今まで外部のカウンタを使っていたのを、Bloggerのカウンタに変更したところ、アクセス数がいきなり増えました。
約22万アクセスと表示されていたものが、今度は約38万アクセスに。
リロードのカウント方法が違うとか・・・?よく判りませんが、あまり気にしないことにします。
●日文研訪問@ダイトケン
さて皆さん、日文研(にちぶんけん)をご存じでしょうか?
正式には、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センターといいます。
2月9日(土)に、ダイトケン大阪支部・京都支部の共催で、日文研の図書館見学会がありましたので、参加してきました。とても勉強になりましたので、ごく簡単にですが、レポートしておきます。
日文研やその図書館については、それぞれの公式サイトをご覧ください。非常にユニークな立ち位置であることが判ると思います。
見学ツアーでは、施設のすみずみまでご案内頂き、興味深い話もいろいろと伺いました。
ブログには書きにくい話も多数ありましたので、ここでは支障のない範囲で、印象深かった点について簡単に触れておこうと思います。
入館したところに設けられている円形の閲覧室は、とても落ち着いた佇まいでした。ユーザーとして、自分が利用したくなるような感じです。
中央のとんがり屋根(?)の下がカウンターになっています。外国籍の研究者が多いそうですが、このときもカウンターで中国語らしいやり取りをしていました。
館内資料は、多岐に渡ります。いわゆる日本研究のような図書ばかりかと思っていたのですが、日本文化に関する研究を広範に行っているため、いろいろな資料が納められています。和書が30万冊あまり、洋書がその半分ほどの冊数だそうです。
通常の図書の他にも、雑誌や視聴覚資料、和装本なども多数ありました。ドラえもんが並んでいましたし、邦画のビデオ、ユニークなところでは艶本も相当数ありました(春画がこれほど集まっている公的機関は、他にはないそうです。艶本データベースも公開されていました)。
何しろ、いろいろなテーマのいろいろな資料がありました。
印象的だったのが、図書館の近くに設けられているコモンルームです。
この部屋は、人文系や科学系などいろいろな分野の研究者が、必ず通る導線上に設けられていて、分野や立場を超えた交流の場にしたいとの思いのようです。
学問・研究の学際化が進む昨今、とりわけ日文研のような機関では、こうした異文化との交流の場を(物理的に)設けることの意義は少なくないと思われます。
この考え方は、ラーニング・コモンズ設置にみられる、図書館の場としての機能の再定義にも通じるものがあるでしょう。
このような図書館を拝見して思うのは、日本独自の文化に関する情報の発信・収集・提供の重要性です。それは、同館の江上さんが、いろいろな場や著書によって訴えていることでもあります。
私たちは図書館員であると同時に、言ってみれば日本の専門家でもあります。海外の様々なニーズに対して、仕事を通じ(あるいはプライベートでも)、積極的に日本の情報を発信していく必要があります。
乱暴にはしょれば、江上さんの主張はそういった主旨かと思います(たぶん・・・)。
この著書は昨年出たばかりですので、よろしければぜひご一読ください。実は私も今ちょうど読んでいるところです。シューロンが終わったら、一番に読むと決めていた1冊です。
そうそう、この本に関する著者ブログもありますので、そちらもどうぞ。
あ、ちょっと話が逸れましたね。(笑)
このような特殊な立ち位置の日文研とあって、その図書館見学はとても有意義で、楽しいひとときでした。
ご案内くださったAさん、貴重な場を設けてくださったダイトケン大阪・京都支部の皆さん、ありがとうございました!
<●れいこのこと>
れいこが星になって、はや250日あまりが過ぎました。
この日々に慣れつつありますが、悲しみや空虚な感じが癒えることはありません。
私たちの気持ちにも浮き沈みがあって、今日は何だかやけにれいこのことが思い出され、辛い一日でした。
れいこが毎年くれていたチョコレート、今年も食べたかったなあ・・・。
2 件のコメント:
初めまして愛媛県西予市に住んでいる黒田高彦と申します。
先日、10歳の娘を脳幹グリオーマで亡くしました。
是非、井上さんと連絡取りたいです。09075715467まで、連絡お願いします。
>黒田高彦さま、
井上です。
コメントをありがとうございます。お嬢さんの件、言葉もありません。
恐れ入りますが、まずは一度メールで連絡を取りたいと思います。
karatekalibrarian@gmail.com宛に一度メールを頂けないでしょうか?
コメント欄では、以前もいろいろありまして・・・。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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