2017-11-22

図書館関係者の忘年会 in 東京

(2017.11.30追記)標記忘年会は、すでに満席となりました。開催2週間前での満席に、人数の見込みが甘かったと反省しています・・・。申し訳ありません。
キャンセル待ちはお受けしますので、よろしければ下記メルアドまで、その旨お知らせください。


先日記したライブラリー・オブ・ザ・イヤー最終選考会の記事に、予想以上の反応を頂き、驚いています。
同賞の知名度が高まってきたことや注目の大きさを、改めて実感しますね!

イメージ画像:朝日



★図書館関係者の忘年会 in 東京


さて、先日よりTwitterfacebookで予告していましたとおり、秋葉原で図書館関係者の忘年会を行います。
図書館に関係する方でしたら、出版・取次・版元・ベンダー・書店等も含め、どなたでも歓迎です。私と面識のない方も、もちろん大歓迎!

お一人での参加も、ウェルカムです。顔見知りがいなくても、必ず仲間ができますよ〜。寂しい思いはさせませんので、ぜひぜひ!

★図書館関係者の忘年会 in 東京

【開催主旨】
館種・身分を超えてライブラリアンが集まり、ご飯を食べながら交流を深める会です。
【日時】
2017年12月13日(水)18:30-20:30(遅刻・早退でも歓迎!)
【場所】
ウメ子の家 秋葉原駅前店(JR秋葉原駅 昭和通り口 徒歩1分 )
【対象】
図書館に関心のある方なら、どなたでも。
図書館員の場合、特に専任でない方、派遣・委託の方を大歓迎!(所属を公開しにくい方は、館種等のみでOK)
【定員】
最大20名(先着順)
【参加費】
4,000円
【お申し込み】
  • 12月11日(月)までに karatekalibrarian@gmail.com 宛メールにて。お名前と(支障のない範囲で)ご所属をお知らせください。
  • 受付後48時間以内にメールを差し上げますので、返信がない場合はお問い合わせください。
  • 万一の場合に備え、当日も読めるメールアドレスからお申し込みください。
【その他】
開催3日前以降のキャンセルは、参加費をご負担頂く場合があります。


この忘年会の幹事は、かの図書館界のうめちゃん先生こと、中央大学・梅澤貴典さんです!うめちゃんに一度会いたい皆さんも、再会したい皆さんも、ぜひご参加ください!

(この記事をツイート・シェア等で拡散くださると、空手家がとても喜びます)


★おまけ


ちなみに今回上京しますのは、企画協力員をしていますレファ協でフォーラムを開催するためです。
今回は学校図書館・公共図書館の方にとって、非常に興味深い内容です。リニューアルされた国立国会図書館国際子ども図書館にて行われ、見学会も開催されます。

フォーラムは14日(木)に開催されますので、こちらもぜひ!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

もう6年前になります。この頃のれいこは、抗がん治療の合間にステロイド剤の「大量投与」を受けていました。
いわゆる「ムーンフェイス」になり、太ったとすっかりしょげかえっていた、れいこ。


そんなれいこを、友達みんなが温かく支えてくれたものです。「そんなん気にせんでええで」と言ってくれた、れいこの周りのみんな。

近所でれいこの友達に会うたび、すっかり成長している姿に驚かされます。
嬉しくもありますが、その輪の中にれいこがいないことが寂しくもあります。

2017-11-18

図書館総合展2017参加報告
(ライブラリー・オブ・ザ・イヤー最終選考会を中心に)

今年も3日間、図書館総合展に参加してきました。
最終選考会審査員として関わったライブラリー・オブ・ザ・イヤー(以下、「LoY」)を中心に、参加報告をします。

今回は特別ですので、通常より長い記事です。当ブログは昨年から「たった2分で図書館を、明るく楽しく前向きに!」を原則としていますが、今回は「たった3分」で。(笑)

図書館総合展案内看板


★LoY大賞


最終選考会で大賞に選ばれたのは、瀬戸内市民図書館もみわ広場でした。また、来場者の投票によるオーディエンス賞も、同館が受賞しました。

6年間に及ぶ的確な図書館整備プロセスとこれからの図書館サービスのモデルを示したことが、極めて高い評価を得ての選出でした。同館の皆さん、瀬戸内市のみなさん、おめでとうございます!

