今日も変わらず、雑談から。
大好きな映画、バック・トゥ・ザ・ヒューチャー。最近、わが家で3部作を見終わりました。第1作から、24年経っているなんて、信じられます?
<ねえ、アラフォーの皆さん!
パート3では、ドクがクララのことを、「10億兆に一人の女」と称するシーンがありました。どうやら、"one of googolprex"と言っている様子。
研究社新英和大辞典(第5版)によると、"googolprex"とは、1の後ろへ0を10の100乗付けて得られる数のことだそうで。
何でこんな言葉に喰い付いているかと言うと、"Google"のもとになった言葉が"googol"だからです、もちろん!
初めて、"googol"(正確には"googolprex"ですが)という言葉を耳にしました~。ちょっと感動。
さて、そろそろ本題。
数時間前に、いつも親しくして頂いている(少なくとも私はそう思っている)Sさんから、メールが入りました。
何でも、司書課程用の図書が必要とのことで、何かいいものがないか、とのことでした。
素朴な疑問。
・・・何で、私に聞く・・・??
前から言っています通り、あちこちの勉強会には飛び込みますが、私は本当に得意分野ないですし。もっと、造詣の深い方がいくらでもいますのにね。
・・・とは思いつつ、いそいそと返事を書く私。
Sさま
井上です。メールをありがとうございました。
「図書館方面学問の生き字引」とは程遠い私ですが、とりあえず返信します。(笑)
「司書課程関係図書」とおっしゃると、要するに、司書資格を取る勉強をしている学生のための本、ですね?難しいお題ですねえ・・・。
全然体系的な回答ではありませんが、自分が割と役に立ったと思える図書を、いくつか思いつくままに。
正直、ほとんどの図書は、詳細を覚えておらず、「あの本、良かった・・・ような気がするよ?」というレベルですが、比較的読みやすかったものを中心に。
本当に、自分が今思いつく程度で。
<何しろ今、自宅でビール飲みながら記憶を辿っています。(笑)
古くなってしまったものも多いので、その辺りは考慮してください。
また、熟読していないものも、多数含まれていますので、あくまで私見として、ご覧ください。
(とりあえず、ISBN・価格くらいは付けておきますが、入手可能かどうかは判りません)
- 現代の図書館―図書館概説
藤野 幸雄
勉誠社 (1998/03/10 出版)
ISBN: 9784585001447
価格: ¥1,890 - 有斐閣アルマ
図書館情報学入門
藤野 幸雄 荒岡 興太郎 山本 順一
有斐閣 (1997/12/20 出版)
ISBN: 9784641120426
価格: ¥1,995 - 日外教養選書
図書館の歴史
寺田 光孝
日外アソシエーツ 紀伊國屋書店〔発売〕 (1994/03/25 出版)
ISBN: 9784816912276
価格: ¥2,242 - 図書館員への招待 (三訂版)
塩見 昇【編著】
教育史料出版会 (2004/06/05 出版)
ISBN: 9784876524464
価格: ¥1,785 - 情報と文献の探索 (第3版)
長沢 雅男【著】
丸善 (1994/03/25 出版)
ISBN: 9784621039434
価格: ¥3,360 - 情報源としてのレファレンスブックス (新版)
長沢雅男 石黒祐子
日本図書館協会 (2004/05 出版)
ISBN: 9784820404040
価格: ¥1,470 - 新訂図書館活用術―探す・調べる・知る・学ぶ
藤田 節子【著】
日外アソシエーツ 紀伊国屋書店〔発売〕 (2002/06/25 出版)
ISBN: 9784816917196
価格: ¥2,940 - 本の未来を考える=出版メディアパル
電子出版学入門 ― 出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ
湯浅俊彦
出版メディアパル (2009/06 出版)
ISBN: 9784902251173
価格: ¥1,260 - 知っておきたい大学図書館の仕事 ― 現場に即した業務ガイドブック
大学図書館の仕事制作委員会
エルアイユ- (2006/04 出版)
ISBN: 9784901983068
価格: ¥2,730 - 三一新書
国立国会図書館入門
国立国会図書館【監修】 NDL入門編集委員会【編】
三一書房 (1998/05/15 出版)
ISBN: 9784380980084
価格: ¥997 - ちくま新書
図書館に訊け!
