2019-08-17

続・退職します!(これからのこと)

※2025.8下旬公開準備中記事

前回の記事で、私が今年度末で退職することをお伝えしました。
今日はその続編で、これからのことについて書きます。

夕陽

 

■これからのこと

結論から言えば、プロの研修講師になります

研修会社への転職ではなく、個人事業主、いわゆるフリーランスにチャレンジします。ターゲットはズバリ、図書館やその協会、そして図書館に関わる企業さんです。

2025年度はもう埋まっていて謝絶せざるを得ない状況なのですが、2026年度はまだほとんど予定がありませんので、私がお役に立てるようなら気軽にお声がけください!

■どうして研修講師?

どうして研修講師かと言えば、やはり「ゼロから研修講師プログラム」で1年間(予科を含めて2年間)必死に頑張ったことが、大きいです。
研修講師のスキルとしては見習いレベルながら、あれだけ必死に頑張ったのだからチャレンジしてみたい、と思うようになりました。

また、このまま一図書館員でいるよりも、研修講師として活動する方がより図書館界に貢献できる、と考えるようになったことも大きな理由です。

そう言うのは、図書館業界には、私が学んだような研修設計・運営スキル(国際基準にのっとったインストラクタースキル)を持っている人が、皆無と思われるからです。
これは私が図書館業界で研修をする大きな意味でもあり、自分にしかない強みだとも考えます。

先日の投稿で、研修講師にチャレンジする機会を与えて欲しいと書いたところ、思いがけず2025年度は謝絶しなければいけないほど多くのご依頼を頂いたことも、後押しをしてくれました。お声がけくださった皆さん、本当にありがとうございました。

この決心の背景には、れいこの闘病があります。
ありふれた一日一日を懸命に生きることの大切さを、れいこが教えてくれましたから。人間、元気に明日を迎えられるかどうか、判りません。やらない後悔を後でするより、チャレンジして後悔する方がいい、と考えました。

率直に言って食べていけるかどうか判りませんが、一生に一度の大チャレンジ、頑張ります!

■取り組んでいきたいこと

そんな訳で今後、私は主に図書館(館内研修や協会等での研修)、そして関連企業を対象に、研修をしていこうと考えます。

私が扱う研修テーマは、ヒューマンスキル(円滑な人間関係を築き、チームや組織をより良いものにするスキル)に絞ります(図書館の研修でよくある、専門的知識・スキル伝授型の講演は行いません)。

図書館員は専門職である前に、所属する組織(自治体や大学、学校)の一員ですが、その一員としての能力開発の機会が非常に少ないためです。
ヒューマンスキル研修によって組織の一員としてのスキルを高めた上で、(私の研修では行いませんが)専門知識・スキルを習得できれば、専門職として誰もが認めるのではないでしょうか?

なお、研修は座学ではなくワークを多用した参加型とし、参加者がご自分で考え気づくための場にしたいと思います(知識伝授型の研修は行いません)。

その上で、自分がやっていきたいと思っているのは、(図書館界ではあまり多くありませんが)階層別研修です。
例えば地区図書館協議会などで、係長級を対象にしたリーダーシップ研修などがあればいいと思いませんか?同じ悩み・同じ課題を持つ同じ役割・世代の人たちに各館から集まってもらい、一緒に考える研修ができれば、各館はもとより地域の図書館にとって大きな意義があると考えます。

自分が大切にする「受講者主役」を含め、これらについては、先日の記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

■お願い

このような訳で、2026年度から新しいチャレンジをしていきます。私が何かお役に立てることがあれば karatekalibrarian@gmail.com 宛に気軽にご連絡ください。
面識がない方からのご連絡も、大歓迎です!(これまで何度も面識がない方からのご依頼を受けていますので、お気軽に)

まずは研修講師としての経験を重ねたいと思いますので、お声がけを頂けますと、本当にありがたいです。

それからもう一つ、重要なお願いです。
研修講師を本業にするため、これまで運用していた謝金・旅費ポリシーは、2025年度限りで廃止します。平たく言えば、プロとしてやっていきますので、2026年度以降は対価を頂きたい、ということです。

今後の報酬・料金の設定については、これから考えます。
ただ、2026年度はフリーランス1年目ということもあり、経費の心配をせずお声がけ頂けるようにする予定です。詳細は追ってこのブログで、お知らせします。

これからも、このブログで研修講師に関する情報をアップしていきますので、ぜひときどき覗いてみてくださいね!

■れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

少し前にたまたま、れいこの同級生のお母さんと話す機会がありました。
聞けば、立派に成長され、今は県外で働いているとのこと。

父に邪険にする、れいこ
結婚を迫る父を邪険にする、れいこ

れいこの友達が元気に巣立ち、社会人として頑張っている話を聞くと嬉しい半面、どうしても寂しくなります。

どうして、よりによってあんなに元気だったれいこが…と、今でも毎日考えます。

ですが、ずっと下を向いていても、れいこが悲しみますよね。自分たちができるのは、前を向いて精一杯、れいこの分まで生きることだけですよね。

自分にそう言い聞かせ、研修講師としても一人の人間としても、一生懸命前を向いて生きていきます!

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