同館が話題になったとき、よくこう聞かれました。私の答えは決まって、「行ったこともないので、分かりません」。
話を聞いたり記事を読んだりしていましたが、見たこともない図書館のことをどうこう言えるはずもありません。
★見学して思ったこと
最近私は、よくあちこちを見学しています。
例えば、海士町中央図書館(ライブラリー・オブ・ザ・イヤー優秀賞!)、岡山大学附属図書館、瀬戸内市民図書館、東京工業大学附属図書館などです。
こうした魅力的な図書館を見学する中で改めて感じたのは、「多くの図書館を自分の目で見ることには、大きな意義がある!」と言うことです。冒頭の武雄市図書館の話ではありませんが、自分の目で見てこそ、です。
★図書館見学で大切にしたい3つのこと
Webサイトなどで見るのと、実際にその場へ足を運ぶこととは全く違います。見学では、大切にしたい3つのことがあると思います。
- その館の空気を体感すること
写真では分からない、その場の空気があります。建物の質感、空間のあたたかみ、資料の存在感、そして利用者の息づかい。こうしたものは、その場でのみ感じ取れるものでしょう。
- そこで活躍するライブラリアンに会うこと
魅力的な図書館には、魅力的なライブラリアンが必ずいます。見学の際には、ぜひその館のライブラリアンに、話を聞かせてもらいましょう。その情熱に触れ、運営側の声を聞くことで、さらにその館を理解することができます。
- なぜこうした図書館なのか、その背景・理由を理解すること
その大学やそのまちに、なぜこの設備・施設・サービスが必要なのかを知ることが重要です。
どれほど派手な施設であっても、そこにニーズがなければ何の意味もありません。逆に地味でも、その館の利用者にとっては大きな意味を持つこともあります。
どういう必要性でその姿ができているのか知ることで、図書館のあり方を考えるヒントになります。
(この点からしても、やはりその館のライブラリアンに案内してもらいたいですね)
★次のオフの日に
私は、海士町中央図書館や瀬戸内市民図書館が、本当に魅力的な図書館だと断言できますし、自分が住民なら頻繁に通います。そう言い切れるのも、短い間とは言え、そこで過ごしたからです。
図書館の評価は、まちの住民などその利用者にしかできないと思いますが、私たちが足を運んで学べるものもあるはずです。
皆さん、次のオフに、気になるあの館に行ってみませんか?きっと何か学びがありますよ!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
日々、成長の著しい、きょーこ。何しろ、自分で「きょーちゃん、お姉ちゃんになったで〜!」と毎日言っているくらいです。(笑)
最近は「昨日」と抽象的な概念を使い始めたり、「3つ(3人)で行こうね」などと数も口にしたりするようになりました。
きょーこの姿を見ていると、れいこの成長を思い出します。
早くれいこ姉ちゃんみたいに、立派なお姉ちゃんになるんやで、きょーこ!
0 件のコメント:
コメントを投稿