2015-08-31

つながれ!図書館員@北大でお話ししてきました

8月21日(金)から4日間、北海道へ行ってきました。
今回は初日に、自主勉強会「つながれ!図書館員」でお話する機会を頂いたことをご報告します。


後の3日間は、先日からご案内差し上げていましたダイトケン全国大会で、利用者支援分科会を開催するなどしていました。こちらは、次回ご報告しますね。



★勉強会「つながれ!図書館員」


8月21日(金)に開催された同勉強会第9回「つながれ!図書館員」にて、お話する機会を頂きました。
この会の趣旨や経緯等は、前回記したとおりです。

この日の参加者は、およそ25名ほどでしょうか。夏の休暇時期で、どれくらい人が集まるのだろう・・・と不安でしたが、大勢がお越しくださり感激でした。
(終了後、多くの方が名刺交換に並んでくださったことが、これまた感激でした!)

当日のスライドは、以下のとおりです。
(予告したものから、タイトルを少し変更しています)


ブラッシュアップはしていますが、基本的な構成等は短期研修と一緒です。話のポイント等は、こちらをご覧ください。

なお、当日のツイートのまとめも作成されていますので、併せてご覧ください。
後日、集計されたアンケート結果も公開されるようですので、追ってご報告しますね。

(2015.9.15追記)
参加者アンケート結果が公開されました(こちら)。84%の方が、「とても良かった」と評価くださり、感激しました!
望外に高い評価に加え、これからも頑張ろうと思えるコメントを多数頂きました。ご参加くださった皆さん、事務局の皆さん、改めてありがとうございました!




★特別だったこと


前回の記事でも触れましたが、今回は今までになく特別な場でした。
それはこの勉強会が、私たちがお話しした大学図書館職員短期研修を受講された皆さんの手によって立ち上げられたもの、という点です。

もちろん、私の講演の影響など微々たるものでしょう。
ですが短期研修で多くの講義を受け、感銘を受けた若手が勉強会を立ち上げ、自分がそこに招かれるというのは本当に嬉しいことです。

(でも第1回勉強会で、Kさんが私の話をメインにしたと思われる報告をしてくださったことも、すっごく嬉しいです!)



もし私が、「今まで自分が話した中で、ベストの講演はどれか?」と聞かれたら、迷わず昨年の短期研修での講演と答えます。
だって実際に、こうして成果が目に見える形で出て、多くの学びやつながりの場になっているんですから!

「ええ話聞いたな〜」で終わるのではなく、こうしてアウトプットをされた北海道の皆さんは、本当に素晴らしいと思います。


今回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
幹事さんたちも事前やり取り、当日の気配りとも最高でした(特に、体調不良の私に薬を用意くださったのには感動!)。ありがとうございました!

北海道の若手ライブラリアンの皆さん、これからも勉強会、ガンバレ〜!
全力で応援しています!



★「性格的にそうでもないひとが実践したつながりづくり」


偉そうに自分が話したことを書いてきましたが、私の話は、続いて行われた室蘭工業大学附属図書館・千葉浩之さんの前座のようなものでした。(笑)
(スライドは勉強会公式サイトにアップされています)



「性格的にそうでもない」と落ち着いた口調ながらも、実はアツい話をする千葉さん。会場からは、多くの笑い声や頷きが絶えませんでした。
いつもと違う千葉さんの一面を垣間みたようで、私もとても楽しくお話を伺いました。

千葉さんには翌日以降もダイトケン全国大会で自主企画を開催頂くなど、いろいろとお世話になりました。千葉さん、今回はホントにありがとう〜!


