前回ご報告した北海道での勉強会に登壇した後、ダイトケン全国大会@札幌、日本図書館研究会ワークショップ「学校図書館専門職員制度化の課題について考える」、NIIさんのウェブ研、某社の社内研修講師・・・と立て続けでした。
忙しさもピークを過ぎましたので、順次手短かにレポートしていきたいと思っています。
そうそう、それとご報告です。
前回ご報告した北海道での勉強会登壇の件、参加者アンケート結果が出ました。望外に高い評価と、これからも頑張ろうと思えるコメントを多数頂きました。
ご参加くださった皆さん、事務局の皆さん、改めてありがとうございました!
★ダイトケン全国大会@札幌について
さて、8月22日(土)〜24日(月)にかけて、ダイトケン(大学図書館問題研究会)の全国大会に参加してきました。今年は、北海道大学さんが会場でした。
全国大会のプログラム等については、公式サイトからご覧ください。
ダイトケンの全国大会も、第46回目。歴代の先輩方が積み重ねてきたものが、感じ取られる大きな数字になっています。私も、この重みを受け止めていきたいと思っています。
★利用者支援分科会「サポートで効果倍増!?ガイダンス・ビフォーアフター」
私的ハイライトはやはり、私たちが担当開催した、この分科会です。
開催主旨は、前回の案内をご覧ください。狙いをひと言で言うならば、ガイダンスをやりっぱなしで効果はあるのか、どういったサポートをすればいいのか、参加者で考えようというものです。
当日は、15名の方々がご参加くださいました。普段なかなかお目にかかれない北海道の方も多く、嬉しい限りでした。
冒頭は、アイスブレイクを行いました。分科会の雰囲気を和らげ、参加者同士が仲良くなれるよう、ちょっとしたゲーム的なものをしました。
その後は、いよいよ討論です。皆さんが主体的に討論できるよう、冒頭で担当者3名から短めの事例報告・話題提供がありました。私も少しだけ、問いを投げかけるお話をしました。
その後、フロア全体の討論を経て、グループ討論を行いました。
そしてシェア発表の後、さらに全体で討論を重ね、この日の分科会の結論めいたものをまとめました。みんなで意見を言い合い、その場で文字にしながらまとめた結論が、下の画像です。
ガイダンスの効果を高めるために一番大切なものは、終了後にカウンターへ気軽に訪ねにきてもらえる環境づくり、といった結論になりました。笑顔だとかメッセージ、そうしたウェットな部分がいかに大切か、フロアの意見が一致しました。
これが唯一の正解とは言えませんが、参加者全員で3時間考え合った末に導き出したものです。それなりに、意味のあるものだと思います。
そしてこの言葉以上に、一人ひとりが積極的に参加し、考えたことが大切なことなのでしょう。参加された皆さんが、この日考えたことをそれぞれの職場で活かすことを願っています。
当分科会にご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!
そして一緒にこの分科会を担当くださった東京支部のNさん、福岡支部のYさん、そして一緒にプランを考えてくださった兵庫支部の皆さん、ありがとうございました!盛会になったのも、皆さんのおかげです!
★その他
今回もとても魅力的な全国大会で、語りたいことはいくらでもありますが、主な雑感を。
- 今回は地理的な条件もあったのでしょうけれど、参加者がかなり少ない全国大会でした。ですがその分、地元の方々の細やかなおもてなし、参加者同士の交流が進み、素晴らしい大会になったと思います。
- (運営サイドではなく一会員として参加した)図書館経営分科会も、学ぶことの多い場でした。SWOT分析等いくつかの手法を用い、自分の職場について考えてみることができ、とても良い経験をできました。
- 北海道という地を活かした自主企画やおもてなしなども、とても良かったです。特に、連日お昼に通った北大マルシェは最高!
- 研究発表2本も、とても魅力的でした。若手にああいう場が開かれ、いくつかの課題を残しつつも積極的に発表するということが、とても大切だと思いました。
研究成果そのもの以上に、若手がああした場に挑むこと自体が大切なのかもしれません。
- やはりこうしたリアルな場での交流は、本当に大切だと再認識しました。今回北海道支部に4人(?)の新規入会があったことからも、その意味が伺えます。こうした場が、これからもダイトケンや図書館界の活性化に役立つといいですね。
最終日の午後に行われた自主企画「人物図書館 in 北海道」も、そうした取り組みとしてとても楽しく有意義な場でした。開催くださったSさん、Cさん、素晴らしい場をありがとうございました!
・・・ということで、ダイトケン全国大会のレポートを終えたいと思います。
書き切れないことが山ほどありますので、大会関連のツイートのまとめもぜひご覧ください。
ご参加くださった皆さん、おもてなしくださった北海道の皆さん、実行委員の皆さん、運営サイドの皆さん、ありがとうございました!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、大人のモノマネが大好きなきょーこ。この日は新聞を読みながら、日本の民主主義のあり方について思案していたようです(でも、新聞逆さまやで!)。
きょーこは、毎日のようにお料理や電話、掃除もしています。
れいこも、同じようなことをしていたものです。
きょーこ、お姉ちゃんの分まで、元気に育つんやで!
お姉ちゃんも、お前を見守ってくれとるけんな!
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