ミッションをつくったときにも、「ミッションは不変のものとは考えていません。そのときどき、自分の価値観に応じて軌道修正をしていくつもりです」と書きましたが、やはりそんな気になってきました。(笑)
この夏あたり、その骨子は変えないまま、より具体的なものにしてみようかな・・・?
★ダイトケン京都ワンディセミナー「電子ジャーナルはこれからどこへ向かうのか?」
さて7月18日(土)に、ダイトケン(大学図書館問題研究会)京都支部が開催したワンディセミナーに参加しました(開催主旨等)。
前日までの台風の影響で電車が大幅に乱れ、30分も遅刻しての参加となりました。
到着までに3時間もかかりましたが、講師の深田良治さん、林和弘さんというビッグネームお二人から素晴らしいお話をお聞きでき、前向きな気持ちにさせてもらいました。往復5時間あまりを費やしましたが、行った価値があったというものです。
ダイトケン京都支部さんが、ツイートのまとめを作成くださっていますので、当日の様子はそちらをご覧ください。
★考えたこと
お二人のお話をお聞きして、考えたことを(遅刻して深田さんのご講演はほとんどお聞きできませんでしたので、氏のお話にはほとんど触れられていません)。
- 学術情報流通が再発明され、ポストグーテンベルグの過渡期に私たちがいる、という林氏の指摘。よく指摘されることでもあるが、人類史的にも大転換期と言えるこの時代に何をどう担っていくのか、私たちライブラリアンは自覚的であるべきだろう。
- ライブラリアンが、もっともっと研究支援などにも出ていかないと、という林氏の意見に対して。
(知財部時代の自分の経験をもとに、)図書館員だけで情報サービスや研究サポートをしようというのは難しいのではないか、むしろ知財アドバイザーやURA、ライブラリアンが役割分担をした上で連携することが重要ではないか、という質問をした。
林氏は理解を示しつつも、「どんな分野でも10,000時間もやれば、プロになれる」、「あきらめたら、そこで終わり」といった言葉をひいて応えてくださった。やれるところまでまずは精一杯やってみたらいいじゃないか、という氏のメッセージは、もはや感動的。(笑)
林氏の話を聞いて、プロとして前を向いて努力することは本当に大切、とごく当たり前のことを改めて実感(林氏は、実際にそういうスタンスでやってこられて、現在があるのだろう)。
- オープンアクセスから、オープンサイエンスへ。電子ジャーナルなども含め、今も日々変わり続ける情報やその流通の形態。図書館には素晴らしい伝統と実績があるが、もはや「図書」に拘泥していては、社会と乖離するばかり。図書館は思い切って、その名を捨ててみてはどうだろう?
新しい名が「図書館」という言葉ほどの認知度を手にすることは困難だろうが、今の社会的イメージのままでは、そこから生まれ得るものの可能性すら否定されかねない。図書館はとっくに、図書を借りるだけの場ではなくなっているのだから、真剣に議論してもいいんじゃないかな?
電子ジャーナルの話を超えて、いろいろと考えさせられた素晴らしい会でした。
講師の深田さん、林さん、貴重なお話をありがとうございました!ダイトケン京都支部の皆さん、いつもながらの素晴らしい企画・運営に、感謝しています!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、きょーこのイヤイヤぶりが凄まじいです。(笑)
1才11ヶ月になり、いよいよ「悪魔の2歳児」への序曲(?)のようです。
とにかく、ささいなことで「イヤ、イヤ!」と泣いてぐずります。写真のように、床の上に大の字になってぐずることも、しばしばです。ギャン泣きし始めると、もう手に負えません。
ですが思えば、お兄ちゃんやれいこのときも、きっとこうだったのですよね(もうほとんど記憶の彼方)。
こちらもついイライラしてしまいそうになるのですが、こんな時期もほんの短い間です。
れいこがこうした時期を通り過ぎて、あんなに頑張り屋さんになったことを思えば、きょーこのイヤイヤも笑って受け止めてやらないといけないな、と思います。
よし、きょーこ!
今日からもっと、イヤイヤ言うてええで〜!
お父ちゃん、怒ったりせんけんのう!(たぶん)
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