前回の投稿についてX(旧Twitter)でツイートしたところ、いつもよりかなり多くリアクションがありました。
タイミングもいいようなので、もう一つ温めておいた取り組みを始めることにします。こちらも前回同様、私なりに人に関わっていこうというチャレンジです。
■図書館員のための「こころの傾聴カウンター」
「これからどうしたらいいんだろう…、誰かに聴くだけ聴いて欲しい」
「悲しいことがあったけど、家族や同僚には言えない」
「ねえ、ちょっと聴いてよ!これ、あんまりじゃない!?」
図書館員の皆さん、こんな風に思うこと、ありませんか?
今回始めてみようと思っているのは、図書館の仲間がそんな風に思っているとき、「私(空手家)で良ければ話を聴きますよ」というものです。
誤解のないよう、最初にお断りしておきます。
私はカウンセラーでもなければ、相談対応の専門家でもありません。聴き手としての特別なトレーニングも受けていませんし、人生経験が豊富な訳でもありません。皆さんがお持ちのお悩みに、正解を差し上げることもできません。
私にできるのは、文字どおり「話を聴くこと」だけです。
「それでもいい」と思われる方が同じこの図書館界にいるなら、私でよければ、と思います。
身近な人には言いにくくても、第三者になら言えることもありますよね。話すだけで気持ちが楽になるなら、無理に頑張らず、私に向かって気持ちを吐き出してください。
これを、「図書館員のための『こころの傾聴カウンター』」とでも呼ぶことにします。
■私がこんなことを言い出した理由
皆さん、「何で空手家は突然こんなことを言いだしたんやろ?」とお思いでしょうね。
それは私が、「この図書館界には、本当に無理をして頑張っている仲間が多い」と思うようになったからなのです。
図書館員は専門職でありながら社会的にそう認知されず、それを変えようと懸命に頑張る人。
雇用形態や労働条件が劣悪な中、利用者さんのために汗を流す人。
親の介護や子供の世話をしながら、仕事にも全力投球する人。
上司や先輩、同僚の間で対人関係に悩みながらも、プロとして尽力している人。
本気で頑張っていた図書館を異動で離れ、「早く戻りたい」との思いの中で他部署でも手を抜かずに働いている人。
実は最近たまたま何度か、そうして頑張る人の話し相手になりました。その中で、自分の周りに一生懸命頑張っている人たちが大勢いることに、改めて気づかされたのです。
そうした方々の話を聴いたときも、私は気の利いたことは何も言えませんでした。ただ、私が話を聴いただけでも、少しご本人方は楽になったようにも見えました。
もしこうして話を聴くだけで仲間の気持ちを楽にできるなら、自分が話し相手になる意味があるのかもしれません。
■ご希望の方へ
このような訳で、この「図書館員のための『こころの傾聴カウンター』」を始めてみようと思います。
繰り返しになりますが、私は聴き手としての特別なアドバンテージは持っていませんし、答えやアドバイスも差し上げられません。
それでも「空手家さん、話を聴いて」と思われる方は、 karatekalibrarian@gmail.com までいつでもご連絡ください。
【補足】
- 本当に直接的な解決が必要な問題は、当事者やカウンセラー、公的な窓口など適切な方にご相談するべきであろうと考えます。私は聴くだけですので、直接的に問題解決に寄与することはありません。
- どなたの話し相手になった、何を聴いた等、もちろん一切口外しません。メモも取りませんし、話した記録も残しません。
- お話を聴くのは、オンラインでも対面でも構いません。オンラインの場合、こちらでオンラインミーティングを立ち上げられます。
- 際限なく話すのもお互いに良くないと思いますので、1回最長40分とします。時間になれば、必ず終了します。
- 当面、私と面識のある方からのみ、ご依頼をお受けします(初対面の方が申し込んでくる訳もないでしょうが…)。
- 念のため書きますが、謝金は不要です。同じ世界の仲間として、話相手になるだけですから。
- 私は大抵ヒマなのですが、たまたま繫忙期に当たれば、本業(研修講師)を優先します。結果、お話を聴けるのが先になる可能性がありますこと、あらかじめご了承ください。
■頑張り過ぎていませんか?
大袈裟に書きましたが、要は「話し相手になるよ」というだけのことです。私で良かったら、気軽にご連絡ください。
こう書いたからと言って、ご依頼がたくさん来る訳でもないでしょう。
ですがこうしてオープンに扉を開いておけば、いつか誰かの役に立てるかもしれません。たった一人の方にだけでも寄り添うことができれば、この取り組みを始めた意味があるというものです。
上でも書きましたように、この世界には頑張り過ぎている人が多いように思えます。
「専門職としてこれじゃダメだ」、「もっと自分は頑張らないと」、「利用者さんのためにまだまだ全力でやるべきだ」などとお感じかもしれませんね。
そんな皆さん、お気持ちは素晴らしいですが、「できていないところがある自分」「100点ではない自分」も認め、ご自身にOKを出してあげてくださいね。
あなたは、一生懸命頑張ってますよ。どうぞ頑張り過ぎませんように。
■れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
まずは自分の話からになりますが…また、骨折しました。
自分のやっている総合武道・空道(くうどう)の稽古で、やってしまいました。病院で判明しただけで、通算8回目(14本目)かな?全部格闘技によるものです(笑)。
骨折と言えば、きょーこの忘れられないエピソードがあります。
アバラを折ったことのある方はご存じかと思いますが、咳込んだりすると猛烈に痛むんですよね…。そしてこのエピソードは、以前私がアバラ2本を折っていたときのことです。
その夜私はひどい咳が出て、痛みのあまり立ってもいられず、とうとうリビングでしゃがみ込んでしまいました。
すると、それを横で見ていたきょーこ(当時5歳?)、「お母さんを呼んでくる!」と叫んで駆け出し、2階から妻を呼んできてくれたのです。
これの何が忘れられないかと言えば、それまできょーこは暗いところ(=家の階段)が怖くて、独りで2階へは行けなかったのです。
でも「お父ちゃんのピンチ!」と思ったきょーこは怖さを乗り越え、暗い階段を駆け上がって妻を呼んできてくれたのでした。
今でも、このときのきょーこの懸命な様子は、忘れられません。わが子ながら、立派に育ったな…と感激したものです(猛烈な痛みで唸り声しか出ませんでしたが…)。
この話には、ちゃんとオチもあります。
きょーこが独りで2階に上がれたのは、このとき限り。これ以降いつものきょーこに戻り、2階には親と一緒でないと行けなくなりましたとさ。
れいこもきっと、あのときのきょーこの懸命な様子を見てくれとったよね。きょーこがこんなことをできるようになって、れいこも嬉しかったやろうね!







