンスに区分できると思います。
(1)図書館の蔵書構成上、望ましくない
(2)著作権者の利益を損ねている
佐野氏は、明らかに(1)の立場に立っています。
この記事の中でも、著作権料が入らないからではないか、という問いに対して、「そんなことじゃない。(略)作者は読んでもらうことが一番なんです。買ってもらおうが、借りて読まれようが」と答えています。
一方で、(2)の立場の方も、当然多くいらっしゃいます。某協会など、あちこちの執筆者による団体は、基本的にこうしたスタンスで、いわゆる「公貸権」やその補償料導入に関する議論もされていますね。
<もちろん私は、この手の議論にも全然!詳しくありませんが。
-------------------------------------------------
私も基本的に、氏の意見に賛成しています。<以前からね。
図書館には図書館の機能があり、一定の目的を持って資料を収集・提供・保存していく、それが原則でいいと思います。
ベストセラー本の複本大量購入については、程度問題かとも思いますが、3冊かそこら(根拠なく適当な数字)を上限に、回したらいいような気がします。
待ってでもベストセラーを読みたい人は、そうしたらいいじゃないですか。早く読みたい人は、買えばいいじゃないですか。
<少なくとも、私はそうしてます。
・・・などとテキトーに書くと、「『買えばいいじゃないか』で済むなら、図書館なんて要らない!」などと、真剣に反論されそうで怖いですが。
ま、この場で本格的な議論をしようと思っているわけではありませんので。あまり状況を知らない者が、素直に思ったまま、書いていると思ってください・・・と逃げてしまう私。
話を戻して。
図書館は、買いたくても買えない本をストックしていく機能が求められますよね。
そこが、本の提供をするという意味では同じ書店とは、違う役割かと。書店は、現在流通している図書を流す、いわばフローの場。それに対して、図書館はストックの場、と。
-------------------------------------------------
もちろん、これに反論する意見も、公共図書館関係者を中心に出されています。
安易な貸出優先の意見は論外として、かなり具体的で理性的な検証もなされています。私が知る中では、田井 郁久雄さんの主張に、強い説得力を感じます。
下記の論文には、単なる貸出主義ではない、公共図書館サイドからの訴えを感じました(もうだいぶ前で、読んだ中身をあまり詳しく覚えていないのですが・・・)。
複本購入の事例分析と複本購入批判の検証
田井 郁久雄
図書館界 53(6) (303) pp.508〜524 2002/3
その主張を要約する力は、当然私にはありません(笑)。関心のある方は、上記文献をご覧ください。
・・・という訳で。
オチもないのに、今回の記事はおしまいです。この論争については、かなりの部分が言いつくされながら、結論が出ず平衡状態になっている気がします。
このブログの主旨どおり、この論争について要約したり、まして本格的な議論をするつもりはありません。そもそも、この対立の構図(?)は、私が簡単にまとめられるようなものではないでしょうが、そこは知らない者の強みで書いてしまいました。
今回、朝日新聞にこうした記事があって、井上も「それに近い感じかな~(スーパーアバウトに)」と思っている程度に受け止めてくだされば十分です。
-------------------------------------------------
ところで。
こうした新聞記事を紹介するのですから、「朝日新聞Webサイトに全文が掲載されていますので、以下URLから・・・」と書きたいところだったのですが、相変わらず新聞社のWebサイトには、記事があまり載せられていない様子。
カネを払った人だけに、配達される紙面なり、有料データベースなりで、本文を読んで欲しいい、というスタンスなのでしょうか。それはそれで間違えていませんし、「無料Webサイトに全文を掲載したら、誰もカネを払わなくなるのでは?」という危惧もありましょうが、それにしても・・・ねえ。
一昔前の、インターネット黎明期。
佐賀新聞が無償で全文記事検索・閲覧機能を提供し、非常に有用なサイトとして評判になりました。あちこちの図書館からリンクを張られて、佐賀新聞は、一躍その名を高めましたよね(残念ながら、だいぶ前に中止されたようですが)。
これは極端な例かもしれませんが、新聞サイトにも、いろいろなやり方がありそうです。
<ちなみに私も、前の職場(大学図書館)HPから佐賀新聞へリンクを張ったり、オリテンで学生に使わせたりしました。
他社との差別化などで考えるのでしたら、むしろ、Webサイトを徹底的に使えるものにするっていうのは、どうでしょうかね?紙面に集約しきれない情報を、ガツガツとてんこ盛りに載せてしまうとか。
例えば、関連する今までの記事一覧、記事の背景、インタビューの全文、情報元、統計の生データや出所。いやというほど情報を載せまくって、「○○新聞Webサイトの情報量は、世界一!」みたいな。
かつての佐賀新聞のように、評判のサイトになりますよ!
<採算取れるかどうかは、知りません。
-------------------------------------------------
<どうでもいい独り言>
このブログを使って、ゆるいコミュニケーションを図りたいという願望、少しずつ実現できています。ご縁のある方々には、「ブログやってま~す!」とお伝えしているので、結構ちょくちょくメールを頂きます。
昨日頂いたメールの一つが、FLFでご一緒した方からでした。
このブログを見て、「(井上と)同い年、しかも図情大卒、という共通点がありました!」とメールを頂きました。
図情大での在籍年度が違うために、今まで同窓とは判らなかったのですが、何だか急にお近づきになった気が(思い込みが激しいタイプです、私)。
他にも、井上が羨ましい!というメールも頂きました。
その方は、昨日カウンターで対応された際、声をかけても無言(無視?)で、ほとんどスルーされたそうで。学生さんに日ごろから挨拶してもらえたり、道案内してもらったなんて、本当に羨ましいとのことでした。
「自由なるライブラリーフィールド」のような勉強会などの後は、レポートを書いているせいか、参加された方が読んでくださっているご様子。特に、こうした感想メールなど頂くと、本当に嬉しいですね!
よかったら、皆さんもご意見・ご感想など、ぜひお寄せくださ~い。さらに言えば、コメントとして書いてもらえれば、ブログも賑やかになります!
いやいや、こんなブログですが、やってて良かった~!!
レイアウトを変更して、何だか新鮮で嬉しいです。勢いに乗って、アクセスカウンターも設置してみました(このページ右上です)。FLFの後のせいか、意外にアクセスが多いのに吃驚。
(FLFについては、下記の投稿をご覧ください。)
6月20日投稿 自由なるライブラリーフィールド」
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/06/618.html
誰も読んでいないのだろう・・・と確信していたのですが(笑)、アクセスカウンター設置後40時間弱で58アクセス!
