2016-12-11

(お誘い)4夜連続企画!図書館員の交流会@九州!

(2016.12.21 追記)長崎の交流会について追記しました。

(2016.12.14 追記)福岡・鳥栖・伊万里の交流会について追記しました(伊万里ではオプションで、伊万里市民図書館見学ツアーに参加することもできます)。

関西やのに、コレを観たこともないし、ルールも知らないと言うあなた!解説付きで、学生日本一を決める大舞台を観に行きませんか?

「初めてアメフトを観るライブラリアンの会@甲子園ボウル」を、12月18日(日)午後に開催します。関心のある方、ご連絡ください。どなたでも、大歓迎!

イメージ画像:公園



★図書館員の交流会@九州


さて、九州の皆さんに、お誘いです。
この年末に、九州各地で4日連続の交流会を企画しています。これは、私が年末に4泊5日で福岡〜長崎の図書館を見学して回るのに伴って、交流会を開催するものです。

私も九州の皆さんとのご縁をつくりたいですし、私の「行動指針」に掲げていますように、九州の皆さん同士をつなげる場になれば、と考えています。

以下、ひとまず日程をお知らせします。
申し込み方法など、詳細は追ってこのページに追記していきますので、ときどきこのページをご覧ください(ページの再読み込みをおススメします)。短い期間で、人数限定募集(先着順)になると思いますので、ご注意ください。

  • 12月25日(日)博多駅付近
    • 【開始時間】18:30
    • 【会場】旬菜厨処ぞっこん
    • 【参加費】4,000円
    • 【募集人数】20人(先着順)
    • 【お申し込み方法】 karatekalibrarian@gmail.com (井上)宛メールか、facebookメッセージにて。facebookイベントページでも可。

  • 12月26日(月)鳥栖市
    • 【開始時間】18:30
    • 【会場】魚平(うおへい)
    • 【参加費】4,500円
    • 【募集人数】20人(先着順)
    • 【お申し込み方法】幹事・江上真太郎さんまで hanahanagoo@gmail.com 宛メールか、facebookメッセージにて。

  • 12月27日(火)伊万里市
    • 【開始時間】19:00
    • 【会場】つる屋
    • 【参加費】4,000円(ノンアルコールの方は500円引)
    • 【募集人数】15人(先着順)
    • 【お申し込み方法】伊万里市民図書館職員へお知らせ頂くか、同館へお電話ください。または、 karatekalibrarian@gmail.com (井上)宛メールか、facebookメッセージにて。
    • 【伊万里市民図書館見学】15時頃から、Library of the Year2016にてライブラリアンシップ賞を受賞された、伊万里市民図書館の見学ツアーを開催します(私も参加)。参加希望の方は、申し込み時に併せてお知らせください。

  • 12月28日(水)長崎市
    • 【開始時間】18:00-20:00
    • 【会場】池田屋(長崎市立図書館内)
    • 【参加費】4,000円
    • 【募集人数】10人程度(先着順)
    • 【お申し込み方法】 karatekalibrarian@gmail.com (井上)宛メールか、facebookメッセージにて。

お申し込みの際は、下記項目を記入の上、開催日の前々日までにお願いします。
  • お名前
  • 参加希望会場
  • (支障のない範囲で)ご所属
  • 連絡先(メール・電話)
  • (複数を代表して申し込まれる場合)人数、参加者のお名前・ご所属

参加費は当日頂きます。お釣りの要らないよう、ご用意ください(直前のキャンセルは、会費をご負担願う場合があります)。

各地でご飯を食べながら、ライブラリアン同士の交流を深めよう、という気軽な集まりです。
特別な企画をしたり、高級な店に行ったりする訳でもありません。私と面識がなくても大歓迎です。お一人でも、寂しい思いはさせませんので、お気軽に〜。

ちなみにこの交流会、開催各地のライブラリアンが幹事をしてくださって、実現しているものです。皆さんに深く感謝します!


★見学日程


この期間中、昼間は図書館見学ツアーを行います。以下の日程ですので、お邪魔する各館の皆さん、よろしくお願いします!
(時間はかなりアバウトに見込んでいます、道路状況等により前後が発生すると思いますが、ご容赦ください)
【25日(日)】
正午頃、九州入り。14時頃 九州大学附属図書館(箱崎)→ 16時頃 福岡県立図書館 → 博多で飲み会
【26日(月)】
10時頃 九州大学附属図書館(伊都新館+理工系)→ 15時頃 BIZCOLI → 鳥栖で飲み会+宿泊
【27日(火)】
10時頃 佐賀市立図書館 → お昼前後 基山町立図書館 → 15時頃 伊万里市民図書館 → 伊万里で飲み会+宿泊
【28日(水)】
10時頃 平戸市立図書館 → 14時頃 某図書館 → 16時頃 長崎市立図書館 → 長崎で飲み会+宿泊
【29日(木)】
午前中予定なし(開館している図書館が近隣になくアイディア募集中) → 午後に長崎発フライト

私は今年からライブラリー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務めたことを機に、もっと多くの図書館を見ていきたいと、強く思うようになりました。

図書館活動の盛んな九州で、しっかりと多くの図書館を見て学び、そして交流も深めたいと思います。九州の皆さん、よろしくお願いします!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこが星になって、今週で4年半になりました。
きょーこがその悲しみを和らげてくれているものの、心にできた大きな隙間は埋めるべくもなく。

寂しいねえ、れいこ。寂しいね。


でもれいこ、お父ちゃんは毎日毎日胸に手を当てて、お前に過ごした日々を思い出しとるんよ。
お前のことを忘れた日なんて、ただの一度もないけんね。

今までもこれからも、お父ちゃんは、ずっとお前と一緒やけんね。
れいこ〜、世界一大好きやけんな!!

2016-12-07

開催します、LoY2016大賞・優秀賞受賞記念イベント!(私も登壇)

(2017.1.18 追記)本イベントについて、ラジオで予告編を流してもらえることになりました!詳細は、こちら

(2016.12.23、2017.1.18 追記)申し込み方法について、記載が不十分であった部分を修正しました(赤字部分)。

前回の記事で、ライブラリー・オブ・ザ・イヤー(以下、「LoY」)最終選考会の様子をご報告しました。今日は、それに関連したイベントのご紹介です。

イメージ画像:秋の空



★LoY2016 大賞・優秀賞受賞記念イベント


熱いとされる関西の図書館界を象徴するように、今年は4つの受賞館のうち、2館が関西勢でした。
この受賞を記念し、伊丹市立図書館ことば蔵エル・ライブラリーで、下記のとおりイベントを開催します!両館の見学会、トークイベント、祝賀会など、盛りだくさんの内容です。皆さん、ぜひご参加くださいね〜!

