出先で、熱心にダンゴを食べるわが子ら。
この後、餅を食べた後、中華そば屋とうどん屋をハシゴして、漬物屋で試食しまくって、仕上げにジュースも飲んだのは内緒。
<お前ら、怪物か・・・。
<●トサケンフォーラム>
さて、今日の本題。このタイミングで、書くのも恥ずかしいですが。
行ってきました、総合展!やってきました、トサケンフォーラム!
トサケンフォーラムは有料であったのにも関わらず、あの大きな会場が満員となりました。ご来場頂いた皆さんには、本当に感謝です!
まずは、トサケンフォーラムの報告といきましょう。
先日のエントリーでも書かせてもらいましたが、私はトサケンの運営委員をやっています。
今回、図書館総合展で、トサケンフォーラムの運営に携わりました。以下、簡単にご報告を。
トサケンフォーラム「今日から使える図書館ブランディングセミナー -図書館魅力再発見計画-」
まずは、トサケン発起人・仁上幸治先生から、基調講演を頂きました。
残念ながら時間の都合で、この日は例のカメ映像はなし。(笑)
- 図書館の経営環境
存在理由の見直し、独自の価値の対外的訴求。 - 3つの視点
業界内の位置、図書館界での独自性、組織内の存在感。 - プラス面切り取り主義
何でも、都合よく切り取ってプラスに考える。
「規模が小さい」ではなく、「小回りのきくキビキビしたサービス」。 - どうすればいいのか?
やっぱりワークショップ!楽しいトーク、即効役立つコツ。
広告業界に学ぼう!→今回のワークショップへ。 - ブランディング
基本的な考え方を学ぼう。誰もが簡単に実践&実務応用ハウツー。 - 結論:ブランディングは使える!
帰ったら、速攻で実践!1年後に総括・発表を。
いつもながら、ウィットが利いていて、即効性を重視するゆらがないスタンス、さすが仁上さんでした。改めて、感心させられました~。
続いて、今回のワークショップ講師・渡邉崇先生の登場です。
渡邉先生は、株式会社トランスヒューマンの取締役で、広告制作ディレクター/コピーライター/コンテンツプロデューサーとしても、第一線でご活躍されている方です。
- まずは、ワークシート。
最初に、各人でワークシートに取り組みました。「もし図書館と航空会社が合体したら、どんなサービスができる?」といった質問に回答しました。 - ブランドとは何か?
ブランド認知の基本構造を、ブランディングコーンから学びました。 - ブランド構築事例
ケータイブランド・女性情報誌・某有名豆腐屋を引き合いに、ブランド構築に成功した例を紹介し、説明頂きました。 - ブランド構築のポイント
ターゲットの設定と、着地点の設定。誰に、何を伝えるのか。 - 総括
固定観念の打破を。コンビニがやっている棚の大転換、図書館でやってみては?TSUTAYAがやっている手作りポップを、図書館に?柔軟に考えて、発想の転換を!
渡邉先生のお話は、広告業界のノウハウが、ふんだんに盛り込まれたものでした。
単純にキャッチコピーなどを作るのではなく、どのようにブランドを捉え、どんなメッセージを送りたいのかが重要、というお話は非常に示唆に富んだものでした。
その後、質疑応答の時間となりましたが、何人もの方々から質問が出されました。
ときには鋭い質問もあり、講師の渡邉先生も感心された素振りも見せられていました。
時間が許せば、まだまだ質疑応答を続けたいところだったのですが、残念ながらそうもいかず。「宴たけなわ」感が残りつつ、やむを得ず閉会となりました。
そうそう、アンケートに答えてくださった皆さんには、トサケンらしく、栞(しおり)がプレゼントされました。
ですがこの栞、ただの栞ではありません。ALAと、ツクロウ君の栞です!