★次回は、この翌日から開催されたダイトケン全国大会の様子をご報告します。そちらもぜひ、ご覧ください。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

ホンネを言えば、実は今回、北海道に行くことを躊躇していました。
れいこの闘病中に、いつか元気になったら北海道に一緒に行こう、と約束していたからです。

この約束が果たされることはなく、れいこは星になりました。
れいこが星になって数ヶ月後、私たちはせめてうそれいこだけでもと、約束の北海道旅行をしました。



家族みんなで楽しい時間を過ごすはずだった、北海道。
このときの写真は、乾いた笑顔ばかり。無理に笑顔を浮かべようとしていたようにすら思えます。

あれから3年あまり、私にとって北海道は辛い思い出の場所でした。
今回、北海道に行くのに抵抗があったのも、我ながら無理もない話だったかもしれません。

ですが今回、この勉強会やダイトケンで大勢の方々とお話をし、学び、交流を深めることで、その悲しい印象をずいぶん払拭することができました。
辛く悲しい場所だった北海道が、楽しい思い出の場所になりました。

私がこう思えるようになったことを、誰よりもれいこが喜んでくれていることでしょう。

北海道の皆さん、ご一緒くださった全国の皆さん、ありがとうございました。
次回はきょーこも連れて、笑顔で北海道を訪れたいと思います!

れいこ〜、もちろんお前も一緒やで!


2015-08-17

利用者さんに、名前で呼ばれたい!

最近、お誘いの記事ばかりで申し訳ありません。
今日は久しぶりに、雑感を書散らしてみます。相変わらずの駄文ですが、お付き合いください。


あ、ですがそのお誘い中のイベント3件、ぜひチェックくださいね〜。いずれも、どなたでも歓迎です!


★街頭募金で


さて、本題です。
先月の話です。街角で若い人たちが、フィリピンに図書館をつくるための募金を募っていました。聞けば、いざというときの避難場所など、いろいろな機能を兼ね揃えた図書館をつくりたい、とのこと。

これは協力しちゃらんと・・・と見れば、ウチの学生さんたちのグループでした。
「あれ?○○大学なん?」と声をかけると、向こうはこちらを知っている様子で、「はい、図書館の井上さんですよね!ご協力ありがとうございます!」とニコリ。

どうやら、私の勤めるキャンパスの学生さんたちだった様子(私はパッと判らず・・・5,000人もいるので、と言い訳)。
彼らがこうして社会のために頑張っていること、何より私の名前を知ってくれていたことが、とても嬉しかったです。
そのせいか、つい思わず、折り畳んで募金してしまいました。(単純)



★カウンターで


これも、先月の話です。
カウンターに出ていたときに、学生さんがカウンターの近くでキョロキョロしていました。

「どうしたん?何かご相談?」と聞けば、「井上さんって方、いらっしゃいますか?」とのこと。「僕やけど、どうしたん?」と聞いてみましたら、思いがけない返事が。
彼のいわく、「先輩から『研究で困っとるんやったら、図書館の井上さんのところに行け』って言われたので・・・」とのことでした。

これまた、私は嬉しくて、嬉しくて。
精一杯、でもいつもどおり、レファレンスとして相談に乗りました。

いささか余談ながら。
私は学生さんたちに接する場合、これくらいの感じの言葉づかいをしています(もちろん相手の年齢等により、使い分けています)。
丁寧さよりも気軽さ、親しみやすさの方が大切だと思っているからです。



★名前で呼ばれる関係になりたい!


いささか手前味噌な話になってしまいましたが、最近のこれらの出来事は、本当に嬉しいことでした。何故なら私は普段から、学生さんたちに名前で呼ばれたい、と思っているからです。

もう少し正確に言えば・・・名前で呼ばれたいのではなく、名前で呼ばれる関係を持ちたいのです。

皆さんが学生さんだとしたら、どんな図書館員なら名前で呼ぶでしょう?
私が名前で呼ぶとしたら、気軽に声をかけることができ、そして頼れる人に対してでしょう。


そのためには、いつでも気軽に声をかけられる親しみやすさ、そして声をかけた後も頼れる能力を持っていることを、常日頃から利用者さんにメッセージとして送り続けておく必要があると思います。

私たちライブラリアンには、カウンターでの対応はじめ、各種ガイダンスやオリテンなど、学生さんたちにそうしたメッセージを送る機会というのは、いくらでもありますよね。そうした場では、気安さや専門性を示すことは、難しくないはずです。

