2013-10-20

【お誘い】松本先生の還暦を半年遅れで祝う会 by 松本ゼミ&10期生(長!)

(2013.10.28追記)
大変申し訳ありませんが、本イベントは中止することになりました。お申し込みくださっていた大勢の皆さま、申し訳ありません。
このようなことになりましたのは大変残念ですが、やむを得ない事情によるものです。どうぞお察しください。

なお、お申し込みくださっていた皆さまには、別途メールにてご案内済みです。



いよいよ図書館総合展も近く、このところ慌ただしい日を過ごしています。ブログのアップも、なかなかできません。


同志社大学ラーコモ見学のことだとか、大阪府立中之島図書館ステップアップ研修のことだとか、せめて参加したイベントだけでもアップしたいのですが・・・。連載「図書館員のセルフブランティング」も、なかなか書けません。(涙)


○図情大関係者の皆さま

さてすみませんが、今日は身内ネタで。
主に図書館情報大学関係者の皆さん、特に松本浩一ゼミと10期生の皆さんへ。

10期生の方でしたらご存じの方も多いかと思いでしょう。私たちの世代が大学を卒業後数年間は、毎年栗苑祭(学園祭)の日に松本先生を囲んで、10期生の同窓会を行っていたものでした。

今年、私が8月にダイトケン全国大会でつくばを訪問したときに、松本先生を訪ねました。
そのときゼミ会の相談をしていたのですが、先生から「あの10期生の同期会もやりたいねえ!」と言って頂きました。そこでこの際、松本ゼミ+10期生の同窓会を合同でやることにしてしまいました!(笑)


なお、松本先生は今年、還暦を迎えられました。
事後にはなりましたが今回はそのお祝い会として、15年ぶりくらいのゼミ会+10期生同窓会を開催したいと思います。
松本ゼミ+10期生がメインになるとは思いますが、図情大関係者で松本先生をお祝いしたい方はどなたでも歓迎します。ぜひお気軽にご参加ください!

いささか急ですが、筑波大学のホームカミングデーが開催されるのに併せて、11月3日(日)に開催します。
詳細は調整中ですが、以下のように話を進めています。決まり次第このブログでお知らせしますので、追ってご確認ください。

松本先生の還暦を半年遅れで祝う会 by 松本ゼミ&10期生

【日時】2013年11月3日(日)18:30-(翌日は祝日!)
【場所】調整中。図情大の徒歩圏
【参加資格】図情大関係者で松本先生を囲んでお祝いしたい方は、どなたでも。
  (松本ゼミor10期生に限りません)

【参加費】調整中
【幹事】井上@空手家図書館員(図書館情報大学 松本浩一ゼミ 10期生)
【お申し込み】10月31日(木)までに、幹事宛にメールにて(karatekalibrarian@gmail.com)。お名前・学年をお知らせください。(そのまま返信すれば届くアドレスからお申し込みください)



詳細は調整中ですが、受付は開始します。先にお申し込みくださった方には、詳細が決まりましたらメールでご案内します。
会場の手配上、当日受付はできない可能性があります。参加をお考えの方は、必ず期日までにお申し込みください。

また、ぜひ関係者にこの件をご周知ください(このページのURLを送って差し上げてくださればいいと思います)。

それでは皆さん、11月3日につくばでお会いしましょう!



●れいこと

こんな楽しい話の後に何ですが、最後にまた、れいこの話を。
今日10月20日は、れいこの誕生日です。


本当だったら、今日13歳になったれいこ。
れいこが生まれたときからずっと、毎年この日を一家で楽しく祝うものだと、信じていました。

主役のいないテーブルに、今年もれいこが大好きだった料理やケーキが並びます。私たちは悲しみに暮れながらも、涙を隠してこの日を祝うことしかできません。
家族5人揃ってさえいたら、どんなにか嬉しいことでしょう。

寂しいよ、れいこ。
もう一度、抱きしめてやりたいな。
もう一度、その手を握ってやりたいな。

2013-10-17

開催します!版元×図書館 交流会@図書館総合展!

図書館業界最大のイベント、図書館総合展までいよいよあと10日ほどになりましたね。
去年、図書館総合展トサケンフォーラムで登壇の機会を頂いてから、はや1年・・・早すぎる・・・。


今年は私、出張+私費滞在で、フル日程参加できそうです。図書館総合展運営協力委員の面目躍如といったところでしょうか。(笑)


○(ご案内)版元×図書館 交流会@図書館総合展

せっかくのその図書館総合展ですから、ちょっとオモシロイ企画をご用意しました。
版元(出版社)の皆さんと図書館をつなぐ企画、「版元×図書館 交流会@図書館総合展」です!