★LoY2016大賞・優秀賞受賞記念イベント

【開催日】
2017年1月21日(土)
【第1部】
12:30 エル・ライブラリー書庫のお宝見学会
13:30 バザーと古本市でお買い物してから出発
【第2部】
15:00 ことば蔵見学会
【第3部】
16:00 トークイベント「市民とともに歩むこれからの図書館」
受賞館スピーチ、選考委員・会場を交えたフリーディスカッション
(17:30終了)
【第4部】

【参加資格】
図書館に関心のある方なら、どなたでも大歓迎!
【参加費】
無料。ただし、第4部の祝賀会は実費。
【お申し込み】
第1部については、 lib@shaunkyo.jp までメールまたは電話 06-6947-7722にて(定員10名)。第2部・第3部については、お申し込み不要。第4部の申し込み期限は1月18日(水)まで karatekalibrarian@gmail.com 等、私宛に(当日参加も歓迎ですが、できるだけ事前にお願いします)。


イベントは4部構成ですので、どこから参加されてもどこで離脱されても構いません。
本イベントについては、エル・ライブラリーのブログにも案内が掲載されていますので、併せてご覧ください。

なお、「祝賀会」は、ただのビアパーティーです。格式張ったものではありませんので、くれぐれも誤解なさらず。(笑)

ちなみに私は仕掛け人の一人で、プロデューサーのような立ち位置を頂き、本イベントに関わっています。


★参加をお考えの皆さんへメッセージ


私もLoY選考委員として両館の選出に関わりましたが、いずれも素晴らしい図書館です。このイベントに参加することで、受賞の理由をぜひ自分でご確認ください。

両館の受賞理由は、以下のとおりです。

<●受賞理由>
  • 伊丹市立図書館ことば蔵:
    図書館において、学びや遊びに関する創造的な活動を市民と共に実践している点を評価。
  • エル・ライブラリー:
    地域における公共的活動拠点として開かれ、広範囲な人々が支えている点を評価。


本イベントを通じ、これからの図書館やまちのあり方について、みんなで一緒に考えたいと思っています。
皆さん、ご友人とお誘い合わせの上、ぜひこのイベントにお越しください!学びと交流のこの企画、きっと素晴らしい場になりますよ〜!

ついでに言えば、私も登壇予定です。両館の皆さんと一緒に語り合うことは荷が重いですが、私も勉強させてもらうつもりで頑張ります!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

最近、きょーこはちょっと、おませ。大人の真似ごとをしては、悦に入っています。
先日も、「もしもし」と声が聞こえたので振り返ってみると、きょーこが靴下で通話していました。(笑)

きょーこ写真

きょーこ、元気に成長してくれていて、お父ちゃんは本当に嬉しいんやで!
お姉ちゃんの分まで、ずっと元気に育ってや〜。れいこ姉ちゃんも、ずっと見守ってくれよるけんな!

2016-11-30

図書館総合展に行ってきました! (ライブラリー・オブ・ザ・イヤーの報告を中心に)

今年も、図書館業界最大のイベント・図書館総合展に行ってきました!
私は図書館総合展運営協力委員に就任していることもあり、年休を3日間頂いての参加でした。毎年快く送り出してくれる同僚には、深く感謝です!

イメージ画像:


今年も有意義な学びや出会いが多い図書館総合展でしたが、「たった2分」で読める文字数のブログですから、詳細は書き切れません。
(今回はそれでも、少し文字数を超過しています。特別な回ですので、やむなしと言うことで)

そこで今回は、ライブラリー・オブ・ザ・イヤー(以下、「LoY」)最終選考会に絞って、ご報告します。
ちなみに私は選考委員として、LoYの一次・二次選考に入っていました。


★最終選考会


LoYについては、説明も不要でしょう。これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、IRIが贈る賞です。
10年を機に一旦終了となったLoYでしたが、その目的や公開方法などを刷新して、今年再スタートを切りました。

図書館総合展で行われた最終選考会では、一次・二次選考会で選ばれた4つの優秀賞受賞館・活動(以下、「受賞館」)の中から、大賞が選ばれました。




★ライブラリアンシップ賞


大賞に先駆けて、今年新たに設けられたライブラリアンシップ賞(大賞相当)の表彰がありました。
「伊万里市民図書館と伊万里市民図書館友の会 図書館フレンズいまり」「READ&LEAD 地域の活性化と住民の幸せに貢献する鳥取県立図書館と県内図書館ネットワーク」です。

両館とも長年に渡って素晴らしい活動を続けており、選考委員の中でも非常に高い評価を受けての選出でした。




★大賞


大賞候補となった4つの受賞館は、いずれも素晴らしい図書館・活動でした。
それぞれ独自の取り組みを数年に渡って重ねており、今後のまちや図書館のあり方を示唆する活動でした。

前回の最終選考会で、「これほどの争いは、もう二度と見られないかもしれない」と思ったものですが、今年はそれに勝るとも劣らないハイレベルな争いとなりました。

最終的に大賞に輝いたのは、伊丹市立図書館ことば蔵でした。
市民との様々な創造的な活動が、高い評価を得ました。同館の取り組みは、日本中の図書館にとってヒントになるものと思います。

とは言え、当日の5人の審査員の投票が4館すべてに分かれるという、かつてない僅差の審査で、他の優秀賞受賞館も全て極めて高い評価を受けていました。
「オガールプロジェクトと一体での紫波町図書館」「東京学芸大学学校図書館運営専門委員会」「大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)」とも、本当に素晴らしい活動でした。


★これから


生まれ変わったLoYは、また1年目を終えたばかり。最終選考会を終え、今後この結果をどう活かしていくのか、考えさせられます。
例えば関西には、ことば蔵とエル・ライブラリーがあります。両館が交流を持ち、関西の図書館活動をさらに広げていけたら・・・などと考えています。

これからも図書館やまちを元気にするべく、私たち委員も頑張ります。
ライブラリアンの皆さん、ぜひLoYを一つのステージとして、より良い図書館を一緒に模索していきましょう!




★今後の図書館総合展


図書館総合展ではLoYを始め、様々な活動や明日へ向けた議論が行われています。
皆さん、図書館総合展は多少の無理をしてでも、参加する意味のある場です。まだ来られたことのない方は、ぜひ次回(参加心得3ヶ条もぜひ)。

今回、来年の日程や地方フォーラムについても、発表がありました。
福智町・武蔵野・熊本・安城でも開催されますので、近隣の皆さんはぜひご参加ください!その土地ならではの舞台で集い、これからの図書館を創っていきましょう!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

今回のLoY最終選考会で、嬉しいことがありました。
エル・ライブラリーのプレゼンで、同館の「れいこちゃん記念文庫」について、谷合館長がご紹介くださったのです。


れいこの闘いのこと、何よりれいこという子がいたことを、一人でも多くの方に知って欲しいと思っています。
こうしてれいこの名を冠した文庫が設けられ、誰かの役に立っていることを、誰よりも本人が喜んでいることでしょう。

れいこ、お前の大好きな「たにあん」館長が、お前のことを全国のライブラリアンに伝えてくれたんやで〜。嬉しいな、れいこ!

