2009-08-24

行ってきました!大図研 全国大会 in 群馬

 
例によって、まずは雑談から。
夏の高校野球、中京大中京が優勝しましたね!中京の皆さん、愛知の皆さん、おめでとうございます。

前にここでも書きましたが、中京は2回戦で関西学院を破ったチームです。


<写真は、甲子園にて撮影>

もともと優勝候補と言われてはいましたが、関学に勝ったからには、ホントに優勝してもらわないと!・・・と応援していたところです。

超強力打線で前評判が高かった中京、結局すべての試合で、5点以上取ったのですね!これは凄い!(ちなみに関学は、4-5Xで敗れました)
ある意味で、関学が一番中京を苦しめたのかも・・・と思ったりしつつ。詮無いことですが。

何にせよ、中京の優勝、おめでとうございます!
関西学院も、来年また挑戦します!

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さて。
今日のネタは、大図研の全国大会です。今年も行ってきました、全国大会!

 大学図書館問題研究会
 http://www.daitoken.com/
 
 大図研 全国大会
 http://www.daitoken.com/taikai/2009/

今年は、群馬県前橋市での開催でした。22日(土)から24日(月)にかけて、3日間の開催です。
私は月曜に出勤しなければいけなかったので、やむを得ず日曜の午後の分科会が終わった後で途中退場となりましたが、非常に勉強になり、かつ楽しい時間を過ごすことができました。

参加者の皆さんも、それぞれいろいろ勉強をできたり、知人を作ったりできた様子でした。皆さん、お疲れさまでした。
これもひとえに、群馬支部の皆さんのご尽力のおかげです!本当にありがとうございました。
また、常任委員、全国委員の皆さんも、お疲れさまでした。

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<大会前日 21日(金)>

この日午後から、群馬支部で配布物の封入作業をするというので、お手伝いを・・・と、少し早めに現地入りしました。
行ってみると、常任委員、各地の全国委員の皆さんが大勢来られていて、予想よりはるかに早く終了です!

それが終わった後は、恒例!現地支部会員+常任委員+全国委員で、お約束の前夜祭です。
毎年のことですが、この大会前の独特の熱気というか、祭りの前のテンションの高さというか、大いに盛り上がりますね~。私もいささか酒が過ぎ、大騒ぎしてしまいました。
<いつも。

何かとお世話になっている、某O大学のKさん、酔った勢いで禁断の蟹・海老に手を出し、翌日ゲッソリされていましたね!失礼ながら、大笑いしてしまいました。

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<大会初日 22日(土)>

この日は朝早くから、人知れず全国委員会です。大会の運営等について、最終の打合せを行いました。
そして、午後からいよいよ全国大会が開始されました。まずは、研究発表からです。

  1. 宮下 明美氏(群馬県立文書館)
    「群馬出身の図書館先人たち―佐野友三郎、湯浅半月、樋口千代松、石坂荘作を語る―」

    宮下さんが表題のとおりお話くださったいましたが、いかんせん、私に受け止める下地がありませんでした。
    「これらの方々については、皆さん、ある程度は知ってますよね?」という雰囲気があったのですが、恥ずかしながら、私は全く存じませんでした。
    15分という短い発表時間の中で、一からの説明を望むべくもなく、愕然とする間に終了してしまいました。(涙)お話くださった宮下さんには、申し訳ないとしか。

  2. 久保山 健氏(大阪大学)
    「次世代OPACの現況と展開への期待」

    久保山さんのお話は、6月に学術情報ソリューションセミナーで伺ったばかりです。
    恥ずかしながら、次世代OPACについては、白紙同然の私。6月のセミナーの質疑応答の際も、何を尋ねたらよいやら、戸惑っているうちに終わってしまい、ご挨拶にすら伺えませんでした。

    この日のお話は、そのセミナーとも幾分重なるものでしたが、2度でも3度でもお聞きして勉強しなければ!
    まず前回に続き、次世代OPACの定義をチェックするところから。久保山さんによると、以下の項目が挙げられるようです。

     (1)シンプルな検索ボックス
     (2)絞り込み機能
     (3)関連語の表示 他のサイトへのリンク
     (4)適合度によるソート
     (5)コメント、レビュー機能(利用者参加型機能)
     (6)リコメンド機能

