2014-11-01

ハッシュタグ、無いんスか@全国図書館大会?

今まさにやっている最中の、JLA全国図書館大会。
今回は記念すべき第100回ということで、かなりの注目が集まっています。私は参加できなかったのですが、参加者の熱いツイートから、その様子を楽しんでいます。



★ハッシュタグ、無いんスか?


参加できなかった私は、せめてTwitterで様子を見ようと思ったのですが・・・タイムラインに、ハッシュタグが見当たりません。

え?ハッシュタグ、無いんスか・・・?(汗)

検索して探してみると、いくつかのハッシュタグが見つかりました。いくつかに分かれている上に、それすら広まっていない様子で、多くのツイートはハッシュタグなしでした。これはちょっとマズいかな、と。


★ハッシュタグは主催者で用意すべきでは?


私は、(少なくとも一定規模のイベントでは)ハッシュタグは必須だと思います。それも主催者側が事前に決めて、参加者にきちんと伝え、情報発信を促すべきだと考えています。

せっかくこれほど魅力的なコンテンツが揃い、全国のライブラリアンが結集するこの機会。参加者の声を集められる、ハッシュタグを使わない手はないでしょう。
ハッシュタグがあれば、関連ツイートを格段に読みやすくなりますし、そのまとめも作りやすいです。加えて、主催者が参加者に対して、情報発信を推奨していることを意思表示にもなります(ここ重要!)。




★参加者も主体的に


参加者も、お客さんになって参加するだけではなく、学び気付いたことを発信することが大切ですよね。そのツールとして、Twitterが手軽かつ有効な手段の一つであることは、間違いないでしょう。

イベント中に、ツイート中継してもいいでしょう。開催前に周知のツイートをしたり、拡散協力したりすることもできます。帰りの電車で、感じたことをツイートすることもできます。
ほんのちょっとでも、ライブリアンとして情報発信することが大切です。その際、ぜひハッシュタグを使って欲しいと思います。

ハッシュタグに関して言えば、主催者にだけ頼る必要はありません。
今回は規模が大きかったために複数に分かれてしまったようですが、主催者が設定していない場合、参加者が提案してもいいと思います。

<●余談>
私は、ダイトケン(大学図書館問題研究会)に所属していますが、一会員の立場から、関連ツイートにハッシュタグ「#ダイトケン」を付けよう、と数年前からあちこちで提案しています。

ダイトケンに関するツイートであれば、このハッシュタグですぐに見つかるようになっていれば便利ですし(特定のイベントの際には、もう一つハッシュタグを併用するのが良)、ダイトケンの認知につながります。

しつこく言い続け、自分がそれを使い続けた効果か(笑)、最近のダイトケン関連のツイートには、よく「#ダイトケン」が付けられるようになってきました。全国の会員が賛同してくれて、とても嬉しく思っています。



★本質は、ハッシュタグの話ではない


イベントに参加できないライブラリアンにとって、Twitterは非常に役立つツールです。タイムラインを追うだけで、僅かでも学びの場に加わり、自らの図書館を良くするヒントが得られます。
また、社会全体に対し、ライブラリアンがプロフェッショナルとしてこうした研鑽を重ねていることを発信するツールにもなり得ます。

たかがTwitterではありますが、ハッシュタグを設けないことは、こうした意義を放棄しているかのようにすら見えてしまいます。

今回、記念すべき第100回全国図書館大会という場でハッシュタグが設けられていないことは、残念でした。そのためこうしてブログに書きましたが、これはJLAに対するクレームではありません(むしろ、これだけの大会を開催したJLA関係者には敬意を払っています)。
図書館界が、自らの学びや活動を積極的に発信していくことの重要性を訴えるために、あえてこうした文章を書きました。JLAどうこうではなく、今後研究会やイベントを実施するすべてのライブラリアンに、意識して頂ければと思います。



この話の本質は、ハッシュタグの話ではありません。
Twitterでなくて、他のソーシャルメディアでもブログでも、職場の回覧でも、何でも構いません。学んだことをどう活かし、シェアし、明日へ繋げていくか、という話として捉えて頂ければと思います。ハッシュタグの件は、ほんの表層に過ぎません。

主催者が、そして参加者が自ら情報発信することの意義について、考えるきっかけになれば幸いです。情報のプロフェッショナルであるライブリアンだからこそ、こうしたことをみんなで考えるべきではないでしょうか。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、しきりにれいこのことが思い出されます。ふとしたことで思い出し、胸がギュッと締め付けられるようです。


これだけ毎日きょーこのお守りをしていても、家を離れて思い出すのは、れいこのことばかり。れいこと楽しく過ごした日のこと、闘病のことを、取り留めなく思い出します。

でも、ずっと下を向いていてもいけませんよね。
れいこ、辛いけど、お父ちゃん頑張るけんな!お父ちゃんのことを見よってな〜!

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