なかなか、コロナ禍の収束の気配が見えませんね…。
あれほど意気込んで始めたグレイシー柔術も、以前からやっている空道(くうどう)も、感染対策で自主的に休むことにしました。(号泣)
皆さんも、くれぐれもお大事に!
★初チャレンジ
先日、かねてからお付き合い頂いている先生より依頼を頂き、司書課程の授業で講師を務めました。
よく考えれば私、司書課程はもとより学生さんたちにお話しすること自体、初めてでした。自分でも意外!
(もちろん、勤務先では別です。頻繁に講習会を担当してきましたし、学内イベントや院生会などで、何度もお話ししました)
司書課程で非常勤講師(半年/通年)をやらないか、とよく各所からお誘い頂きますが、継続的に実施することが難しく、お断りしてきました。
今回は1回限りの講師でしたので、今までの分も気合を入れ、チャレンジを決めました!
★何を伝えるか?
先生は今回の講演を、図書館やその関連領域への意識を高めつつ、資格とキャリアを考える契機としたい、とのことでした。
受講生は司書課程ながら、全員が図書館や関連業種への就職希望という訳ではないことも、理由の一つのようです。
ここで、はたと考えました。
たった1コマで、まだ二十歳前後の、しかも図書館志望とは限らない学生さんたちに、どんなメッセージを送ればいいでしょう?
先生と相談を重ねた結果、図書館の意義や重要性の説明は「全て」割愛し、キャリアなどの観点から講演の狙いを以下の3点に絞りました。
- 図書館界の厳しい現実を知ってもらう
- そのような環境下でこれから図書館界で必要とされる人材について、自分なりに考えてもらう
- 図書館を題材にするものの、他分野に進む人にも役立つに話をする
図書館の重要性について話さないことは苦渋の選択でしたが、それによって最も大切なメッセージをより強く伝えられる、と考えました。
★私からのメッセージ
講演の結びとして、学生さんたちには以下のメッセージを送りました。
- 図書館界に限らず、社会には自分で成長する人材が必要
- そのために、学び、人とのつながり、自分なりの価値観を持つことを大切に
- 人生にあるのは、成功と経験だけ(失敗なんてない!)
例によって、スライドは補助程度としました。聞き手の反応を見ながら、即興の自分の言葉で伝えることを大切にしました。
時間が限られているため、各スライドに関連した自分のブログ記事へのQRコードを貼り付け、読んでもらえるようにもしました。
最後に、学生さんたちに以下の質問をしました。
- 「あなたは、どう働きたい?」
- 「あなたは、何を実現したい?」
- 「あなたは、どう社会に関わりたい?」
- 「あなたは、どう生きたい?」
学生さんたちがこれからどう仕事に向き合い、どう生きるのか、ご自身で考えてくだされば、この上ない喜びです。
★感謝
ご出席くださった皆さん、貴重な機会をくださった先生、事務局のKさん、ありがとうございました!
学生さんたちが話を受け止め、真剣に考えてくれる様子が伝わってきて、とても嬉しかったです。
講演は私のミッションに即したものでしたが、私自身が考えさせられる機会となりました。私もほんの少し、成長できたように思います。
皆さんには、感謝でいっぱいです。ありがとうございました!
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
先日、れいこの愛犬・ラッキーが10歳になりました。
皆さんは、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」をご存じでしょうか?
「難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたい」と設立されたボランティア団体です。
10年前、闘病中だったれいこは「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」から支援頂けることになり、「赤ちゃんチワワと暮らしたい」という「夢」を伝えました。
そして我が家に来てくれたのが、このラッキーです。
ほんの短い間しか一緒にいられませんでしたが、れいこはラッキーが大好きでした。
特に初顔合わせ、緩和病棟へのラッキーのサプライズお見舞いのときは、本当に嬉しそうでした。
れいことラッキーが一つ屋根の下で暮らせたのは、ほんの数日です。
そのためラッキーとの日々は、ほぼそのままれいこのいない日々でもあります。また、その10年の大半は、きょーこの誕生や成長の日々とも重なります。
そのラッキーが、はや10歳。
嬉しくもあり寂しくもあり、複雑な気持ちです。
上記のとおり、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」は、難病の子供たちやその家族を支援する団体です。よろしければぜひWebサイトをご覧頂き、同団体を知って頂ければと思います。
一昨年、れいこの二十歳のバースデーを機に、れいこが残した貯金をすべて、同団体はじめ病気の子供を支援する団体に寄付しました。
(他に、ビーズプログラムで応援頂いたシャイン・オン!キッズさんなど)。
お祝い金やお年玉など、れいこが大切に貯めていたまとまったお金でしたが、同じように病気と闘う子供たちの応援に充てられ、れいこも喜んでいると思います。
皆さんがこうした団体を知ってくださり、可能な範囲で応援くだされば、非常に嬉しく思います。
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