そうしたメッセージによって、私たちが学生さんたちからの信頼を勝ち得て、(特に意識させることなく)名前で呼んでくれるような関係をつくれたら、と思っています。


今回私が名前で呼んでもらった出来事が2件続いたのは、たまたまかもしれません。ですがこれからも、こうして名前で呼んでもらえるように頑張っていこうと思えました。

もっと言えば、私だけでなく、日本中のライブラリアンがみんな名前で呼んでもらえるようになったら、最高ですよね(笑)。
ライブラリアンの皆さん、みんなで頑張っていきましょうね〜!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
この数日、きょーこと松山の実家に帰省しています。「悪魔の2歳児」との日々、なかなかに大変です。(笑)


実家に帰るといつも、れいこを連れて帰省したことを思い出します。
れいこと一緒に過ごした夏休み、れいこと遊びに行った場所、れいこが遊んだおもちゃ。
いろいろなものが、れいことの思い出です。

寂しいですが、れいこが大好きだった松山での日々を、きょーこにも堪能させてやろうと思います。
きょーこ、お姉ちゃんの分まで、お父ちゃんのふるさとを大好きになってやね!

2015-08-16

レファ協の話、あれこれ
(国立国会図書館さんのレファレンス協同データベース事業 企画協力員になりました!)

皆さん、夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
私は実家でゴロゴロしながら、登壇予定の勉強会「つながれ!図書館員」と、ダイトケン全国大会の準備をしています。




★レファレンス協同データベース事業 企画協力員


さて、今日はレファ協の話です。
このブログをご覧くださっている皆さんでしたら、レファ協(=レファレンス協同データベース)のことはご存じですよね。

この度、同事業の企画協力員にご指名を頂きました。
「企画協力員」という名称には、馴染みがない方が多いかもしれませんが、以下のような役割を持っています。

●企画協力員

企画協力員というのは、大学で図書館情報学を研究されている先生や、様々な館種の現職の図書館員の方など、外部有識者の方に、国立国会図書館が委嘱してお願いしているものです。

レファ協の事業の方向性や、個々の企画案についてご意見をいただくほか、レファレンス事例にコメントを付けていただくなど、データの品質向上に関する活動もしていただいています。
(レファ協公式Webサイトより)

・・・というように、なかなかにハードルの高い仕事です。その顔ぶれを見ても、各界でご活躍の錚々たる方々。
こんな豪華メンバーに、私のような小物が入っていいんですかね・・・?しかも、大学図書館員が私一人って・・・ええのん?(焦)

ともあれ、ご指名を頂いた以上は頑張ります!
もちろん、プライベート名刺にはすでにこの肩書きを入れて、広報を始めていますよ〜。(笑)




★レファ協事業について


レファ協については皆さんもよくご存じかとは思いますが、一応概要をまとめてみます(ここでは公式サイトに掲載されている範囲でご紹介します)。

  • 事業の肝は、もちろんレファ協データベースの運営。
    2004年の公開以来、登録されたデータは累積で150,000件(!)超、参加館は660超。今や、月間アクセス数200万件(!)のメジャーデータベース。

  • 当然ながら、その普及や利用を拡大していくことは、大きな目標。徐々に増えている参加館をさらに増やし、レファレンス事例等のデータをさらに充実させたい。

  • 利用拡大に向けて、様々な試みも継続実施中。レファ協活用術、担当者研修、講師派遣、Twitter発信、未参加館向け事業説明会、「れはっちのおでかけレポート」等を含めたWebサイト発信、積極的参加館への国立国会図書館長からの礼状送付、レファレンス協同データベース事業フォーラム、などなど。


★これから考えていきたいこと


先日、早速第1回企画協力員会議があって参加してきました。
普段何気なく使っていたレファ協ですが、裏では大勢の方々の長年の努力や工夫が積み重ねられてきたことがよく判りました。

いろいろと打ち合わせを重ねる中で、私がこれからのレファ協について考えていきたいことは、以下の2点です。
  1. 参加はしているがデータの登録を行っていない図書館に、どう積極的に関わってもらうか。
    上位1割の参加館が全データの8割を作成しており、登録館の中でもデータの作成に積極的な館と、そうでない館の二極化が進んでいる状況がある。自館が率先してデータ登録をするモチベーションが、直接的には少ないことも要因か。そうだとしたら、私たちにはどのような働きかけができるのか。

  2. 一般の方への利用を、どう広げていくか。
    現行のデータベースは、図書館員でなければ読みにくい構成であったり、入力内容であったりする。一般の方を対象にした利用促進イベントやインターフェースの改善なども、将来的に取り組んでいくべきことかもしれない。

企画協力員の任期は2年間ありますから、これからこうした点を、じっくり考えていきたいと思います。




★皆さんへのお願い


皆さんにも、ぜひレファ協をご活用頂きたいと思います。
レファ協をあまり使われていない方は、まずは同データベースを触ってみてもらえればと思います。
併せて、おすすめデータ等のページをご覧頂くか、Twitterアカウント@crd_tweetをフォロー頂くのがいいと思いますよ!

参加館の方は、ぜひ館内でデータ登録について、話をして頂きたいですね。
参加館の多くはデータ入力そのものに積極的でないようですので、まずは自館内でしか見られない設定で入力することを話し合ってみてはいかがでしょうか?

恥ずかしながら、私のところも積極的とは言えませんので、どうしていくべきか考えてみようと思います。館内でしか見られない設定にした上で、まずは複数キャンパス間で情報共有しよう、と言ってみるのがいいかなあ・・・?

このブログでも今後、レファ協に関する情報を提供していきますので、よろしくお願いします!




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
先日、2歳の誕生日を迎えた、きょーこ。元気なことはとても嬉しいのですが、「悪魔の2歳児」ぶりがますます際立ってきました。

「きょーちゃん、ごはん食べよう」「イヤだ〜!」
「きょーちゃん、お風呂入ろう」「イヤだ〜!」
「きょーちゃん、オムツ替えよう」「イヤだ〜!」


とにかくもう、何を言っても「イヤだ〜!」ばかり。(涙)
何をするのにも、一苦労です。れいこのときも、こんな苦労したのかな〜??

ですがこんな悩みも、健やかに育っているからこそです。
今のうちに、たくさんイヤイヤも言わせてやろうと思います。

れいこも通ったこの道を、きょーこが健やかに通り抜けられますように!

2015-08-08

【お誘い】 第10回大学図書館交流会×ウェブ研同窓会
(・・・とは言うものの、要は誰でも歓迎飲み会)

先日から、私の関わるイベントでお誘いを続けていますね。
ダイトケン全国大会 利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」も、有志勉強会「つながれ!図書館員」もお薦めです!


今日はそこへ、追加でさらにもう一件お誘いです。



★いきなりの悲劇


実は私、この9月2日(水)〜4日(金)にかけて開催される、NII(国立情報学研究所)さん主催の学術情報ウェブサービス担当者研修を受講します。

そして、受講決定後に知ったことが2つあります。
  1. 同研修の受講生・講師でfacebook上に同窓会的グループがある。そこには毎年受講生が追加され、受講年度を超えていろいろなお付き合いがある。
  2. ・・・にも関わらず、同研修は今年限りということが決定している。
・・・というワケで、受講決定するなりの悲劇でした。
え〜!?せっかく同窓会に入れてもらっても、もうご縁は広がらんの!?(涙)



★第10回大学図書館交流会×ウェブ研同窓会


涙のスタートでしたが、こんなことで挫ける空手家ではありません。(笑)
入れてもらったばかりの同研修同窓会グループにて、同窓会をすることを提案してみました。もちろん、この9月の研修期間中に、会場近辺で。

うまいことに、同研修OBに「大学図書館交流会」をされている中山昌也さんが、運営サイドにアカデミック・リソース・ガイド社の岡本真氏がいらしたので、話はとんとんと。たった数日で、募集開始に漕ぎ着けました!