「ツクロウ君」は、図書館サービス・ツール研究会が制作したオリジナル・キャラクターです。
かくして、第一部のトサケンフォーラムは、終了となりました。
ところで、改めてこの場でお礼を言っておきたいことが。
このトサケンフォーラムでは、大勢の方々がボランティアに立候補してくださいました。
ポスター作成(これがまた、秀逸!)・当日の受付・ツクロウ君しおりの封入・写真撮影など、ボランティアの皆さんなしには、今回のトサケンフォーラムは、実行できませんでした。
ボランティアにお申し出くださいました皆さん、本当にありがとうございました!
ちなみに私はと言いますと、このフォーラム中は、司会をやっていました。
大勢のご来場者を前に、かなり緊張していて、しどろもどろでした。ところどころ、笑いを誘おうとして、成功したり、失敗したり。(笑)
さて、フォーラムが終わったら、その後は当然オフ会ですよね!
自称・トサケン幹事長の私は、当然オフ会の幹事も担当しました。
オフ会の参加者は、何と32名!
皆さん総合展で一日お疲れの中でしたが、大勢の方がご参加くださって、本当に嬉しかったです。
ちなみにお店は、せっかくの横浜ということで、定番の中華街にしました。
行ってみるとお店には、「トサケン(井上)様」という文字が。(笑)
もちろん私が、お店に「トサケン」って書いておくように、頼んでおいたからですが。(笑)
会場は、「一楽(いちらく)」という店です。
一室貸切、当日の人数変更可能、固定料金、美味しい料理・・・という高いハードルでお店を探し続け、ようやく見つけたのがこの店です。当日は、幹事のわがままに見事に応えてくれました。
料理も美味しく食べきれないくらいで、来年からトサケンはここを、フォーラムオフ会の固定会場にしようかと思うくらいです。(笑)
ビールも、こんな感じで。いいでしょ〜?
当然、オフ会は大いに盛り上がりました!
序盤は大名刺交換会、その後は無礼講の大懇親会です。職場のジャンパーを来て営業に励む方、「エビチリの女」の異名を得た方、自分の著書の宣伝をする方、などなど。
講演を頂いたお二人をはじめ、一人一分の自己紹介&アピールタイムもありました。
参加者による、9月に山中湖で行われたトサケンセミナーの報告もありました。
いつまでも名残は尽きませんでしたが、時間がきて、やむを得ず閉会に。
あまりにも盛り上がっていましたので、22時という時間にも関わらず、二次会には10人くらい?が参加しました。
しかも、道中たまたま出会ったライブラリアン3人も拉致(?)し、再度大宴会!
1時くらいまで飲んだ挙句、最後は5人で、3次会に行きました!
こちらは、朝の3時まで!よく皆さん、付き合ってくださったものです。(笑)
<この3次会のメンバーのうちお一人は、3時まで飲んでいたにも関わらず、翌朝7:30からの早朝ミーティング?にも、付き合ってくださいました。
オフ会に参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
多くの出会いに結び付くことになり、幹事冥利に付きますね〜。(感涙)
以上、遅くなりましたが、大いに盛り上がりましたトサケンフォーラム+オフ会のレポートでした。
改めて、講師の方々、運営委員+ボランティアの皆さん、総合展の事務局の方々、ありがとうございました。
そして何より、お忙しい中ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
またいつか、トサケンフォーラムでご一緒させてくださいね~。
図書館総合展は、初日だけの参加でしたが、他に2つのプログラムに、参加してきました。
以下、ごくかいつまんでご報告を。
<●Code4Lib JAPAN Meeting & Exhibits 2010>
ご存じ、Code4Lib JAPANによる企画です。
開催主旨などは、開催要項をご覧ください。
ミッションと事業の説明後に、図書館業界関係者を交えたパネルディスカッションを行いました。
当日の様子は、公式ブログの「図書館総合展フォーラム:Code4Lib JAPAN Meeting & Exhibits 2010(11月24日)の開催報告です。」というエントリーでご覧になれます。
当日のスライド、Ustream、Twitterのまとめなども、ここからアクセスできます。
Code4Lib JAPANの重要性や、私がその主旨に敬意を払っていることは、もう言わなくてもいいでしょう。今回ここで書いておきたいのは、プレゼンの重要性です。