人口わずか38,000のまちが、これほど魅力的な図書館を創り出したことは、非常に示唆的です。これからのまちと図書館のあり方を考える上で、一つのモデルと言えるでしょう。

とりわけ、子ども達・中高生の学びの場・居場所ができた意義を見逃すべきではありません。
私が娘と訪問し絵本の読み聞かせをしていたときも、知らない子ども達がいつの間にか加わっていて(笑)、みんなで何冊も絵本を楽しみました。

家族や地域の子ども達とずっとここで過ごしたくなる、そんな空気が醸し出されている図書館でした。



★優秀賞


優秀賞に選ばれた、大阪市立中央図書館ウィキペディアタウン(各地でウィキペディアタウンを企画実施したみなさんとこれをサポートしたウィキペディアンのみなさん)も非常に素晴らしい取り組みでした。
当初ノミネートされた40館の中での受賞であり、こちらも非常に高い評価を得てのものです。

大阪市立中央図書館について言えば、2009年の大賞に続いて2度目の受賞です。
初回とは異なる取り組みを評価されたもので、2度に渡って先駆的モデルを提案・実施した同館の運営やスタッフの情熱は、極めて高く評価されるべきものと考えます。

ウィキペディアタウンについては、実績を重ね成果物も生まれていることももちろんですが、それ以上に全国への波及が印象的でした。
この広がりは、図書館員を含めウィキペディアに関わる皆さんの努力と情熱があってこそのものです。関係者の皆さんに、敬意を表します。



★ライブラリアンシップ賞


大賞相当とされるライブラリアンシップ賞に選ばれたのは、神奈川県資料室研究会(神資研)「国立国会図書館レファレンス協同データベース事業とその参加館および協力者」でした。

こちらも長年の積み重ねが高く評価されたものであり、関係者のご尽力に頭が下がります。長年に渡り人のつながりを大切にし、多くの成果を生んだ両活動は、本当に素晴らしいものです。

受賞者記念撮影
(全受賞館の皆さん)



★選考委員・最終選考会審査員として


私は今回、第一次・第二次選考会の選考委員として、かつ最終選考会での審査員として、同賞に関わりました。
このような素晴らしい数々の図書館/活動に関わり、自分なりの意思表示ができる機会を与えて頂いたことに、感謝しています。

選考委員・審査員は、やはり大変でした。
各選考会のつど、下調べに追われました。特に自分が行ったことのない図書館や参加したことのない活動に対する予習には、時間を割きました。
総合展期間中は深酒をしながらも(笑)、翌朝は早起きして最終の復習に努めました。

ある受賞館については、受賞理由・詳細等の文章を書きました。
改めてその活動を見つめ、実績はもとよりそこに関わる多くの人たちの情熱に思いを寄せながら、ほんの数行に圧縮することは本当に大変でした。

最終選考会は、楽しくも頭を痛めた場でした。
受賞館はいずれも本当に素晴らしい図書館/活動で、プレゼンもそれぞれの息づかいまでが感じられるようで、素晴らしかったです。

最後の瞬間まで、どこに投票するか迷いに迷いました(この数年で一番悩んだ瞬間でした!)。
たった5人しかいない審査員の一人ですから、いい加減な投票は決してできませんでした。ですが最後の瞬間には自分なりの結論を出し、一票を投じました。

最終的に瀬戸内市民図書館が大賞に選出されましたが、どの候補が大賞になってもおかしくありませんでした。
いずれも素晴らしい取り組みで、改めて受賞各館や地域の皆さん、関係者の皆さんに敬意を表し、お祝いを申し上げます。

ご来場くださった皆さん、そして受賞はされなかったものの日々全国の図書館で活躍する全てのライブラリアンの皆さん、クラウドファンディング等様々な形で応援くださった皆さんにも感謝します。

また、不勉強な私に大役を与えてくださった知的資源イニシアティブの皆さん、一緒に選考してくださった委員の皆さんにも、深く感謝するところです。皆さん、ありがとうございました!

壇上のわし


★図書館総合展もろもろ


  • 運営委員として初参加
    私は、今年から総合展の運営委員になっています(以前は運営協力委員)。総合展について、他の人よりは多少よく知っているかもしれませんので(笑)、何かあれば気軽にお声がけください。

  • 総合展アプリ
    今回、総合案内冊子が廃止され、代わりに総合展アプリが用意されました。使ってみると、期間中のスケジュール管理に便利でした!期間中、あの大きな赤いスケジュール表を何度も広げていたのとは、これでお別れできそうです。

  • 「仲間になってください」カード
    ブレインテックさんのブースにて、私が提案した「仲間になってください」カードを作成・頒布してくださいました。有効活用くださって嬉しいです。
    このカードを作成したいという方がいらしたら、自由にご利用くださいね〜(お声がけ頂けると嬉しいです)。

    ブレインテックブース


  • 出展者・スポンサーへの感謝
    総合展が毎年開催できているのも、出展者・スポンサーの皆さんのおかげです。一般参加の皆さん、ブースやフォーラムを出してくださった企業さん等が営業などで来られたら、ぜひ感謝を伝えましょう!