<もっとも、そのうち5カウントくらいは、自分。
正直、こんなにアクセスされているとは、予想もしていませんでした。イメージは、1日5アクセスとか、そんな程度かと。
週末だから、かえって多いのでしょうか?今まで相互リンクも貼っていませんし、ここを狙ってみてくださっている方が、いらっしゃるのでしょうか・・・??やっぱり、FLFメンバーが読んでくださっているから???(謎)
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さて、今日の本代・・・もとい、本題に。
20日(土)の朝日新聞(朝刊、25面「オピニオン」)に、佐野眞一さんの記事「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」が掲載されていました。
ご存じかと思いますが、佐野眞一氏は「だれが「本」を殺すのか」や「だれが「本」を殺すのか 延長戦」といった力作で知られているとおり、出版や図書館といった世界について、非常に造詣の深い方です。
「だれが「本」を殺すのか」
(通称:「本コロ」)
(お薦めです!!)
今回の記事は、図書館界では定番的な論点となった、ベストセラーの複本大量購入に関するご意見です。いわゆる図書館貸本屋論争の、一方の主張ということになるでしょうか。
私は、公共図書館に関する知識もなく、図書館貸本屋論争にも詳しくありませんが、判らないなりに、少しだけご紹介を。
まず、氏の主張のうち、ポイント(たぶん)を、以下に抜粋します。
・「利用者に言われた通りやってりゃいいの?」
・「時には『そんな本くらい自分でお買いなさい』と言ってもらいたい。」
・「ポピュリズムの果ての、金太郎飴のような図書館のいかに多いことか。」
・「図書館も判断停止しちゃってるんじゃないか」
・「欲しい本がタダで読めますよ、で利用者を集めるなら、図書館が知を高める場所ではなく、知のレベル低下に手を貸す空間になりかねない」
・「売れ筋本には、館内の活性化、知への入り口として一定の役割がある。だけど蓄積としての蔵書が充実していないと、図書館の強みである『閲覧』という機能が働かない。」
・「本そのものの文化的価値を生かす企画は、いくらでも考えられる。企画力で利用者を引きつけることが、図書館により多くの人を集める核になるべきなんだ」
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上記「本コロ」からもよく読み取れますが、氏は図書館におけるベストセラー本の大量購入に対し、明確に反対の立場を取っています。今回の投稿も、内容自体は目新しいものではなく、以前からの主張に基づくものです。
ベストセラー本の大量購入を非難する立場は、大きく2種類のスタンスに区分できると思います。
(1)図書館の蔵書構成上、望ましくない
(2)著作権者の利益を損ねている
佐野氏は、明らかに(1)の立場に立っています。
この記事の中でも、著作権料が入らないからではないか、という問いに対して、「そんなことじゃない。(略)作者は読んでもらうことが一番なんです。買ってもらおうが、借りて読まれようが」と答えています。
一方で、(2)の立場の方も、当然多くいらっしゃいます。某協会など、あちこちの執筆者による団体は、基本的にこうしたスタンスで、いわゆる「公貸権」やその補償料導入に関する議論もされていますね。
<もちろん私は、この手の議論にも全然!詳しくありませんが。
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私も基本的に、氏の意見に賛成しています。<以前からね。
図書館には図書館の機能があり、一定の目的を持って資料を収集・提供・保存していく、それが原則でいいと思います。
ベストセラー本の複本大量購入については、程度問題かとも思いますが、3冊かそこら(根拠なく適当な数字)を上限に、回したらいいような気がします。
待ってでもベストセラーを読みたい人は、そうしたらいいじゃないですか。早く読みたい人は、買えばいいじゃないですか。
<少なくとも、私はそうしてます。
・・・などとテキトーに書くと、「『買えばいいじゃないか』で済むなら、図書館なんて要らない!」などと、真剣に反論されそうで怖いですが。
ま、この場で本格的な議論をしようと思っているわけではありませんので。あまり状況を知らない者が、素直に思ったまま、書いていると思ってください・・・と逃げてしまう私。
話を戻して。
図書館は、買いたくても買えない本をストックしていく機能が求められますよね。
そこが、本の提供をするという意味では同じ書店とは、違う役割かと。書店は、現在流通している図書を流す、いわばフローの場。それに対して、図書館はストックの場、と。
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もちろん、これに反論する意見も、公共図書館関係者を中心に出されています。
安易な貸出優先の意見は論外として、かなり具体的で理性的な検証もなされています。私が知る中では、田井 郁久雄さんの主張に、強い説得力を感じます。
下記の論文には、単なる貸出主義ではない、公共図書館サイドからの訴えを感じました(もうだいぶ前で、読んだ中身をあまり詳しく覚えていないのですが・・・)。
複本購入の事例分析と複本購入批判の検証
田井 郁久雄
図書館界 53(6) (303) pp.508〜524 2002/3
その主張を要約する力は、当然私にはありません(笑)。関心のある方は、上記文献をご覧ください。
・・・という訳で。
オチもないのに、今回の記事はおしまいです。この論争については、かなりの部分が言いつくされながら、結論が出ず平衡状態になっている気がします。
このブログの主旨どおり、この論争について要約したり、まして本格的な議論をするつもりはありません。そもそも、この対立の構図(?)は、私が簡単にまとめられるようなものではないでしょうが、そこは知らない者の強みで書いてしまいました。
今回、朝日新聞にこうした記事があって、井上も「それに近い感じかな~(スーパーアバウトに)」と思っている程度に受け止めてくだされば十分です。
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ところで。
こうした新聞記事を紹介するのですから、「朝日新聞Webサイトに全文が掲載されていますので、以下URLから・・・」と書きたいところだったのですが、相変わらず新聞社のWebサイトには、記事があまり載せられていない様子。
カネを払った人だけに、配達される紙面なり、有料データベースなりで、本文を読んで欲しいい、というスタンスなのでしょうか。それはそれで間違えていませんし、「無料Webサイトに全文を掲載したら、誰もカネを払わなくなるのでは?」という危惧もありましょうが、それにしても・・・ねえ。
一昔前の、インターネット黎明期。
佐賀新聞が無償で全文記事検索・閲覧機能を提供し、非常に有用なサイトとして評判になりました。あちこちの図書館からリンクを張られて、佐賀新聞は、一躍その名を高めましたよね(残念ながら、だいぶ前に中止されたようですが)。
これは極端な例かもしれませんが、新聞サイトにも、いろいろなやり方がありそうです。
<ちなみに私も、前の職場(大学図書館)HPから佐賀新聞へリンクを張ったり、オリテンで学生に使わせたりしました。
他社との差別化などで考えるのでしたら、むしろ、Webサイトを徹底的に使えるものにするっていうのは、どうでしょうかね?紙面に集約しきれない情報を、ガツガツとてんこ盛りに載せてしまうとか。
例えば、関連する今までの記事一覧、記事の背景、インタビューの全文、情報元、統計の生データや出所。いやというほど情報を載せまくって、「○○新聞Webサイトの情報量は、世界一!」みたいな。
かつての佐賀新聞のように、評判のサイトになりますよ!