    *但し、特定の機能などを指すものではない。基本的には、Web環境での技術向上の文脈かと思われる
    *一方で、これらの機能は「ウェブ環境においてはごく普通」(宇陀論文)

    前回のセミナーと合わせ、ようやくイメージが具体的になってきました。
    海外を中心に、こうした次世代OPACに関する議論が展開されているとお聞きしていますが、自分のイメージとしては、Amazon+OPAC??のような漠然としたものが。

    素人的な考えとして・・・(5)、(6)が非常に面白そうですが、大学単位で導入したときに、どれくらいのメリットがあるのか、素朴な疑問を感じました。

    Amazonでしたら、膨大な数のユーザーがいて、その上でやっとあれだけのレビューがあるのですよね。1~2万人以下の大学で、どれくらいコメントやリコメンドが成立するんでしょう??
    あるいは、「この本は、何とか概論のテキストで試験に・・・」といった、ローカルな情報こそが魅力になるのでしょうか???

    う~ん、やっぱり今一つ判っていませんね・・・。
    久保山さんにも、またお聞きしてみようかな。
    ・・・って、それ以前のレベルなんですが。もう少し勉強してみないといけません。

    お話は他に、国内外の事例・研究動向・今後期待することなどが語られました。
    印象的であったのは、とにかくOPACは使ってもらってナンボ、ということです。
    得てして、図書館員は、利用者の視点から離れたものの見方をするものですが。次世代OPACは、目録カードの延長上にあるのではない、というご発言は、非常に示唆に富んだものでした。

    ・・・が、とにかく時間不足でした。
    本件について素人の私ですら、もう少し時間をかけてご説明頂き、フロアでいろいろな意見交換をすべきテーマであることは、よく判りました。
    時間の制約の中で仕方なかったのですが、また場を改めて、時間をかけてお話をお聞きしたいところです。
    <もちろん、予習しておきませんと!


  3. 浦 さやか氏(長崎大学)
    「『Webシステム開発に関する基礎知識』から学ぶ図書館員の人材育成 - 福岡支部例会事例報告 -」

    浦さんがメインのご発表で、福岡支部長の西村さんがフォローする形のご発表でした。
    浦さんはこうした場に不慣れとのことですが、きちんと準備をして来られたことがよく判る、丁寧なお話ぶり。非常に好感を持ちました。

    福岡支部で、教員を招き、Webシステム開発に関する勉強会を、継続して行ったことが報告されました(正直、研究発表という要素はなく、本当に事例紹介でしたね。その事例紹介が非常にいいご報告で、私としては大いに喜んでいますが)。

    失礼ながら、研修でどういう技術を覚えたかは、どうでも良かったです。
    この話の肝は、いかにして複数の大学の図書館員が人脈を作り、それを継続しながら研修を重ねていくか、という点だと思います。

    質疑応答のときにも、思わず挙手して、その点を伺いました。
    恥ずかしながら、私の所属する兵庫支部の活動は盛んとは言えません。福岡支部の精力的で継続性を持った活動には、どういったノウハウがあるのか、お聞きしてみました。

    ・・・が、答えは極めて平凡でした。皆さんが、予想されるような回答です。
    ですがそれを、メンバー同士で声を掛け合って、実際に継続してやれるところが凄い!
    「コレ、勉強しないと、やっていけないよね?」と言い合えること、その通りだからみんなで頑張れること・・・判っていても、なかなかやれませんよね。

    結局は、福岡支部の皆さんの個々のモチベーションに、還っていく話のようにも思えました。しかもそれを、みんなで維持しているから、より高めあえるのでしょうね。
    今回の事例報告、見習うところ大でした。

    それにしても、福岡支部のこの数年の異常な元気は何だろう・・・あ、書いちゃいました!いや、ホントに羨ましくもあり、見習いたくもあり。素晴らしいです、福岡支部!

