2016-09-22

自分メディアを職場に持とう!
(メルマガを14年書いて思ったこと)

(2017.11追記)この記事の続編的な記事を書きました。こちらから、ご覧ください。


図書館総合展フォーラムin大分や兵庫県図書館協会の講師など、レポートしたい話もありますが、今日は別件で。

イメージ画像:公園の風景



★職場に自分メディアを


皆さんは、自分が考えていることを同僚に伝え切れていない、と思うことはないでしょうか?例えば10年後の自館のあり方について、自分の思いを聞いてもらう機会は、あるでしょうか?

今回提案したいのは、職場に自分メディアを持つ、ということです。自分メディアで、日頃伝えきれない自分の思いを同僚に伝えてみませんか?



★自分メルマガ


私の自分メディアは、図書館ネタのメルマガです。職場の図書館員(=同僚)を中心に、読者は40名強です。
このメルマガは2002年に始め、14年以上ひっそり続けています。継続することを大切にし、気ままに出しています。

このメルマガに先立ち、私は職場でMLを作っていました。複数キャンパスで情報共有をしたかったのです。

・・・がそのMLは、最初それなりに盛り上がったものの、やがて投稿するのは私一人になってしまいました(今思えば、私の運用も下手でした)。

「どうせ自分しか書かんのやったら、MLをメルマガに変えて、好きに書いちゃる!」と始めたのが、このメルマガです。



★狙い


メルマガの狙いは、自分の考えや活動を伝えることで、同僚の目を担当業務以外にも向けてもらうことでした。
当時の私からすると、同僚は自分の担当業務はしっかりこなす一方、それ以外のことに関心が高くないように見えたからです。

そのため、主に以下の3点を記すようにしました。
  • 私のいる館(分室)の情報、活動の方向性
  • 私の職場以外での活動
  • 図書館内外問わず、私の思い、考えていること

日頃の業務では触れない情報や私の思いを、意図的に伝えるようにしました。結果、一部にはそれなりに重宝されているようです。



★若手へのメッセージ


私は特に、若手にメッセージを送りたいと思っています。
他館の動向や学術情報流通の変化、大学の教育・研究の変容について自らアンテナを立て、プロのライブラリアンとして何ができるのか、考えてもらいたいのです。

メルマガを読んで共感した、という返事をくれる人もいます。このメルマガが、何かを伝えられていたら、とても嬉しいことです。
長くやっている間に頂いた読者からの返信は、私の宝にもなっています。

皆さんもぜひ、職場で自分メディアをつくってみませんか?きっと誰か、響く人がいるはずですよ!


同僚の皆様:
上から目線や批判に感じられたら申し訳ありませんが、そうした意図は全くありません。一緒に、よりよい図書館を作りましょう!




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

娘たちと愛媛をこよなく愛する私にとって、先日すごく嬉しいことがありました。
きょーこが突然、伊予弁の「けん」を使い始めたのです!


「これ、ドーナツやけん!」などと、その日は何度も「けん」が炸裂。ようやく愛媛の血が目覚めたか、と私は大喜び!

・・・が、その喜びもつかの間。
何故か「けん」は、その日だけで終わってしまいました。翌日からは、いつもの関西弁に・・・。

きょーこに何が起きたのか、今も謎。(笑)
れいこ〜、お前からカッチョええ言葉をきょーこに教えてやってや〜!

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