2011-02-20

【参加報告】私立短期大学図書館協議会 (&全国研修委員拝命)

今日も雑談から始まる、このブログ。

先日、娘の小学校で、2分の1成人式がありました。
わが子も、もう10歳になるんだなあ・・・と思うと、多少ホロリとしないでもありません。


一人一人賞状をもらった後、どんな大人になりたいか、グループ発表しました。
他の子どもたちの写真を勝手にアップするのもどうかと思うと、こんな写真しか。(笑)

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さて、今日の本題。

<●【参加報告】私立短期大学図書館協議会 (臨時総会)」>

私の職場も加入している、私立短期大学図書館協議会という団体があります。加盟館ではよく、「短大図協」(たんだいときょう)だとか「私短図協」(したんときょう)などと、略して呼びます。

18日に、この短大図協の臨時総会がありましたので、ごく簡単にご紹介します。
さすがに、今回は詳しいことを書きにくいのですが、こうした活動もある、という紹介程度に。


○理念と目的

このブログを書くにあたって、短大図協のWebサイトを探したところ、きちんと理念と目的が記載されていました。
<初めて、読んだけど。

本会は、私立短期大学図書館相互の連絡および研究にあたり、図書館の発展向上を図ることによって私立短期大学の使命達成に寄与することを目的とする。

・・・ということですね〜。(知らなかったけど)


○この日の検討内容

詳しいことは、書けませんが・・・。
この日は、今後の短大図協のあり方にからめ、規程に関する討論を行いました。背景になっているのは、短大をめぐる状況の変化です。
  • 18才人口の減少
  • →短大そのものの減少
    4年生大学への移行、短大の閉校などにより、ピーク時(1997年)の504校から369校へ。
  • →短大図協加盟館の減少
    短大そのものの減少に比例して、ピーク時の338校から177校へ。10年あまりで、半数に!
  • →マンパワー、収入の減少
    当然、やれることも減ってくることに・・・。

こうした背景を受け、身の丈にあった活動を、相互に協力する形でやっていこうと。組織の活動形態を、実情にあったものにして、活きた活動にしていこう、という前向きなものです。

規程改正などもありましたので、非常に大変な調整があったかと思います。会長校のO大学短期大学部のS田さんはじめ、皆さんのお力で、この日の議論にまで辿り着きました。
S田さん、役員の皆さん、ありがとうございました!


○全国研修委員に就任

あわせてこの臨時総会で、私も全国研修委員に就任することになりました。
これは、2012年夏に関西で開催される全国研修会を企画する委員で、近畿地区から選出された5名の「精鋭」です。

先の話ではありますが、やる以上は充実した研修会にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。まだ打ち合わせもしていませんが、自分としては、以下のようなスタンスでやりたいなあ、と。
  • 参加型
  • 図書館員の繋がり強化
  • 外部の方の参加可能

ちなみに。
今回わが館は、訳あって委員就任パス権を持っていたのですが。あえて、それを行使せず打診を引き受けました。

そのことを、きちんと総会の場でO大学さん(S田さん)からご紹介頂き、わが館としても非常に顔が立ちました。これはきちんと、館長や上司に報告しておきませんとね!
O大学さん、S田さんのお心遣いには、深く感謝するところです。ありがとうございました!


○これからの短大図協

正直なところ、短大は一定の役割を終えた感は拭えず、これから劇的に状況が改善されることは、まずないでしょう。

そのような中で、(上の内容とも重複しますが、)今後の短大図協は、身の丈にあった活動を図らないといけないと思います。横の繋がりを強め、やれる範囲で、地道な活動を心がけていく必要がありそうです。
私たちが企画する全国研修会が、何かのヒントにでもなればいいな、と思っています。


○会長校さんの図書館の見学

帰りは、お世話になったO大学さんへの感謝の気持ちで、撤収のお手伝い。
そのご褒美か、撤収後に会長校O大学図書館を見学させてもらうことができました。丁寧に説明までして頂いて、大いに勉強になりました。


小さいながらも、手をかけたサービスが伺える、温かみのある図書館でした。
勝手にブログに掲載するのもアレですので、詳細は控えます。入口の写真だけ、イメージで。


で、見学後は、もちろん懇親会にも行きました。
体調が悪い中でしたが、ここはやっぱりご一緒しませんとね!ビールを飲みながらの懇親会、大いに盛り上がりました!

・・・ということで、短大図協の報告でした。



<●勉強会情報>


第16回 図書館利用教育実践セミナー(in 京都)「情報リテラシー教育の実践~すべての図書館で利用教育を」

【日時】 3月12日(土)9:30~13:00
【場所】 キャンパスプラザ京都(京都駅前)第1講義室

【プログラム等】  
◆基調報告  「英国における情報リテラシー教育をめぐる最近の動向(仮題)」
講師 : 野末 俊比古 氏(JLA図書館利用教育委員会委員長/青山学院大学)

◆動向紹介  「アクセシビリティを考慮した図書館利用教育ウェブサイトの作成―JIS X8341-3改訂の動向」
講師 : 福田 博同 氏(同委員/跡見学園女子大学)

◆実践報告
1.大阪府立中央図書館における図書館利用教育
講師 : 藤田 章子 氏(大阪府立中央図書館協力振興課)
2.教員との協働によるライティング指導の試み―大阪大学附属図書館の事例
講師 : 赤井 規晃 氏(大阪大学附属図書館利用支援課)
3.問いをつくるスパイラル―考えることから探究学習をはじめよう!
講師 : 天野 由貴 氏(同委員/椙山女学園高・中図書館)

【参加費】 JLA個人会員500円/JLA個人会員以外1,000円

【事前申込み】
下記の申込書に記入し、3月7日(月)までに、cue●jla.or.jp宛てに電子メールにて(「●」を「@」に置き換えてください)。

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《図書館利用教育実践セミナー》 参加申込書  3月12日(土)
■申込日:   月   日
■氏名(氏名ヨミ):
■JLA個人会員/JLA個人会員以外(会員の場合は会員番号:        )
■所属:
■住所:
■電話番号:
■電子メール:
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毎年恒例となっているこのセミナー、今年も充実のコンテンツです。図書館利用教育委員をなさっている京都のAさんからも、強いお薦めを頂いています。
<「宣伝してね!」というメッセージも。(笑)
残念ながら、私はこの日出勤のため、出られないのですが・・・。(涙)

ついでに言うと。
ここ数年、恒例となったこの図書館利用教育実践セミナー後に、私がトサケンオフ会を企画していました。
大盛況だった昨年は、23名の方々に参加頂き、ランチ会→恵文社ツアー→飲み会という豪華三本立て企画。
詳しくは、過去エントリー「(ご報告)大盛況!2日連続企画!(その2:トサケンオフ会 in 京都編) 」をご覧ください。
今年はさすがに企画できそうにありませんが・・・。無念。

お時間が取れる方は、ぜひご参加ください。




 <●どうでもいい独り言(最後も雑談)>

「どうでもいい」話ではないのですが。
今日(19日)から明日にかけて、日本図書館研究会の研究大会が開催されています。

上でご紹介した短大図協に続き、この日も多くの出会いがありました。及ばずながら、私も知人同士を紹介したり。

人と人との繋がり、狭い図書館界では、本当に大事なものだと感じています。今日の出会いが、自分にとって、大きなものになるのではないか・・・と思うと、本当に嬉しく感じられます。

明日(20日)も、当日参加を受け付けるそうです。事前登録されていない方も、よろしければぜひ!

それでは、押忍!

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