2016-11-04

僕が黒帯を締めない3つの理由

「空手家図書館員」と書かれた名刺を出すからでしょう。しばしば、「空手は何段ですか?」と聞かれます。
ですが自分には思うところがあって、少なくとも今は、黒帯(有段者)を締める気がありません。

イメージ画像:秋の森



★前置き


私の道場は、元々フルコンタクト空手制です。実際に打撃を与えて相手を倒す、というものです。

ですが近年そこから脱却し、実戦を想定した稽古をしています。
いざと言うとき(例えば、道端で一方的にからまれて逃げられないときなど)、自分や家族の安全を守れる技術を追究しています。

私の道場では、髪を掴む、相手を投げる、喉を打つ、倒れた相手にとどめをさす、といった実戦的な要素を加えて稽古しています。


★黒帯を締めない3つの理由


私は、空手歴15年余りです。黒帯の1つ下の茶帯(1級)で、この帯を締めて13年目です。

15年も稽古を重ねて黒帯を締めていない人は、ほぼ皆無です。私の道場でも、普通7〜8年もすれば黒帯です。私も昇段審査を受ければ、きっと合格するでしょう。

ですが私は、昇段審査を受けません。理由は、3つ。

  • 未熟と感じていること
    これが、一番の理由です。技術の未熟さ、メンタルを含めた自分自身の至らなさを感じています。
    相対評価ではなく、自身が黒帯にふさわしいと思えるかどうかが大切だと考えています。

  • 審査のための稽古を避けたいこと
    残念ながら、私たちの追究している技術と現在の審査基準とは一致していません。審査を受けるためには、いわゆる型など、それ用の稽古が必要です。
    型が役に立たないとは思いませんが、限られた稽古の時間は、より実践的な技の追究に充てたいのです。

  • 後輩たちへの戒め
    一般的に空手界は安易に黒帯を認め過ぎる、と感じています(例外も多々ありますが)。残念ながら、基本ができていない黒帯も少なくありません。
    私は、黒帯が値打ちものだと思います。私の尊敬する師範も、茶帯で6年修行したと聞きました。
    「井上さんですら、まだ茶帯で稽古しとるんや!俺ももっと頑張ろう!」と後輩たちに感じて欲しいものです。

尊敬する師範方と(掲載許可を頂いています)
2009年本部稽古にて、尊敬する師範方と(掲載許可を頂いています)



★自分の信念に


道場関係者にもこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃいますが、正直な気持ちを記しました(もちろん、自分の道場や先輩方を批判する意図はありません)。

私は自分の信念に従い、帯の色に拘らず、百錬千鍛で精進したいと思います。稽古を重ね、いつか自分が黒帯に相応しいと思える日が来れば、昇段審査に挑戦します。

空手家もそう、図書館員もそう。
自分の信念にもとづき、行動を貫くことが大切ではないでしょうか。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

先日、きょーことお芋掘りに行きました。
きょーこなりに頑張って、かなりの収穫でした。

お芋採ったど〜

れいこが通った道を、少しずつきょーこも追いかけています。
毎日ちょっとずつお姉ちゃんになっていくきょーこの姿を、れいこも優しく見守ってくれていると思います。

きょーちゃん、お姉ちゃんの分まで、元気に育ってね!

2016-10-26

図書館見学で大切にしたい3つのこと

「武雄市図書館ってどうですか?」
同館が話題になったとき、よくこう聞かれました。私の答えは決まって、「行ったこともないので、分かりません」。

話を聞いたり記事を読んだりしていましたが、見たこともない図書館のことをどうこう言えるはずもありません。

イメージ画像:秋の公園




★見学して思ったこと


最近私は、よくあちこちを見学しています。
例えば、海士町中央図書館(ライブラリー・オブ・ザ・イヤー優秀賞!)、岡山大学附属図書館瀬戸内市民図書館東京工業大学附属図書館などです。

こうした魅力的な図書館を見学する中で改めて感じたのは、「多くの図書館を自分の目で見ることには、大きな意義がある!」と言うことです。冒頭の武雄市図書館の話ではありませんが、自分の目で見てこそ、です。

海士町中央図書館の窓辺
(本当に魅力的な海士町中央図書館)




★図書館見学で大切にしたい3つのこと


Webサイトなどで見るのと、実際にその場へ足を運ぶこととは全く違います。見学では、大切にしたい3つのことがあると思います。

  • その館の空気を体感すること
    写真では分からない、その場の空気があります。建物の質感、空間のあたたかみ、資料の存在感、そして利用者の息づかい。こうしたものは、その場でのみ感じ取れるものでしょう。

  • そこで活躍するライブラリアンに会うこと
    魅力的な図書館には、魅力的なライブラリアンが必ずいます。見学の際には、ぜひその館のライブラリアンに、話を聞かせてもらいましょう。その情熱に触れ、運営側の声を聞くことで、さらにその館を理解することができます。

  • なぜこうした図書館なのか、その背景・理由を理解すること
    その大学やそのまちに、なぜこの設備・施設・サービスが必要なのかを知ることが重要です。
    どれほど派手な施設であっても、そこにニーズがなければ何の意味もありません。逆に地味でも、その館の利用者にとっては大きな意味を持つこともあります。
    どういう必要性でその姿ができているのか知ることで、図書館のあり方を考えるヒントになります。
    (この点からしても、やはりその館のライブラリアンに案内してもらいたいですね)

瀬戸内市民図書館 入口前
(居心地の良すぎる瀬戸内市民図書館)



(木の香り漂う、岡山大学附属図書館「サルトフロレスタ~飛翔の森~」)



★次のオフの日に


私は、海士町中央図書館や瀬戸内市民図書館が、本当に魅力的な図書館だと断言できますし、自分が住民なら頻繁に通います。そう言い切れるのも、短い間とは言え、そこで過ごしたからです。

図書館の評価は、まちの住民などその利用者にしかできないと思いますが、私たちが足を運んで学べるものもあるはずです。

皆さん、次のオフに、気になるあの館に行ってみませんか?きっと何か学びがありますよ!

東京工業大学附属図書館
(建物自体がもはやアートな東京工業大学附属図書館)




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

日々、成長の著しい、きょーこ。何しろ、自分で「きょーちゃん、お姉ちゃんになったで〜!」と毎日言っているくらいです。(笑)


最近は「昨日」と抽象的な概念を使い始めたり、「3つ(3人)で行こうね」などと数も口にしたりするようになりました。

きょーこの姿を見ていると、れいこの成長を思い出します。
早くれいこ姉ちゃんみたいに、立派なお姉ちゃんになるんやで、きょーこ!

2016-10-22

情熱ある非正規の方こそ、打って出るべき!
(シダックスさん「自分の商品価値を高める!」研修報告)

シダックスさん図書館と地域をむすぶ協議会さんにお招き頂き、東京で講師をしてきましたので、そのレポートを。

イメージ画像:紅葉



★「自分の商品価値を高める!」研修


今回の研修は主に非正規の方に、「自分の商品価値を高める!」ことを考えてもらうためのものでした。
(「非正規」という言い方は上から目線に感じられて好きではありませんが、今回はこれで統一しました)

前半は私の講演、後半はパネルディスカッションでした。
私の話は(転職も含めた)キャリアアップのススメでしたが、こうした話を自由にさせてくださるシダックスさんは太っ腹ですね!こうした社風が、伸びやかな人材育成には大切ですね。

会場外観
(会場のシダックス・カルチャーホール)


★私の講演


私のスライドは、以下の通りです(公開用に一部修正加筆)。




ポイントは、以下の通りです。

  • プロのライブラリアンとして活躍したいのであれば、自己研鑽を重ね、自分の商品価値を高めていくべき。見合った処遇と、大きな仕事を手にしよう!

  • そのために、「つながり」、「マイ・ミッション」、「セルフ・ブランディング」という3つのアクションを提案する。

  • 情熱ある非正規の方こそ、打って出るべき。自分のため、まちのため、自らが成長し、よりよい図書館を作ろう!


私の話は、ご自身で考えるためのヒントに過ぎません。研修に参加された皆さんがご自分で考え、最初の一歩を踏み出してくだされば、講師冥利に尽きます。

私の話を受けて、早速ご自分なりの一歩を踏み出してくださった方々もいらして、本当に嬉しいことです。
情熱と前向きマインドを併せ持つライブラリアンが、よりよい処遇と、大きな文脈を持った仕事を手にすることを、願っています!

会場ホール



★パネルディスカッション


慶應の太田先生をコーディネーターに、シダックスの笹沼館長、垰下館長、大山さん、前田さんという豪華メンバー+私で討論しました。それぞれの立場から様々な意見が出され、とても興味深いものでした。

一言だけ言うなら、とにかくもっと時間が欲しかったです。
このメンバーにそれぞれの思いを存分に語ってもらうには、倍は時間が要りました。私も企画検討に加わっていましたので、大いに反省です。



★管理・営業部門にも研修を


講演後、(現場スタッフではなく)管理・営業といった部門の方々が何名も、名刺交換に来てくださいました。
皆さんに私の話が響くとは意外でしたが、このテーマに強い関心を持っておいででした。

こうした管理・営業部門の方と話をしていると、彼らを対象に「ライブラリアンをどう成長させるか」といった研修が必要だと思いました。
現場スタッフを活かすも殺すも、支援次第です。管理・営業部門こそ、しっかりした学びが必要ですね。

講演の様子


私自身、いろいろと考えさせられる研修でした。
ご参加くださった皆さん、シダックスさん、図書館と地域をむすぶ協議会さん、ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

20日は、れいこのバースデーでした(セカンド・バースデーではなく、本当の誕生日)。主役のいないバースデーも、もう5回目です。
本当だったら16歳になっていた、れいこ。


(大好きなお母さん特製アップルパイで祝ってもらう、うそれいこ&きょーこ)

5回目というのが、節目のように思えるのでしょうか。このところ連日、れいこのことを何度も何度も思い出します。毎日毎日、ついホロリ。

れいこ〜、お父さんはお前のことを、いつまでも大好きやけんね!!

2016-10-17

一部の人にだけでも伝えたい、と宣言してみた
(大学図書館職員短期研修・西日本会場での試み)

このところ続けて、過分の舞台にチャレンジする機会を頂いています。マイ・ミッションを遂行する上で、とても嬉しいことです。

イメージ画像:空と雲



★大学図書館職員短期研修(西日本会場)


この研修で講師をするのも3年目、今年も「大学図書館員のスキルアップ法」を担当しました。講演内容は前年度とおおむね同じで、ポイントは以下の通りです。

  • 自分に必要なスキルは何か、スキルアップには何が必要か。それは、自館や大学の状況に応じて、自分で考えるべき。

  • 目線の高い仲間と一緒に頑張ることで、いろいろな気付きがあり、それが成長につながる。大勢の仲間とつながり、学ぼう。
    スキルはむしろ枝葉、仲間と成長しようという気持ちこそ幹。自分の幹を、高く太いものに!

  • 伝統的サービスで、高い評価を勝ち取れなかったライブラリアン。では、これからは?

なお、当日使用したスライドはNIIのサイトで公開予定ですので、ぜひご覧ください。

当日の案内板



★受講者へのメッセージ


今回は、よりメッセージ性を高めるよう努力しました。特に冒頭で明確に、自分の講演の性格を伝えたことが良かったと思います。

「他の講演が、聞き手に10情報を与える応援だとしたら、私はそうではない。1部の人にだけしか届かなくてもいい、10ではなく100のマインドを届けたい。その人をポジティブに変えるようなものを目指す」といった趣旨の宣言をしました。

どれだけ結果に繋がったかは分かりませんが、少なくとも聞き手に心づもりをしてもらえたのではないか、と考えています。

この点について、人気ブログ「ささくれ」に、少しだけ取り上げて頂きました。私は彼のようにアカデミックな講演はできませんが、彼のコメントを読んで、自分なりのスタイルがあっていいと改めて思いました。

ともあれ、何とか講演を終えることができました。私の話が、全国の若手ライブラリアンのつながりを少しでも広げ、よりよい図書館界、よりよい大学、よりよい社会の一助になれば、これに勝る喜びはありません。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
毎年貴重な場を与えてくださり、かつ専念できる環境を作ってくださる京都大学・NIIの皆さんにも、深く感謝します。

講演の様子



★東日本会場


次回は11月29日(火)に、NIIにて同研修東日本会場の講師を担当します。
ご参加くださる皆さん、事務局の東京大学・NIIの皆さん、よろしくお願いします(もしかすると、前夜祭を企画するかもです)。

なお、本研修の講師は、最長3年で運用されている様子。
全国の若手に自分の気持ちを伝えるこの機会、やれるものならいつまでもさせて欲しいですが(笑)、今回が私の最後の出番になりそうです。

最後の講演を、今までで最高のものにしたいと思っています!頑張るけんね〜!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

また、れいこのバースデーが近づいてきました(セカンド・バースデーではなく、本当の誕生日)。
主役のいないバースデーも、もう5回目になります。そのせいか、最近少し気持ちの波を感じます。

れいこ@リラックマストア

先日、れいこのことを考えながら歩いていてふと気づくと、頬に一筋の涙。
自分は(少なくとも昼間は、)感情のコントロールができていると思っていたのですけれど。

でもれいこのため、そしてきょーこのために、前を向いて行くしかないのですよね。
寂しいけど、頑張るけんな、れいこ!

2016-10-06

公共図書館の皆さんとソーシャルメディアについて考えてみた
兵庫県図書館協会ソーシャルメディア研修の講師報告

毎年恒例の大きな仕事、大学図書館職員短期研修の講師が終わりました(今回は西日本会場)。
大きな仕事ですので、これが終わるとホッとします。また来月、東日本会場と「自分の商品価値を高める!」研修がありますので、そちらも頑張ります!