<採算取れるかどうかは、知りません。
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<どうでもいい独り言>
このブログを使って、ゆるいコミュニケーションを図りたいという願望、少しずつ実現できています。ご縁のある方々には、「ブログやってま~す!」とお伝えしているので、結構ちょくちょくメールを頂きます。
昨日頂いたメールの一つが、FLFでご一緒した方からでした。
このブログを見て、「(井上と)同い年、しかも図情大卒、という共通点がありました!」とメールを頂きました。
図情大での在籍年度が違うために、今まで同窓とは判らなかったのですが、何だか急にお近づきになった気が(思い込みが激しいタイプです、私)。
他にも、井上が羨ましい!というメールも頂きました。
その方は、昨日カウンターで対応された際、声をかけても無言(無視?)で、ほとんどスルーされたそうで。学生さんに日ごろから挨拶してもらえたり、道案内してもらったなんて、本当に羨ましいとのことでした。
「自由なるライブラリーフィールド」のような勉強会などの後は、レポートを書いているせいか、参加された方が読んでくださっているご様子。特に、こうした感想メールなど頂くと、本当に嬉しいですね!
よかったら、皆さんもご意見・ご感想など、ぜひお寄せくださ~い。さらに言えば、コメントとして書いてもらえれば、ブログも賑やかになります!
いやいや、こんなブログですが、やってて良かった~!!
6月18日「自由なるライブラリーフィールド」に参加!
梅雨だというのに、あまり雨も降らず、暑い日が続きますね!
何だか、すっかり書架・・・ではなくて初夏。
ところでご覧の通り、ブログの模様替えをしました。前の背景なども気に入っていたのですが、各コーナーなどがしっかり区分されて見えるテンプレートに変更してみようかと。いかがでしょうね?
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さて、16日にも書いた「自由なるライブラリーフィールド」について。
6月16日 「自由なるライブラリーフィールド」
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/06/blog-post_16.html
18日(木)、予定どおり「自由なるライブラリーフィールド」(以下、「FLF」)に参加してきました!この日も、35名もの方々が勉強に集まって、盛会となりました。
いや~、やっぱり自主勉強会に集まる方々だけあって、熱い!ホント、いい刺激を受けてきました!
-------------------------------------------------
今回のテーマは、「図書館ガイダンス」でした。今回の主旨については、下記FLFブログをご覧ください。
FLFブログ
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/blog-date-20090613.html
すっかり定着した感・・・どころか、今や全ての大学/短大図書館が行っているであろう、新入生ガイダンス。どこもやっていることではありますが、だからこそ他館の情報をキャッチし、参考にしたいテーマです。新入生ガイダンスが終了したこの時期、来年に向けて情報収集しておきたいところです!
まずは、四天王寺大学・間氏から、「新入生向けの図書館ガイダンス」と題して、メイン報告として発表されました。参加者多数となったため、その後は各大学/短大が3分以内で、ライトニングトーク方式で発表を行いました。
さすがに25大学/短大ほどが集まりましたので、いろんなネタが集まりました。面白かったネタを、勝手に名前を付けて、紹介してしまいます。
・K大学 旭山方式
旭山動物園の成功を例に、図書館の裏側を、上級生ツアーで見せてしまおう、という大胆な試みです。
私がいつもお世話になっているI島さんらしい、ユニークな試みです。
私だったら、いつもおやつを食べている休憩室を見せてから・・・あ、いやいや。(笑)
・H大学 名札+クイズ方式
オリテンでのクイズは、だいぶ一般的になってきましたが、H大学では一味違います。所定の資料を検索させ、実際に書架に行かせて、付近にシールを貼って来させるところがミソ。
ちなみに、H大では学生さんたちに名札を作らせて、名前で呼びかけているそうです。
台本を作っているそうですが、それに従わないらしいN川さんのお話ぶりが、思い浮かびますね!
・O大学 学生新聞方式
オリテンを実施した後、学生さんたちに新聞を作ってもらい、掲示しているそうです。これもぜひぜひ、やってみたいですね~!
学生とのタイアップで知られるT谷さんらしい企画で、大いに見習いたいです。
ちなみにO大の前回の展示は、他に類を見ない素晴らしいものでした!
・P大学 宝探し方式
新入生の学内オリテンで、宝探し感覚で学内のポイントを回らせる企画です。図書館もポイントに入っていて、ゲーム感覚で回ってくるそうです。
グループ対抗のためか、疾風のように図書館を駆け抜ける新入生もいるそうです。
私の学生時代の後輩・W邊氏による紹介でした。
-------------------------------------------------
私の発表は、席順の都合で、最後の方になりました。皆さんこの時点でもう20事例も聞かれて、お腹いっぱいのご様子。そこで、フツーに話すのはやめて、しょうもない話をしました。
・4月から今の小さいアットホームなキャンパスに異動したこと
・初日に校内地図を見ていたら、学生さんが声をかけてくれて、案内してくれた!
・学内ですれ違う学生さんたちが、何人も挨拶してくれること
・この雰囲気を感じてからは、図書館員と学生さん双方が、お互いの顔が見えるコミュニケーションを目指そうと思ったこと
・目指すは、「井上さん、こんにちは!」
・新入生オリテンは、最初のツカミ(印象づけ)と、図書館員が親切だと思ってもらうだけでいい
・OPAC演習も、ほとんど好きにやらせるだけ
・司書資格を、いい方に誤解させること→「あ、司書さんだ!」と言われた実績
・親切で身近な「司書」がいれば、後は声をかけてもらえるだろう、という思い込み?
・大学図書館はデパート、自分は八百屋的図書館を目指す!