Code4Lib JAPAN代表の丸山さんによるプレゼン、本当にカッコよかったです。本当に、ここを基点に日本の図書館を変えていけるのではないか、そんなことを感じさせるものでした。
お話の内容はもちろんですが、落ち着いた話ぶり、洗練されたスライド、間の取り方、身振り手振り。すべてにおいて、人を惹きつけるものでした。
Ustreamで、その雰囲気などがどこまで再現されるか判りませんが、もしよろしければ、ぜひこのプレゼンにもご注目ください。
ちなみに私は、当日のお手伝いとして、Twitter班という任務(?)を頂いていました。及ばずながら、ちょこちょことツイートをしていました。
もう一つ参加したプログラムが、こちら。
<●「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし―長尾 真と湯浅俊彦の論点整理―>
今や電子書籍の第一人者となった湯浅俊彦先生(夙川学院短大)が、国立国会図書館の長尾真館長と、講師を務められました。
電子書籍を巡る議論の中心となっている「長尾構想」について、図書館界・出版界の視点から、背景などを含めて再整理を行おうというものです。
湯浅先生から、「長尾構想」に至る経緯や背景について説明があり、それを受けて長尾館長が説明を加える、といったスタイルでした。
内容に応じ、司会的なお立場でもある湯浅先生が、適宜「出版界のお立場から、発言はありませんか?」などと見事な進行を見せられました。
長尾館長は総括的に、「長尾構想」などと言われているが、これはあくまでたたき台であり、広い議論をして欲しいことを明言され、幕を閉じました。
以上、長くなりましたが、1日だけの図書館総合展参加レポートを終わります。
この翌日も休みを取っていたのですが、午後から監査が入ることになり、泣く泣く関西へ戻りました(別に悪いことをしたワケではありません)。
トサケンフォーラム後に、午前3時まで飲んで、7時に起きて謎の早朝ミーティング、そのままダッシュで新幹線は、さすがにちょっと辛かったです。(笑)
トサケンフォーラムで、図書館総合展でご一緒くださいました皆さん、ありがとうございました~!ぜひまた、来年お会いしましょう!
(来年は、11月9日(水)~11日(金)に、パシフィコ横浜で開催予定)
<●どうでもいい独り言>
最近かなりテンパっていて、ブログも全然進みません。
日本図書館研究会図書館学セミナー、天牛書店(天神橋店)訪問(すごくいいお店でした!強くお薦め!)、昨夜のボイジャー萩野社長のご講演などなど、ネタは豊富にあるのですが・・・。
<いかんせん、時間が。
空手ネタも、アップしたいことがいっぱいあるのに、なかなかできません。
先日開催された、わが道場の主催大会、大阪に行って参加してきた某大会(何と、わが娘が望外の3位入賞!)、今日行われた昇級審査。
そして今週末も、さらに別の大会があります。
3週連続3つの空手大会、しかも途中に昇級審査まで入るという、今までにないハードスケジュールです。
私はともかく、わが子は3週連続の強行参加。さすがにちょっとキツイと思いますが、先週の3位入賞に、ぐっと気をよくしている様子です。(笑)
それにしても、時間が~。
通っている大学院のレポートも、2つかかえていますし、まだまだピンチは続きます・・・。(汗)
押忍!
2 件のコメント:
井上様
tabi_mamaです。総合展報告ありがとうございます。当日は学校行事、翌日は総合展・DRF7と、今年もトサケンに参加できませんでした・・・(泣)。
が、このブログで、当日の様子とポイントを抑えさせていただきました。おかげで、このあと、提出されるであろう、うちの若手の報告書を突っ込めそうです(笑)。
私もDRF7の様子をブログにUPしましたので、よかったらのぞいてやって下さい。
>tabi_mamaさん、
こんにちは!コメントをありがとうございました。
総合展のトサケンフォーラムではご一緒できませんでしたが、DRF7でご活躍でしたね。
ブログも拝見しましたが、盛会だったようで、何よりです。
念のため皆さま、tabi_mamaさんのブログは、こちらです。
http://blog.livedoor.jp/tabi_mama/
これからも、ぜひ情報交換をお願いします!
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