井上 真琴【著】
筑摩書房 (2004/08/10 出版)
ISBN: 9784480061867
価格: ¥777 - 岩波新書
未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告
菅谷 明子【著】
岩波書店 (2003/09/19 出版)
ISBN: 9784004308379
価格: ¥735 - 情報基盤としての図書館
根本 彰【著】
勁草書房 (2002/04/10 出版)
ISBN: 9784326050154
価格: ¥2,940
(最後に載っている図書館関連文献紹介が、非常に充実していたと記憶しています。私に聞くより、これをご覧になる方が) - まちの図書館でしらべる
『まちの図書館でしらべる』編集委員会【編】
柏書房 (2002/01/25 出版)
ISBN: 9784760121717
価格: ¥2,100 - 中公新書
アメリカ議会図書館―世界最大の情報センター
藤野 幸雄【著】
中央公論社 (1998/07/25 出版)
ISBN: 9784121014283
価格: ¥693
この下の4件は、もう古典でしょうか。昨今の状況を捉えたものではありませんが、押さえておきたい文献です。
- 中小都市における公共図書館の運営 ― 中小公共図書館運営基準委員会報告
日本図書館協会 (1986/07 出版)
ISBN: 9784820473015
価格: ¥1,365
(いわゆる「中小レポート」) - 市民の図書館 (増補版)
日本図書館協会 (1991/11 出版)
ISBN: 9784820476009
価格: ¥871 - われらの図書館
前川 恒雄【著】
筑摩書房 (1987/04/25 出版)
ISBN: 9784480853752
価格: ¥1,890 - イギリスの公共図書館
トマス・ケリ- イ-ディス・ケリ-
東京大学出版会 (1983/10 出版)
ISBN: 9784130010016
価格: ¥3,465
学生用参考図書的なものを選ぶなら、以下がお薦めでしょうか。
- 図書館学基礎資料 (第8版)
今 まど子【編著】
樹村房 (2009/02/25 出版)
ISBN: 9784883671502
価格: ¥1,050 - 「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」解説 (第2版)
日本図書館協会 (2004/03 出版)
ISBN: 9784820403289
価格: ¥892 - 日本の図書館 〈2008〉 ― 統計と名簿
日本図書館協会 (2009/01 出版)
ISBN: 9784820408192
価格: ¥13,650 - 図書館年鑑 〈2008〉
日本図書館協会 (2008/07 出版)
ISBN: 9784820408048
価格: ¥19,950 - 図書館情報学用語辞典 (第3版)
日本図書館情報学会用語辞典編集委員会【編】
丸善 (2007/12/25 出版)
ISBN: 9784621079287
価格: ¥3,990 - 最新 図書館用語大辞典
図書館用語辞典編集委員会【編】
柏書房 (2004/04/30 出版)
ISBN: 9784760124893
価格: ¥8,925 - 図書館ハンドブック (第6版)
日本図書館協会 (2005/05 出版)
ISBN: 9784820405030
価格: ¥5,250 - 図書館用語集 (3訂版)
日本図書館協会 (2003/11 出版)
ISBN: 9784820403203
価格: ¥2,625
ビールを飲みながら、本棚をチラチラ見て、適当に書いただけですが、お役に立つんですかねえ・・・?
そう言えば、もっと気になることが。
「本館館長より、井上さん名指しの依頼」があって、今回のメールを頂いたようなんですが、どういうことなんでしょうか?館長さんは、私をご存じ??
<とりあえず、Sさん、返信くださーい!
<今日の小ネタ>
- RBBTODAY「グーグル、無料の日本語IME「Google日本語入力」公開 ~ Windows/Macに対応」
こりゃ、凄い。豊富なデータ量をバックボーンに、何でもできるweb2.0。<と言うより、何でもやれるGoogle? - BB Watch 「Google、日本の年間検索1位は『Yahoo!』。急上昇は『ドラクエ9』」
何だか、そのまんまですねえ・・・。でも、大いに関心あるネタかも。 - 京都新聞 「『図書館支援員』を市立学校に京都市教委 雇用創出の一環」
やりましょう、一つずつ。素晴らしいです。 - japan.internet.com 「電子書籍リーダー『Kindle』、抜群の売れ行き」
そうか、そんなに凄いのか。・・・でも、日本語版を用意してから、日本で売ろうよ。
<どうでもいい独り言>
先日、少し苦い思いをしてしまいました。
きっかけは、ほんの些細なことだったのですが。娘に我慢がならず、手を出してしまったのです。
怒るのは、正直日常茶飯事ですけれど。手を出してしまうのは、絶対にしてはいけないと、常々思っているところです。
ですがこの日は、ちょっと私もイライラしていて。つい。
娘とは、お互いに謝り合ったのですが。やっぱり、胸の奥に、罪悪感のようなものが残っています。
それがあったのが日曜、以来毎日毎日、何度も思い出してため息をつく日々。
娘は何もなかったように振舞っていますが(子どもだけに、本当に忘れ切っているのかも?)、私が立ち直れません。
何で、あんなことをしたんでしょうね・・・?
今日もビールを飲みながらも、また、ため息。
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