以下のとおり開催しますので、ぜひ気軽にご参加ください!

●版元×図書館 交流会@図書館総合展

【開催主旨】
 版元(出版社)と図書館は、お互いに本の世界の住人でありながらも、日頃なかなか接点がありません。相手のことを知りたいと思いながらも、なかなか機会に恵まれない・・・そんな風に思っておいでの方も多いのではないでしょうか?

 そこで、図書館総合展最終日に、版元関係者と図書館関係者が交流する場を設けることにしました。お互いのことを知ることで、本や情報の世界をより深く理解できるようになると思います。版元の皆さん、図書館の皆さん、ぜひお気軽にご参加ください。

 この交流会には、どなたでもご参加頂けます。
 図書館総合展に参加されていない方や、版元・図書館に所属されていない方も大歓迎です。書店さん、取次さん、ベンダーさん、ライターさんなど、本や情報に携わる皆さん、どうぞお気軽にご参加ください!

 なお、この交流会のTwitterハッシュタグは #hanmotolib です。
 このブログの下部に、TwitterやFacebookのボタンを設置していますので、ぜひご利用の上、拡散にご協力ください。

【日時】2013年10月31日(木)18:30-
【場所】BARU&DINING GOHAN みなとみらい店
  (パシフィコ横浜付近!)
【参加資格】版元、図書館員に限らず、どなたでも歓迎。

【参加費】3,500円
【定員】20名(先着順)
【お申し込み】10月28日(月)までに、専用サイトにて。

【幹事】空手家図書館員・井上昌彦(@karatelibrarian) & カーリル・ふじたまさえ(@_massae


せっかくの図書館総合展、版元や図書館員という狭い枠だけに閉じこもってしまうことなく、隣の世界を覗いてみませんか?

図書館総合展最終日の夜ですので、この交流会に出てもう一泊し、翌日のオプショナル・ツアー&オープンMLA2013 in ヨコハマに参加するのがオススメコースです。

ちなみにこの企画、元々は版元ドットコムのMLで出た話を実現させたものです。かのS沼さんの無茶振りもあって、とりあえずやってみることにしました。
友人であるふじたまさえさんが手を挙げてくれて、一緒に幹事をしてくれています。まっさえ、ありがとう〜!


○図書館総合展大交流会2013は、まもなく満席!

ついでに、宣伝。
先日からご案内しています図書館総合展大交流会2013。こちらは図書館総合展初日夜に開催しますが、定員100名のところ、すでに残席わずかに5となっています!(10月17日23時現在)


定員ピッタリで受付を終了しますので、追加募集は行いません。
また、残席がなくなるのも確実ですので、当日参加もお受けできません。お断りするのは、私たち図書館総合展運営協力委員にとっても辛いことですが、嬉しい悲鳴をあげるほどの大盛況ぶりです。お申し込みがまだの方、今にも満席になるかもしれません。今すぐお申し込みサイトからどうぞ!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
今週日曜は、れいこの誕生日。本当だったら、13歳になるはずの日です。

うそれいこに見守られる、きょーこ

今もなお、れいこのいない寂しさは募るばかり・・・。
今回のようなご案内のページに、こういうことを書くのもどうかと思いつつも・・・この気持ちを吐き出さずにはいられません。

きょーこが、れいこの分まで強く強く、元気に育ってくれますように。ただただ、それを願うばかりです。


2013-10-14

登壇終了!
未来図書館創造会議@未来フェス2013 in 京都

ここしばらく、忙しく過ごしました。
アウェーな某誌への投稿原稿完成、同志社大学ラーコモ見学、大阪府立中之島図書館ステップアップ研修、そして妻の実家への帰省・・・。慌ただしい1週間でした。


その忙しい一週間の仕上げは、12日(土)の未来図書館創造会議への登壇でした。今日は、その報告をしておきますね。
同志社大学ラーコモ見学、大阪府立中之島図書館ステップアップ研修等についても追って報告しますが、まずは自分が登壇したものが優先でしょう。(笑)


○今日一番、伝えたいこと

  • 違う立場の人や図書館以外の人たちから、気付かせてもらえることも多い。いろんな人と出会い、話すことはとても大切。
  • 高い料金を払って時間を割いても、自分たちの企画に来てくれる仲間がいる。本当に感謝。


