2022-05-08

課長の仕事を一ヶ月やってみた

最初にひと言、お断りです。
この6年ほど当ブログの記事は、原則として「たった2分」で読める量(1,000字程度)にしてきました。

ですが今回の記事より、文字数の制限を撤廃します。
文字数を絞ることが私にとってある程度習慣化できましたので、今後は「書くべきは書く」でいきます。

とは言え、無意味に長くするつもりはなく、今後も気軽にサッと読めるブログを目指します。引き続き、よろしくお願いします!


鯉のぼり


★新しい立場に

さて、先の記事でお伝えしたとおり、私はこの春から立場が変わりました。元々いた部署で課長となり、30人ほどのチームを束ねる立場になりました。

課長になっていますので、「課長の仕事を一ヶ月やってみた」というタイトルは、適切ではないかもしれませんね。
ですが、不慣れなままかろうじて一ヶ月を乗り切ったところですので、今の私の率直な気持ちをタイトルとし、感じていることを残します。


念のため記しておきますと、この記事は課長になって嬉しくてたまらず、それを誇示しようというものではありません。

自分で決意して管理職の試験を受けましたので、喜びの気持ちが全くない訳ではありませんが、むしろその何倍ものプレッシャーや責任感を感じています(仕事の夢を頻繁に見るようになりました…)。

決して浮かれて記事を書いている訳ではなく、こうした経験がどなたかの参考にでもなれば、という思いであることを強調しておきます。




★一ヶ月を振り返って

今感じていることは、以下の3点に尽きます。

  • 入ってくる情報量・依頼が多い
    就任初日に感じたことは、「メールが山ほど来る!」でした。件数もさりながら、これまでと違いその多くが人事・財務などを始めとする他部署からで、しかも依頼がとても多いです。
    もちろんメールに限らず、いろいろな話が寄せられます。機微に関わる情報もあり、デリケートな対応も求められることもしばしばです。

  • 知らないことの多さに、改めて気づかされた
    私はこれまで現部署で5年間課長補佐を務めており、ある程度、課の業務の把握をできているつもりでした。
    …が多くの情報や依頼に接し、自分が業務そのものをいかに知らなかったか、早くも痛感しています。これまでに、もっと積極的に課の業務に関わったり、課長の支援をできたのではないか、と反省するところです。

  • あらゆる情報・判断が自分ごとになった
    課の多くの業務は、自分が最終判断をしたり、責任を負ったりすることになります。そのせいか、あらゆる業務が自分ごとになり、当事者意識が強くなりました。
    (これまでは、自分の後ろに課長がいる、という甘えがあったのかもしれません)



★今後に向けて

これからチームをまとめていくにあたり、いろいろ考えさせられています。
現時点では、特に以下の点を意識しようと考えます(ここで書ける程度に、一般論化して記します)。

  • 方向性の提示
    何となく従来どおりの仕事をしてもらうのではなく、課の方向性や全体のベクトルといったものを、常に示したいと考えます。
    本学においてこれから注力すべきコア業務を定めたり、それへのウェイトのかけ方であったりを、考え伝える必要がありそうです。

  • 専任職員のハブ化と成長の後押し
    何チームにも別れる人数の多い部署ですので、私が全員と日常的にコミニュケーションを取ることは難しいです。
    専任職員に各チームのリーダーとしてハブになってもらい、ハブを介したチーム運営を進めたいと考えます。チームリーダーを担うことを通じて専任職員には成長を促し、後進の育成にも努めます。

  • ほめまくり
    「ほめる達人」として、これまで以上に同僚の様子をよく見ておき、ポジティブな行動を褒めます。
    幸い当課は一生懸命で真面目な方が多く、いつも助けられています。ほめるマネジメントにより、そうした皆さんの長所をさらに引き出し、明るく楽しく前向きな職場を作りたいです。

偉そうにいろいろ書きましたが、まさにこれから取り組もうというところで、非常に心許ない限りです。
ですが、自分なりの価値観にもとづきよりよいチームづくりを行い、図書館機能やサービスを向上させ、ひいては大学のミッション実現の一助となるべく努めたいと考えます。



★提案

ちょうどいい機会ですので、提案めいたものを。
図書館でのリーダー研修みたいなもの、一緒に始めてみませんか?

詳しくデザインしている訳ではありませんが、イメージ的には、(大学図書館なら)課長か課長補佐くらいが対象でしょうか。
スタッフへ業務の方向性を示したり、支援を行ったりする立ち位置の方がオンラインで集まり、参加型の勉強会みたいなものをできないかと考えています(厳密な肩書には拘りません)。

誰かがセッティングして受け身で参加する会ではなく、ある程度固定されたメンバーで全員が当事者として、相互に企画したり討論したりできたらいいかと。

こう呼びかけるのも、自分が新たな立ち位置となり、いろいろ悩んでいるからです。
おそらく同じ悩みを持った方も多いと思いますので、そうした仲間で集まってお互いに学び合えたら、と考えます。

もう少し練って当ブログで呼びかけますが、ご関心のある方、挙手のご準備を!




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

毎年この時季は、恒例の「れいこパーティー!」のご案内を差し上げていますが、ここ2年はコロナ禍により不開催となっています。

玲子とわし

ここしばらくコロナもやや下火ですので、今回感染対策をした上での再開も視野に、検討しています。
近々に決定し、当ブログやTwitter @fight_Reikoでご案内します。

開催の折には、ぜひ我が家へお越しください!


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