・・・という話をしました。
たった3分しか割り当てがないので、当然オーバーしましたけど。(笑)
他館は、皆さん図書館員らしい、真面目な説明が多かったです。
一方ウチは、わざわざ聞いてもらうような、すごいオリテンやってないですし。まあ、「八百屋を目指す!」ということだけ宣言すればいいかと。(笑)
皆さん、呆れ半分、聞き流し半分くらいだったかな??たまに、話に笑ってくださる方には感激。
<R大N尾さんとか。感謝感激です。
-------------------------------------------------
ところでこの日は、職場の後輩を連れて行きました。今まで、職場の同僚が勉強会に付き合ってくれたことなど皆無でしたが、とうとう!私が無理に誘い過ぎた、という噂も本人からは聞きましたが。
こうした勉強会にはあまり出たことがない後輩でしたので、私もあちこちに紹介。十数人くらいの方々には、ご挨拶できたでしょうか。
当日挨拶させて頂きました皆さん、ウチの後輩をぜひよろしくお願いします!
身内を褒めるのもアレですが、なかなか熱心な若手です。また声をかけてやってください!
<私の同僚の皆さんへ>
↑誰もこのブログを読んでいないとは思いますが。
このブログやメルマガで、参加予定をアナウンスしますので、関心あるテーマだけでも、ぜひご一緒しましょうよ~。「行くかどうか迷ってるけど、とりあえず話だけ聞かせて!」で構いませんので、メールくださ~い!!
僕が行くのは、基本的にすべて自主的活動なので、身分は関係ありません!特に若手職員、大歓迎!スキルアップ&ネットワークづくりのために、身銭を切って勉強に行く意味、きっとありますよ?
長く図書館でやっていきたい方にこそ、来て頂きたいです!一緒に、頑張ってみませんか?
<無理のない程度に、ね。
-------------------------------------------------
勉強会の後は、例によって二次会。私は、当然!出席です。前にも書きましたとおり、「いつでも、どこででも、誰とでも。大勢ででも、サシででも」が私のモットー。
この日も、終電まで飲んでました。最寄の阪急の終電は逃し、JRでかろうじて宝塚まで帰りました。JR宝塚から、自宅まで30分近く歩いて帰りましたよ。
<蛇行しながら、ようやく。
それにしても。
こうした勉強に集まるメンバーは、みんな図書館について想いを持っていたり、共通の悩みを持っていたり。酒の場も、刺激を受けたり、勉強になったり、共感させられたり。
ホントに、貴重な場です。こうした方々と一緒に語った時間が、自分のライブラリアンとしての血肉になるのでしょうね。
ケータイの番号&メルアドも、どなたにでもお知らせしますので、宴会要員にご登録ください!
-------------------------------------------------
とりとめのない話ばかりでしたが、今回のご報告とします。
今回は数日前になって、身近な方々にメールを差し上げましたところ、何人かがドタ参してくださいました!
I島さん、H本さん、O崎さんは、僕の直前のメールでご出席くださったのですよね。無理をさせて申し訳なかったのですが、お会いしてお話を伺えたこと、非常に嬉しかったです。
そして何より!
世話人のEBSCO社花田さん、大阪市立大学中村さん、本当にありがとうございました!FLFがこうした場になっているのも、お二人のご尽力によるものです。またこれからも、どうぞよろしくお願いします。
<来月(?)の勉強会も、よろしくです!
-------------------------------------------------
<どうでもいい独り言>
最近、この最後の「どうでもいい独り言」を書くことが、だんだん喜びに。誰も読んでいないと恐れられているブログの、さらに一番下にひっそりと。(笑)
今日は、ちょっと自慢話を。
ウチの子どもたちも、オヤジの影響で、空手をやっています。先週日曜、娘がなみはやドームの大会に出て、何と準優勝!
脩己會 拳真館 公式サイト
http://www.geocities.jp/s830r1020/kenshinkan/sche.html#tai
・・・って書くと、何だか凄そうですよね。でも実際は、小3女子の部の参加者が少なかったために、もらえたようなもんですが。(笑)
ここしばらく毎日、右・上段回し蹴り(頭を蹴る、いわゆるハイキック)の特訓をした成果が出たのでしょうか。たまたまではあるのですが、何にせよ、本人には初トロフィー!僕も、本当に嬉しかったです。
あ、空手と言えば。
このブログに、私の空手道着姿の写真をアップしておきました。どこにあるか、探してみてください。実物のカッコよさが、写真ではなかなか伝わりませんのが困りもの!(笑)
よかったら、皆さんのPCの壁紙にどうぞ!
何だか、すっかり書架・・・ではなくて初夏。
ところでご覧の通り、ブログの模様替えをしました。前の背景なども気に入っていたのですが、各コーナーなどがしっかり区分されて見えるテンプレートに変更してみようかと。いかがでしょうね?
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さて、16日にも書いた「自由なるライブラリーフィールド」について。
6月16日 「自由なるライブラリーフィールド」
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/06/blog-post_16.html
18日(木)、予定どおり「自由なるライブラリーフィールド」(以下、「FLF」)に参加してきました!この日も、35名もの方々が勉強に集まって、盛会となりました。
いや~、やっぱり自主勉強会に集まる方々だけあって、熱い!ホント、いい刺激を受けてきました!
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今回のテーマは、「図書館ガイダンス」でした。今回の主旨については、下記FLFブログをご覧ください。
FLFブログ
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/blog-date-20090613.html
すっかり定着した感・・・どころか、今や全ての大学/短大図書館が行っているであろう、新入生ガイダンス。どこもやっていることではありますが、だからこそ他館の情報をキャッチし、参考にしたいテーマです。新入生ガイダンスが終了したこの時期、来年に向けて情報収集しておきたいところです!
まずは、四天王寺大学・間氏から、「新入生向けの図書館ガイダンス」と題して、メイン報告として発表されました。参加者多数となったため、その後は各大学/短大が3分以内で、ライトニングトーク方式で発表を行いました。
さすがに25大学/短大ほどが集まりましたので、いろんなネタが集まりました。面白かったネタを、勝手に名前を付けて、紹介してしまいます。
・K大学 旭山方式
旭山動物園の成功を例に、図書館の裏側を、上級生ツアーで見せてしまおう、という大胆な試みです。
私がいつもお世話になっているI島さんらしい、ユニークな試みです。
私だったら、いつもおやつを食べている休憩室を見せてから・・・あ、いやいや。(笑)
・H大学 名札+クイズ方式
オリテンでのクイズは、だいぶ一般的になってきましたが、H大学では一味違います。所定の資料を検索させ、実際に書架に行かせて、付近にシールを貼って来させるところがミソ。
ちなみに、H大では学生さんたちに名札を作らせて、名前で呼びかけているそうです。
台本を作っているそうですが、それに従わないらしいN川さんのお話ぶりが、思い浮かびますね!