●第10回大学図書館交流会×ウェブ研同窓会

「大学図書館交流会」は、情報交換や人脈づくりを第一の目的として、定期的に開催している大学図書館および関係機関の職員による交流会です。

★国立情報学研究所「学術情報ウェブサービス担当者研修」(通称ウェブ研)
期間中の神保町での開催です!
今年度でウェブ研は最後。せっかくなので同窓会を、ということで、ウェブ研同窓会も兼ねての開催となりました!

ウェブ研の講師・ファシリテーター・受講生(過去から今年度参加予定の方含む)はもちろん、大学図書館やその関係機関で働く方、大学図書館について研究している方など、大学図書館に関係している方であればどなたでもご参加いただけます。

【開催日】2015年9月3日(木)
【時間】19時00分~21時00分(受付開始:18時45分)

【会場】ブイテーブル神保町
    東京都千代田区神田錦町3-7-2 フジタビル1F
【会費】未定(4,000〜4,500円) ※参加人数次第で変動

【定員】60名ぐらい
【幹事】中山昌也(東京大学)、井上昌彦@空手家図書館員


・・・ということで、学術情報ウェブサービス担当者研修の同窓会を兼ねつつ、誰でも参加できる交流会としました。皆さん、ぜひ!
なお、人数調整の都合上、必ず専用サイトからお申し込みください。

中山さん、素晴らしいセッティングをありがとうございました!いつものごとく言い出しっぺになっただけですので、私はこれから集客で頑張ります。(笑)



★さらに後押し


一応大学図書館員をメインにはしていますが、大学図書館に関心がある方でしたら、どなたでも歓迎です。
例えば他館種の方、出版流通関係、ベンダーさんやこの分野の学生さんなど、ぜひご参加ください。もちろん身分も不問ですので、いわゆる専任職員でない方も大歓迎です。

要は飲み会ですので、「私なんかが入っても・・・」みたいな遠慮は、全く要りません!(断言)
むしろ、こうした場に出ようと思う積極性のある方にこそ、職種や身分によらずお付き合い頂きたいと思っています。

私もなかなか上京する機会もありませんので、こうした機に遠方の皆さんと、ぜひお近づきになりたいです。皆さんと東京でご一緒することを、楽しみにしています〜。
特にウェブ研の先輩方、可愛い後輩(笑)の企画ですから、ぜひともご参加くださいね!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこが2歳となり、いよいよ本格的に「悪魔の2歳児」と化してきました。何を言っても「イヤ、イヤ!」。


そんなとき、ついついこちらもイラッとしてしまいがちです。
ですがそんなときにれいこのことを思い出すと、元気でいてくれるだけでいい、という気にもなります。

そうなんです、子どもは健やかに育ってくれるだけでいいんです。
親はついつい自分が楽をしたくなったり、子どもに過度の要求をしてしまうものですが、それは間違いなんですよね。

れいこが教えてくれた大切なものを、しっかりときょーこに味わってもらおうと思います。

ありがとうね、れいこ!


2015-08-05

勉強会「つながれ!図書館員」にお越しください!(私も登壇!)

前回の記事に書いた、札幌でのダイトケン全国大会。
ダイトケンとは別件で、その大会前夜に行う札幌での勉強会に登壇することになりましたので、ご案内します。


私たちがダイトケン全国大会で担当開催する、利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」(私もほんの少しだけ登壇)とは日にちが違いますので、ご安心を。ぜひ両方お越しくださいね〜。(笑)



★「北海道の大学図書館職員を中心とした有志による勉強会」


今回私が登壇の機会を頂いたのは、上記勉強会です。
この勉強会は、昨年度の大学図書館職員短期研修を受講した北海道の3人の方々が、研修で学び触発されたことを機に立ち上げられたものだそうです。
学びをすぐに実行に結び付けられ、本当に素晴らしいです。感心させられました!

