れいこを応援くださっている皆さん、申し訳ありません。
・・・が、今日も写真だけ。
週1回だけ歯磨きの点検を、お父さんにしてもらう、れいこ。
愛があふれる親子像、ということにしておきましょうか。(笑)
さて、今日の本題。
<●【開催報告】 「4月から使える!ガイダンスの小ワザ即効テクニック!」>(ダイトケン兵庫支部2月例会 兼 トサケンセミナー)
先日、速報だけアップしましたが、以来きちんとした報告ができないままになっていて、申し訳ありません。
今回の開催主旨は、先日のエントリーに記したとおりです。
4月からすぐに使える小ワザ即効テクニックを求めて集まった方々、その数何と35名!
当初20名で開催予定でしたが、参加希望多数のため、定員を2度増やして何とかご希望に応えることができました。
○ダイトケン兵庫支部+トサケン コラボ!
今回のイベントは、ダイトケン(大学図書館問題研究会)兵庫支部とトサケン(図書館サービス計画研究所)の共催で行われました。
イベントは、ダイトケン兵庫支部例会 兼トサケンセミナーという形を取り、オープン企画でどなたでも自由に参加できることとしました。
そのため、ダイトケン、トサケンのメンバーに加え、いずれにも所属しない方々が、幅広く参加してくださいました。
国公私立の大学/短大図書館、国立国会図書館、公共図書館など、いろいろな所属の方が集まり、新たな出会いが多く生まれたことも、特記事項として報告しておきます。
○パート1: 仁上先生ご講演「イマドキ学生気質報告-司書課程受講生に見る理想の図書館員の能力と姿勢-」
まず、トサケン代表の仁上幸治先生(帝京大学)から標記の講演を、議論のための話題提供として頂きました。
当日の資料は、以下のものです。
(こちらからもご覧になれます)
短い時間ではありましたが、ユニークで刺激的なお話を頂きました。
魔のトライアングルなどの現実の壁、「広報=戦略」説、図書館が魅力的ではない8つの理由、それを裏返すことの効果・・・。
そしてこの日のポイントとして、以下の点を挙げられました。
- オリエンテーション改善のノウハウは使える!
- 帰ったら速攻で実践!
- 1年後に総括・発表をするべき。
さすがは仁上先生、でした。
わずか15分の講演でしたが、参加者を惹き付け、笑いが絶えませんでした。ご講演は、その後の議論のイントロとしても、とても有意義なものでした。
仁上先生、ありがとうございました!
○パート2: 自館小ワザ紹介
仁上先生のご講演で大いに盛り上がった後は、いよいよ本番突入です。
参加者全員が順番に前に出て、自館のガイダンスで使っている小ワザ・テクニックを紹介します。時間は、一人わずか2分!(厳守、強制終了)
その上で仁上先生から、30秒限定一言コメントを頂きます。
これは各館の小ワザを要領よく聞いていくだけでなく、自身が人前に出て、短い時間でポイントを押さえて話す練習でもあります。
<図書館員の得意ワザ!?
35人もの図書館員が、お互いのテクニックを公開するのですから、それはもう面白いものでした。フロアから感嘆の声が上がる小ワザもあり、4月からのガイダンスに役立つこと、請け合いです!
○(インターバル時間)小ワザ王投票+名刺交換
2時間にも及ぶ小ワザ紹介の後、小ワザ王投票が行われました。
休憩+名刺交換タイムの間に、各自が付箋一枚に自分の発表内容をまとめ、それをホワイトボードに貼ります。それをチェックしながら、一番面白くてマネしたい小ワザに投票する、というものです。
最も多くの票を集めた小ワザ発表者は、ダイトケン兵庫支部とトサケンが「ガイダンス小ワザ王」に認定し、表彰状まで贈られます。
発表+表彰は、このイベントの最後に行われました。
○パート3: フリートーク
全く制限のない、このフリートークタイム。
会場内を自由に動き、発表された小ワザについて質問したり、こうしたらいいのではないかと意見交換をしたりして、過ごしました。
会場の一角では、即興で某大学図書館のプロモーションビデオの上映会が行われ、大勢の注目を集めていました。
○パート4: 小ワザ王表彰+総括
そしていよいよ、イベントは最終盤へ。
参加者全員の投票による、初代ガイダンス小ワザ王に輝いたのは・・・神戸市内の某図書館にお勤めの八木さんです!