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研究発表の後は、全体会でした。
各支部の1年間の活動報告や、大図研の決算・予算、新年度の全国委員等の選出が行われました。

・・・が!もっと討議をしたかったですね~。
議案書号にも、あれだけの討議資料が載っていて、各支部であれを読んで、いろいろと議論を深めてきたものです(・・・のはず)。

支部活動等の議論で時間が押して、やむを得なかったことは百も承知ですが、それでもやっぱり、もっと「大学図書館をめぐる動き」について、討議したかったですよ!
決算や予算などはMLで済ませて、議案書号の討議だけに全体会を充てることには、無理があるでしょうかねえ?

会員外の方も来てくださっていますし、その方々の前で、延々と身内の話をするのは、正直つらいものがあります。
もちろん、大図研としての大会なのは承知していますし、来られる方もこういう事態を想定されているとは思いますけれど。

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全体会の後は、記念講演でした。
講師は、俳人であり、古書店「山猫館書房」の店主でもある、水野 真由美さんでした。

この水野さん・・・何と言おうか、まあエネルギッシュというか。
記念講演が、あれだけ笑いの渦になり、参加者が盛り上がったこともないでしょうね。
この長い公演・・・もとい講演を要約することは不可能ですので、記録号に譲りたいと思います。とにかく、ウケてました。(笑)

ちなみに水野さんは、和光大のご出身で。
本会の委員長が、和光大図書館の所属とも知らず、さんざん母校をネタにされていて。終わった後に、委員長からそれを告げられ、大いに恐縮しておいででした。(笑)

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記念講演後は、全体の記念写真撮影を経て、肝心の懇親会へ。
この日も、本当に多くの方々とお近づきになることができ、嬉しく思います。

中でも、京都からつくばへ移られた某Dさんとその一派(失礼!)の方々に、久しぶりにお会いできたのが、嬉しかったです!
互いに異動して以来、お会いできていなかった方にも久しぶりにお会いでき、お話をすることができました。また、若手の方もご紹介頂き、大いに交流を深めることができました。

そしてトドメに、毎年恒例自主企画・地酒の会!
会場の和室に陣取り、最後は午前1時半か2時頃まで、ひたすら飲んでいました。私も、酒の許容量を超え、前夜に続いて泥酔状態。
地酒の会に最後まで残った8人は、そのうち6人がつくば経験者だったり、うち3人が38歳だったりという、妙にアレなメンバーでした。(笑)

泥酔した某Yさんがお帰りのときには、靴も判らなくなり、「履けるんだから、大丈夫だ~」と豪語しながら帰ったら、それは事務局長の靴でした。
<事務局長のTさん、日曜はホテルのサンダルでしたけど・・・。


本部受付に、謎の忘れ物の案内が。日付を間違えているのが、ご愛敬。一応、事務局長のお名前は、伏せておきました。

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話がダラダラと長くなり、とても書ききれなくなってしまいました。
今日は、初日のレポートだけで終わることにします。

2日目(日曜)は、分科会の日です。私も「情報リテラシー ~学生のGoogle利用を考える~」と題した分科会を持ちました。
また明日以降、ご報告したいと思います。

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<どうでもいい独り言>

2時間ほど、ビールを飲みながらここまで入力してきたのですが。いい加減泥酔してきて、何を書こうと思っていたのか、思い出せなくなってきました。(実話)

う~ん、何だろう・・・。何かネタを用意していたのに・・・。

仕方ないので、また空手ネタに。
7月23日の「どうでもいい独り言」で、子どもたちの稽古ぶりに腹を立てて、空手では絶縁状を突き付けたこと書きました。

 7月23日記事「新型iPhone」
 http://karatekalibrarian.blogspot.com/2009/07/iphone.html

そしてようやく!今になって、家庭内破門(?)を取り消すことにしました。
小物なりに、それなりに頑張って悔い改めた姿勢を見せ続けたので、お父ちゃんのお怒りは一ヶ月で何とか終息です。

まあ子どもたちも、空手バカ親父と、空手のことで絶縁してしまっては、まともに話もできないといったところでしょうか。

この件、何故か何名かの方のフックにひっかかったようで、何通かのメールを頂きました。いわく、「早くお子さんたちを、許してあげてください!」。う~ん、意外。
ま、多少時間がかかりましたが、ようやく元の日常に戻りました。
今では、道場でも子どもたちにも指導したりするようになりましたので、ご安心ください。(笑)

とりとめがなくなりましたが、今日はこの辺で。フ~、酔ってます!
 

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