この年齢になると、それなりに長く続けているものの1つや2つはあるものです。
私は今回、17年も務めたあるポジションを、退任しました。この役割を通じて知り合った方、お世話になった方も多いので、ご報告しておきます。
★退任したのは…
今回退任したのは、私が所属する大学図書館研究会(以下、「大図研(だいとけん)」)の「全国委員」です。
ご存じの方も多いと思いますが、大図研は、全国の大学図書館員が集まり次のような大学図書館の実現をめざし、その発展に寄与することを目的とする団体です。
- 「利用者にとって利用しやすい大学図書館」
- 「そこで働く人々が生き生きと活躍することのできる大学図書館」
- 「関係する全ての人々に活力を与えることのできる大学図書館」
その大図研にあって「全国委員」はざっくり言えば、研究会全体の会務を担いつつ、(私の場合)兵庫地域グループの意見や活動情報などを全国に届けるパイプ役です。
私は2004年度途中に大図研に入会し、翌2005年度に全国委員に就任しました。以来17年間、全国委員を務めてきました。
全国委員活動を通じて知り合えた方や交流を深めた方、得たものの多さは言葉で伝え切れません。私の図書館界での交流は、大図研から始まったと言っていいですから。
至らない点ばかりでしたが、皆さんが17年にわたって温かく交流くださったり、支えてくださったりしたことに感謝するばかりです。ありがとうございました!
★次世代へのバトンタッチ
当然のことですが、組織の中において役職や中心メンバーの交代は不可欠です。
人が入れ替わることで、新しい気づきやあったり、入れ替わりを機にした再確認、改善が行われたりすることも大切でしょう。
自分も50代に入り、いろいろな場面で自分よりも若い人にバトンタッチしたり、何かを伝えたりすることを、意識するようになってきました。
私が先輩方から受け取ったほどに多くのものを渡せるか心許ないですが、自分自身に残されたキャリアの時間なども考えながら、いろいろな意味でバトンタッチを心がけます。
…などと書いていると、何だか図書館界から引退するかのような気持ちになりかけていました。いや私、全国委員を退任しただけですから!(笑)
これからも兵庫地域グループの一会員として、大図研の活動に積極的に加わります。
バトンタッチすべきところはそうしますが、自分でやりたいこと、やろうと思っていることもありますから、まだまだ頑張ります!皆さん引き続き、よろしくお願いします!
★ついでメモ
さて、いざ退任となっても、在職年数すらきちんと分かっていませんでした。
全国委員は通算18年だと思っていたのですが確認してみると17年でしたし、大図研の兵庫支部長は10年近いと思っていたのに7年間でした…。自分がいかに適当か、思い知らされます。 (笑)
そこでこの機に、今まで務めた/務めている主な役割について、確認してみました。かなり記憶がいい加減でしたので、ついでにメモしておきます(もっぱら自分用、就任年順)。
- 大学図書館研究会 全国委員 2005-2021年度
- 図書館サービス計画研究所(トサケン) 運営委員・幹事長 2010年度-(継続中)
- 大学図書館研究会 兵庫支部長 2011-2017年度
- エル・ライブラリー 広報大臣 2013年度-(継続中)
- 関西ライブラリアンおもてなし隊 隊長 2013年度-(継続中)
- 図書館総合展 運営協力委員 2013-2017年度
- 国立国会図書館レファレンス協同データベース事業 企画協力員 2015年度-(継続中)
- 三田市立図書館 運営評価委員 2016年度
- Library of the Year 選考委員 2016年度
- Library of the Year 審査員 2017年度
- 図書館総合展 運営委員 2017年度-(継続中)
- 日本図書館研究会 評議員 2017-2020年度
- えひめライブラリアンシップネットワーク 発起人 2017年度-(継続中)
- 宝塚で呑む図書館関係者の会 首謀者 2018年度-(継続中)
- 日本図書館研究会 理事 2021年度-(継続中)
だいたいこれで網羅できているかな…?こう並べると、ちょっとした自分史みたいになりましたね。いろいろ取り組んできたんですね、私。(笑)
これからも、もっといろいろ追記できるよう、頑張ります!
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、きょーこがとても、れいこに似てきました。それは、もう。
最近は、きょーこのふとした表情や仕草に、度々れいこの面影を見るようです。
嬉しいような、寂しいような。ちょっと複雑な気持ちです。
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