○未来図書館創造会議

このイベントは、未来フェス2013 in 京都(以下、「未来フェス」)の一つとして、トサケン(図書館サービス計画研究所)デメケン(デジタルメディア研究所)が共同開催したものです。開催主旨などは、こちら

会議はまず、トサケン主宰・仁上幸治先生(帝京大学)の基調講演から始まりました。
いつものごとく、ツカミにアレの映像を使って、一気に聴衆を惹き付けておいででした(図書館関係者なら、「アレ」のことはお分かりですよね?)。仁上さんからは、図書館のイメージのこと、図書館+図書館員のブランディングのことなど、多くのヒントに満ちたお話を頂きました。


続いて、この日のメイン企画・図書館大喜利です。
これは、橘川さんがどんどん振ってくるお題に対し、5人のパネリストが即興で答えを返そうというもので、早い話が「笑点」です。(笑)

橘川さんはいわゆる図書館員ではありませんが、何冊もの著書を出され、出版・図書館に関しても非常に明るい方です。この日も司会として、以下のようなオモシロイお題を出されました。

  • (最初に)自己紹介+図書館の思い出話を。
  • 100億円あげたら、図書館のために何をする?
  • 本の他に、図書館で貸したらいいものは?
  • 電子書籍とどう付き合うか?
  • 図書館を動物に例えると?その理由は?
  • 図書館のない発展途上地域にそれをつくるとしたら、どんなことをする?
  • 出版界に、図書館界から言いたいことは?
  • (無くなりつつある初期テレビゲームを引き合いに)図書館が集め、残すべきというものはあるか?

また、フロアからも以下のような問いが発せられました。
  • 未来の図書館は、どんな人材が担うのか?
  • 大勢に本をもっと読んで欲しいと思い活動をしているが、何かいい方法は?

私たちパネリストの回答も、真面目に応えたもの、ユーモアで切り返したもの、夢(大風呂敷?)を語ったもの・・・いろいろでした。(笑)
私も思い付くまま即興で応えましたが・・・気の利いた回答は難しいですね。いろいろな来場者がいる中で、ほどよく受け答えをすることはずいぶんと難しいものです。

この図書館大喜利は、別々のテーマについて即興でやり取りしたものばかりですので、話を要約するのは断念します。(笑)

雑感を言えば、いろいろな立場のパネリスト(大学の先生お二人、出版流通の方お一人、現役大学生お一人、そして私)が、それぞれの視点から物ごとを見て話し、フロアと対談するのは、とても楽しく有意義でした。

最近図書館業界では、館種を越えた交流の重要性がよく口にされますが、こういう場もそれに近いかもしれません。(この辺りは、多分に橘川さんと仁上さんのコンセプトや人選が良かったのでしょう)
フロアには図書館と直接関わりのない方もいらして、そういった方々とのお話も、とても楽しかったです。

ちなみに、この未来図書館創造会議、当日はニコ生で中継されました。プレミアム会員は、録画視聴可能ですので、よろしければどうぞ。


○お越しくださった皆さんに、感謝!

この日強く感じたことは、こうした場に集まってくれる仲間のありがたさです。

この未来図書館創造会議に参加するには、未来フェスのパスポートが必要です。平たく言えば、3,150円を払わなければ参加できません。決して安くない金額を払って皆さんが来てくださいましたこと、本当に嬉しかったです。

私の友人の中には、愛知や広島、さらには東京(!)から駆け付けてくださった方々もいらっしゃいました。参加費はもとより多額の交通費、そして何より時間を割いて頂くことのご負担もあったでしょう。本当に友人のありがたさを感じます。
近隣の方々を含め、ご参加くださった皆さんには、本当に感謝しています。


また、この場で参加者の皆さんともご縁ができたことも、とても嬉しいことでした。
会場には大学生も多く、いささか驚きでした。お若いのにしっかりとした思いを持たれている方々もいらして、感心させられました。こういった若い方々が、(図書館に限らず)これからの社会を担ってくれるのかと思うと、とても頼もしいですね。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!


○未来フェスがスゴかった!

繰り返しになりますが、この未来図書館創造会議は、未来フェスの一プログラムとして開催されました。この未来フェス、とても楽しかったです!


みんなで集まっていろんなテーマのイベントを開催し、みんなで未来を考える未来フェス。未来図書館創造会議の後、私もいくつかの会場を回ってきましたが、とても楽しかったです!
(例えば、未来図書館創造会議の参加者が小学校の若手先生グループと一緒になって、教育や図書館などについて即興で話し合う場が生まれました)

こういう企画に集まる人は、好奇心が強くて前向きな人が多いような気がします。
未来図書館創造会議以外の場でも多くの方々とお話して、交流を深めることができました。図書館のことに限らず、いろんな人と出会うこと、話をすることはとてもいいことですよね!

