結局、経過がとても良好で、昨日退院となりました。
部分破水して、これほどピタッと止まるのは珍しいそうです。本人の希望もあり、早期退院することになりました。
ですが今回の件で、いつバブーちゃんが生まれるか、判らなくなりました。もしかしたら数日中かもしれませんし、予定日(7月下旬)頃かもしれません。
動きがありましたら、このブログやTwitter@fight_Reikoでお知らせします。
メールやツイートをくださいました皆さん、ありがとうございました。しばらくは、無理をしないようにしたいと思います。
○今日一番、伝えたいこと
さて、今日は「連載・図書館員のセルフブランディング」の第3回です。
前回の「自分だけの、ミッションをつくろう!」では、自分と向き合うことの大切さ、自分のありたい姿を定めることの重要性をお伝えしたつもりです。
そして今回、そのミッションをつくるときに考えたいことを、私の経験からお伝えしたいと思います。
- 図書館活動において、自分が一番大切にしているものは何か、考える
- 自分が一番やりたいことを、考える
- 自分が人と差別化できることを、考える
・・・シンプルでしょ?(笑)
○自分の大切なもの、やりたいこと
多くの方にとって、この2つは、かなり近いものかもしれません。
おそらく、自分が大切にしている(してきた)ものと、これからやりたいことは、同じ価値観の延長線上にあるでしょうから。
やはりミッションをつくるときに一番大事なことは、自分が本当にそれを楽しんで取り組めるか、という点に尽きると考えます。
自分の価値観と合わないミッションをつくっても、絶対に続きません。本当にやりたいこと、取り組んで行きたいこと、大切にしていることを考える必要があります。
ちなみに、私の場合。
私は、れいこの闘病を通じて、いろいろなことを学びました。自分の人生観が変わったと言っていいくらい、知り、思い、感じ、学びました。
そして、れいこの闘病を通じて学んだ「情報のチカラ」を信じ、伝え、活かしていきたいと考えるようになりました。
(私のミッションに対する思いも、ぜひご覧ください)
○差別化できること
もう1つ考えたいことは、人と差別化できることです。
・・・と言っても、難しく考える必要はありません。
「俺はすでに、図書館の○○については第一人者だ!」と言える人は、それでいいでしょう。
ですが、ほとんどの人は、そうではないですよね?私自身、そこが長年悩みのタネでした。
ですが誰しも、今まで打ち込んできたことや、好きなことがあるはずです。それを、自分のカードとして意識しておきましょう。
図書館の特技でなくても構いません。自分の個性を際立たせるものとして、考えておければそれで十分でしょう。
必ずしも、ミッションの文中に入れ込まなくても構いません。後述の「行動指針」に入れてもいいですし、後日お話ししますニックネームに反映させても構いません。
○ミッションを決めるときのポイント
こうしたことを考え、イメージが膨らんできたら、実際に文字にしてみましょう。
自分の経験上、いくつかポイントを挙げておきます。
- 本質を見失わない
ミッションはとても重要なものですが、それ自体が目的ではありません。大事なことは、自分と向き合い、自分が目指す姿を明らかにすることです。考える過程が大事であることを、忘れないようにするべきです。
- みんなに喜ばれるものに
みんなに共感してもらい、自分を認めてもらうためには、みんなに喜ばれ、そして自分のためになるミッションが必要です。「社長になる!」というミッションでは、共感を得られないでしょう。「社長になって、○○の事業を始め、わが町の○○に貢献する」と考えるべきでしょう。
- 慌てないこと
ミッションのイメージを膨らませ、言葉にするのには時間がかかります。パッと一晩で考えても、まとまりません。じっくり考えるといいでしょう。私も図書館に戻って4年間やってきたことが、ようやく最近まとまったところです(そこまで時間をかけなくて構いませんが)。
- 閃きを大事に
私の場合、ある日「情報のチカラ」(「チカラ」は片仮名)という表現が突然思い浮かんで、そこから言葉が纏まり始めました。自分で納得いくフレーズは、ある日突然やってくるのかもしれません。
○ミッションに書き切れないことは
私の場合、わき上がったいろいろな思いややりたいことを、ミッションに収め切れませんでした。
そこで一緒につくったのが、「行動指針」です。
もう一度、私のミッション+行動指針をみてみましょう。
【ミッション】
情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!
【行動指針】
情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!
【行動指針】
- 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、そのスペシャリストであるライブラリアンも含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。
- 情報に携わる人と人とを、とりわけライブラリアン同士をつなげる。
- やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる。
この3点はいずれも、私がどうしても自分の大ルールとして明文化しておきたいことでした。
もちろんミッションには入り切りませんでしたので、ミッションは理念として短く掲げ、後の3点を行動指針として明示することに決めました。
1.は、紙媒体だけでなくWebに注目し活用する姿勢を示しました。そして、それらのチカラはもとより、ライブラリアンのチカラと魅力も伝えていくと宣言したものです。この連載テーマのセルフブランディングも、まさにここに位置づけられています。
2.は、自分が様々な勉強会・イベントで大勢の人に会い、つながっていきたい気持ちを記しました。自分もよくイベント等を企画しますが、その裏付けにもなっています。この気持ちを宣言しておくことで、飲み会に参加することさえ正当化されます。(笑)
3.は、率直に下心を記しました(笑)。
どうせやるなら、自分の存在感を高め、一目置かれたいのはホンネです。隠すのもイヤらしいですし、それなら声高らかに宣言してしまおう、と。もちろん、このブログも一人にでも見て欲しいですし、皆さんに認めてもらいたいと思って書いています。
・・・どうでしょう?
これらの行動指針を明確にすることで、ミッションと合わせて自分のスタンスや目指すものが、よりクリアになると思いませんか?
前回のエントリーと合わせて、この拙文が皆さんにとって何か参考になれば幸いです。
これをきっかけに、1〜2ヶ月ほどあれこれ考えてみて、夏休みにでもミッションを仕上げてみる、なんていかがでしょうか?
そうそう、最後に一つ。
ミッションは皆さんにとってとても重要なものですが、いつでも変更して構いません。
自分に経験が加わり、価値観が変われば、目指す姿が変わることは当然あり得ます。一度つくったミッションに拘ることなく、より良いものにいつでも変えて構いません。ですから最初は、気軽に(でも慎重に)まずは取り組んでみましょう!
ミッションづくりを通じて、皆さんが自分のことを改めてよく理解し、ご自身の目指すベクトルが明らかになることを願っています。
そうして皆さんの図書館活動が良くなれば、社会が良くなり、世界が良くなります。それこそ、私がミッションで目指すものなのですから!
●れいこと
最後にまた、れいこの話を。
いよいよ、バブーちゃんの誕生が近づいてきました。れいこもきっと、待ち望んでいるでしょう。
れいこが星になって、新たな命を望んだ井上家。40代夫婦でしたので、こうしてバブーちゃんを授かったことは本当に嬉しいことです。
れいこのためにも、しっかりとバブーちゃんを迎え、元気に育ててあげたいと思っています。
それでは、押忍!
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