ちなみに私は、このときの短期研修の講師の一人です。
拙いお話ではありましたがそれが多少なりとも影響し、こうした勉強会につながっているのでしたら、これに勝る喜びはありません!
(もちろん、私の話だけによるものではありませんが)

ちなみに勉強会のサイトも立ち上げられ、一年足らずではや9回目の勉強会になるようです。
その短期研修報告会を皮切りにされたようで、私の話を主なネタにした報告もあり、嬉しいやら恥ずかしいやら。(笑)



★「つながれ!図書館員」


この有志勉強会、今回のテーマが「つながれ!図書館員」です。
最初に私がお話させてもらい、その後で室蘭工業大学附属図書館の千葉浩之さんから、「性格的にそうでもないひとが実践したつながりづくり」という実践報告があります。

千葉さんのような素晴らしい講師がいますから、私はもう前座以外の何者でもありません。(笑)




★「ライブラリアンが成長するための3ステップ 〜気づき、つながり、そして行動〜」


さて、今回私がお話する演題は、上記のとおりとしました。
これはその短期研修での話がもとになっているのですが、そのエッセンスを活かしつつ改良したバージョンアップ版です。

ライブラリアンが学び、成長していくために何が必要か、お話をしてみたいと思います。
ただし私の話はテクニカルなものではなく、むしろ意識の持ちように関するものです。受講生アンケートにも何度か、「自己啓発セミナーのようだった」と書かれたりもしています。(笑)

北海道では地理的な制約もあって、なかなかつながりの機会を持てない、という声も聞いています。その点について僅かでも、皆さんの意識や行動を変えることができれば、と思っています。



この勉強会は、8月21日(金)18時から北海道大学附属図書館本館にて開催されます(詳細は、こちら)。どなたでも参加可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
北海道の皆さんはもとより、ダイトケン全国大会で札幌入りされる皆さん、いかがでしょうか?

ちなみに、北海道大学以外の皆さんは、会場への入り方等をお伝えするため、事前申し込みが必要です。上記案内ページに記載のアドレスkamaitachi1203★gmail.comまで、メールにてお申し込みください。
(上記アドレスの「★」を「@」に変えて入力してください)



★自分的に言えば


今年の登壇は、(司会や挨拶程度は除けば)これで5回目になります。過去4回は、以下のとおり。


まだオープンにはできないのですが、今回の勉強会の他に、もう3回お話しする機会を頂いています(9月の某社内研修、関係者の皆さんはぜひいらしてくださいね〜!)。

これらに加えて、前述のとおりダイトケン全国大会の利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」でも、ほんのちょっとだけお話しをしますので、こちらもぜひ。

私自身のミッション・行動指針に照らしても、こうした機会を頂けるのは、本当に嬉しいことです。
北海道にまでお呼び頂けるなんて、ホントに嬉しいことですね〜。少しでも北海道の図書館界を良くするべく、頑張ります!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
今週、きょーこは2回目の誕生日を迎えました。とうとう、2歳さんです!


ここまで大きな病気やケガもなく、すくすくと育ってくれました。
れいこが星になってから、家族みんなが元気でフツーの日々を送れることの大切さを、理解できるようになりました。

甘えたがりで、パズルと絵本が大好きで、いつもご機嫌のきょーこ。
これからもずっとそうやって元気でいて欲しい、ただただそれだけを願っています。

れいこ〜、これからもきょーこを見守ってやってやな!

2015-08-01

サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター
(私もちょっとだけ登壇)

いよいよ8月ですね!
皆さんはこの夏を、どう過ごされるのでしょうか?私はこの夏は、すっかりご無沙汰している皆さんに、挨拶だけでもしたいですねえ・・・。それに、いくつか頂いている登壇機会の準備もしませんとね!





★ダイトケン全国大会@札幌


皆さん、この夏にダイトケン(大学図書館問題研究会)全国大会が札幌で開催されることは、ご存じでしょうか?

私はダイトケン兵庫支部長と全国委員を拝命していて、大会運営にもタッチしています。
ダイトケンは実務者(=大学図書館員)が多くを占める集まりで、アカデミックだけに偏ることなく、現場の課題や悩みを解決する上でも、非常に貴重な場です。

大会は、(会員でなくても)どなたにでも役立つ学びと交流の場と自負しています。皆さん、ぜひダイトケン全国大会にご参加ください!
(日程・詳細プログラム等については、大会公式サイトにてご確認ください)



★利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」


さて、私が担当している分科会についても、宣伝させてください。
今年開催しますのは、利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」です!