イメージ画像:光の差す山



★兵庫県図書館協会 地区別講習会


9月14日に標記講習会で、講師+ワークショップ運営をしてきましたので、少しだけご報告します。
講演内容については、以下のスライドをご覧ください。




ポイントとしては、以下の通りです。

  • 図書館でソーシャルメディアを使うときは、それを使って何をしたいのか、まず考えるべき。どうしたいのか、どうしてもらいたいのか。それがあって、どうソーシャルメディアを使うか初めて決まる。

  • 組織として運営するのであれば、内容だけでなく、ガイドライン策定・決裁方法・リスク回避等も併せて考えるべき。

  • 個人でもソーシャルメディアを活用し、ライブラリアンどうしつながり、一緒に成長するためのツールとして活用するべき。

「自分たちの図書館でソーシャルメディアをどう使うか、自分で考えましょう。そのためのヒントを差し上げますよ」というのが、今回のスタンスでした。



★ワークショップ


私の話をもとに、6人程度でグループ討論を行いました。
参加者から興味を持ったテーマを出してもらい、即興で3つのテーマを決めました。各テーマについて自由討論をし、シェア発表をして頂きました。

その上で最後に、各自これから何をしていくか最初のアクションを決めてもらい、グループ内で相互に発表してもらいました。

講演の様子


★事前アンケート


ソーシャルメディアの研修を、効果の高いものにするのは、かなり難しいです。
ソーシャルメディアへの理解度・使用頻度(私的にも図書館としても)・関心が、参加者により、かなりまちまちだからです。

先日痛切に反省した経験もあり、今回は参加者に事前アンケートを実施しました。
理解度・関心ごとなどについて事前にお聞かせ頂いたおかげで、講演内容を調整することができました。

聞き手のことを知ることは本当に重要だ、と再認識しました。これからもできるだけ、こうしたいと思います。



★ご縁


この研修は、昨年私が講師をしました石川県公共図書館協議会 図書館実務講習会がベースになっています。
石川の皆さん、そのまた前の愛知の皆さんが貴重な機会を与えてくださったことが、また次のステップ(=本研修)につながりました。

私自身、研修運営を重ねることで、成長できています。こうしてご縁が広がり、講師も受講者もお互いに成長していけるといいですね!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

先日は、れいこの通っていた小学校の運動会でした。自宅にまで放送が聞こえてきて、いろいろと思い出します。

れいこは闘病中も、競技に参加すると自分で言って、競争や組体操にも出ました。懸命に走るれいこの姿を見て、思わず涙がこぼれたものです。

運動会で走るれいこ


小さな学校ですから、れいこがこうした状況の中で懸命に頑張っていたことは、きっとみんなも分かっていたことでしょう。
れいこの頑張りが伝わって、みんなの財産になっていると思います。

みんながれいこから教わったことを、ずっと忘れずにいてくれたら嬉しいね、れいこ!

2016-09-28

【お誘い@渋谷】「自分の商品価値を高める!」研修+前日飲み会

岡山大学附属図書館・瀬戸内市立図書館見学会に続いて、東京でのイベントへのお誘いです。

イメージ画像:横浜の風景



★「自分の商品価値を高める!」研修


図書館と地域をむすぶ協議会さん・シダックス大新東ヒューマンサービスさんが、共同で開催する研修に講師としてお招き頂きました。
どなたでも参加可能とのことですので、ぜひお越しください!

【日時】 2016年10月11日(火)14:00-16:30
【場所】 シダックス・カルチャーホール(渋谷)
【参加資格】 どなたでも歓迎
【参加費】 1,000円

開催趣旨や申し込みなどについては、専用サイトをご覧ください。



★研修のねらい


特に今回は、いわゆる専任職員でない方々にお越し頂きたいと思います。
研修のねらいは、継続的に自己研鑽を行ない成長できるスタッフの育成、そしてそうしたスタッフを育成できるリーダーの養成です。

現在リーダー的に働いている方から、現場の一スタッフまで、どなたでもご参加ください。
今はまだ立場に恵まれないけれどプロとして責任ある仕事をしていきたい、という方にとって、重要な場になると思います。

イメージ画像:木漏れ日



★私の講演


私の講演は「自分の商品価値を高める! —自立し活躍するライブラリアンになるための3つの方法—」と題し、以下のコンセプトでお話をします。

  • プロのライブラリアンとして、各自に自分のあるべき姿を考えて頂く機会とする。

  • 指示どおりに働く一スタッフから脱却し、大きな文脈の中で意義のある仕事をするためにどうすればよいか、各自が考えるためのきっかけ・ヒントになる講演とする。

  • 各自が自分の「商品価値」を高め、主体的にキャリア形成に取り組む契機とする。

「各自」という言葉が、何度も出てくるのがポイントですね。
私に差し上げられるのは、ヒントやきっかけだけです。それをどう受け止める実行に繋げるかは、聞き手次第です。



★パネルディスカッション


この研修において、私の講演は前座です。講演を呼び水に、メインとなるパネルディスカッションへ繋げます。
様々な立ち位置の魅力的なパネリストが、プロとして自立したライブラリアンになるためのヒントやご自身が取り組んできたことについて語ります。

登壇者の多くも、いわゆる専任職員ではありません。その身分でも頑張っている登壇者の声を、ぜひ聞いてください。
私の講演などよりこのパネルディスカッションこそ、聞いて欲しいです。


いわゆる非正規の皆さん、参加者の多くはそうした立場の方ですので、気兼ねや遠慮は不要です。
自分のため図書館のため、そして社会のために。ご自身の成長について、プロとして働くということについて、一緒に考えてみませんか?



★前夜祭?


上記研修のため、東京へ前日入りする予定です。そうなればやはり、ここは関東の皆さんと飲むしかないでしょう!(笑)

いつも幹事をしてくれる友人が、今回も飲み会をセッティングしてくれていますので、ぜひご参加ください(ふみえちゃん、うめちゃん、いつも幹事をありがとう〜)。

詳細、お申し込みとも、こちらの専用サイトからどうぞ。

今回は直前の案内でもあり、20名限定の募集です。
「どうせまた、何人でも入れるんやろ」と思っておいでの皆さん、くれぐれもご注意ください。(笑)

ちなみにこれは、上記研修とは全く関係ない私的なイベントです。研修の出席にかかわらずご参加になれますので、お気軽に!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

先日、図書館界では非常によく知られた海士町中央図書館に行ってきました。
家族も一緒で、隠岐旅行として、のんびりと。きょーこも、図書館へ連れて行きました。



噂どおり、とても素晴らしくリラックスできる図書館でした。きょーこも、この通り!
Iさん、素晴らしい時間をありがとう!

きょーこがこのまま、図書館大好きな子に育ってくれたらいいな!

2016-09-23

【お誘い】岡山大学附属図書館・瀬戸内市立図書館見学会

(2016.9.29追記 申し込み締め切りを10月1日(土)正午まで延長しました!)
(2016.9.29追記その2 懇親会情報を追記しました!)

先日このブログで自分メディアの話を書いたところ、数件メルマガ配信へのご要望を頂きました。もし私のメルマガを受け取りたい方がいらしたら、気軽にお知らせください。
ただし学外の方には、一部の学内情報をカットしたバージョンになる場合があります。あらかじめご了承ください。

イメージ写真:公園の花壇



★岡山大学附属図書館・瀬戸内市立図書館見学会


さて、今日はお誘いです。
以下のとおり、標記見学会を開催します。どなたでも歓迎ですので、ぜひご参加ください!

