2016-10-17

一部の人にだけでも伝えたい、と宣言してみた
(大学図書館職員短期研修・西日本会場での試み)

このところ続けて、過分の舞台にチャレンジする機会を頂いています。マイ・ミッションを遂行する上で、とても嬉しいことです。

イメージ画像:空と雲



★大学図書館職員短期研修(西日本会場)


この研修で講師をするのも3年目、今年も「大学図書館員のスキルアップ法」を担当しました。講演内容は前年度とおおむね同じで、ポイントは以下の通りです。

  • 自分に必要なスキルは何か、スキルアップには何が必要か。それは、自館や大学の状況に応じて、自分で考えるべき。

  • 目線の高い仲間と一緒に頑張ることで、いろいろな気付きがあり、それが成長につながる。大勢の仲間とつながり、学ぼう。
    スキルはむしろ枝葉、仲間と成長しようという気持ちこそ幹。自分の幹を、高く太いものに!

  • 伝統的サービスで、高い評価を勝ち取れなかったライブラリアン。では、これからは?

なお、当日使用したスライドはNIIのサイトで公開予定ですので、ぜひご覧ください。

当日の案内板



★受講者へのメッセージ


今回は、よりメッセージ性を高めるよう努力しました。特に冒頭で明確に、自分の講演の性格を伝えたことが良かったと思います。

「他の講演が、聞き手に10情報を与える応援だとしたら、私はそうではない。1部の人にだけしか届かなくてもいい、10ではなく100のマインドを届けたい。その人をポジティブに変えるようなものを目指す」といった趣旨の宣言をしました。

どれだけ結果に繋がったかは分かりませんが、少なくとも聞き手に心づもりをしてもらえたのではないか、と考えています。

この点について、人気ブログ「ささくれ」に、少しだけ取り上げて頂きました。私は彼のようにアカデミックな講演はできませんが、彼のコメントを読んで、自分なりのスタイルがあっていいと改めて思いました。

ともあれ、何とか講演を終えることができました。私の話が、全国の若手ライブラリアンのつながりを少しでも広げ、よりよい図書館界、よりよい大学、よりよい社会の一助になれば、これに勝る喜びはありません。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
毎年貴重な場を与えてくださり、かつ専念できる環境を作ってくださる京都大学・NIIの皆さんにも、深く感謝します。

講演の様子



★東日本会場


次回は11月29日(火)に、NIIにて同研修東日本会場の講師を担当します。
ご参加くださる皆さん、事務局の東京大学・NIIの皆さん、よろしくお願いします(もしかすると、前夜祭を企画するかもです)。

なお、本研修の講師は、最長3年で運用されている様子。
全国の若手に自分の気持ちを伝えるこの機会、やれるものならいつまでもさせて欲しいですが(笑)、今回が私の最後の出番になりそうです。

最後の講演を、今までで最高のものにしたいと思っています!頑張るけんね〜!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

また、れいこのバースデーが近づいてきました(セカンド・バースデーではなく、本当の誕生日)。
主役のいないバースデーも、もう5回目になります。そのせいか、最近少し気持ちの波を感じます。

れいこ@リラックマストア

先日、れいこのことを考えながら歩いていてふと気づくと、頬に一筋の涙。
自分は(少なくとも昼間は、)感情のコントロールができていると思っていたのですけれど。

でもれいこのため、そしてきょーこのために、前を向いて行くしかないのですよね。
寂しいけど、頑張るけんな、れいこ!

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