皆さんの図書館では、どんなガイダンスを実施されていますか?
OPAC、新聞記事、雑誌記事など、様々な検索演習を実施しているのではないでしょうか。

ですが、図書館による学生さんたちへの支援は、検索スキルを教えるだけで十分なのでしょうか?単なるハウツーを教えることだけが、図書館員のできることなのでしょうか?

この分科会では、文献検索ガイダンスを単なる検索スキルを教える場に留めず、その前後を含めてどのようなサポートができるのか、一緒に考えたいと思います。
積極的な姿勢で討論される方のご参加を、お待ちしています。

(大会公式サイト案内文より)


私自身悩んでいる問題に、大学図書館のガイダンスが単なるハウツーを教える場に留まっているのではないか、という疑問があります。
ライブラリアンが「大学図書館員の専門性」などと口にしながら、実際には操作マニュアルを見れば判ることを教えているだけになってしまってはいないでしょうか?

(この辺りについては、先日「大学の図書館」(v.34 n.2, pp.18-20, 2015.2)に「大学図書館ガイダンスの転換期―ハウツーから次のステップへ:図書館員が目指すべきもの―」として書かせてもらいました)

自分自身の仕事で言えば、今年度から担当する卒論対象のガイダンスを大きく変えてきたつもりです。
ですがそれは、あくまで頂いた90分の授業の中でのことです。たった1コマだけで、学生さんの情報に対するアプローチを根本から変えられるものでしょうか?

その1コマだけで難しいのであれば、授業の前後などを活用することで、授業の効果を劇的に高めることはできないものでしょうか?


この問いに対し、私自身も明確な答えを持ち合わせている訳ではありません。
ですが全国の皆さんとともに悩み、考えることで何らかの糸口が見つかるのではないかと思い、このガイダンスを開催することにしました。

皆さん、ぜひこの分科会にご参加頂き、ガイダンスの効果的な実施方法、ひいては望ましい情報教育のあり方について、一緒に考えてみませんか?



当日、私もほんの少しだけ、お話の時間を頂いています。
ですがこれは、答えを差し上げるものではなく、皆さんが考えるための話題提供に過ぎません。ぜひ、ご自身で答えを見つけようというスタンスでご参加ください。

ちなみに、分科会は同時に4つが並行して開催されますので、いずれか自分が参加したいプログラムを選択することになります。

なお、この利用者支援分科会は、私の所属する兵庫支部だけでなく、東京支部・福岡支部との共同開催です。
しかも両支部のご担当は、野村さん、矢崎さんという経験抱負で見識のあるお二人ですので、大いにご期待ください。私たちのコラボ企画に、ぜひご参加くださいね〜!



★お申し込み


この利用者支援分科会を含め、ダイトケン全国大会への参加お申し込みは、案内ページの専用フォームからお願いします。

事前申し込み締切は、8月11日(火)17:00です。
当日参加も可能ですが、懇親会へもご参加頂けませんし、資料をご用意できない場合がありますので、極力事前申し込みをお薦めします。

皆さんと札幌でお会いすることを、楽しみにしています。
一緒にガイダンスについて考え、交流を深められたら嬉しいです!



★ついでに予告


ついでに、ちょっとだけ予告です。
この大会前日21日(金)に、札幌でとある企画を準備してします。数日中にこのブログで案内する予定ですので、ぜひご確認ください!(こちらも、どなたでも大歓迎!)




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

今日8月1日は、きょーこが1歳である最後の日です。
そう、明日8月2日はきょーこのバースデー!もう2歳になるのです!



れいこを応援してくださった皆さんが、今もれいこのことを思い出し、きょーこの健やかな成長を願ってくださっていること、よく判っています。
日々恩返しもできませんが、その分しっかりと元気にきょーこを育てていこうと思っています。

皆さん、これからもれいこ&きょーこを、よろしくお願いします!