【主催】
大学図書館問題研究会 兵庫地域グループ(10月例会)
【開催主旨】
図書館活動が積極的なことで知られる岡山に、見学ツアーに行きます。
まず午前中に、新しいラーコモや「サルトフロレスタ~飛翔の森~」というユニークな施設を持つ、岡山大学附属図書館(中央図書館)を見学します。

続いて、6月に開館したばかりの瀬戸内市立図書館を見学します。「もちより・みつけ・わけあう広場」というコンセプトを掲げ、多くの注目を集める同館を見学したいと思います。

両館を見学し、より深い学びにつなげていきたいと思います。どなたでも歓迎ですので、ぜひ気軽にご参加ください。
なお、終了後に岡山駅近辺にて、現地の図書館員を交えて有志の交流会を行います(自由参加)。そちらもぜひ、ご参加ください。

【日時】
2016年10月2日(日)10:00- 岡山駅西口バスターミナル22番のりば集合
(16:30頃、瀬戸内市立図書館で現地解散予定)
【参加資格】
図書館に関心のある方なら、どなたでも。図書館員の場合、特に専任でない方、派遣・委託の方を大歓迎!(所属を公開しにくい方は、館種等のみでOK)
【定員】
10名程度(先着順)
【参加費】
旅費・飲食費各自負担(兵庫地域グループ会員には、少額の交通費補助があります)
【お申し込み】
9月29日(木)までに daitoken.hyogo@gmail.com 宛まで、お名前、ご所属(支障ない範囲で可)、メールアドレス、携帯番号、懇親会の出欠をお知らせください(48時間以内に返信します)。

ただし、25日(日)までは、兵庫地域グループ会員の優先登録期間です。会員以外の方も本日よりお申し込み頂けますが、ひとまず保留となります。26日(月)に定員に余裕があれば、先にメールを頂いた方から、受付をします。

また、懇親会のみご出席も大歓迎です。上記アドレス宛、29日(木)10月1日(土)正午までにお申し込みください(特に岡山の皆さん、ぜひ!)。

懇親会は、海鮮居酒屋 はなの舞(岡山本町店)にて、18時から行います(3時間飲み放題付き、4,000円)。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

あとひと月ほどで、またれいこのバースデーになります(れいことお別れしたセカンド・バースデーではなく、本当のバースデーです)。
主役のいないバースデーは、もう5回目になります。


これからまたそのことを思い出しては辛い時期ですが、きょーこのおかげで随分と救われています。
れいこ、これからもきょーこを見守っていてやってな!


2016-09-22

自分メディアを職場に持とう!
(メルマガを14年書いて思ったこと)

(2017.11追記)この記事の続編的な記事を書きました。こちらから、ご覧ください。


図書館総合展フォーラムin大分や兵庫県図書館協会の講師など、レポートしたい話もありますが、今日は別件で。

イメージ画像:公園の風景



★職場に自分メディアを


皆さんは、自分が考えていることを同僚に伝え切れていない、と思うことはないでしょうか?例えば10年後の自館のあり方について、自分の思いを聞いてもらう機会は、あるでしょうか?

今回提案したいのは、職場に自分メディアを持つ、ということです。自分メディアで、日頃伝えきれない自分の思いを同僚に伝えてみませんか?



★自分メルマガ


私の自分メディアは、図書館ネタのメルマガです。職場の図書館員(=同僚)を中心に、読者は40名強です。
このメルマガは2002年に始め、14年以上ひっそり続けています。継続することを大切にし、気ままに出しています。

このメルマガに先立ち、私は職場でMLを作っていました。複数キャンパスで情報共有をしたかったのです。

・・・がそのMLは、最初それなりに盛り上がったものの、やがて投稿するのは私一人になってしまいました(今思えば、私の運用も下手でした)。

「どうせ自分しか書かんのやったら、MLをメルマガに変えて、好きに書いちゃる!」と始めたのが、このメルマガです。



★狙い


メルマガの狙いは、自分の考えや活動を伝えることで、同僚の目を担当業務以外にも向けてもらうことでした。
当時の私からすると、同僚は自分の担当業務はしっかりこなす一方、それ以外のことに関心が高くないように見えたからです。

そのため、主に以下の3点を記すようにしました。
  • 私のいる館(分室)の情報、活動の方向性
  • 私の職場以外での活動
  • 図書館内外問わず、私の思い、考えていること

日頃の業務では触れない情報や私の思いを、意図的に伝えるようにしました。結果、一部にはそれなりに重宝されているようです。



★若手へのメッセージ


私は特に、若手にメッセージを送りたいと思っています。
他館の動向や学術情報流通の変化、大学の教育・研究の変容について自らアンテナを立て、プロのライブラリアンとして何ができるのか、考えてもらいたいのです。

メルマガを読んで共感した、という返事をくれる人もいます。このメルマガが、何かを伝えられていたら、とても嬉しいことです。
長くやっている間に頂いた読者からの返信は、私の宝にもなっています。

皆さんもぜひ、職場で自分メディアをつくってみませんか?きっと誰か、響く人がいるはずですよ!


同僚の皆様:
上から目線や批判に感じられたら申し訳ありませんが、そうした意図は全くありません。一緒に、よりよい図書館を作りましょう!




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

娘たちと愛媛をこよなく愛する私にとって、先日すごく嬉しいことがありました。
きょーこが突然、伊予弁の「けん」を使い始めたのです!


「これ、ドーナツやけん!」などと、その日は何度も「けん」が炸裂。ようやく愛媛の血が目覚めたか、と私は大喜び!

・・・が、その喜びもつかの間。
何故か「けん」は、その日だけで終わってしまいました。翌日からは、いつもの関西弁に・・・。

きょーこに何が起きたのか、今も謎。(笑)
れいこ〜、お前からカッチョええ言葉をきょーこに教えてやってや〜!

2016-09-18

自分の館で何をできていないのか、できていない要因は何で、それをどうクリアしたら良いのか?
(大学図書館問題研究会 全国大会@広島レポート)

先日、兵庫県図書館協会の研修会で、講師とワークショップの運営をしてきました。久しぶりの公的機関からのオファー、何とか終えることができて、ホッとしています。

大図研全国大会 会場外観
(大図研全国大会 会場外観)



★大学図書館問題研究会 全国大会


さて、先日レポートしたSPODフォーラムの翌日から3日間、大学図書館問題研究会(略称・大図研=ダイトケン)全国大会が広島で開催されましたので、レポートします。ツイートのまとめもご覧ください(その1その2)。


★会員総会


会の運営を議論する総会が開かれました。大図研はこの数年、様々な改革に取り組んでおり、今年も討論が行われました。
私の所属してきたグループの中でも例を見ないほど、最も意欲的・集中的かつ全体合意を尊重した大変革で、他の組織においても参考になると思います。


★研究発表


つくばの先輩と後輩による研究発表がありました。いずれもユニークで興味深い内容でした。
特に後輩の方は、内容はもちろん積極性の点でも、良かったです。学部を出て半年でこれほどの発表をするとは!将来、一緒に図書館界で頑張れたらいいなあ、と嬉しく聞きました。齊藤さん、お疲れ様〜。良かったよ!