・O大学 学生新聞方式
オリテンを実施した後、学生さんたちに新聞を作ってもらい、掲示しているそうです。これもぜひぜひ、やってみたいですね~!
学生とのタイアップで知られるT谷さんらしい企画で、大いに見習いたいです。
ちなみにO大の前回の展示は、他に類を見ない素晴らしいものでした!
・P大学 宝探し方式
新入生の学内オリテンで、宝探し感覚で学内のポイントを回らせる企画です。図書館もポイントに入っていて、ゲーム感覚で回ってくるそうです。
グループ対抗のためか、疾風のように図書館を駆け抜ける新入生もいるそうです。
私の学生時代の後輩・W邊氏による紹介でした。
-------------------------------------------------
私の発表は、席順の都合で、最後の方になりました。皆さんこの時点でもう20事例も聞かれて、お腹いっぱいのご様子。そこで、フツーに話すのはやめて、しょうもない話をしました。
・4月から今の小さいアットホームなキャンパスに異動したこと
・初日に校内地図を見ていたら、学生さんが声をかけてくれて、案内してくれた!
・学内ですれ違う学生さんたちが、何人も挨拶してくれること
・この雰囲気を感じてからは、図書館員と学生さん双方が、お互いの顔が見えるコミュニケーションを目指そうと思ったこと
・目指すは、「井上さん、こんにちは!」
・新入生オリテンは、最初のツカミ(印象づけ)と、図書館員が親切だと思ってもらうだけでいい
・OPAC演習も、ほとんど好きにやらせるだけ
・司書資格を、いい方に誤解させること→「あ、司書さんだ!」と言われた実績
・親切で身近な「司書」がいれば、後は声をかけてもらえるだろう、という思い込み?
・大学図書館はデパート、自分は八百屋的図書館を目指す!
・・・という話をしました。
たった3分しか割り当てがないので、当然オーバーしましたけど。(笑)
他館は、皆さん図書館員らしい、真面目な説明が多かったです。
一方ウチは、わざわざ聞いてもらうような、すごいオリテンやってないですし。まあ、「八百屋を目指す!」ということだけ宣言すればいいかと。(笑)
皆さん、呆れ半分、聞き流し半分くらいだったかな??たまに、話に笑ってくださる方には感激。
<R大N尾さんとか。感謝感激です。
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ところでこの日は、職場の後輩を連れて行きました。今まで、職場の同僚が勉強会に付き合ってくれたことなど皆無でしたが、とうとう!私が無理に誘い過ぎた、という噂も本人からは聞きましたが。
こうした勉強会にはあまり出たことがない後輩でしたので、私もあちこちに紹介。十数人くらいの方々には、ご挨拶できたでしょうか。
当日挨拶させて頂きました皆さん、ウチの後輩をぜひよろしくお願いします!
身内を褒めるのもアレですが、なかなか熱心な若手です。また声をかけてやってください!
<私の同僚の皆さんへ>
↑誰もこのブログを読んでいないとは思いますが。
このブログやメルマガで、参加予定をアナウンスしますので、関心あるテーマだけでも、ぜひご一緒しましょうよ~。「行くかどうか迷ってるけど、とりあえず話だけ聞かせて!」で構いませんので、メールくださ~い!!
僕が行くのは、基本的にすべて自主的活動なので、身分は関係ありません!特に若手職員、大歓迎!スキルアップ&ネットワークづくりのために、身銭を切って勉強に行く意味、きっとありますよ?
長く図書館でやっていきたい方にこそ、来て頂きたいです!一緒に、頑張ってみませんか?
<無理のない程度に、ね。
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勉強会の後は、例によって二次会。私は、当然!出席です。前にも書きましたとおり、「いつでも、どこででも、誰とでも。大勢ででも、サシででも」が私のモットー。
この日も、終電まで飲んでました。最寄の阪急の終電は逃し、JRでかろうじて宝塚まで帰りました。JR宝塚から、自宅まで30分近く歩いて帰りましたよ。
<蛇行しながら、ようやく。
それにしても。
こうした勉強に集まるメンバーは、みんな図書館について想いを持っていたり、共通の悩みを持っていたり。酒の場も、刺激を受けたり、勉強になったり、共感させられたり。
ホントに、貴重な場です。こうした方々と一緒に語った時間が、自分のライブラリアンとしての血肉になるのでしょうね。
ケータイの番号&メルアドも、どなたにでもお知らせしますので、宴会要員にご登録ください!
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とりとめのない話ばかりでしたが、今回のご報告とします。
今回は数日前になって、身近な方々にメールを差し上げましたところ、何人かがドタ参してくださいました!
I島さん、H本さん、O崎さんは、僕の直前のメールでご出席くださったのですよね。無理をさせて申し訳なかったのですが、お会いしてお話を伺えたこと、非常に嬉しかったです。
そして何より!
世話人のEBSCO社花田さん、大阪市立大学中村さん、本当にありがとうございました!FLFがこうした場になっているのも、お二人のご尽力によるものです。またこれからも、どうぞよろしくお願いします。
<来月(?)の勉強会も、よろしくです!
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<どうでもいい独り言>
最近、この最後の「どうでもいい独り言」を書くことが、だんだん喜びに。誰も読んでいないと恐れられているブログの、さらに一番下にひっそりと。(笑)
今日は、ちょっと自慢話を。
ウチの子どもたちも、オヤジの影響で、空手をやっています。先週日曜、娘がなみはやドームの大会に出て、何と準優勝!
脩己會 拳真館 公式サイト
http://www.geocities.jp/s830r1020/kenshinkan/sche.html#tai
・・・って書くと、何だか凄そうですよね。でも実際は、小3女子の部の参加者が少なかったために、もらえたようなもんですが。(笑)
ここしばらく毎日、右・上段回し蹴り(頭を蹴る、いわゆるハイキック)の特訓をした成果が出たのでしょうか。たまたまではあるのですが、何にせよ、本人には初トロフィー!僕も、本当に嬉しかったです。
あ、空手と言えば。
このブログに、私の空手道着姿の写真をアップしておきました。どこにあるか、探してみてください。実物のカッコよさが、写真ではなかなか伝わりませんのが困りもの!(笑)
よかったら、皆さんのPCの壁紙にどうぞ!
2009-06-16
「自由なるライブラリーフィールド」
しばらくぶりの投稿です。
すっかりサボってしまって、申し訳ありません。
実は私、アレルギー体質で、ちょっと肌が弱くて。
先週から皮膚科に通い始めたのですが、そこで頂く薬を飲むと・・・猛烈に(!)眠くなるのです。
毎晩、夕食時にビールと薬を飲むと、そのままダウン。
とてもじゃありませんが、ブログを書く余裕がありません。
今日こそ、と毎日毎日思いながら、それが出来ない日々。(汗)
-------------------------------------------------
さてさて、書きたいネタは山ほどあるのですが。
とりあえず今日は、「自由なるライブラリーフィールド」の話を。
「自由なるライブラリーフィールド」
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/
以下、「自由なるライブラリーフィールド」のブログより。
【「自由なるライブラリーフィールド(~今、図書館の話をしよう~)」勉強会開催のご案内】
ベンダー主催ではなく、ただ、ひたすらに図書館を愛する有志のみで行なう情報交換勉強会「自由なるライブラリーフィールド」の第3回を開催する運びとなりました。
昨今、星の数ほど勉強会と銘打つ会がありますが、条件や制限が伴いなかなか思い描いているようなものが少ないのも事実だと思います。
このような環境の中で自由闊達に情報を発表し、また聞くことができる会というのを目指して立ち上げました。幕末の志士のように新しい扉を一緒に開きましょう。
-------------------------------------------------
「自由なるライブラリーフィールド」のことを、以下「FLF」と略します。
私のFLF参加は、第2回勉強会からです。
日図研の勉強会でご一緒した、FLF世話人・E社花田さんからご案内を頂戴し、飛び込んだ次第です。
熱心な方々が多く参加しておいでで、勉強会は熱く、晩の懇親会も同じくらい(それ以上?)熱く、といった感じです。
私も第2回勉強会でお世話になって、すぐにこの会に惚れこんでしまいました。
何しろ、その日の懇親会で飲みすぎて、終電を逃したくらい。(笑)
-------------------------------------------------
で、このFLFが今週18日(木)に、また大阪で開催されます。
第三回自由なるライブラリーフィールドのご案内
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/blog-entry-23.html
関西方面の方、ご都合がつく方は、ぜひご一緒にいかがでしょうか?
今回のテーマは、「図書館ガイダンス」です。
まだ多少、キャパに余裕があるようですので、今からでも大歓迎です。
<僕は世話人でも何でもありませんが、こう書いてしまいます。
それでは、どうぞよろしくお願いします!
-------------------------------------------------
結構驚いたことがあるのですが。
私が使っている、ブログのためのサービス、このBloggerは、何とトラックバックの機能をサポートしていないのです!
・・・これはかなり、ビックリですよね?
ブログの最大のメリットの一つが、トラックバックですもんね?
この記事みたいな場合は、ふつう速、トラックバックしますよね・・・?
どうやら、いろいろなカバーの手段もあるようですが。
そろそろ薬の眠気が限界に達してきたので、また明日以降に試してみます。
毎日毎日、職場で眠ってしまうんじゃないかと、心配で心配で。
<半分は本気で。
-------------------------------------------------
<どうでもいい独り言>
兵庫でも、もう新型インフルエンザは遠い記憶になりつつあります。
まだ渦中であった頃、職場のトイレに張り紙が。
インフルエンザ予防のため、手をしっかり洗おうといった呼びかけでした(校内のあちこちに、ベタベタ貼られたのです)。
手を洗うときは20秒、それはハッピーバースデーの歌を2回歌うくらいの時間、と書いてありました。
これを読んだ私は、「誰が手を洗いながら、ハッピーバースデー歌うんぞ!」と一人ツッコミ。
ところが、その日。
家に帰って、まず手洗いをしていると、息子が「今日、誰の誕生日なん?」と言うじゃありませんか!
どうやら私、ボーっと手を洗っていて、無意識にハッピーバースデーソンガーになっていたようです。
うーん、何だか新しい自分を発見・・・。
すっかりサボってしまって、申し訳ありません。
実は私、アレルギー体質で、ちょっと肌が弱くて。
先週から皮膚科に通い始めたのですが、そこで頂く薬を飲むと・・・猛烈に(!)眠くなるのです。
毎晩、夕食時にビールと薬を飲むと、そのままダウン。
とてもじゃありませんが、ブログを書く余裕がありません。
今日こそ、と毎日毎日思いながら、それが出来ない日々。(汗)
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さてさて、書きたいネタは山ほどあるのですが。
とりあえず今日は、「自由なるライブラリーフィールド」の話を。
「自由なるライブラリーフィールド」
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/
以下、「自由なるライブラリーフィールド」のブログより。
【「自由なるライブラリーフィールド(~今、図書館の話をしよう~)」勉強会開催のご案内】
ベンダー主催ではなく、ただ、ひたすらに図書館を愛する有志のみで行なう情報交換勉強会「自由なるライブラリーフィールド」の第3回を開催する運びとなりました。
昨今、星の数ほど勉強会と銘打つ会がありますが、条件や制限が伴いなかなか思い描いているようなものが少ないのも事実だと思います。
このような環境の中で自由闊達に情報を発表し、また聞くことができる会というのを目指して立ち上げました。幕末の志士のように新しい扉を一緒に開きましょう。
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「自由なるライブラリーフィールド」のことを、以下「FLF」と略します。
私のFLF参加は、第2回勉強会からです。
日図研の勉強会でご一緒した、FLF世話人・E社花田さんからご案内を頂戴し、飛び込んだ次第です。
熱心な方々が多く参加しておいでで、勉強会は熱く、晩の懇親会も同じくらい(それ以上?)熱く、といった感じです。
私も第2回勉強会でお世話になって、すぐにこの会に惚れこんでしまいました。
何しろ、その日の懇親会で飲みすぎて、終電を逃したくらい。(笑)
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で、このFLFが今週18日(木)に、また大阪で開催されます。
第三回自由なるライブラリーフィールドのご案内
http://freedomlibrary.blog100.fc2.com/blog-entry-23.html
関西方面の方、ご都合がつく方は、ぜひご一緒にいかがでしょうか?
今回のテーマは、「図書館ガイダンス」です。
まだ多少、キャパに余裕があるようですので、今からでも大歓迎です。
<僕は世話人でも何でもありませんが、こう書いてしまいます。
それでは、どうぞよろしくお願いします!
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結構驚いたことがあるのですが。
私が使っている、ブログのためのサービス、このBloggerは、何とトラックバックの機能をサポートしていないのです!
・・・これはかなり、ビックリですよね?
ブログの最大のメリットの一つが、トラックバックですもんね?
この記事みたいな場合は、ふつう速、トラックバックしますよね・・・?