この未来フェスは、前述の橘川さんと実行委員の宮崎要輔さんが主催されたものです。橘川さん、宮崎さん、そしてデメケンをはじめ事務局の皆さん、貴重な機会をありがとうございました!

ちなみに橘川さんはとてもユニークな方で、デメケン代表として非常に多くの活動をしておいでです(Wikipediaにも、橘川さんのページが作られているほどです)。
図書館界の人ではありませんが、こうしたユニークなご経験を積み重ねられている方から図書館もいろいろと学び、自身の未来の姿を考えていきたいと思います。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
身内に病人が出て、この週末は見舞いのために、妻の実家に帰省しました。


井上家3兄妹

病気の身内のこと、生まれたばかりのきょーこ、そしてれいこのことを思えば、健康に日々を過ごせることの大切さを感じます。

家族が元気で一緒に過ごせることは、本当に宝物のような時間です。特に子育て中の皆さんには、お子さんが元気に育っていることが何よりの幸せであることを、忘れないでいて欲しいと思います。

すべての子どもたちが元気で、そして家族に愛されて育ちますように。


2013-10-06

お越しください、図書館総合展大交流会2013へ!

日本中のライブラリアンの皆さま。
今やこの業界最大のイベントとなった図書館総合展が、いよいよ開催間近となりましたね。私もようやく、参加できることが確定したところです。


私も例年ですと、幹事長+運営委員をしているトサケン(図書館サービス計画研究所)でフォーラムを開催するところですが、今年は諸般の事情でトサケンフォーラムを開催できませんでした。
今年は特にお呼びもかかっていませんし、一来場者として参加してこようと思います。

今回は期間の一部を、出張として行かせてもらえることになりました。しっかりと勉強して、学んだものを現場に返していこうと思います。


○図書館総合展大交流会2013へのお誘い

さて、図書館総合展は、非常に貴重な勉強の場であるだけではありません。全国から集まった、いろいろな館種・立場のライブラリアンと繋がる、絶好の機会でもあります。

出会った友人と旧交を温めるのもいいことですが、せっかくのチャンスです、大勢のライブラリアンと新たな出会いも欲しいですよね。そこでぜひともおススメしたいのが、図書館総合展大交流会2013です!


この大交流会は、昨年も「社会・文化をささえる活動をする人々をつなげる大交流会」として開催されました。これはいろいろな団体による共同主催で、私たちトサケンも主催者団体の一つでした。
昨年は113名もの参加者があり、私自身非常に多くの方々と出会い、話をすることができました。

そして今年は、私もその末席に加わっています図書館総合展運営協力委員による開催となりました。図書館総合展運営協力委員については、図書館総合展公式サイトにも掲載頂いていますので、ぜひご覧ください!


●図書館総合展大交流会2013

【主催】図書館総合展運営協力委員
【開催主旨】
 図書館総合展(2013年10月29日~10月31日)の開催にあたって、参加者同士の交流の機会を設けるべく、29日(火)の夜に 図書館総合展協力委員主催の交流会を開催いたします。
 図書館総合展の参加者や出展者などの関係者をはじめ、MALUIに代表されるような、博物館・美術館(Museum)、 文書館(Archives)、大学(University)、I(Industry)など幅広い分野の方、学生の方の参加も大歓迎です。
 図書館総合展には参加できない方も、交流会だけでも参加してみませんか?多くの方のご参加お待ちしております。

【日時】2013年10月29日(火)19:00-21:00
【場所】ラ・パウザ 馬車道店
【参加資格】ライブラリアンに限らず、どなたでも歓迎。図書館総合展に参加できていない方も、お気軽に!

【定員】100名
【参加費】3,000円(予定)
【お申し込み】2013年10月27日(日)17時までに、専用サイトから。


図書館総合展運営協力委員一同、皆さんのご参加をお待ちしています!
<実際のところ、私はまだ全然働けていなくて、ご存じしぶたんが一手に担って頑張ってくれているのですが・・・広報くらいは、しっかり頑張ります!