★利用者支援分科会


昨年度に続き、利用者支援分科会を担当開催しました(開催趣旨)。
今回の狙いは一般論の理解ではなく、自分の館で何をできていないのか、できていない要因は何で、それをどうクリアしたら良いのか、各自に考えて実践してもらうことでした。

討論の中で、参加者同士のMLを作成し、今後お互いの考えや進捗状況をやり取りしながら改善に取り組んでいくことになりました。ご参加くださった皆さん、これからもMLを通して一緒に考えていきましょう!

討論の様子



★シンポジウム「反転授業は、図書館のサービスを変える!!~どこまで支える、学習支援」


愛媛大学・清水栄子先生がたをお招きして、シンポジウムを開催しました。
印象的だったのは、学内の位置付けと目的の明確化、カリキュラムと有機的に結合しているか、という先生からの指摘です。

大学図書館の学習支援デザインが、どれだけ大学の目指す教育の方向性にもとづいているか、かつまたそれを全学的に位置付けられるか、ということでしょう。これから学習支援を進める上で、心がけていきたいと思いました。


★感謝


今回も素晴らしい学びと交流の場になりました。ご参加くださった皆さん、運営に関わった皆さん、とりわけ広島の皆さんに深く感謝します。
会員でない皆さん、大図研は最も現場の課題に近い実践的な団体です。ご興味があれば、ぜひお気軽に!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
きょーこはお姉ちゃんに似て、プールが大好き!先日、今年最後のプールに連れて行ってきました。9月だと言うのに暑く、きょーこはご機嫌でした。


この写真は、おやつを分けてもらっているときのものです。
妻にアーンしてもらうことなど日本男児として出来ませんが、娘からなら出来ます!(笑)

こうして何度も何度も、一緒の夏を過ごしていけたらいいね、きょーこ!
お姉ちゃんも、そう願ってくれよるけんな!

2016-09-15

自分たちの事業は何か?何であるべきか?
(SPODフォーラム参加報告:その3)

過去2回でご報告した、SPODフォーラム参加レポートの続きです(その1その2)。

イメージ画像:愛媛大学正門



★ディープラーニングに誘うアクティブ・ラーニングの手法(高知大学・立川明先生)


このセッションは講義を聞くだけではなく、実際に私たちがアクティブ・ラーニングを体験しながら、学びを深めました。

例えばアクティブ・ラーニングに関する質問に対して、グループの中で多数決によらない合意形成をすること。ブレストを行うことで、受講者をポジティブに感化すること。振り返りを行い、学んだことの共有とフィードバックをすること。
こうした体験を実際にすることで、多くの気づきがありました。

事前課題とセットにこうした手法を用いることで、図書館におけるガイダンスを全く新しいものに変えていくことができるかもしれません。図書館でも、常によりよい教育支援を真剣に模索するべきですね。



★管理職・監督職のためのリーダーシップセミナー(追手門学院大学・秦敬治先生)


このセッションは、自身の得意なリーダーシップの強み・弱みを分析できるようになることや、チームの強みを活かすアクションプランの作成を目標に開催されました。
先生からのメッセージは、一つ一つが鮮烈なものでした。印象的だった言葉を紹介することで、このセッションのレポートに替えましょう。

  • 組織は個々人の強みの結集、誰かの強みで別の誰かの弱みを打ち消すもの。
  • 必要な時間、正しい方法、必要な努力が整えば何でもできる。
  • 自分たちの事業は何か、何であるべきか、全員が同じ答えをできるようにならなければならない。
  • 重要なことは、メンバーのレベルに応じた成功を与えることである。
  • 強みよりも弱みに目を向ける者を、リーダーにしてはならない。

こうしたお話を伺った上で、自分のチームについて考察しました。

先生のお話は、いつも聞き手に火をつけます。私も、リーダーとはどうあるべきか、自分はどういうリーダーになりたいのか、どうチームに貢献すべきなのか、改めて考えさせられました。



★最後に


初回のレポートでも触れましたが、このSPODフォーラムは、非常に有意義でした。ライブラリアンとして役立つ知識・スキルを入手できることはもちろん、教員と一緒に学び考えられる貴重な機会でもあります。

年に一度のこのフォーラム、来年は徳島で開催されるとのことですので、また行ってみようかと思います。皆さんも、ぜひ!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこのバースデーまで、あと1ヶ月ほどになりました(セカンド・バースデーではなく、本当のバースデーです)。
元気であれば、れいこは来月16歳を迎えていました。

れいこ、リラックマストアにて

れいこの友達の高校姿を見るのは、やはり辛いものです。
いつかきょーこが、高校の制服を着たら、お父ちゃんは泣いちゃうよ、きっと・・・。

れいこ、元気にきょーこが高校に行くまで、見守ってやっとってな〜!

2016-09-09

図書館員は、三遊間のゴロを捕りにいけるのか!?
(SPODフォーラム参加報告:その2)

(2016.9.15 この記事の続編を書きました。こちらからどうぞ!)

前回ご報告した、SPODフォーラム参加レポートの続きです。
3日間で7つのセッションに参加しましたが、全て(!)が本当に魅力的でした。最も印象的だったものを、2回に分けて紹介します。

イメージ画像:森と湖

(直接図書館に関わるセッションもあり非常に魅力的でしたが、今回はあえて違う分野から紹介します)


★「大学組織を理解する」(愛媛大学・中井俊樹先生、首都大学東京・宮林常崇氏)


大学組織がどのような論理で動くかを考えるセッションでした。
特に印象的だったのは、宮林氏からの「大学職員は三遊間のゴロを捕らない」という指摘です。自分の守備範囲でないこと、前例のないことに消極的な姿勢への疑問ですね。
この指摘、大学職員と(館種によらず)図書館員とも共通しています。三遊間のゴロを飛びついてとってこそ、組織の内外で評価を高めることができると思いますが、どうでしょう?

また、中井先生の教員からの視点も非常に興味深いものでした。(事務のような上下関係にない)対等性の原理の中どのように教員組織でコンセンサスを得るか、という問いは、大学運営の根幹であるかもしれません。


★「大人数講義法の基本」(愛媛大学・小林直人先生)


数百人を相手に、どのように聞き手を講義に主体的に参加させるか、いくつものスキル、そして心がけについてお話がありました。例えば、キーワードの板書、小テスト、挙手させる際のテクニック、長机の3人に議論させるときの座る位置、などなど。
特に人前で話すことの多いライブラリアンにとって、非常に有用な話でした。


★「研究指導入門:卒論作成を支援する」(神戸大学・近田政博先生)


指導教員の立場から、卒論作成の具体的方法を考えるセッションでした。
この話のミソは、大学教員になろうとしているのではない大半の学生への指導のあり方、という点ですね。やりたいこと、やる価値のあること、やれることのバランスから研究テーマ設定をする、といったことは私たちが学生を支援する上で理解しておくべきことでしょう。

図書館ガイダンスが(単なるデータベース検索演習ではなく、)情報の利活用にまで踏み込むようになれば、こうしたテーマにも向き合わざるを得なくなるはずです。講師の刊行予定の新著「研究指導」も、ライブラリアン必須アイテムになるかも?


