・・・と思っていたところに、ウチの妻が「この夕刊、読んだ?岡本真さんが出てたよ」と。天下のARGの名が、ここまで鳴り響いているとは・・・!恐るべし、ARG。
<岡本さん、勝手にネタにしてゴメン。(笑)
★映像の中のトンデモ図書館員たち
さて先日、KLL(関西ライブラリアンリンク)の企画「仁上幸治さんと語る交流会」に参加してきました。ご存じ・仁上幸治さんを講師にお招きし、お話を伺いつつ交流する企画でした。
今回の仁上さんのお話は、「映像の中のトンデモ図書館員たち」と題したものでした。ご用意くださっていた100本を超える動画のうち、選りすぐりの数十本を見せて頂きました。
それにしても、映画やドラマなどに出てくる図書館員たちが、いかにダメダメなことか・・・!
人付き合いが苦手で、地味、メガネで髪を束ねた女性・・・といったステレオタイプは、ホンの序の口。人生に失敗しかけて図書館員になったり、専門性のかけらもないどころか利用者のプライバシーをダダ漏れさせる図書館員が出たり・・・。
こやつら、ホントにとんでもないわ〜(笑)。 これが世間の図書館員に対するイメージなのかと思うと、愕然としてしまいます。(笑・・・いや、号泣)
★考えてみれば・・・
しかし考えてみれば、図書館員に対する世間のイメージなんて、そんなものかもしれません。無愛想に、黙って本を貸すだけの人、みたいな感じなのかも。
少なくとも、「図書館員は情報のスペシャリスト!」と思っている人よりは、そう思っている人の方がはるかに多そうです。
それが世間のイメージなのであれば、私自身を含め、ライブラリアン全体の社会に対するアプローチが悪かったのですよね。
専門知識を持ち、研鑽を重ね、前を向いて努力する・・・そうした姿を見せず、成果をアピールすることもせず(できず?)、今までやってきたのでしょう。
裏を返せば、トンデモ図書館員のイメージは、私たち自身がつくってしまったのかもしれません。このイメージは、今までのライブラリアンに対する社会的評価と受け止めるべきなのでしょう。
仁上さんは、何年も前から「これじゃ、ダメやろ!」と私たちにメッセージを送ってくださっています。それは本当に、その通り。
私たちはいつまで、仁上さんに同じことを言わせるのでしょうか?
私たちはいつまで、トンデモ図書館員の出る映画をつくらせるのでしょうか?
それは私たち自身が変わっていくことでしか、解決できない問題なのだと思います。ライブラリアンの皆さん、そろそろ本気で私たちプロフェッショナルの底力を発揮してみましょうよ〜!
とは言え、「こんな図書館員、おるかいや〜」などとツッコミながら、ビール片手にみんなでワイワイ交流を深めた時間は、とても楽しいものでした。
仁上さん、企画くださったKLLの皆さん、そして会場を提供くださったBizLibraryのNamiko Fukuokaさん、ありがとうございました!
(2015.6.20 訂正と追記)
- (訂正)仁上さんの講演のタイトルが、1文字誤っていましたので訂正しました。大変失礼しました。
- (追記)Bizlibraryのブログでも、このイベントのレポートがされています。こちらから、ご覧ください。
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
近畿もしばらく前に梅雨入りし、雨の日が多くなっています。
私たちがれいことお別れをした日も、雨でした。お別れの式が終わり、建物を出たときにちょうど雨が振り出し、そのまま梅雨入りになりました。涙雨とは、よく言ったものです。
私たちは、雨が嫌いです。
れいこと別れた、あの日を思い出してしまうから。
きょーこが健やかに育ち、いつかこんな気持ちさえも拭ってくれれば・・・と思います。れいこを失った悲しみの分まで、きょーこが笑顔で育ってくれれば・・・と願います。
あ、でもれいこ、お前のことを忘れるワケじゃないけんな!
お父ちゃんたちは、ずっとお前のことが大好きやで〜。今もこれからも、ずっとずっと愛しとるよ〜、れいこ!
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