八木さんは、学生さんに情報の信憑性について、虚構新聞を題材に使って考えさせる小ワザを、ご紹介くださいました。
例えば、バウムクーヘンの天日干しについてサーチエンジンで調べさせ、GoogleやYahoo!で上位に出た結果が虚構新聞のもの、つまり事実とは異なる記載であることを経験させる、というワザです。
あわせて、虚構新聞のサイトポリシー的なページを開かせ、一見正しく思える情報でも、信頼できるとは限らないことを学ばせるそうです。
この小ワザで、八木さんは初代ガイダンス小ワザ王に認定されました。もちろん、ダイトケン兵庫支部・トサケン公認です。
トサケン代表・仁上先生からは、賞状が贈られました。
賞状には、ダイトケン兵庫支部・トサケンのロゴや、どこかで見た名前も載っています。(笑)
八木さん、おめでとうございます!
<4月からのガイダンスに、このネタは頂きますよ~。(笑)
表彰式の後は、仁上先生による総括を頂きました。
- 今日学んだノウハウを、シーン別・目的別に、整理・共有したい。
- 「ガイダンス」という言葉は、初級的なニュアンス。データベースの話などは、「講習会」、「上級編」など、高いレベルの印象を与えるように。特に教員に対して。「ガイダンス」の乱用は、避けること。
- 何のためにガイダンスをするのか?それは自明のことなのか?もう一度、考えてみよう。表向きではなく、学内的にアピールすることにもシフトすべき。学内に対するPRとしてのガイダンスを。図書館ブランディング。
- さらに踏み込んで、図書館員の自分ブランディングを。ガイダンスを、図書館員が自分の実力・能力・意欲を組織に認めさせるような機会に。
この総括をもって、大きな拍手とともに、今回のイベント終了となりました。
もちろんこの後は、トサケンオフ会を兼ねた懇親会が行われ、およそ20名の方々が参加してくださいました。
懇親会も大盛会で、有志は終電間際まで大いに交流を深めることができました。こちらも、お疲れさまでした~。
○当日の足跡
当日の様子は、以下でもご覧になれます。
- USTREAM(録画)
ダイトケン兵庫支部アカウントによる、当日のUSTREAM中継録画です。
当日はオフレコトークをするため、パート1~2のみ放送しており、そのうち一部を録画で公開しています。
<本当はもちろん全体を録画放送したいのですが、諸般の事情で・・・。(汗) - Twitterまとめ
参加者・視聴者によるツイートを、@_mille_cさんがまとめてくれました。
なお当日は、ハッシュタグ #ダイトケン #tosaken を付けてのツイートが、推奨されていました。 - 当日の写真
当日の写真を、参加者の許可を得て公開しています。
○お礼
当日は、35名もの方々のご参加を頂き、大変な盛会となりました。
盛会となりましたのは何より、ご参加くださった皆さん、USTREAM中継を視聴してくださった皆さん(50人!)のおかげです。
皆さんお一人お一人に、お礼を言いたいと思います。本当に、ありがとうございました!
トサケンの誇るデザイナー・みなみさんのシゴトです!
トサケン代表・仁上先生にも、お礼を言いたいと思います。
仁上先生は、岡山・広島と連日のご講演の後、大阪まで飛び込んで頂きました。この日も、貴重なご講演、そして一人ずつへのコメントと、大活躍して頂きました。
また、この日の企画をトサケンセミナーとして共催できたのも、仁上先生がいろいろと相談に乗ってくださったおかげです。
仁上先生、本当にありがとうございました!
最後になりましたが、スタッフの皆さん、お疲れさまでした~。
ダイトケン兵庫支部会員、兵庫支部サポーター「D-ヒョーゴ」、トサケンの総力を結集した(?)このイベント、皆さんのおかげで大成功だったと思います。
企画・立案から当日の実施まで、皆さんのお力なしには、この盛会はありませんでした。皆さん、本当にありがとうございました~!
<●どうでもいい独り言(最後も雑談)>
このところ私は、家庭の事情で図書館活動になかなか参加できずにいるのですが・・・今回は久しぶりに、皆さんのお力を借りて、イベントに参加することができました。
日頃の仕事を離れ、いろいろな方々と交流を深めたり、新しい出会いがあったり。参加くださった大勢の方々が喜んでくださっていたことも、とても嬉しかったです。
最近ちょっと凹んでいることも多かったのですが、この日皆さんと楽しい時間を共有することで、ずいぶんと明るい気持ちになることができました。
まだしばらくは時間も自由になりませんが、ダイトケンとトサケンの活動だけでも、支障のない範囲で頑張っていきたいと思います。
皆さん、ご一緒することがあれば、ぜひよろしくお願いします~。
それでは、押忍!
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