今回はこの辺で。次回、続きをレポートします!


●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこも3歳になりましたので、先日七五三の写真を撮ってきました。とてもプリチーに撮れましたので、そのままキーホルダーに。



これも七五三のときに撮ったれいこの写真と併せて、私のキーホルダーに付けました。これでれいこも、きょーこも、いつだって僕と一緒です!

ところで、どちらの写真がどちらか、判ります?(笑)

2016-09-04

教員と一緒に学んで考えた3つのこと
(SPODフォーラム参加報告:その1)

(2016.9.15 この記事の続編を書きました。その2その3

皆さん、夏はどう過ごされていますか?
私はお盆休み後、愛媛でSPODフォーラム(後述)、大学図書館問題研究会 全国大会@広島図書館総合展フォーラムin大分と外泊続きです。

そしてこれから年末までは、人生最大のモテ期に。
またこのブログでもご報告しますが、講師予定が5件ほど入っていて、忙しい秋冬になりそうです。大変ですが、やる以上は前向きに頑張ります!

イメージ画像:背の高い木



★SPODフォーラム


さて先日、愛媛大学で開催された、SPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)フォーラムに行ってきました。
これは主に大学教職員の能力開発を図る FD(Faculty Development)、SD(Staff Development)に即したものです。

このフォーラムの特徴の一つは、参加者の半数が教員だということです。私にとっても先生方と一緒に3日間も学んだことはなく、その点からも考えさせられるところが多かったです。

以下のレポートも、大学図書館員はもちろん、ぜひ他館種で働く皆さんにもご覧頂きたいと思います。
(ここで言う「大学」を自分の自治体や学校などに置き換えてもらえれば、他館種の皆さんにもかなり当てはまる話だと思います)

SPODフォーラム立て看板



★全体を通じてのまとめ


いろいろなことを感じ学んだのですが、ここではそれらを(ムリヤリ)以下の3つに纏めました。

  • 大学図書館員は、こうした場に積極的に出て来るべき
    自ら研鑽を積む図書館員は少数派である上、その研鑽も図書館業務に直結したものばかり。 このフォーラムのように高等教育のあり方を議論する場に出て、まずは今何が模索されているのか、大学図書館はそれに対してどのような寄与ができるのか(=図書館にどういう可能性があるのか)、認識するべき。

  • 大学職員にとって、教員は仲間
    大学教員は、目上で距離を置く存在ではなく、同じ大学で同じミッションを持ち、よりよい教育を目指す仲間だと再認識。
    このSPODフォーラムには、そう思わせる先生方が多くいらしたし、そういう先生方は各大学にも少なくないはず。こうした教員とであれば、大学職員も対等に自分の考えをぶつけ、教育のあり方を議論できる。
    ただし当然ながらそのためには、職員が自らこうした場で学び、教員と対等に議論できるだけの論理展開力や伝えるチカラを身に付ける必要がある。

  • 授業はテクニカルに
    教育現場、少なくとも授業や学生指導には、一定のスキルやテクニックがある。例えば教員が授業で使っているスキルや学生さんへのアプローチの仕方を、知っておくことが望ましい。また、図書館員がガイダンスや授業を実施するとき、それらはきっと役立つ。


SPODは実践的であることをその特長としており、すぐに使えるテクニックはもちろん、考えるヒントが山ほどありました。本当に参加して良かった、と思えるフォーラムでした。
(個々の分科会については、次回記そうと思います)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

3歳になってはや1ヶ月、きょーこは元気に毎日を過ごしています。
最近は、自分が3歳のお姉ちゃんになった気でいるので、「お姉ちゃんなら、できるわいね?」といった殺文句にコロリと。(笑)

何かと積極的にもなっていて、お箸を使う練習にも励んでいます。


きょーちゃん、毎日頑張ることがあって、嬉しいね!
れいこ姉ちゃんみたいな頑張りさんになれたらええね!

2016-08-15

再認識、変わってきた図書館の立ち位置
(まちなか図書館(仮称)シンポジウム@豊橋 参加レポート)

先日豊橋で開催されたシンポジウムに参加してきましたので、レポートします。

イメージ画像:公園風景写真



★まちなか図書館(仮称)シンポジウム


豊橋では新図書館計画があり、より良い図書館を作るため議論が重ねられています。このシンポジウムも、その文脈の中で開催されたものでしょう。

シンポジウムは、「はなぼん」で知られる花井裕一郎さんの講演で始まりました。
花井さんは、ご自身が携わってこられた様々な事例を紹介くださいました。おそらく、新図書館計画を巡る議論の題材を意識してくださったのでしょう。

後半はパネルディスカッションでは、「6次元」などで知られるナカムラクニオさんや是住さんら豪華なパネリストから、ユニークな提言をお聞かせ頂きました。

魅力的なお話が続いたのですが、今回はその詳細ではなく、別の感想をお伝えします。当日の討論については、ツイートのまとめをご覧ください。

会場写真



★変わってきた図書館の立ち位置


今回のシンポジウムで改めて驚かされたことは、こうした新図書館計画に即した議論をするにあたり、施設設備に関する話がほぼ皆無だった点です。

本を介して人がどのようにつながることができるのか、本を使ってどのように人を集める場を創り出すのか、それが主要な論点でした。
ハコモノベースの図書館建設ではなく、まちにどのようなものが必要で、図書館がそれをどのように解決するか、という点に議論が集約されていたのが非常に印象的でした。

思うにこれは、図書館がハードではなくソフトとして認識されるようになったということで、大きな前進でしょう。

こうした議論は豊橋だけではなく、この数年全国各地で見られます。まちの中の図書館の立ち位置がこの数年で明らかに変わってきた、この日の議論はそう再認識させるものでした。

大げさに言うなら、公共図書館を軸とするまちづくりが成熟してきたのかもしれません。これからまちの中で図書館が何をしていけるのか考えると、ワクワクしてきますよね!



★もう一つの論点


この日の議論に言い足すなら、昨今大学が意識している地域連携という動きを、どう絡めていくのか考えるべきでしょう。
大学と地域との結びつきを考えるとき、大学図書館は単なる資料提供に留まらず、新しく担うべき役割があるはずです。これは私自身も答えを持ち合わせておらず、考えていきたいと思っています。

会場風景

素晴らしい場を提供くださったパネリストの皆さん、豊橋の皆さん、ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
この夏、うそれいこ&きょーこを連れて、私の実家・松山に帰省しています。

きょーこ写真:空港にて飛行機と

お爺ちゃんやお婆ちゃん、いとこ達と一緒に、きょーこは毎日楽しく過ごしています。
れいこもこうして、毎年帰省して楽しい時間を過ごしていたものです。

きょーこ、ずっとずっと元気な姿を、お爺ちゃん達に見せてあげててな〜。