そしてちょうどその数日後のニュースで、広島カープファンが急増している、との報道を見ました。
奇しくも、イーグルスと同じように地方で育まれ、愛されるカープ。地方球団で長年低迷した末、いつになく結果が出ているので注目されているようです。
実は私、カープは最も応援しているチームの一つです。
ファンが増えるのは嬉しいのですが、「強いから応援する」「勝っているから注目される」は、やはりスポーツの本質ではないような気もしますね。
本当のファンは、強いときも弱いときもずっとチームを愛し、声援を送るものでしょう。
勝った負けたから離れた、本当のスポーツ文化が日本に根付きますように。
●トモンケン兵庫支部さん開催「本の歴史〜形態の移り変わりを概観する〜」
2回連続で野球雑談から始まって、スミマセン。
9月30日(月)に、トモンケン(図書館問題研究会)兵庫支部さんが開催された「本の歴史〜形態の移り変わりを概観する〜」に参加してきました。関西図書館界のホープと名高い、神戸大学・小村愛美先生(笑)が講師とあって、平日の日中ではありましたが、休暇を取って駆け付けました。
以下、簡単にこの日の様子をレポートしましょう。
○今日一番、伝えたいこと
- ライブラリアンとして、やはり本という媒体のことは知っておくべき。そしてその変化は、人々や社会の変遷でもある。
- ライブラリアンは、得意分野を持つべし。人前で喋ることができる武器を持っておきたい。
○形態の変遷からみた、本の歴史
この日の講師・小村氏は、ご自身の本来業務に加えて、NPO法人「書物の歴史と保存修復に関する研究会」で継続的に研鑽を続けられています。この日のお話は、ここでの学びがもとになっているとのことでした。
パピルスや巻物から始まり、現代に至るまで、形態という側面から捉えた本の変遷に関するお話は、とても興味深いものでした。
「コデックス」「粘葉装」「線装本」などといった言葉を目にすると、図書館情報大学時代に「書誌学」の授業で、いろいろと習ったことを思い出します。
この日の小村氏のお話で最も印象的だったのは、本の形態の変遷を社会や人々の変化に照らして説明されたことです。
具体的な例を挙げれば、キリスト教の伝播に伴い冊子体が普及したこと、12世紀頃大学の設立に伴い民間の写本工房が広まったこと、グーテンベルクの活版印刷により宗教革命が大いに後押しされたこと、などです。
本の形態の変遷を社会・人々の変化と関連づけて話す、このような切り口でアプローチすることで、お話がより魅力的でイメージしやすいものになりました。こうした工夫が、お話をより活きたものにするのだと再認識することもできました。
ところで。
この日の講師・小村氏は、上記研究会で数年感に渡って勉強を続けられているそうです。
こうした一つのテーマに絞っての勉強をされていること、素晴らしいですね。こうして人前に立って話ができるということは、一ライブラリアンとしての価値が高まるということです。
私は特別な専門も経験もありませんが、こうした姿勢を見習って頑張っていきたいと思います。
小村さん、貴重なお話をありがとうございました!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
きょーこが生まれてから、昨日でちょうど2ヶ月でした。おかげ様でここまで、とても健やかに育っています。
2ヶ月の節目に体重を測ってみますと、何と6.6kg!
一ヶ月検診のときにも思いましたが、健やかを通り越して・・・まるまるきょーこでした。(笑)
私たちの願いは、ただただ子どもたちが元気に育ってくれることだけです。れいこねーちゃんの分までしっかり育てよ、きょーこ!
0 件のコメント:
コメントを投稿