どうやら、いろいろなカバーの手段もあるようですが。
そろそろ薬の眠気が限界に達してきたので、また明日以降に試してみます。
毎日毎日、職場で眠ってしまうんじゃないかと、心配で心配で。
<半分は本気で。
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<どうでもいい独り言>
兵庫でも、もう新型インフルエンザは遠い記憶になりつつあります。
まだ渦中であった頃、職場のトイレに張り紙が。
インフルエンザ予防のため、手をしっかり洗おうといった呼びかけでした(校内のあちこちに、ベタベタ貼られたのです)。
手を洗うときは20秒、それはハッピーバースデーの歌を2回歌うくらいの時間、と書いてありました。
これを読んだ私は、「誰が手を洗いながら、ハッピーバースデー歌うんぞ!」と一人ツッコミ。
ところが、その日。
家に帰って、まず手洗いをしていると、息子が「今日、誰の誕生日なん?」と言うじゃありませんか!
どうやら私、ボーっと手を洗っていて、無意識にハッピーバースデーソンガーになっていたようです。
うーん、何だか新しい自分を発見・・・。
2009-06-03
オープンワークショップ「電子書籍の現在」に参加してきました
今日も、雑談から。(笑)
このブログ、少しだけ手入れをしてみました。
本文の表示幅が、やたら長かったので、それを短くしました。
また、私のプロフィールや当ブログの主旨について、行間を広げたり、横幅を広げたりと、多少手を加えたりしました。
これで、少し読みやすくなったかな?
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さて、2日(火)に、オープンワークショップ「電子書籍の現在―国会図書館調査にもとづいて」に参加してきました。
これは、大阪市立大学大学院・創造都市研究科 知識情報基盤研究分野と、日本図書館研究会マルチメディア研究グループにより、共催されたものです。
以下、事前に配信された案内です。
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2009年3月に刊行された国立国会図書館の図書館調査研究リポートNo.11『電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究』の成果にもとづいて、「電子書籍の現在」を明らかにします。
また、グーグル「ブック検索」和解案以降の日本の著者と出版社の動向を踏まえながら、再編されつつある出版ビジネスを展望します。グーグル、アマゾン、そして携帯電話キャリアやコンテンツプロバイダーといった新しいプレイヤーの登場によって、出版ビジネスはどのように変貌しようとしているのでしょうか。また国立国会図書館による資料のデジタル化の動きも今後どのようにかかわってくるのでしょうか。出版メディアの未来をデジタル・コンテンツの流通・利用・保存の観点から分析します。
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報告は、夙川学院短期大学の湯浅 俊彦 准教授です。
湯浅氏のリポートについては、5月25日の記事でもご紹介しました。
「Android or EZブック?」(5月25日)
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/05/android-or-ez.html
-------------------------------------------------
氏のご発表は、大きく以下の3項目で、構成されていました。
1)上記報告書の成果・概要
2)グーグルブック検索(Google Book Search)和解案
3)出版ビジネス・流通モデルの再編
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1)は、25日の記事でも記しましたように、電子書籍の流通・ビジネスモデルに関し、他に類を見ない報告となっています。
国会図書館から調査研究を委嘱され、出版社へのアンケート、CP(コンテンツプロバイダー)などへのインタビューにもとづき、詳細に分析されたものです。
繰り返しになりますが、このリポートは、本当に充実した資料です。
この分野に関心のある方は、必読です!
<湯浅さんには、いろいろな場でお世話になっていますが、だからってヨイショしているわけではありません。(笑)
-------------------------------------------------
2)は、私も先週土曜に大図研兵庫支部で発表(と言うようなもんじゃないですが)したばかりですので、大いに関心があるテーマでした。
<この和解案については、近いうちに一度この場で書いてみようと思っています。
<・・・って、こんなテーマ、ようまとめられん気も・・・。
湯浅さんのお話をお聞きして、私が改めて思ったことは、特に以下の2点。
質疑応答の時間に、いの一番に質問しました。
a)著作権者と出版社は、事実上和解案に合意する以外の選択肢はないのでは?
b)和解案に激しい拒否反応を示す著作権者が多いが、それはきちんと検証されたものなのか?
むしろ、著作者であれば、自分の作品を積極的に読んで欲しいものではないか?
a)については、湯浅さんも同意してくださいました。
もっとも氏は、和解案に同意した上で、著作物のデジタル化を拒否する選択肢について、協調しておいででした。
b)については、「自分の作品を積極的に読んで欲しい」という気持ちはありながらも、研究者などと、それを生業とする作家などでは、随分対応に差が出ている、というご指摘を頂きました。
-------------------------------------------------
3)では、1)と2)をふまえた上で、出版ビジネスが大きく再編へ向けて舵を切っていることについて、お考えをお聞かせ頂きました。
グーグルやアマゾンの戦略、CPによる取次事業展開、出版社と著者の関係などについて、広くお話を伺いました。
湯浅さんがこの日のまとめとして取り上げられたのが、氏の著作「デジタル時代の出版メディア」(2000年)からの抜粋の数々。
10年近く前の著作ですが、当時指摘されていたことがその通りになっており、改めて氏の先見の明に脱帽です!
当時、図書館でこの本を借りて読んではいたのですが、この日のお話を聞いて、早速発注しました~!
<この現金なところが、私のいいところ。(笑)
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閉会後、大阪市立大学の方々に混じって、臆面もなく懇親会に参加しました。
<何度も書きますが、臆面のなさも、私のいいところ。(笑)
それにしても、やっぱりビールを飲みながらやりとりする情報は、違いますね~!
ここには書けないオフレコ情報が、いっぱい!
あ~、書きたいけど、書けない~!
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三次会では、こうした業界の話題だけではなく、皆さんからいろいろな話をご教示頂きました。
ある方からは、キャリアプランというか人生設計というか、経験に裏打ちされたお話をお聞かせ頂き、すごく考えさせられることもありました。
こうした面でも、酒の席を含めた個人レベルでのお付き合い、本当に大事だと思います。
いろんな意味で、外へ出ていろいろな方々と接し、いろいろなことを学ぶことの大切さ、日々痛感しています。
特に若手の方々には、ぜひぜひ外へ出てもらいたい、と思っています。
思い切って、先輩に付いて外の勉強会などへ出てみましょうよ!
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いい話に聞き入っていたせいか、この日も終電にギリギリ飛び込み!
例によって、泥酔のまま夜の大阪を走り抜けました。
改札前で、終電の発車ベルを聞いたときは、かなり冷汗が出ました~。
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この日お近づきになった方々から、早速メールを頂いたり、ブログへの感想をお聞かせ頂いたりしました。
特にD大学Mさま、昨日のお名刺と、今日のメールをありがとうございました!
