2018-06-03

自分のまちの図書館協議会に行ってみよう!

先日よりお知らせしています「れいこパーティー!」、いよいよ間も無くです。お付き合いくださっています皆さん、ぜひ。

イメージ画像:空




★図書館協議会って?


「図書館協議会」と言っても、公共図書館関係者でなければ、馴染みがないかもしれませんね。

協議会は図書館法で、「図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関」(14条)と定められています。

多くの自治体では協議会が設けられ、様々な立場の住民が図書館運営等について議論しています。


★協議会へ傍聴に行こう!


多くの場合、協議会は開かれていて、希望すれば傍聴できます。
ですが、どの自治体でも傍聴は多くないようです。せっかくの機会ですのに、勿体ないですね。

そこで、提案です。
図書館員の皆さん、自分のまちの協議会を一度傍聴に行ってみませんか?

傍聴することで、自分のまちの図書館について、よく知ることができます。同じ世界のプロとして、自分のまちの図書館を知ることはプラスになります。

傍聴は、まちにとってもプラスです。
協議会には、社会教育関係者や有識者、立候補した市民らが参加しています。こうした方々に、市民が図書館活動に関心を持っていることを、直接伝えられます。いい意味で緊張感も生まれるでしょう。

自分のためにもまちのためにも、ぜひ協議会を傍聴しましょう!

イメージ画像:木漏れ日



★私も初傍聴


私も先日、地元の図書館協議会を初めて傍聴してきました。
皆さん、傍聴人に対してとても親切で丁寧でした。協議会が市民に開かれ、誰もが参加しやすい空気感を持っていることは、大切です。

議論を聞く中で、委員や図書館員が他館を見に行ったり、調査・研究したりするなど、努力されていることも理解できました。
今回の傍聴は、20年以上利用している図書館のことを改めて考えるきっかけになり、とても貴重な機会になりました。


★より良い協議会のために


協議会をより良い場とするため、一般論として3点ほど要望します。

  • 資料の事前公開
    資料を、Webで事前公開するべきです。委員には事前に送付しているケースが多いように聞きますが、傍聴人のためにも、ぜひ(プライバシーに関わるもの等は別として)。

  • 図書館Webサイトでの案内
    協議会が自治体サイトだけで案内され、図書館サイトに掲載されていないことが多いようです。市民の積極的な参加を促すため、図書館サイトでもぜひ。

  • 理念の共有
    図書館の運営について議論するのですから、図書館の理念やあるべき姿を、委員や図書館員で共有しておくべきです。各論の検討に先立ち、何を目指すのかを委員・図書館員、そして市民が共有しておくべきでしょう。

より良い協議会が運営されることは、より良い図書館づくりであり、より良いまちづくりです。図書館員の皆さん、一緒にこの場を作っていきましょう!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

先日の記事でも書きましたが、「れいこパーティー!」の開催が迫っています。皆さん、ぜひ気軽にいらしてください。
れいこの闘病時代を知らない方、最近お知り合いになった方も大歓迎です。

私は、この日をしんみりとした一日にしたくありません。れいこの前で、一家が笑って過ごす、そんな一日にしたいのです。
ですのでご友人の皆さんは、気軽に遊びに来てもらうだけで構いません。きょーこも交えて、気軽なパーティーができればと思っています。

笑顔のれいこ

皆さんと、明るく騒いで過ごす両日となりますように。

0 件のコメント: