2010-01-31

エル・ライブラリー

 
最近、冒頭は年末に行ったタイの記念写真シリーズに。
私が打っていたサンドバッグの横には、ちょっと長めのブランコが(画面左端に、わずかにサンドバッグが写っています)。
 

私はサンドバッグ、娘はブランコ。毎日海辺へ出る利害が一致していました。
いえ、別にこの写真にも、全く意味はないのですけれど。

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さて。
1月23日(土)に、記録管理学会アート・ドキュメンテーション学会の合同の研究会が開催され、非会員ながら私も出かけてきました。
今回は「MLA連携とその在り方について」と題し、かのエル・ライブラリーにて、講演+見学会という豪華な企画でした!

まず、講演のレポートから、いきましょう!

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「MLA連携とその在り方について」
(講演:エル・ライブラリー館長 谷合 佳代子氏)


  • エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)は、1978年労働組合により設立された公益法人で、(財)大阪社会運動協会が運営している産業・労働専門図書館である。
    大阪の産業・労働に関し、図書はもちろん、書簡・日記・団体の内部文書をはじめ、旗・記章・陶磁器・工具など、広く「三次元資料を所蔵」している。

  • いろいろな三次元資料を持つMuseum機能、最新の賃金データ等を持つLibrary機能、そして各団体の内部文書を所蔵するArchives機能と、MLA融合型の図書館となっている。
    当初からMLA連携を目指していたのではないが、広く資料を集めるうちに、結果的にそれに近づいた。

  • 橋下知事の就任により、委託運営していた大阪府労働情報総合プラザが廃止され、総収入の7割を失った。
    委託時代に8年間で利用者を4倍に増やし、経費は減らしている。これを何故、民間委託の成功例として使わないのか?

  • 本来であれば、プラザ廃止とともに活動を終えるところだが、労組・団体・企業の貴重な一次資料を後世に引き継ぐため、図書館運営を継続することにした。
    プラザ廃止から、わずか3カ月、支援者の協力も得て、エル・ライブラリーとしてオープンした。

  • 職員は3年間くらいは、給与なしでも頑張る覚悟で臨んだ(実際、今の給与は最低限レベル)。3人の正職員に加え、数名のアルバイト、ボランティアで運営している。
    また、300名以上のサポート会員(一般会員5,000円/年)がおり、こうした人たちの志によって、エル・ライブラリーはかろうじて存続している。

  • 今後の課題としては、大きく以下の3点。
    1. 財政基盤の強化:
      公的資金がなくなり、現在は資本を切り崩してしのいでいる状況。この給与では、次世代を招くこともできない。スペースも明らかに不足しており、人が来ても作業場所すらないし、資料の保管スペースもほとんど限界。
      労働資料が広く揃っていることは大事だが、今後他で手に入る資料は、(スペースの問題で)廃棄せざるを得なくなりそうだ。

    2. アーカイブス資料の目録化:
      労働団体の内部資料等、文書資料をどのように扱っていくか。未整理の山ほどある。

    3. 博物資料(三次元資料)の目録化:
      専門家の指導が必要。例えば、労働争議のゲバ棒をどのように扱えばよいのか。


お話の要点は、以上です。例によって、勝手に集約してありますが、概ねこの内容かと。(笑)

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質疑応答の時間があったので、早速挙手して伺いました(非会員でも臆面なし)。

(井上)大阪のローカルな労働情報・資料は、どのように入手しているのか?
(谷合館長)連合大阪との協力関係により、提供を受けているところが大。
連合大阪には、「何も捨てないで!メモ紙一枚まで、捨てないで!」と口を酸っぱくして言っている。捨てるものは、全て特定のワゴンに載せるというルールを作り、そこから必要と思えるものを確保している。
資料の多くは、唯一無二のもの。「まず拾う、まず集める!捨てたら、終わりや!」の精神で!


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続いて、館内見学をさせて頂きました。
私たちのグループをご案内くださったのは、館長補佐の千本さん。土曜の午後にも関わらず、非常に丁寧に説明をしてくださいました。

写真も撮らせてもらったので、お伝えしたいことは、山ほどあるのですが・・・いろんなものがあるので、無断でブログに掲載はマズイでしょうか?うっかり、掲載許可を頂くのを失念していました・・・。

むしろ、ここからが本番だったかもしれません。社史や労働史などの関連資料や、関連雑誌の年間索引なども充実していますが、ここにしかないお宝資料が、本当に山積みでしたから!
例えば、以下のようなものが。
  • 昔の労働組合の組合員向け刊行物(「運動方針書」だとか、ガリ版の文集だとか)
  • 書簡類(ラブレターまでありました)
  • メーデーの年別生写真
  • 労働学校日誌
  • 組合の旗
  • 組合のポスター・チラシ
  • 海外労働団体の訪日記念品(水差しだとか、石碑?)
  • 第1回メーデーのときに、総指揮者がかぶっていた帽子
  • 杖・・・に見せかけた棍棒

いや~、面白い資料ばかり!写真でお見せできないのが、残念です。
もし掲載OKでも頂ければ、後日アップする手もありますね。聞いてみようかな・・・。

エル・ライブラリー<レアもの>資料紹介を作られていますので、そちらも併せてご覧ください。

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最後に。
エル・ライブラリーを訪れて、とてもいい勉強になりました。
資料の独自性もさりながら、こうした図書館が存続の危機に立たされていること。ごくごく限られた人数とはいえ、職員が情熱を持って、図書館を維持していること。また、それを支えるボランティアやサポート会員がいること。

もしご関心を持つ方がいらしたら、ぜひエル・ライブラリーを訪問してください。ぜひとも、実際に足を運んで見て頂きたいと思います。
そして、こうした窮状に対し、何かご協力頂けるのであれば、嬉しい限りです。私もなっていますが、サポート会員になって頂くことも可能ですし、資料の寄贈したり、書き損じハガキを送ったりすることもできます。

もっと言えば、このライブラリーを知って頂いたり、機会があれば、こうした存在があることを誰かに伝えるだけでもいいと思います。
こうした独自性ある図書館を、私たちも協力して、ぜひとも存続させていきたいと思います。
皆さん、無理のない範囲で結構ですので、どうぞご協力を!

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<どうでもいい独り言>

エル・ライブラリーについては思うところ大で、もっといろいろとお伝えしたかったのですが。
今から出張で、熊本行きの飛行機に乗らなければいけません。朝食も取っていないのに、10分後に出発です~。

この日夜に行われた、ゆるい飲み会のことも、またレポートしますね~。

2010-01-25

大阪市大ワークショップ「国立国会図書館における書籍・雑誌のデジタル化の取組」

 
あのムエタイ旅行から、はや一月。
ゾウ遣いになるかと思われた子供たちも、毎日学校へ行っています(当たり前か)。


最近忙しいのを口実に、ブログ更新の習慣がすっかり、どこかへ行っていますね。
その間に、ブログのネタは山盛りに!
とても1回では書ききれないのですが、とりあえずどこへ行ったか、報告だけ。

当分、ネタには困らないな・・・。

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さて、今日の本題。

「国立国会図書館における書籍・雑誌のデジタル化の取組」
(発表: 国立国会図書館 原田 久義氏)


冒頭でも書きましたが、これは大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市情報学専攻 知識情報基盤研究分野のワークショップとして、企画されたものです。
このワークショップは、「オープンエントリー方式を取っており、外部参加を歓迎します。」とのことで、今までも寄せて頂くこと、しきり。

さてこの日のお話ですが、業務のために、30分ほど遅刻してしまいました。
序盤の大事なところを伺えませんでしたので、いつも以上に要領を得ないと思いますが、印象に残ったところや覚えておきたいところを、メモメモ。

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  • 近代デジタルライブラリーは、著作権の問題に加えて、旧字体のOCR読み取りの技術的困難さもあり、全文検索はまだまだ難しい。
    (いっそGoogleブック検索のように、粗いデータでも、出しちゃえば?と思う私)

  • 例の127億円のデジタル化の話。「予想だにしなかった。ありがたいが、困っていると言えば、困っている」と苦笑。2010年度への繰越は、認められたので、継続して準備中。

  • デジタル化の方法。原資料からは、オーバーヘッド方式のスキャナ、400dpi24ビットフルカラー。マイクロフィルムからは、A3サイズ400dpi、8ビットグレイスケール。
    いずれも、JPEG2000及びJPEGにて。本文テキスト化については、「試行」。

  • 2009年の著作権法改正により、「納本後直ちに電子化することができる」ようになった。商業出版への影響を考慮し、当事者協議会を開催したが、なかなか難しい。

  • 関係者協議会の第一次合意で、デジタル化の方法は画像とすること、テキスト化については別途協議、となった。デジタル化したデータは、NDL内でのみ見られる。
    NDLとしては、実施に際し、民間の市場経済活動を阻害することのないよう留意している。

  • 関係者協議会の今後の課題は、大きく2つ。
    1. 図書館間の相互貸借に相当する利用
    2. 全文検索を可能とするテキスト化

  • 近代デジタルライブラリーで、著作権者を探すための公開調査(HP掲載)は、アリバイ的なもので、それで見つかる権利者はほぼゼロ。

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・・・というわけで、原田さんのお話は終了。
質疑応答の時間になり、またもや一番に挙手(一応自己擁護しておくと、大阪市大の方が、誰も手を挙げなかったので・・・)。
以下の2点について、質問。
  1. Q.資料の中のデジタル化予算を見ると、過去10年間に、数千万から2.5億円の幅があり、ずっと上下している。国として、評価が上下したり、政策的な判断がされたりしているのか?そうであれば、今後の見通しにも、繋がるのでは?

    A.見通しは、全く立たない。予算の上下は、税額の増減だとか、目玉政策の有無だとかいった要因で変わる。2011年度以降のことは、どうなるか判らない。

  2. Q.権利団体側にも、デジタル化に前向きな出版社などがあると聞く。関係者協議で、そういう会社の声は聞こえないのか?

    A.全く聞こえない。業界全体からすると、ごく一部の声だろうから無理もないのでは?

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このテーマについては、図書館員の話題は尽きませんね。
しばらくの質疑応答を経て、予定どおり(?)懇親会へ。原田さんもお誘いして、大阪で喧々諤々の図書館論。(笑)

大阪市立大学 創造都市研究科さんは、社会人に門戸を開いている・・・というよりも、社会人大学院生を主な対象にしている、希有な大学院です。
そのせいあってか、こうしたワークショップには、毎回豪華な顔ぶれが。こうした場で、ビールを飲みながら、あれこれと語ることが、いかに大切なことか!

本当にそう思っているので、この日もやっぱり、終電で帰りました。いつも二次会の途中で、終電検索をする私。(笑)
(いつもの結論)

原田さん、大阪市大の皆さん、本当にありがとうございました!
いい勉強になりましたし、また新しいご縁ができたことを、本当に嬉しく思います!

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<勉強会情報>

関西圏で開催される勉強会で、私が参加しようかと思っているものです。よかったら、ご一緒にどうでしょう?


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そして!

大学図書館問題研究会 兵庫支部例会「はじめての、ブログとtwitter(ツイッター)」
サポーター: 井上 昌彦@空手家図書館員
日時: 2月27日(土)13:00~15:00
会場: 西宮市大学交流センター パソコン室

講師・・・というようなレベルのものではないので、自称・サポーターとして、例会を担当します。会員外もウェルカムです!(無料)
以下、大図研MLで流した案内文です。

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「はじめての、ブログとtwitter(ツイッター)」

皆さん、「ブログ」と「twitter」は、もうお試しでしょうか?
「ブログは読んだことあるけど、twitterって名前しか知らない」という方も、多いでしょうね。もしかすると、「興味はあるけど、何も知らなくって・・・」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

これらは図書館員にとって、もう必須のアイテムです!
そこで2月例会では、「はじめての、ブログとtwitter(ツイッター)」と題し、これらを体験して頂く会を設けました。
ムズカシイ話は、一切なし!気楽に体験頂くための会です。

ブログやtwitterがどういうものか、まったく知らない方を対象に説明をします。
一人一台のパソコンを使ってブログやtwitterを見て、そして実際にブログを立ち上げたりtwitterを始めたりします。

「百聞は、一見にしかず!」
・・・ということで、ぜひ一緒にブログやtwitterに触れてみませんか?
本当に、ビックリするくらい簡単に、始められます!
図書館の情報を得られる有用なブログなども、紹介したいと思います。
会員外の方も大歓迎ですので、ぜひご参集ください。

日時: 2月27日(土)13:00-15:00
場所: 西宮市大学交流センター パソコン室
サポーター: 井上 昌彦

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この日、支部としての正式な懇親会はないんですが・・・まあ、やっちゃいましょう!自分で飲み会まで企画しますので、参加希望の方、ぜひお知らせください!
PC教室の段取りもありますので、できるだけ事前にお知らせくださいね~。

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<どうでもいい独り言>

久しぶりにブログを更新して、疲れました。
今回は、3時間半ほど・・・。
<「その割に、この内容かい!」っていうのは、ご容赦。

最近、どんどん外へ出て、いろんな刺激を受け、いろんな方々と接して。
今年はささやかながら目標を持っているのですが、自分にとって、飛躍の年になるといいなあ。
そしてそれが、周りの人にも、ちょっとでもプラスになればいいなあ。

・・・と、思います。
 

2010-01-17

阪神大震災から15年

 
寒い日が続きますね!
今年になってから、ブログの更新がろくにできず、申し訳ありません。
自分としては大きな目標を、今年立てていて、その準備に忙しいのです。

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ところで先日、私たち親子が通っている空手道場の寒稽古がありました。
私は9年空手をやっていますが、こんなに暖かい寒稽古は初めてでした。子どもたちは、始まる前に、もう道着一枚になって走り回る始末。


どこかに、わが子たちや、タイ人のような私も。

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ところで、今日は阪神大震災の話から。
今日は、宝塚市の「阪神・淡路大震災 犠牲者追悼記帳所」に行ってきました。



あれから、もう15年。
私は宝塚(神戸市の隣り)に当時から住んでいて、15年前に被災しました。幸い、私の被害は大したものではありませんでしたが、被災地のただ中で感じたことは、少なくありません。
当時の、そして今の気持ちを上手にまとめることはできませんが、少しだけ伝えたいことがあります。

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私たちには、何ができるのでしょうか?

被災していない人には、まずは知って、想像して欲しいと思います。
何が起きたのか。どのように、人々がこの震災に向き合ったのか。
食糧が手に入らず、電気・水道・ガスが全て止まってしまい、家さえも失った状況に。
そして何より、身近な人を失うことに。

逆に被災地にいた私たちにできることは、伝えること。
次に同じような被害があれば、そのときに、ほんの少しでも何か行動することでしょう。

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そして、図書館には、何ができるのでしょうか?
人々がこうした震災を知ること、その支援に他なりません。
神戸大学図書館震災文庫のように、被災地の図書館が中心となって、さまざまな記録を残していくことが大切ですね。

いわゆる市販本だけでなく、写真であったり、報道番組(テレビやラジオ、新聞等)であったり、被災地で配られるチラシであったり。Webで発信される情報も、そうかもしれません。
震災直後だけでなく、その後の地域復興に関するあらゆる行事や日常に関する記録もそうなのでしょう。

それらを記録しておくことが、必ず役に立つと思います。
むろんこれは、国内の震災に限りません。例えば、今のハイチに対して、阪神大震災の教訓は、何か活かせているのでしょうか?
震災以外の天災や、あらゆる人災や事故に対しては、どうでしょうか?

十分な記録が残せたとして、それが役立つかどうかは、私たち-ここでは、図書館員という意味ではなく-一人一人にかかってくる問題なのだと思います。

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阪神大震災から15年の今日、私は、子供たちとボーリング出かけてきました。
こうして何気なく、家族と笑い、楽しい日々を過ごせること。暖房の効いた家があり、食事があり、水があること。
忘れがちなその意味を、こうした機に考えていきたいと思います。

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最後に。
今回起きているハイチの震災にも、世界中から多くの支援が集まっていると伺っています。
一方で、被害はまだまだ広がり、さらなる支援が必要であるとのことです。

ほんの少し、私たちが協力できることはないでしょうか?

例えば義捐金については、以下のようなサイトがあります。
Yahooでは、Yahoo!ポイントを募金に充てることも、できるそうです。
また、iPhoneやiPodをお使いの方は、iTunesから米赤十字にワンクリック募金をすることができます。私もやってみましたが、本当に簡単です!

迷われている方、何か一つだけでも、アクションを起こしてみませんか?

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<勉強会情報>
関西圏で開催される勉強会で、私が参加予定のものです。よかったら、ご一緒にどうでしょう?


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<今日の小ネタ>
年始から、ネタが山盛り。


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<どうでもいい独り言>

最近かえすがえす思う、twitterの力。
最近は、もうtwitterから入ってくる情報の比率が、どんどんと高まっています!オフィシャルな情報から、飲み会の案内まで。
ここへ来て、twitterユーザー数が国内で加速的に増えだしている、という情報もあるようです。

もしtwitterをまだ始めていない人がいたら。
2月27日(土)午後の大学図書館問題研究会 兵庫支部例会にて、私がサポートしながら、初めてtwitterとブログを始める人への体験コースを行います。
会員外でも無料で参加できますので、よろしければ、ぜひお越しください。
詳細は、またこの場でもお知らせしますね!
 

2010-01-06

今年もよろしくお願いいたします

 
明けましておめでとうございます。
拙いブログではありますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、私にとって大きな一年となりました。
何よりまず、念願の図書館復帰を果たしたことが大きかったです。図書館1年生として、このブログを立ち上げ、大勢の方々とも出会うことができました。
特に、このブログを訪れてくださっている皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

<2009年は、こんな年!>

今年については、思うところ・・・というか、いくつかやってみたいプランもありますが、それはまた別の機会にご報告しますね。

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さて今日は、ご挨拶かたがた、年末年始の私の怠惰な生活のご報告だけしておきます。

まず、ずいぶん久しぶりの更新となってしまい、申し訳ありませんでした。
年末は、5日ほどタイに出かけてきました。観光地巡りではなく、南国リゾートというのでしょうか。まったり、のんびりと、ホテル周辺でゴロゴロ。
プールサイドでビールを飲んだり、本を読んだり。時計が要らないような、暮らしを満喫してきました。


こんな感じ。

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ホテルの娯楽室の本棚を見ると、各国語の図書コーナーが。
ハングルの棚に、何故か和書がチラホラ。


何でしょう、この選書は?(謎)
<多分、観光客が置いていっただけのような気が。

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何故か早朝には、海辺のサンドバッグを相手に、空手の修行も。


動画も見てみたい方がいらしたら、ご一報ください。(笑)

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夜は当然、ムエタイの試合を観に出かけました。
会場によっては、かなりいかがわしい雰囲気のようですので、妻子は置いて、自分だけ。



画面左側、赤コーナーは、K-1世界チャンピオンに2度輝いたブアカーオ。大物!

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行きのタクシーなど、現地の方3人とムエタイの話をしました。
その際に、「日本の空手を知ってるか?」と聞いてみると、全員が空手を知っているということでした!う~ん、ムエタイの国にも、空手の名は通っているんですね~。

でも、「空手も強いけど、ムエタイはもっと強いよ!」だとか、「空手は肘で、相手の顔を攻撃しちゃダメなんだろう?」だとか、「ブアカーオを倒せる日本人は、いないよ!」だとか、いろいろ言われました。
負けてはいられない、ニホンのカラテ。

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・・・という訳で、タイでのリゾートを満喫してきた私。
外国客をターゲットにした高級リゾート地で、本来ですとなかなかこんな所には来られないのですが。今回はとあるご縁があって、破格の条件で訪れることができました。

一度、わが子らを海外に連れて行きたいと思っていましたので、よかったです。
片言ながら英語を話すお父ちゃんを見せて、少しは株を上げようとしたのですが、あまり効果はありませんでした。(笑)

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取り留めなくなりましたが、今回は新年のご挨拶と近況報告を兼ねて、この辺りで。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします!