2010-09-05

(2日目レポート)ダイトケン全国大会、無事終了!

 
今日も、どうでもいい話から。
先日、和歌山のくじら博物館で、ウミガメの赤ちゃんを触らせてもらいました。


ムム、プチ感動。

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さて今日は、先日のエントリーに続き、ダイトケン全国大会 in 大阪の2日目について、レポートします。

<●図書館システム分科会>
 「2010年代の図書館サービス ~貸出履歴活用の次へ~」


この日は、全国大会でもメインとなる分科会が開催されます。8つの分科会が開催され、参加者は自分の関心ある分科会に参加するスタイルです。

そして!
私(と大綱氏)が担当する図書館システム分科会も、この日に開催されました!
今回のテーマは、「2010年代の図書館サービス ~貸出履歴活用の次へ~」です。単なるシステムの技術論ではなく、これから先数年間、どういったサービスを志向すべきなのか、それを考えるきっかけにして欲しい、とこのテーマを設定しました。

今大会、事前登録頂いた159名の参加者中、この図書館システム分科会を選んでくださった方、何と80名!(ギリギリですが)過半数の方々が、この分科会をご希望くださいました!(感涙)

今回はいろいろあって、ぜひとも大勢の方々に分科会にご参加頂きたいと、それなりに頑張って宣伝をしていました(私だけでなく、サポーターの皆さんも)。
その甲斐あってか、これだけ多くの方のご参加を頂き、本当に感謝しています。ありがとうございました!

以下、簡単に分科会内容を紹介します。
当日は裏方業務のため、ろくにメモも取れなかったこともあり、概要紹介に留めることにします(当日のアジェンダは、こちらからご覧頂けます)。

また、当日ネット配信したUst中継を、こちらからご覧頂けますので、ぜひ!

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メイン講演「国内外の事例からみるWeb時代の図書館システム ~利用履歴活用、図書館ポータル、情報発信~」
(講師: 小野 永貴氏)

つくば大学大学院図書館情報メディア研究科大学院生の傍ら、株式会社しずくラボの代表取締役社長として、広く活躍をなさっている小野さんに、メイン講演をお願いしました。

講演の資料は、こちらからご覧になれます。

講師の小野さんは、お若いのに、とにかくお話が上手かったです!要点の整理+話術が、うまくミックスされたスピーカーで、素晴らしいです!
以前、図書館総合展でお話を伺ったことがあるのですが、そのときも「弾丸トーク」で大いに来場者を惹き付けていました(もちろん、そのときのお話がとてもよくて、今回の講演に至っています)。
いや~、いい講師に来てもらえたものです!小野さん、ありがとうございました!

さて。
今回の講演のベースになっているのが、小野さんが先日投稿された論文「Web時代にあるべき未来の図書館サービスの胎動 貸出履歴の議論を超えたShizuku2.0の実現へ」(「情報管理」Vol. 53 (2010) , No. 4)です。非常によくまとまっていると、小野さんご自身がおっしゃっていましたので(会場笑)、ぜひご一読ください(上記リンクから、本文を読むことができます)。

1時間ほどの講演に加え、質疑応答も途切れることなく続きました。時間の都合上、やむを得ず打ち切らざるを得ないほどで、盛会となりました。当日質問をできなかった皆さん、どうぞご容赦ください!

なお、小野さんは、ブログtwitterでも情報発信をしておいでです。この分科会で、小野さんファンになった方は、ぜひ!(笑)

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メイン講演・質疑応答で合計2時間あまり。
その後、サブトピックとして、京都大学附属図書館の渡邉 英理子さんに、「NACSIS-CAT/ILL ~課題と展望~」と題してお話を頂きました。

NIIのWGメンバーでもある渡邉さんならでは、といった丁寧なお話ぶりでした。
サブトピックながら、これだけでじっくり一つの分科会を開きたくなるようなテーマで、参加された皆さんも、聞き入っていました。

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この分科会は、お二人の講演と質疑応答といった形で構成し、非常に盛会になりました。その証拠に・・・

・・・誰も眠ってない!(笑)

参加者の多くは、前日からの泊まり込み。前夜懇親会もありましたし、分科会は日曜日の朝。
フツーであれば、80人のうち、10人やそこらは船を漕いでいそうなものですが。
小野さん、渡邉さんのお話が魅力的だったおかげかとは思いますが、皆さんがしっかりとお話を聞いてくださったことが、嬉しかったです。皆さんが何かを得てくださっていたら、主催者冥利に尽きますね!

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なお、この分科会は、4人のサポーターの方々のご協力を得て開催しました。
@takeshikuboyamaさん、@_mille_cさん、@taniwataruさん、@Zhang_Maoさんです。

@takeshikuboyamaさんには、事前の企画から当日の司会まで、すべてに渡ってお世話になりました。間違いなく、今回の最大の功労者です。@takeshikuboyamaさんは、ご自分のブログでも、この分科会のレポートをしてくださっています。

@_mille_cさんと@taniwataruさんには、こまごまとした準備や当日の資料配布やマイク係まで、いろいろと助けて頂きました。

そして、@Zhang_Maoさんは、前日に突然決定したにも関わらず、急遽Ust中継をしてくださいました(繰り返しになりますが、当日の様子は、こちらからご覧になれます)。

この図書館システム分科会を無事終えられたのも、このサポーターの皆さんが、大綱さん(もう一人の担当者)と私を、助けてくださってこそです。ありがとうございました!

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<●利用者支援分科会>
 「2010年代の図書館サービス ~貸出履歴活用の次へ~」


午後からは、「利用者支援」分科会に参加しました。
私は午前中の図書館システム分科会でお役御免になっており、午後は一会員としての参加でした。

この分科会は、今あえて「ラーニング・コモンズ」を取り上げました。
一種のトレンドになったラーニング・コモンズが、どのようなかたちで利用者を支援しているのか、また今後、学習支援・教育支援の面でどのような可能性を秘めているのか、新しい学びの場の「いま」と「これから」を考え直すことを目的としています。

大阪大学附属図書館の上原 恵美氏、大阪大学 大学教育実践センターの堀 一成准教授による講演の後に、フロアから多くの質問や意見が発せられ、こちらも盛会となりました。
(当日配布資料は、こちらからご覧になれます)

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そして!
分科会後は、当然懇親会でしょ?(笑)

当日いきなりのお誘いでしたが、twitterで参加者を募り、主だった方に声をかけているうちに、いつしか30人近くに。結局、1グループにはまとまり切れなかったので、私の周りの方20人弱くらいが1グループになって、近くへ繰り出しました。

有志の二次会が、また強力で、二次会専用のハッシュタグまで作られてしまう盛り上がり方。最後は、ホテルの部屋飲みまで続き、大いに仲良くなりました。
この日も泥酔で絶好調だった私は、某O大学のM嬢に「初めて、井上さんを尊敬しました!」と言われる「舌」好調ぶり。酔った勢いで、何でもネタに。(笑)

まあ尊敬されたかどうかはさておき、急なお誘いにお付き合いくださいました、皆さん、本当にありがとうございました~。本当に、楽しかったです!
<某九州支部長はじめ、酒飲みチームの皆さん。某NDLホープはじめ、スイーツチームの皆さん。

とりあえず、二日目のレポートは、この辺りで!また追って、最終日(3日目)のレポートをアップしますね!

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<●どうでもいい独り言>

先日のエントリー「(空手ネタ)5年2ヶ月ぶり・・・現役復帰宣言!」に書きましたとおり、私も空手で現役選手復帰すべく、この2ヶ月ほど準備をしてきました!

そしてとうとう、復帰戦が決定しました!
10月に行われる某大会に、出場エントリーを済ませました。また別のトピックとして、近いうちにこの場でご報告したいと思います。

ちょうど今日、道場の子どもたちが出場している空手大会の応援に行ってきました。
その試合の様子を改めて見ていて、かなり緊張感が蘇ってきました。でも一方で、自分が戦えないようなレベルではないな、とも。


ちなみに、今日3位入賞したウチのホープ、かっちゃん!


骨折以来、5年あまり稽古は続けてきましたが、やはり試合となると、意味が違います。
残り一ヶ月、頑張ってどれだけ自分を追い込めるか、ですね。
気合いを入れて、頑張ります。

押忍!
 

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