お名刺の件、ちゃんと覚えていてくださったこと、感謝です!
それにしても、昨日二次会で何度も肘鉄を食らわせてしまい、失礼しました。(笑)
K大学Uさま、昨日はご挨拶が遅れましたのに、早速メールをありがとうございました!
大阪市立大学のネットワークは、本当に充実していますね!
メールでおっしゃっていた短大図書館の方、ぜひご紹介ください。
そして何より、講師の湯浅さん、どうもありがとうございました!
いつもながらの整理されたお話、本当に勉強になります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
このブログ、少しだけ手入れをしてみました。
本文の表示幅が、やたら長かったので、それを短くしました。
また、私のプロフィールや当ブログの主旨について、行間を広げたり、横幅を広げたりと、多少手を加えたりしました。
これで、少し読みやすくなったかな?
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さて、2日(火)に、オープンワークショップ「電子書籍の現在―国会図書館調査にもとづいて」に参加してきました。
これは、大阪市立大学大学院・創造都市研究科 知識情報基盤研究分野と、日本図書館研究会マルチメディア研究グループにより、共催されたものです。
以下、事前に配信された案内です。
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2009年3月に刊行された国立国会図書館の図書館調査研究リポートNo.11『電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究』の成果にもとづいて、「電子書籍の現在」を明らかにします。
また、グーグル「ブック検索」和解案以降の日本の著者と出版社の動向を踏まえながら、再編されつつある出版ビジネスを展望します。グーグル、アマゾン、そして携帯電話キャリアやコンテンツプロバイダーといった新しいプレイヤーの登場によって、出版ビジネスはどのように変貌しようとしているのでしょうか。また国立国会図書館による資料のデジタル化の動きも今後どのようにかかわってくるのでしょうか。出版メディアの未来をデジタル・コンテンツの流通・利用・保存の観点から分析します。
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報告は、夙川学院短期大学の湯浅 俊彦 准教授です。
湯浅氏のリポートについては、5月25日の記事でもご紹介しました。
「Android or EZブック?」(5月25日)
http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/05/android-or-ez.html
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氏のご発表は、大きく以下の3項目で、構成されていました。
1)上記報告書の成果・概要
2)グーグルブック検索(Google Book Search)和解案
3)出版ビジネス・流通モデルの再編
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1)は、25日の記事でも記しましたように、電子書籍の流通・ビジネスモデルに関し、他に類を見ない報告となっています。
国会図書館から調査研究を委嘱され、出版社へのアンケート、CP(コンテンツプロバイダー)などへのインタビューにもとづき、詳細に分析されたものです。
繰り返しになりますが、このリポートは、本当に充実した資料です。
この分野に関心のある方は、必読です!
<湯浅さんには、いろいろな場でお世話になっていますが、だからってヨイショしているわけではありません。(笑)
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2)は、私も先週土曜に大図研兵庫支部で発表(と言うようなもんじゃないですが)したばかりですので、大いに関心があるテーマでした。
<この和解案については、近いうちに一度この場で書いてみようと思っています。
<・・・って、こんなテーマ、ようまとめられん気も・・・。
湯浅さんのお話をお聞きして、私が改めて思ったことは、特に以下の2点。
質疑応答の時間に、いの一番に質問しました。
a)著作権者と出版社は、事実上和解案に合意する以外の選択肢はないのでは?
b)和解案に激しい拒否反応を示す著作権者が多いが、それはきちんと検証されたものなのか?
むしろ、著作者であれば、自分の作品を積極的に読んで欲しいものではないか?
a)については、湯浅さんも同意してくださいました。
もっとも氏は、和解案に同意した上で、著作物のデジタル化を拒否する選択肢について、協調しておいででした。
b)については、「自分の作品を積極的に読んで欲しい」という気持ちはありながらも、研究者などと、それを生業とする作家などでは、随分対応に差が出ている、というご指摘を頂きました。
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3)では、1)と2)をふまえた上で、出版ビジネスが大きく再編へ向けて舵を切っていることについて、お考えをお聞かせ頂きました。
グーグルやアマゾンの戦略、CPによる取次事業展開、出版社と著者の関係などについて、広くお話を伺いました。
湯浅さんがこの日のまとめとして取り上げられたのが、氏の著作「デジタル時代の出版メディア」(2000年)からの抜粋の数々。
10年近く前の著作ですが、当時指摘されていたことがその通りになっており、改めて氏の先見の明に脱帽です!
当時、図書館でこの本を借りて読んではいたのですが、この日のお話を聞いて、早速発注しました~!
<この現金なところが、私のいいところ。(笑)
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閉会後、大阪市立大学の方々に混じって、臆面もなく懇親会に参加しました。
<何度も書きますが、臆面のなさも、私のいいところ。(笑)
それにしても、やっぱりビールを飲みながらやりとりする情報は、違いますね~!
ここには書けないオフレコ情報が、いっぱい!
あ~、書きたいけど、書けない~!
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三次会では、こうした業界の話題だけではなく、皆さんからいろいろな話をご教示頂きました。
ある方からは、キャリアプランというか人生設計というか、経験に裏打ちされたお話をお聞かせ頂き、すごく考えさせられることもありました。
こうした面でも、酒の席を含めた個人レベルでのお付き合い、本当に大事だと思います。
いろんな意味で、外へ出ていろいろな方々と接し、いろいろなことを学ぶことの大切さ、日々痛感しています。
特に若手の方々には、ぜひぜひ外へ出てもらいたい、と思っています。
思い切って、先輩に付いて外の勉強会などへ出てみましょうよ!
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いい話に聞き入っていたせいか、この日も終電にギリギリ飛び込み!
例によって、泥酔のまま夜の大阪を走り抜けました。
改札前で、終電の発車ベルを聞いたときは、かなり冷汗が出ました~。
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この日お近づきになった方々から、早速メールを頂いたり、ブログへの感想をお聞かせ頂いたりしました。
特にD大学Mさま、昨日のお名刺と、今日のメールをありがとうございました!
お名刺の件、ちゃんと覚えていてくださったこと、感謝です!
それにしても、昨日二次会で何度も肘鉄を食らわせてしまい、失礼しました。(笑)
K大学Uさま、昨日はご挨拶が遅れましたのに、早速メールをありがとうございました!
大阪市立大学のネットワークは、本当に充実していますね!
メールでおっしゃっていた短大図書館の方、ぜひご紹介ください。
そして何より、講師の湯浅さん、どうもありがとうございました!
いつもながらの整理されたお話、本当に勉強になります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!