図書館業界の人気サイトとして知られる彼のブログでも、この図書館総合展大交流会2013の案内が掲載されていますので、ぜひご覧ください!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこが元気に、2ヶ月の誕生日を迎えたことは、前回お伝えしたとおりです。
毎月2日は、わが家にとってはちょっとしたお祝いです。きょーこが元気に育っていることが、本当に嬉しいです。


うそれいこ&きょーこ

ですが、その4日後の毎月6日は、れいことお別れした日。
れいこが星になってまもなく500日になりますが、どうしても気持ちが沈みます。妻は毎月6日に、れいこが大好きだった料理をつくってくれますが、少ししょっぱい味に感じてしまいます。

いくらきょーこが元気で育ってくれても、れいこはもういないという事実が、私たちの胸を締め付けます。
毎日毎日、胸がギュッと締められるような痛みを感じています。

せめて、れいこの分まできょーこには元気に育って欲しい、ただただ毎日それを願うばかりです。

2013-10-03

「本の歴史〜形態の移り変わりを概観する〜」に参加してきました

前回のエントリーの冒頭で、「楽天」じゃなくて「東北ゴールデンイーグルス」でええやん、と書きました。

そしてちょうどその数日後のニュースで、広島カープファンが急増している、との報道を見ました。
奇しくも、イーグルスと同じように地方で育まれ、愛されるカープ。地方球団で長年低迷した末、いつになく結果が出ているので注目されているようです。


実は私、カープは最も応援しているチームの一つです。
ファンが増えるのは嬉しいのですが、「強いから応援する」「勝っているから注目される」は、やはりスポーツの本質ではないような気もしますね。
本当のファンは、強いときも弱いときもずっとチームを愛し、声援を送るものでしょう。

勝った負けたから離れた、本当のスポーツ文化が日本に根付きますように。



●トモンケン兵庫支部さん開催「本の歴史〜形態の移り変わりを概観する〜」

2回連続で野球雑談から始まって、スミマセン。

9月30日(月)に、トモンケン(図書館問題研究会)兵庫支部さんが開催された「本の歴史〜形態の移り変わりを概観する〜」に参加してきました。関西図書館界のホープと名高い、神戸大学・小村愛美先生(笑)が講師とあって、平日の日中ではありましたが、休暇を取って駆け付けました。

以下、簡単にこの日の様子をレポートしましょう。


○今日一番、伝えたいこと

  • ライブラリアンとして、やはり本という媒体のことは知っておくべき。そしてその変化は、人々や社会の変遷でもある。
  • ライブラリアンは、得意分野を持つべし。人前で喋ることができる武器を持っておきたい。


○形態の変遷からみた、本の歴史

この日の講師・小村氏は、ご自身の本来業務に加えて、NPO法人「書物の歴史と保存修復に関する研究会」で継続的に研鑽を続けられています。この日のお話は、ここでの学びがもとになっているとのことでした。


パピルスや巻物から始まり、現代に至るまで、形態という側面から捉えた本の変遷に関するお話は、とても興味深いものでした。
「コデックス」「粘葉装」「線装本」などといった言葉を目にすると、図書館情報大学時代に「書誌学」の授業で、いろいろと習ったことを思い出します。

この日の小村氏のお話で最も印象的だったのは、本の形態の変遷を社会や人々の変化に照らして説明されたことです。

具体的な例を挙げれば、キリスト教の伝播に伴い冊子体が普及したこと、12世紀頃大学の設立に伴い民間の写本工房が広まったこと、グーテンベルクの活版印刷により宗教革命が大いに後押しされたこと、などです。

本の形態の変遷を社会・人々の変化と関連づけて話す、このような切り口でアプローチすることで、お話がより魅力的でイメージしやすいものになりました。こうした工夫が、お話をより活きたものにするのだと再認識することもできました。


ところで。
この日の講師・小村氏は、上記研究会で数年感に渡って勉強を続けられているそうです。
こうした一つのテーマに絞っての勉強をされていること、素晴らしいですね。こうして人前に立って話ができるということは、一ライブラリアンとしての価値が高まるということです。

私は特別な専門も経験もありませんが、こうした姿勢を見習って頑張っていきたいと思います。
小村さん、貴重なお話をありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこが生まれてから、昨日でちょうど2ヶ月でした。おかげ様でここまで、とても健やかに育っています。


2ヶ月の節目に体重を測ってみますと、何と6.6kg!
一ヶ月検診のときにも思いましたが、健やかを通り越して・・・まるまるきょーこでした。(笑)

私たちの願いは、ただただ子どもたちが元気に育ってくれることだけです。れいこねーちゃんの分までしっかり育てよ、きょーこ!