  • 同僚たちへの感謝
    私たちが総合展で大いに学び、交流を深められるのも、その間現場を支えてくれる同僚のおかげです。総合展を陰で支えてくれている現場の皆さんに、感謝します。

  • 次回日程
    来年、図書館総合展は第20回を迎えます。公式サイトには、すでに来年の日程が公開されています。また、津山・大和・高知にて、地域フォーラムが開催されます。いずれも、ぜひご参加ください。



★おまけ


図書館総合展でのご縁を深めるべく、イベントを2件開催します。いずれもどなたでも歓迎です!

  • 図書館関係者でアメフトを観る会
    アメフト関西学院大学vs立命館戦を、一緒に観戦しませんか?リーグ最終節、優勝をかけた全勝対決です!19日(日)13時から、大阪・万博記念競技場にて。‬元アメフト選手のライブラリアンによる解説付き、数名でのんびり楽しみます。関心のある方は karatekalibrarian@gmail.com までご連絡ください。

  • 図書館員の交流会@東京
    12月13日(水)夜、秋葉原で図書館員の交流会を行います。詳細は近日中に、このブログに掲載します。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

小さかったれいこを育てていた頃から、10年あまり。
今は、きょーこの育児に励む日々です。きょーこと一緒にいる中で、毎日子どもの感受性の豊かさを感じさせられます。



先日も、落ち葉の山に大喜び。飛び乗ったり、持ちきれないくらい抱えてみたり。ただの葉っぱの山も、子どもにとっては最高の宝物ですよね!

この心の豊かさを、大切にしたいと思います。
きょーこが、れいこのように心豊かに育ってくれますように!

れいこ〜、きょーこを見守ってやってな!

2017-11-06

職場でニュース配信を始めてみた

以前、「自分メディアを職場に持とう!(メルマガを14年書いて思ったこと)」という記事を書きました。今日は、その続編的に。

イメージ画像:紅葉


★ニュースの特長


あれから1年経ち、私は最近ニュースの配信も始めました。

メルマガは、自分の考えを伝えることを重視しています。
それに対し、ニュースは自分の主張は控えめにして、それよりも情報をタイムリーに伝えることに主眼を置いています。

ただし、読者の負担にならないよう、配慮しています。
内容は、他館の事例や実務に関する情報など、読者の業務に関連するか将来的に影響が出そうなものに限っています。量も、最低限の説明・リンク・参考情報程度に絞り、週2〜3件の配信に留めています。

一時的にではなく、長く読んでもらえたら、という思いです。



★もう一つの狙い


ニュースには情報を届ける以外に、別の狙いもあります。

それは読者に(特に若手)、自分の業務や図書館だけでなく、それを取り巻く大きな動きに目を向けてもらおうというものです。
まずは知ることから始めて、関心を呼び覚ます、といったところでしょうか。

自分の担当業務だけに集中していては、5年後、10年後の図書館や教育、社会の未来を思い描くことなどできません。
これからの図書館サービスを模索していくためには、図書館やそれを取り巻く世界の動向に、アンテナを立てておくことがマストですよね!

イメージ画像:秋の森


★私にとってもメリット


どうして私は、こんなボランタリーなことをするのでしょう?

それは、メルマガ+ニュースを書くことが、私のミッションに即しているからです。皆さんが少しでも図書館のことを考えてくだされば、私のミッションは一歩前進です。

また、私には直接的なメリットもあります。
それは、読者からのリターンです。「メルマガに書かれていた件、ウチではこうなんだよ」などと声をかけてもらうことがあり、大いに勉強になっています。

それに、ニュースの材料を日々探すことで、自分のアンテナの感度が高まります。これも隠れたメリットですね。


我ながらささやかな試みではありますが、これで少しでも図書館がよくなるのであれば、十分にやる意味があります。
直接の業務以外にこうした貢献もできることを、若手に見てもらえたら嬉しいですね。

このささやかな努力が、ほんの少しでも誰かのためになりますように!



★おまけ


私のメルマガ+ニュースは、学内外問わずどなたにでもお送りします。
もしご希望でしたら、受信したいアドレスから karatekalibrarian@gmail.com 宛に、お名前・(支障のない範囲で)ご所属をお知らせください。 お申し出は、随時お受けします。

ただし学外の方には、一部学内情報をカットすることがありますこと、お含みおきください(従来どおり)。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

このところよく、きょーことの会話にれいこの話が出てきます。
この前も、「お父さん、れいこ姉ちゃんのこと、大大大好きなん?」と聞かれました。


きょーこには、お姉ちゃんが遠いところにいる、という話をしています。
「れいこ姉ちゃんも、一緒やったらいいのにね」と、私はきょーこに話しかけます。

れいこがきょーこの手を引いてあげる姿を、たった一度でも見たかった・・・そんなことを切に願う日々です。